「寺子屋」
 

今週は子供達が楽しみにしている寺子屋のお泊り会です。毎月第2土曜日に地元のお寺で寺子屋は開かれています。宗派に関係なく小学生が集まり午前中をお寺ですごします。お寺というとついお葬式と結びついてしまいますが子供達は寺子屋を毎月楽しみにしています。一番は広い畳の部屋で遊べることでしょうか。他の檀家さんが見たら顔をしかめるような遊びを広い部屋いっぱい使ってやっています。下は畳、少々乱暴なことをしても痛くありません。お昼も楽しみです。遊んだあと皆で食べるお昼は格別です。去年実家で飼っていた犬が病気で死んだ時、子供達がお経をあげてくれ自然とこういう時はお経をあげたらいいと思える子供達に日頃の寺子屋の成果を見ました。私は仏壇を拝む習慣も無く思いもしませんでしたから。毎日隣の母に子供が新聞を持っていくのですが、よくおやつをもらってきます。そのために母が準備してくれているのかと思っていたら、母いわく毎朝仏壇になまなまして何か持たせないと帰らないと言うのです。仏さんの上がりものだったのです。新聞係の役得といえばそうですが・・。寺子屋を継続することはとてもエネルギーのいることですが、子供達が学校の先生や親でない大人に見てもらえありがたいです。地域の中で育つ子供は幸せです。沢山の大人に見守られています。今年のお泊り会はどうなるでしょうか?去年のたこ作りもよかったし,凧揚げも楽しかった。家や学校で見られない子供達の様子も楽しみです。その前に食事の時の挨拶を私が覚えなくちゃ。お寺でする食事はなんとなくありがたく感じるものです。合掌。

ゆのみ NO17 1月9日 

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