日本仕様のアウトフィット

全体イメージ

バービー人形やそのコスチュームを最初に製作したのが日本だったということは、日本のバービー・ファンにとってとても誇りに思えます。バービー人形が誕生したのが1959年で、戦後の高度成長期にパートの女性たちが丁寧に作ったお人形や衣装は、どれも素敵なものばかり。なかでも、その頃に日本のマーケット向けに販売された「日本仕様」と呼ばれるアウトフィットは、コレクターからも人気があります。USバージョンの生地違いだったり、日本人向けのちょっと子供っぽいデザインのものだったり、興味深いものがあります。
私の所有していたもので、これは「日本仕様」だと思うものを取り上げてみました。コレクター向けの書籍などに載っていないものについて、真偽のほどはわかりませんが、どれも昔のマテル社のタグが付いています。くわしい情報をお持ちの方はご連絡いただけるとうれしいです。

「Pak Sheaths」の別バージョン

シースドレス

1961年に販売された「Sheath Sensation(#986)」は、赤い無地の素材を使っていました。このアウトフィットは、ドット模様、花模様などいろいろな柄違いが作られ、着せ替え用に「On The Go」という名前でパック販売されたようです。私の所有しているシースは、青地に白の小花模様です。全部で何種類あるのかな~?

1960年の「Barbie Ponytail #3」に着せてみました。かなり大人っぽい雰囲気です。

「Garden Party」の別バージョン

ガーデン・パーティ

1962~1963年は「Garden Party(#931)」で白地にピンクのドットと花模様、1964年には「Garden Tea Party(#1606)」で赤地に花模様。同じパターンで作られていますが、私のワンピースはペイズリー模様で、素材もコットンではなくて合繊です。スカート部分に使われているレースも綿レースではなくて、ナイロンレースです。ウエスト部分の色あせたリボンは、オリジナルなのか付け替えたのか覚えていません。

1961年の「Bubblecut Barbie」に着せてみました。

フランシーのアウトフィット

チェックのブラウスとスカート

「FRANCIE 1965 Mattel」のタグが付いていますが、名前も年代もわかりません。私はフランシーを持っていなかったし、その存在さえ知らなかったので、バービーに着せて遊んでいました。ストローハットは、どの衣装に付いていたものかわかりませんが、この衣装に合っていると思います。バナナのような飾りが付いています。

1965年頃の「Francie bendable leg」に着せました。やっとフランシーに着せることができて、なんとなく安心しました。

シンプルなワンピース

シンプルなワンピース

1967年に日本のマーケットでは、「Twist & Turn Barbie」が「ツイスト バービー」という名前で販売されました。このワンピースの写真が、お人形に付属していたブックレットに載っています。後ろ身ごろと前身ごろの2枚を縫い合わせただけの、すごく簡単なワンピースです。

ブックレットと同じように、金髪のTwist & Turn Barbieに着せてみました。

ウールのミニワンピース

ウールのミニワンピース

1960年代後半に日本で販売されたワンピース。ブックレットには載っていないそうです。白い襟と白いカフスのせいか、清楚で日本的なお嬢様の雰囲気がします。このワンピースは日本のオークションで見つけました。

Talking Barbieが時代的に合うということで、モデルにしてみました。

ボーダーニットのワンピース

ボーダーニットのワンピース

1967年の日本向けツイスト・バービーが着ていたワンピース。帽子がとってもかわいくて、私のお気に入りでした。赤いショルダーバッグがコーディネイトされていたはずですが、紛失してしまいました。濃紺とピンクのボーダーがニットジャージで、濃紺のスカート部分はギャバジンのようです。ピンクのビニールベルト付き。

Hair Fair Barbieがこの衣装のオーナーだと思うのですが・・・。日本のマーケットは「何でもあり」のようなところがあったみたいなので、このお人形と衣装がセットで売られていてもおかしくないかも。