ハル:「新年一発目の放送です。ポルノグラフィティの皆さん、元気ですかーっ?」
アキ:「元気です」
ハル:「元気ですかーっ?」
アキ:「おうっ」
ハル:「……元気ですかーっ!?」
アキ:「おーっ!」
ハル:「はい、ギターの晴一です」
アキ:「えー、ボーカルの昭仁です」
タマ:「ベースのタマです」
賑やかな晴一の声にて始まりました、今年最初の限界ポルノラジオ。
えーと、冒頭の質問はというと……『ディズニーランドへ行っていちばんはしゃぐ
人は誰ですか?』でしたね。
昭仁は「晴一でしょう」と言ってます。確か晴一は「タマ」って答えてた気がする
けども。昭仁は未だにディズニーランド未体験だし、タマちゃんはタマちゃんで
一度だけ行ったけれど、並ぶのがうざくて、ずっとゲームセンターで遊んでたとか。
ハル:「あれよ。ファストパスよ、ファストパス」
タマ:「あ、そんなんあるんだ?」
アキ:「何それ?」
ファストパスの説明を晴一から受け、感心するふたり。あれは便利だよねぇ。
ハル:「あ、知らない? あっそう。ビッグサンダーマウンテンで写真撮られるって
知らない? ああ、そう」
わし何回行ったっけ、と呟く晴一。
ハル:「やっぱわしじゃ」
アキ:「だろうね」
ハル:「あのね、わし、あれじゃん? あの、別に渋谷の街歩きよったって、えっと、
なんともないけど、別に人が見るわけでもないけど、ディズニーランドって
基本的にみんな暇なんね。並んどることが多いけ。ならね、こっちぼけーっと
見よるのね。人を見よる率が高いのよ。で、わし1回行ったらさ、
まあ人気もんでさ。ま、あのね、ミッキーやミニーより人気もんかったら
言いすぎじゃけど、三匹の子豚よりはわしの方が人気もんじゃった」
アキ:「ああ、マジで? 相当だね、それは」
ハル:「わしが、わしはミッキーと撮りたいのに、わしと撮りたい人もおるし。
結局誰が撮るんな?いう」
晴一は「5、6回行ったことある、わし。正直」と申請してます。
タマ:「おまえ、名物おじさんみたいだな(笑)」
さて、話は変わり、お正月はやはり、きゅっと身がひきしまるような空気を
感じるね、という3人。
ハル:「(今年は)ポルノグラフィティ、どうしていこうか。一言で言うて」
悩んでいる昭仁くん。
ハル:「一言で言うて。何? 躍動?」
アキ:「躍動か」
ハル:「スピード&チャージ?」
おいおい、どっかで聞いたことあるよ、それ(笑)
アキ:「(笑)。野球12球団のフレーズの中に、必ずあるぞ、それは」
ハル:「何、何? 一言言うて」
アキ:「なんだろうねぇ」
タマ:「まだやるぞっていうことでしょ」
ハル:「ああ、いいねぇ」
アキ:「まあ、そりゃそうだな」
ハル:「ポルノグラフィティ、まだ、2002年もまだやるぞ」
アキ:「まだやるぞ、で」
ハル:「これをキャッチフレーズに」
タマ:「なんかポジティブなんかネガティブなんかわからんけど(^^;」
シンプルかつ、わかりやすくて良し(笑)
オープニングナンバーで 『アゲハ蝶』をかけた後、お知らせタイムなのですが……
ハル:「去年の最後の放送よりもさらに言うことがないです」
1月なのに……新年なのに……とタマちゃんが苦笑してます。
タマ:「言えんのよね。あるんじゃけど、そう、言えんのじゃけね、まだ」
アルバムの話とかね。
そこで、今の段階でニューアルバムがどんな感じなのかを「一言で言うて」と晴一。
アキ:「今回はね……躍動だね」
ハル:「躍動か。躍動っていうことで」
アキ:「うん、なんかでも、またほんまにまあ1枚1枚違った面をまた見てもらうかなと。
うん、なんかそういう、いい意味で力の抜けた感じだと思うんだけど。はい」
ハル:「ま、それはいつ出るかなんてまったく決まってないんですけど、
一応あんまり(他の)お知らせがないのでね、言うてみました」
3月上旬ぐらいには出ると嬉しいなと個人的には思います。いかがかしら?
タマ:「(今年)最初っていうことでね、あのー、なんか抱負を語った方が
いいんではないかという、こう、意見もあったりして。あのー、
抱負を少し語りたいと思うんですけど」
てなわけで、今日の『オレ、タマ』、まずはタマちゃんの今年の抱負から。
タマ:「去年もそうだけど、今年は、あの、もっと、どんなあれも楽しみながら
やりたいかなぁと思うんですよ。やっぱり、けど、そのー、ルールとか
規制とか絶対ある程度あるので、なかなかね、うん、その、100%自由に
とかは、それはもうどんな人だってね、どんな仕事してる人だって、どんな
生き方してる人も無理だろうけど、あの、より、あのー、なんのストレスもなく、
あのー、で、こう、楽しみながらやれたらいいかなと思うんですよ」
色々としんどいことも、楽しんでできたらいいんじゃないかなと思ってるそうです。
すごいなぁ、前向きだなぁ。
タマ:「後々考えたらね、そのしんどい頃ってすごい、やっぱりね、いい思い出
だったり、なんか、ああ、良かったなって思えることが多いので、うん、
どうせならはなから楽しめばいいじゃん、って。これ、けど、みんなにもね、
言えると思うんだよね。みんなもそうやってね、やっていってもらったらね、
こう、いいかなと、思うんですけど。はい。まあ、少し、あのー、押し付け
がましいかもしれないですけど、うん、そういうのがいいと思う、俺は。はい」
近頃のタマちゃんは、自分のこととみんなのことを同じ土俵に乗せて話すよね。
職業とか立場とか、そういうこと関係なしに、みんな同じでしょっていう。
そんなタマちゃんの言葉を聞いて力づけられてる人、きっとたくさんいるよね。
それでは今日もふつおた紹介です。
5歳の息子が言葉づかいが悪いので困っていますというお母さんからのお便り。
その子はタマちゃんファンだということで、ぜひタマちゃんから一言注意して
もらえないかというお願いです。
タマ:「あの、子供の頃ってやっぱり、俺もやっぱね、そうだった。すごいね、あのー、
言ってたと思う、今思うと。けどね、こればっかりはね、どうなんだろうねぇ。
やっぱりけど本人に、その、その子に? あのー、おんなじことを、それ以上
効果的ななんか傷つけることをね、言ってあげるとか。すればね、気付くと思う」
それってひとつ間違えるとトラウマになるんじゃないかしら(汗)
タマ:「俺もなんかね、そんな記憶がある。それがね、いちばん効くんじゃない?
やっぱ自分に置き換えられてね。逆に言われた時に、『うわ、俺こんな
ひどいこと言ってたんだ』とか。うん、やっぱそういうね、うーん、いち、
すごいひねりのないやり方だけど」
うーん、微妙に不安な解決案だなぁ(^^;
お母さんに例えば何かきついこと言われたら、ショックじゃないか、5歳の子じゃ?
続いては、コレクションについての話です。
タマちゃんは小さい頃や、もしくは今、何か集めていたものってありますか?との質問。
タマ:「これ、今でもいいんだよね? あのね、俺はもうほんとに、もう、
自分事で申し訳ないですけど、ほんと、『ゴルゴ13』」
タマちゃんタマちゃん、質問が質問なんだから、自分事しゃべったって
全然申し訳なくないんだってば(笑)
この間、新横浜駅の本屋に行ったら、『ゴルゴ13』全巻そろってますという貼り紙が
してあって、タマちゃんは持ってない巻をかたっぱしから積み上げていったらしい。
が、よく考えると、これから地方へ仕事へ行く身。
タマ:「これは持って帰れん思うて諦めたんじゃけど。4冊ぐらいに留めたんじゃけど。
あのね、幸せだったね、ほんまに」
いつか全巻集めようと思ってるらしいです。
今度はオフの時にでも車で行った方がいいよ、タマちゃん(笑)
1月7日はなんの日ですか?という、唐突な晴一の質問です。
タマ:「普通に言っちゃっていいのかな」
ハル:「普通に言っちゃって下さい」
タマ:「もう、七草粥を食べる日」
七草粥って食べたことないなぁ(笑)
ハル:「なんで食べるか知ってますか?」
アキ:「知らーん」
タマ:「わからん」
ハル:「健康のためです」
タマ:「え、ほんまに? ほんまに?(^^;」
アキ:「え、無病息災みたいな意味なんじゃ」
ハル:「ま、そういうことですね、多分ね」
タマ:「やっぱり草はいいんだ、身体に?」
ハル:「私もあんまりよくわかんないんですね、これね」
七草をずらずらっと並べあげる晴一。
アキ:「どれも食ったことないぞ」
多分食べたことはあるかもしれないけど、そうと意識して食べたことはないと
言ってます。うん、ないね。
まあ、つまるところ、この時間は七草にまつわる『明けちゃっておめでとう
スペシャル企画』に挑戦らしい。
あるテーマから連想するものを七つ述べるというゲーム……って、それって
全然七草にまつわってないじゃん(^^;
ちなみにNGワードがあるそうです。
最初は「楽勝楽勝」と言ってたタマちゃん、「NGワードがあるんだ」と一転不安そう。
ハル:「もちろんNGワードを言った場合は……アンド、七つ連想できなかった場合は
恒例の青汁が登場。新年一発目の放送ということで、青汁を飲まされる
めでたい人は誰なんでしょうか」
青汁好きだねぇ、この番組。罰ゲームったら青汁だもんね。
じゃんけんで順番を決めたところ、昭仁、晴一、タマちゃんの順となりました。
次に、テーマを決めるために昭仁がカードを引きます。
『サザンが夏に出しそうなシングルCDのカッコいい曲のタイトル』
まあ、海系かしらね、やっぱり。
アキ:「ヒリヒリ太陽」
ハル:「波間にボイン」
タマ:「ロック in 湘南」
昭仁と晴一には即座に出た「ぴんぽん♪」の音が、タマちゃんの時だけ
しばらく鳴りませんでした。でも、「ぴんぽん♪」。
タマ:「うわぁ、すっげぇ悩まれた今。怖かったよ〜」
これで3つだから、あと4つ。
アキ:「灼熱の……灼熱の……灼熱の、ジョニー」
あら、「ブー」が出ました。NGワードじゃなくて、単にダメだったらしいです。
もしも「マーメイド」だったらNGワードだったんだって。
じゃ、次のテーマに移行です。晴一くん、カードを引いて下さい。
『あったら思わず借りてしまいそうなアダルトビデオのタイトル』
いいねぇ、新年一発目からこういうテーマ(笑)
ハル:「盗撮!Tシャツの、この、袖のとこからちょっとちら見できるブラの線」
なんだかフェチっぽいビデオだなぁ。
タマ:「それ、そんなビデオ見たくない、俺(^^;」
ハル:「なかなかそういうチラリズムがええじゃん」
なんかこのテーマ、3人の好みが浮き彫りになりそうだね。
タマ:「巨乳!だけどスタイルはいい」
よくだまされることがあるけ、とタマちゃんは申しております。
アキ:「特撮! 特撮じゃないわ。特撮じゃ困るわ。盗撮!団地妻がセールスマンと」
ちょっと待って昭仁〜 (爆笑)
ある意味めちゃめちゃベタだよぅ、それは。AVってよりも日活ロマンポルノっぽい(笑)
あーあ、「ブー」が出ました。どうやら「団地妻」がNGワードだった模様。
アキ:「すごいベタなとこがNGワードだねぇ」
っていうか、その「すごいベタ」なのを言ったのがアナタです。
ハル:「そのベタを言うちゃいけんのがNGワードじゃん」
アキ:「あ、そうかぁ」
タマ:「新しいのをつくっていかにゃ」
またもや新しいテーマに移行です。タマちゃんが引いたカードは……
『他のメンバーふたりのいいところ(好きなところ)』
それぞれ隣にいる人のを言おうということで、まずはタマちゃんから。
タマ:「昭仁のいいところ。あんまり、弱んない。弱らない、とこ」
笑う昭仁。
タマ:「なんでぇ!? これ大事じゃんか、おまえ」
アキ:「いやいや、大切よね。色んなとこにひっかけて、面白いなぁと思うて」
自分で色々と思うとこがあったのかしら。
アキ:「じゃあ、晴一のいいところ。えー、今は財布をいくらでもぶらさげとけます」
なんのこっちゃ?と思ったら、ウォレットチェーンがいっぱいついてるんだって。
でもこれで「ぴんぽん♪」なあたりがすごいよな。
ハル:「じゃあ、タマのいいところ。明らかに筋肉でも腕相撲でもマネージャーに
負けてるのに、負けてないと言い張るその……その負けん気根性」
「負けたね」とタマちゃん笑ってます。
タマ:「じゃ、昭仁のいいところ。やっぱこう、MCもいっつもこう、やっぱりまわって
自分がやらにゃいけんという、そのね、ちゃんとやってるところ」
アキ:「(^^;)。それ、どういう……責任感があるってこと?」
タマ:「責任感が」
アキ:「ああ、ありがとうございます。えー、じゃあ晴一のいいところは……えー、
ガーディアンエンジェル以上に夜の街を守っている。パトロールしている」
彼が夜の街に繰り出してるのは、あれ、パトロールなんすか? 知らなかったなぁ。
ハル:「去年は去年でサンタさん守らんといけんしじゃの、おまえ。
年が明けたら明けたで獅子舞に襲われんかのぅ思うて」
アキ:「あの時期は大変じゃったね」
ハル:「じゃあ、えーと……タマのいいとこ。ファッションは……ファッションはものすごい
こう、何? 人でなしなロックンローラーな感じなのに、ちゃんとツアー先での
体調を考えて、すぐホテルに帰ってあったかくして寝るところ」
タマ:「まあね。まあね(笑)。……ラスト俺? ラスト?」
アキ:「ラスト」
タマ:「また昭仁かぁ。じゃあね、うーんとね、うーんと……眼鏡が多いところ」
なんじゃ、それ。
晴一、爆笑。
あらま、「ブー」という非情な音がしてます。
タマ:「なんでぇ !?」
いや、だってねぇ。それって「よいところ」というテーマとは完璧にずれてるし。
ハル:「よぅ持っとるよのぅ、昭仁のぅ。今、あれじゃろ。大和龍門さんじゃろ」
アキ:「そうだねぇ。大和龍門風じゃねぇ」
「なんでダメなん〜」ってタマちゃんは不服そうだけど、しょうがありません。
ハル:「はい。ということで……青汁が入ってきました」
タマ:「俺なの !? なんで !?」
ハル:「最後に負けた奴が」
と言いつつも、昭仁が2回、タマちゃんが1回の負けということで、
昭仁が2杯、タマちゃんが1杯ずつ飲むことになったみたいです。
アキ:「2杯は一気に飲めんけ、あの、1杯はタナセに飲んでもらおう」
青汁飲んで、「ザリガニみたいな味がするのぅ、これ」と言う昭仁。どういう味じゃ。
「ええ顔しとるわぁ」という昭仁のセリフや、「遠く行っとる、遠く」という晴一の
セリフは、多分タマちゃんの顔を見てのことだと思われます。
タマ:「やっぱりこの番組、青汁なんじゃ」
ハル:「そりゃあ明けても暮れても、青汁じゃん」
この辺が相変わらず「限界」ポルノラジオって感じかしらね。
ハル:「はい、新藤です」
たまに意表をつく入り方するよなぁ、彼は。
『お言葉ですが』は早速リスナーからのメールを紹介。
『ヴォイス』の歌詞の中で、「君に触れる以上大切な事を思いつかない」の
「以上」はどの部分にかかっているのかという質問です。
つまり、「君に触れるために大切なこと」を思いつかないのか、「君に触れること
よりも大切なこと」を思いつかないのか。
ああ、私は今の今までずっと、ごく自然に後者の意味だと思ってたな。
「君に触れることよりも大切なことがこの世にあるなんて他に思いつかないよ」っていう。
ハル:「これに、あのー、答える気はまったくないんですけれども」
そうでしょうね、晴一の詞に対する考え方からして。その方がいいんだろうし。
ハル:「わしが何故これを紹介したかというと、ま、そんな風に言葉としても
えーと、前提として歌詞はメロに入ってないと歌詞とは言えないので、
えーと、読みもんとして良かっても、メロディにのって悪けりゃ、それは
歌詞としては良くないという考え方が元なんだけれども、言葉としてもこう
読んでくれると……読んでくれてる姿勢が嬉しいので、紹介してみました」
では2通目。
学校での漢字テストで、「肌寒い」をなんと読むかという問題が出て、ためらわずに
「はだざむい」と解答したのだけれど、先生が言うには、国語辞典には「はださむい」と
なってるので「はだざむい」は間違いだとされたという話です。
へぇー、知らんかった。辞書には「はださむい」って載ってるんだ?
普段言う時って「はだざむい」って言うよね、確かに。
このリスナーさん、どうしても納得できないそうな。まあ気持ちはわかるね。
ハル:「そのー、うん、泣かしてやれ。これ、国語の先生やろ? ……ま、国語の
先生かぁ。そっか、国語の先生か。これ難しいの。国語の先生じゃなかったら
泣かしてやりなさい。ただ国語の先生としては、正しい日本語を……これは
その、深い意味とか、あの、あれで? 揚げ足をとるような考え方しちゃ
いけんで? 正しい日本語を教えるのが国語の先生だという言い方をすれば
……ああ、そうか。わしはこれを読んだ時に泣かしてやりなさいって言おうと
思うたんじゃけど、国語の先生は正しい日本語を教えるという意味で言えば、
その基準が何かにおかんといけん。それを国語辞典だとしたら、その先生は
間違ってないし」
テストに○か×かをつける立場でいうならば、このリスナーさんやクラスのみんなに
同情するところあるけれども、と言う晴一。
でも、正しい日本語というのは実際にあるし、基準を何かに置かなければならないし、
どこに置くかといえばやはり国語辞典に置くわけで……
ハル:「で……そうか。誰が悪いんじゃろうのぅ。これ、誰が悪いんじゃろうの。
その正しい日本語は国語辞典に置くしかないけの。じゃ、国語辞典会社に
怒ろう。いや、それも違うの。ごめん、わしが悪かった」
こらこら、その結論で締めるんかいっ?(^^;
『オトヒト』コーナー、新年一発目は何するのかなぁ。
このコーナー、その日によって中身が違うからね。
アキ:「まあまあ、あのー、このコーナーをやることになって、なかなかちょっと
色々、ま、考えなければいけないといった意味で、ちょっと打楽器のね、
ことをね、調べてみたり、なんかでもおかげさまで、そういう意味では
なんか色んなことに興味が持てて、このコーナーをやってる、えー、意味が
すごくあるなと、思うんです」
今年もリスナーのみんなへ色々と音楽のことをしゃべれるように、僕も頑張って
いきたいという昭仁。
本日はリスナーからのメール等を紹介の由。
まだポルノグラフィティのライヴを見に行ったことがないという子からのお便りです。
テレビでAAAのライヴ風景を見たところ、テレビ番組での昭仁とライヴでの昭仁が
かなり違ったということで、やはりそれぞれの時のテンションは違うのですか?と
いう質問。
アキ:「あのー、これはねぇ、正直言ってですね、なかなか難しいものでですね、
ライヴというものはね、やっぱりこう何千人が目の前にいたり、えー、
その自分の目の前の空間にその何人も人がおるわけよね。えー、じゃ、
やっぱりね、こうやっぱ、自分の歌を届けやすかったりね、えー、自分たちが
出す音を届けやすかったりね、やっぱどうしてもするんよね」
もしも僕らを撮ってくれるテレビのカメラマンの人がわしらの大ファンで、撮影しながら
にこにこ乗ってくれたんなら、もっとできるのかもしれないけどと言ってます(^^;
アキ:「ま、気持ち的には、やっぱりテレビに出とる時も、ライヴ皆さんの前で
やっとる時も同じようにね、こうテンションでできればいいなというのは
ひとつの目標なんじゃけど。なかなかね、これが難しくてね」
でも昭仁がいつでもライヴのテンションで歌うとしたら……果たして体力もつかしら。
次のお便りは、学校の授業で、ホーミーという、声を二重に出せるモンゴル民族の
ビデオを見ましたというもの。
低い声と金属的な音を同時に出す歌い方なんだって。
ホーミーをどんな風に説明したらいいのか昭仁は困ってます。
アキ:「なんかね、お坊さんの念仏があるじゃん。あれもそれに近いもんがあると
思うんだけども、あれよりももっと不思議な感じのする、えー、こう、
声なんですけども」
昭仁も一時、本気でこれを練習しようと思ったことがあるそうです。
アキ:「昔バイト先のね、あのー、バイト先に色々旅を、世界中旅をしてくる、
してきた奴がいて、それでちょっと自分はモンゴルでホーミーを
習ってきたって奴にね、教えてもらってたりもしたんですけども、
なかなか難しい。うん、これ喉にもね、負担も多分かかるはずじゃし、
これ、でも慣れてくると多分負担なしでできたりするんよね」
今の邦楽の中でホーミーで歌ってる人って見たことないから、
「俺やってみようかねぇ、これねぇ」と昭仁、再び乗り気になってます。
アキ:「挑戦してみようか?(^^;)。えー、どんな歌になって、これ、これ誰?って
ずっと言われてしまうかもしれんけど。ポルノグラフィティってわからんかも
しれんけども。これなかなかね、面白い、ひとつの、えー、興味のあること
だったりしますね、ホーミーっていうのはね」
でも習得するのに喉に負担がかかるならば、長い休みの時じゃなきゃ無理だねぇ。
エンディングでは、「今夜の放送の感想を一言で言うてくれ」と、またもや晴一が
「一言」を要求しております。
アキ:「あ〜」
ハル:「スピード&チャージか」
アキ:「新年、やっぱあれじゃな。新年ていうものはでもこう、気がひきしまるようで
あれじゃな。あのー、気もいっこ、ひとつ大きくなっとる部分もあるな、ある意味」
ハル:「もう新しい自分だぞってことでね」
アキ:「そうかもしれん。区切りがあったけね、いっこ」
ハル:「なるほどね。タマちゃん、あの、お年玉はあげましたか?」
タマ:「全然あげてない」
ハル:「全然?」
タマ:「だってそんな身近に子供なんかおらんもん」
ハル:「そんなん送りゃええじゃんか。郵便、郵便書留しゃあええじゃないか」
わざわざそこまでしてやらんでもええよ(笑)
タマ:「おまえらに子供おったらあげるよ」
アキ:「ああ、俺らにね。……うっそ?」
タマ:「あげるよ」
アキ:「なんぼずつくれる? 俺らに将来子供ができたら」
タマ:「二千円ずつ」
アキ:「二千円ずつ?」
ハル:「少な! 少な!」
タマ:「(笑)。うるさい、子供はそのぐらいなんよ。子供は二千円でええんよ(笑)」
それでも、「少なー」「もっとくれぇや」という二人に対してタマちゃんは、
「いい、二千円で。多いぐらいだ」と言ってます。うん、タマちゃんが正しいわ(笑)
そしてやっぱり今日も基本的には晴一が進行役をして、最初と最後の挨拶も
「ギターの晴一」からはじまったにも関わらず、番組最後の締めは昭仁の
「また来週、さようなら!」だったりするのね(^^;
着物がいちばん似合う人は誰ですか?
ハル:「せーの、昭仁」
タマ:「晴一」
答えがいっこ足んない……
ハル:「ポルノグラフィティの左側です」
タマ:「えっと、じゃあ、下手側、右手。タマです」
ハル:「晴一でっす(笑)。えっとね、着物似合うの。もうおらん奴にしときゃ
ええじゃん、もう」
タマ:「ああ、そうか(^^;」
なんだかラジオの音質が変ですね。ツアー中だけにこれはまた地方出しかなと
思ったら、やっぱりそうみたい。この収録は1月8日、福岡サンパレスの楽屋にて、
リハーサル前に行われているそうです。
ハル:「昭仁がまあ、この後歌うということで、喉のケアのために喉医者に
かかってます。ま、ケアだけどね」
タマ:「まあ、大事をとってね。別にその、調子が悪いとかそういうんじゃなくて」
ハル:「そりゃあ調子が悪いっつったら、あれで?
昨日よう飲みよったわしの方が調子悪いで?」
タマ:「ああ、そうか(^^;」
ハル:「調子悪さで言えば負けんで? ま、あいつの場合は喉じゃけ、
ま、しょうがないね」
変なとこで争わんように。
では着物の話をちょっとしましょう。
わしが着物を着たら、髪型はともかく、「普通の若旦那」になってしまうという晴一。
タマ:「いや、けど短髪の方が似合うじゃん」
そっかな。結構タマちゃん似合うと思うけどなぁ、着物。
晴一は昭仁の着物姿を想像するに、成人式に着物着て日本酒持って
暴れる奴のようなイメージなんだってさ。おいおい(^^;
ハル:「それ、すごいそういうイメージがね。あいつにはね、あるんだよね。
あの似合わなさ加減がね」
タマ:「大学生レベルってことか(笑)」
いない人って言われたい放題だなぁ。
そういえばこの放送日って1月14日。成人式ですね。
そこで自分たちの成人式を振り返るふたり。
ハル:「なんか、あれ、成人式、タマ帰ったん?」
タマ:「俺は、行かなかったよね。知っとるくせに」
いいなぁ、タマちゃん、その素な一言。そりゃ晴一は知ってるだろうけどさ(笑)
ハル:「え?(笑)。おまえ、ラ、ラジオ的な会話じゃないか、これが」
晴一は成人式に因島へ帰り、友達と遊んだりしたそうな。
ハル:「次の次の日ぐらいに、あの、大阪帰ろうと思いよったら、あれで。あのー、
『じゃあ帰るわ』って親に言うたら、昼頃起きてね。帰るわ言うたら、『あんた
どこに帰るんね?』って言われて。『テレビ見てみな』言うたら阪神大震災で」
ああ……そうか。そうだ。うちらが成人式をした2日後だ、あの地震があったの。
タマ:「俺ら、大阪でもすごかったもんね。あの、すごかったよ。
新藤の、その、ギターがもう、ばばーんと倒れとって」
大阪ならそうだろうね。
しかし新藤さんちの親御さんも結構のんびりしとるね。「ちょっと、今朝方大阪の方で
すごい地震があったけど、あんたどうするの?」とかって叩き起こさんもんかしら(^^;
ハル:「ということで、まあ、えーと、今日大人になる皆さんも……大人になった、か。
なった皆さんも、大人としての自覚を持ち……」
タマ:「かたいよ(笑)」
ハル:「(笑)。やっていってほしいと思います」
進行役となると、やっぱ少しは真面目なまとめ方もしなきゃね〜。
『サウダージ』をオンエアした後、お知らせタイムとなりましたが、
やはりツアー中はこれといってお知らせがなし。
ハル:「なんか、なんか……そろそろアルバムとかの話もしていく?
まあ、まだ全然リリースとかいう日とかは全然決まってないんだけど」
曲数はあらかた出揃ったので、後は加工をしていく作業だそうです。
タマ:「もうね、ほぼビジョンはもう見えてます」
ハル:「おお〜」
タマ:「これ、いいでしょ」
ハル:「いい感じ。じゃあ早う出せっていう話なんじゃけど」
タマ:「いやいやいや(^^;」
なかなかそうはいかんね。
まだ色々と作業は残っているし、晴一曰く、「ソニーのこう、色んなタイミングって
いうのがあるけね」とのことです(笑)
タマ:「ポルノグラフィティのベースのタマです! この時間はリスナーの皆さんから
届いたふつおたを紹介する『オレ、タマ』のコーナーだよ」
なんじゃ、タマちゃん、その妙なテンションは???
背後で笑う晴一の声が聴こえます。っていうか、自分でも笑ってるし、タマちゃん。
タマ:「あのね、先ほども言ったように、まあ、ツアー中なんですけど、今回はね、
別にアルバム出してやるツアーじゃないけ、なんかね、幅が広いけね、
すごい、そりゃあまだね、なんかね、楽しい。ま、こんな感じで」
なんか後ろで椅子か何かがずれるような音がしてます。足が床にこすれてる感じの。
ジャパンツアーの時もそうだったけど、こういう背後の音が入ったり、音の響き方が
違ったりする、そういうのが『限ポル』の地方出しって雰囲気だなぁ。
『地元でのライヴには家族の方や友達も来たりするんですか?
親とかにライヴ模様を見られるのは授業参観みたいで嫌なものですか?』
タマ:「あのー、ライヴ後がしんどいね。あのー、ライヴ自体見てもらう、もう見てもらう
だけだったらね、全然いいんだけどね、その後にね、なんだろうね……もう、
親もね、ライヴ見てテンションあがっとんかしらんけど、もう、寝ないのよ、
なかなか(^^;)。ほんまね、おかげで夜もライヴなのよ、こっちは」
広島は正直疲れたね、というタマちゃん。
で、事務所の方がタマちゃんのご両親のために帰りのタクシーを手配して
くれたらしいのですが……
タマ:「『いや、広島で遊んで帰る』とか言うて、子供みたいに。もうね、とにかく
テンションあがっててね、ライヴ自体は見るのはええ、ええけど、その後がね、
あのー、ちょっとうっとうしいですね。テンションがあがってるということで」
後ろでくすくす笑ってる声が聞こえます。
晴一がその時のことを思い出したりしてるのかしら。
『私は部活の部長をしているのですが、女の子は表向き仲がよさそうでも
腹ん中ではどう思ってるかわからないし、部をまとめるのが難しいです』
タマ:「これね、あえてこれをね、この、なんていうんだろ。難しいのを選んだんだけど、
あれみたい、これ。NHKの……なんだっけ?」
ハル:「シャベリバ」
タマ:「シャベリバ(笑)。これ、答え出んのよね、結局こういうのって大体」
タマちゃんが言うには、目的意識がみんなはっきりしていればね、とのこと。
タマ:「例えば俺だったら、絶対バンドは、バンドでええ音出さにゃいけんけ、
それぞれが責任持ってやらにゃいけんみたいな、なんかね、そういう
目的意識がね、あればね、いいんじゃないかなって思うね(^^;」
中学校の部活って(このリスナーさんは14歳)、どこかに絶対入部しなきゃ
いけなかったりするからね。
みんながみんな情熱を持って部活に打ち込んでるとは言い難いから難しいよなぁ。
ふたりでもやります、『空想科学少年』コーナー。
ハル:「今日は、えーと、楽屋からお送りしているので、えーと、いつもヘッドホンで
聴いている音楽がなくて、どうテンション……やっていいかさっぱりわからん」
ああ、そうか。SEもBGMも何もなくて、ただふたりでしゃべっているだけじゃ、
どうテンションあげていいかわからないよね。
ハル:「ここの楽屋は、まあ静かだね」
タマ:「まあね(^^;)。こう、まったりとしてしまう」
ひとつめのお題は『未来の法律』です。
ハル:「未来の法律。えーと……はい」
タマ:「早いね、君は」
ハル:「私、僕いきます」
法律はルールであって、いいか悪いかじゃない。細かい法律がいっぱいあるけど、
それがあることによって、物事がすべて潤滑に進むわけよ、という晴一。
ハル:「そういう細かいのも含めて、えーと、親戚専用、サインは1枚まで」
タマ:「(笑)。それは……」
ハル:「ひとり1枚まで」
タマ:「ありがたいね(笑)。あと、写真を、どうせなら、あのー、
顔を10センチでこう、写真を撮らん、撮らないように」
ハル:「1メートル以上離れてくれ。そういう法律がね、できると、
こういう田舎出身のロックバンドにはね、ありがたい法律になるかなと」
タマ:「それいいね」
ハル:「まあ、今年早々にもつくってほしいんじゃけどね、そういう法律ね」
タマ:「素晴らしい」
ハル:「よっしゃ」
ある意味めちゃめちゃ切実だな、それ。
しかし顔を10センチの距離から撮ってどうするんでしょ。
では次はタマちゃんが考える、「これもう、常日頃思いよった、これ」という未来の法律。
タマ:「あの、冬は、あの、秋からこう、冬明けるぐらいにかけては、
俺、あの……なんていうんだろ。冷たいコーヒーは出すな」
ハル:「わからん言うわ(笑)。絶対。わしはわかるけど」
タマちゃん、寒い時期はホットコーヒーじゃないと飲めないんですって。
冷たいのが飲めないわけじゃないけど、しんどいというか、あまり好きじゃないらしい。
タマ:「なのに、その、こうなんか(マネージャーがそれを)忘れとんか知らんけど、
冷たいのを来るのよ」
ハル:「ああ。それは法律で罰してもらおうと」
タマ:「それはね、もう、どうせなら法律にしてほしいね。
こう、自分事で申し訳ないですけど」
それはタマちゃん専用の法律にしてほしいです。
だって、それが全国民用の法律になっちゃったら、私みたいに猫舌の人は困るわ(汗)
ふたつめのお題は、『未来の空から降ってくるもの』。
『未来には、雨や雪だけではなく、便利なものやスリルのあるものが降ると思います』と
いうこのお題をくれたリスナーさんの言葉に、「思うかぁ?」と疑問を呈する晴一。
しかしタマちゃんはこのお題にも「常日頃思いよった」というアイディアがあるみたい。
タマ:「あのね、今、レコーディングをずっとしてて、でね、音でね……その、
ぽんぽーんぽぽん、ぽんぽーんぽぽん、って、こう気持ちいい音があるのよ」
ハル:「ああ、そういう曲あるね」
タマ:「そうそう。俺はそれを聴くと、空から、丸い……なんか柔らかい、
こう、なんかおいしそうな……やつが落ちて(笑)」
ハル:「それ形容、形容詞がいっぱいあるけど、それが何かが」
タマ:「なんかね、こう丸いね、おいしそうなのが落ちてくる感じがするのよ」
聴きたい。その音がどんなんか早く聴きたい(笑)
タマ:「なんじゃろうのぅ。飴ちゃんみたいな」
ハル:「飴ちゃんみたいな(笑)」
タマ:「そうそうそう」
ハル:「LIKE A 飴ちゃん、ね」
なんでわざわざ英語にするんだい。
タマ:「で、こう、俺が上、空を見て口をあーんって開けとって、それ食べるん」
ハル:「な、なんの話してるんだ?(笑)。おまえはなんの話がしてんだ?」
タマ:「(笑)。空から降ってくる、おい、いいものよ、おいしいものよ、おまえ」
降ってきたらえかろうが、というタマちゃん。そりゃいいけどもー。
タマ:「そういうのはみんな喜、子供も喜ぶじゃん」
ハル:「まあね」
タマ:「ほら見てみぃ、ええじゃん」
タマちゃん、何気に自慢げ。
タマ:「夢よ、おまえ、夢よ」
レコーディングしながらそういうこと考えてたりするんだねぇ(笑)
じゃあ晴一が考える『空から降ってくるもの』は?
ハル:「空から降ってくるものね、うーん……星」
タマ:「……痛いじゃん、そんなもの(^^;)。星なんか落ちてきたら」
ハル:「そんなの(^^;)、そんな、岩、岩状の星じゃない。違うよ」
もうちょっとロマンチックな感じですって。
ハル:「あのー、夢がないね。最近。暗いじゃん、世の中」
タマ:「暗いね(^^;」
ハル:「暗いよね。ならこう、星が降ってきたら、いいじゃん」
タマ:「いいよ(^^;」
タマちゃん、苦笑してばっかりです。
クリスマスに星が降ってくるとかいう曲をつくったら、ラジオでいっぱいかかると
晴一は言ってます。さっきの君のセリフじゃないが、一体なんの話をしとんじゃ。
ハル:「『雨は夜更け過ぎに、星に変わるだろう』。カッコ……カッコいいっ!」
手を叩いて自画自賛してます。
タマ:「なんかもうおまえ、策略的だのぅ(笑)。いや、けどわしも思いよった、
そういえば前。昔」
ハル:「何? 星が降ってくるって?」
タマ:「クリスマスプレゼントに、星が欲しいと思いよって」
ハル:「……カッコいい……」
タマ:「いやいやいやいや(^^;)。いやいや、ほんまに」
ハル:「カッコいい……」
タマ:「欲しいものある?って言われて、なんでも買うちゃるって言うけ」
ハル:「それはサンタさんに頼んだの?」
タマ:「母ちゃんに」
ハル:「母ちゃん(笑)。母ちゃんは美容師じゃけ、星はちょっと取ってこれんよのぅ」
タマ:「無理か、取ってこれんか(笑)」
めんこいねぇ、タマちゃん。
なんでも買ってやるって言われても、さすがに「星」って言ったことはないや。
ハル:「それでは、ここで1曲聴いていただきたいと思うんですけれども、えーと、
まあ、ロマンチックなふたりが。ポルノグラフィティの右と左が、
あのー、お送りしている……」
タマ:「そういう言い方するなよ(笑)」
ハル:「(笑)。お送りしている限界ポルノラジオということで」
曲は『ロマンチスト・エゴイスト』でした。
じゃあ、昭仁はなんだろうね? 「ポルノグラフィティの真ん中」かしら、やっぱり。
『今週のボヤッキー』、久しぶりなので10連発でいくそうです。
『先日自宅でセーターを洗濯していたら縮んだ。着てみたらへそ出しルック。
今年の冬も冷えるぜベイベ』
思わずタマちゃんが「古……」と呟いてます。
『お願いします。発泡酒の増税は永遠に先送りして下さい。
私のささやかな楽しみを奪わないで』
タマ:「ええじゃん、普通にビール買やぁ(笑)」
ハル:「いやいやいや、発泡酒はその、安いけええんで?」
タマ:「ああ、そう」
『エレベーターに乗って押したらつかなかった。他の人が押したらついたから私の
押し方が悪いんだと思った。今度は閉まるボタンを押したが閉まらない。みんなの
視線が私に集まりつらかった。私の指にはなんかオーラがあるのだろうか?』
ハル:「ボタンが壊れとるんじゃないか?」
いや、だって他の人が押したら動くんだし。
『昨日の朝、学校の窓ガラスが割られた。警察沙汰になったそうだ。
学校はひどいありさまだった』
ハル:「つっこみようがないじゃんか、こんなん(^^;」
『栄養ドリンクが大量万引きされた。犯人はめっちゃ逃げ足が速かった。元気あんじゃん』
タマ:「(笑)。これ、うまいね」
ハル:「うまいね(笑)」
『2リットルボトルに直接口をつけてウーロン茶を飲んでいたら、
すさまじく気管に入り、溺れたような感覚が起こりました』
ハル:「これ、溺れることあるんじゃろうの、でものぅ。ウーロン茶で溺れたら嫌よのぅ?」
タマ:「可愛いけどね、見ていて(^^;」
『夢で誰かに殴られた。頭にきたから思いっきり殴り返そうとしたんだけど、当たる
寸前で目が覚めた。私の裏拳は壁に当たった。あ痛っ。これも夢だったら良かったのに』
夢の中で人殴っても絶対に殴れんよね、という晴一。
そう、普通夢の中では勝てんもんです。大抵は人を追いかけても追いかけても
追っつけないし、逃げても逃げても逃げ切れないし。
しかし昭仁は違うらしい。
ハル:「あいつは夢の中では最強じゃけ」
ほほう。ある意味すごい精神力の持ち主じゃね。
『ハマっ子なのに横浜で迷う。どうにかしてくれ』
ハル:「頑張れや」
『いやーん、北海道まで電波届いてないの? 待ちに待った月曜日なのに。悲しい。
ファックスだけ取り寄せて見つめるだけです。ああ、聴きたい』
ハル:「インターネット放送しとんのにね」
タマ:「ああ、ほんまよ」
ハル:「しとんのにね。bayfm.co.jp。んで、『限界ポルノラジオ』をクリックすると……
聴けるのにね。まあ、やってみて」
インターネットできる環境じゃなきゃ無理だけどね。
しかし、晴一ってばさっきから鼻水すすってますね。風邪でしょうか。
そういえばくしゃみもしてたな……
『ロックバンドのボーカルって歌いながら股間さわる人多いよね。あれってなんで?』
ハル:「ようね、でも、こういう疑問ってあるよね。うちの……わし、高、中学校の頃、
あのー、X大好きでさ。紅白見よったんね。家族と。そしたら(親が)、『この人は
こういうカッコせんと歌えんのね?』。いや。ま、別に髪立ててなくても指は動く、
ギターは弾けるじゃろうけど、そこを言うな、と。そこを言うなと」
タマ:「(笑)。エンターテイメントじゃけね」
ハル:「そう、そこを言うなと。そう、そういう。まあ、ロックバンドの表現の
ひとつなんじゃないの? ロックバンドのボーカルの」
タマ:「そう。ま、自由ということだね」
ハル:「ま、タマはベースの後ろでいっつもさわるけどの」
タマ:「(笑)」
ハル:「見えんだけで」
タマ:「そうそうそうそう(^^;」
ハル:「ちろちろちろちろね」
タマ:「地味にか(笑)。ちろちろ言うな、おまえ。カッコ悪い(^^;」
否定しないタマちゃんがいいな(笑)
『お言葉ですが』のコーナーも、やはりやっている本人にはBGMも何もありません。
聴いているうちらには当然後で重ねたものが聴こえてるけどね。
ハル:「もう何回も言うけど、あのー、BGMがないとね。やっぱりこう、言葉とか、
まあこの雰囲気っていうの、やっぱりそのBGMによって左右されるとこ
あるけ、このコーナーがいっつもどう、ま、最初の、『ひよ〜ん、かんっ』って
いうのはまあ、その、SEとしてあるとしても、例えばここでメタリカかかっとったら、
絶対にテンション変わるじゃろうね」
タマちゃんが後ろで言うには、「バカヤローっ!」的な『お言葉ですが』になるだろうと。
それにしてもあのSE、晴一的に表すと「ひよ〜ん、かんっ」なんだね。
『私は言葉の種類が少ないんです。どう勉強したらいいのでしょう?』
そりゃ常日頃から本を読むに限る。……と、私は思う。
晴一も中学生の頃に本をすごく読んでいて、言葉をどんどん知っていく自分が
嬉しかったと言ってます。ただ、おかげで書き言葉や普段のしゃべり方においても
そういったとこで覚えた普段使わないような表現をしてしまって、人に伝わらなかったり
したということです。
でも、多分、自分が知ってる単語の数と、このリスナーさんの知ってる
単語の数なんて、そんなに変わらんで?と晴一。
ハル:「もしわしの方が(知ってる単語の数が)多いとした、したとしても……
したとしても、100対95ぐらい。なもんじゃと思うんよ。で、後の5つが……
何回も言うけど、仮定として、わしの方がよう知っとるとしたら、後の5つは
やっぱり……人に訊く。わからんのは人に訊く。今でもわからんのあるもん。
あのー……馬肥ゆる……なんで馬が肥ゆるんだ? 馬肥ゆるってなんだ?
って、最近までわからんで、やっぱり調べたら、あれでしょ。秋だからでしょ。
秋はなんで馬、馬が太るんだ、秋に? そんだら……収穫だから? とかね」
晴一、しゃべれるということは、言葉の種類が足りているということだと言ってます。
あと、言葉の意味をもっと知りたいなら調べるしかないって。
ハル:「なんのアドバイスにもなってないけど、でもそうすると面白いと思います。
言葉って面白いと思います」
『馬肥ゆる』の例じゃないけど、言葉は聞いたことあるけど意味が今いちわからんて
いうものの意味がわかった時って新鮮で楽しいよね。
次は、冬休みの宿題で俳句づくりが出されたというリスナーさんからのお便り。
運動部の人は俳句がうまいという彼女の理論に晴一、「これ、すげぇ理論じゃの」と
苦笑してます。
名言を残すスポーツ選手は多いし、やはり運動している人は言葉に対する神経も
優れているんじゃないかという、このリスナーさんの推察ですが……
ハル:「スポーツ選手に名言が多いのは、その名……えーと、言葉の後ろに
その人の実績が伴ってきてるから、名言になる。その言葉としてのテクニックが
すごいんじゃなくて、その、えーと、その人を語る時に、その人の実績を語る時に
その言葉を使うわけじゃん、大体。なら、その言葉のすごさよりも、その人の
すごさがその言葉に乗りうつっとるけ、言葉がすごいんよ」
例えば長嶋さんの「巨人軍は永遠に不滅です」を例にあげる晴一。
ハル:「あれもだって言葉で言うたら、不滅ってことは、えっと、滅びないんど?
永遠に不滅ですって、これおかしいよね、言葉として。『永遠に』は
『ずっと』じゃし、『不滅』も『ずっと滅びない』っていうことじゃけの?
それをこう、ほんとは重ね合わすっっていうたら、まあ、間違っては
いるんじゃけど、でもやっぱ、『永遠に不滅』なんよ」
これを相槌打ちながら聞いていたタマちゃんですが……
タマ:「え、俳句がうまいっつっとるけ……」
ハル:「いや、スポーツ選手に名言残す人が多いって」
タマ:「ああ、名言」
まあ、お便りの本編は「運動している人は言葉に対する神経も優れているのでは
ないか」という話ですからね。
一方俳句についてですが、「俳句はね、難しいね。やったことないけど」とのこと。
ハル:「長ければ……言葉が長く書ければそれですごい深い表現ができるわけじゃ
なく、短から、短かったから、えと、浅い表現ができるわけじゃなくっていうとこ
じゃけ、まあ、言うたら究極の言葉の形ではあると思うのよ。日本語としての。
日本語としてのね。だから、その、機会があったら挑戦してみたいとは
思うけれども、簡単にこう、手を出せるようなジャンルではないような気も
僕はしてるので、まだ手は出してません」
で、そんな話の後にかけた1曲は『リビドー』。
晴一の曲前のコメントは、「まあ……あの、小難しい言葉を勉強して下さい」でした(^^;
ハル:「1月8日、午後……2時、ぐらい。ぐらい。えーと、福岡サンパレスの
楽屋から、楽屋3から。3楽屋か。から、お送りしております」
タマ:「細かいの(笑)」
ハル:「はい(笑)。えーと、いつもはこのコーナーは『音楽とアキヒト』の
コーナーなんですけれど、今日は昭仁は……えーと、なんだっけ?
鏡割りが割れんかったけ、手伝いに行っとるんだっけ、実家に」
いつもいつも、よくそうやって理由を思いつくもんだぁね、しかし(笑)
ハル:「えーと、ということで、『音楽とアキヒト』の昭仁がいないということで、
このコーナーは、えーと、いつもたくさんもらうメール、ハガキの中から
特に気になって、えーと、たやつを、ピックアップして」
タマ:「はい」
ハル:「紹介していけたら、いいかなと。そんな、『オレ、タマ』のコーナーで
やってくれという話なんですけどね。そういう、そういうたら元も子もないので」
タマ:「ま、やらにゃの」
ハル:「うん」
ということで、お便り紹介。
中学1年生の女の子からのお礼メールです。
小学校卒業間際に友達とうまくいかなくなり、人間不信気味になってしまった彼女。
中学に入学して友達はできたけれど、なかなか心をひらけなかった時に、
ポルノグラフィティの曲と出逢ったのだそうです。
『そこで私の耳に残ったのは「PRIME」でした。「変わる」という言葉を聞いてから
私の中の何かが変わったみたいなんです。私はそれに気付かなくて、友達や
親などから明るくなったと言われるようになりました。皆さんの歌は私を変えて
くれました。もし皆さんの曲を聴いてなかったら、今の私はいなかったと思います。
本当に感謝しています』
ハル:「マジおたじゃん」
タマ:「そう、マジ、マジおた」
ハル:「これ、いちばんわしらが苦手なやつじゃん。マジおた」
これ、でも別に自分たちに感謝することじゃない、という晴一。
感じたのは彼女だからって。
確かにそうなんだけど、でもその曲を提供してくれたのはあなたたちだからね。
そういう意味で、やっぱり「ポルノグラフィティに感謝」なんだよ。
タマ:「けど、この曲ってすごい……バカな感じじゃん」
ハル:「バカな感じじゃね」
タマ:「うん」
ハル:「楽しいもんね、だってね」
タマ:「演りよって(笑)、うん、すごい演りよる側としても、すごいバカになれる……
感じはある」
もう、「ええじゃん、もう」っていう風になれる感じか、と晴一。
タマ:「そうそうそうそう。考えても……ねぇ。なかなかその、なんか『好かれよう』とかさ、
そういうとこじゃなくて、なんか俺らだってさ、その、うまく演ろうとか、うまく
成りたたせにゃ、っていうことばっかり考えてたら多分楽しくないわけよ」
ハル:「ああ、なるほどね」
タマ:「うん。けど、やっぱこう、はちきれる、なんか、うん、とこは、これはだから、
昭仁にしてもきっと思、そう思って、書いたんだろうし」
「感じてくれてありがとう」という、ふたりからのお礼です。
ハル:「ま、これは、あのー、鏡割りが終わった昭仁に、
このメールは渡しときたいと思います」
タマちゃん大笑い。
その設定、まだ生きてたのね(笑)
ふたりでの限ポルもいよいよエンディング。今日の感想は?
タマ:「やっぱね、そのー、なんていうんだろ。イレギュラーに急にふたりに
なったりして、なんか……なんていうんだろ。あの、椅子ってあるじゃん。
椅子。3、あの、3本足の。で、1コ欠けたらば……」
ハル:「いいこと言う!」
タマ:「1コ欠けたらさ」
ハル:「いいこと言う!」
タマ:「倒れちゃうのよ」
ハル:「倒れちゃうね。いいこと言う!」
タマ:「ね。どれが欠け、どれが抜けても倒れちゃうんだけど」
ハル:「ああ、いいこと言う」
タマ:「けどね、楽勝じゃね、ここ」
おーいっ(^^;
大笑いするふたり。
ハル:「結構バランス取れるじゃん(笑)」
タマ:「慣れが問題じゃね、これ(笑)」
ハル:「ああ、なるほどね。毛利元就か思うたのに。結構大丈夫じゃ。
3本あっても結構折れるじゃん、いう」
タマ:「そうそう、結構いけるぜ(笑)」
ハル:「(笑)。まあまあ、そのー、昭仁も、ね。その全然、えーと、ラジオを適当に
考えとるわけじゃなく、えーと……まあ、全然やろうとすればやれるん、
やれたんじゃろうけど、ま、行って来いと。病院行って来い、病院っていうか
喉をケア、医者に行って来いと。で、まあ、えーと、今日の夜。この後
4時間後か6時間後にまた、えーと、来てくれるファンの皆さんに、声を
聴かせれ、いい声を聴かせれたらな(と)。ま、じゃけ、えーと、実際には
この放送は札幌の後に流れてる。だから、えーと、札幌で今日、さらに喉が
がらがらじゃったら、もう言うて。おまえ、ラジオ休んどいて(って)。それぐらい
彼は一生懸命、あの、歌を伝えようとしてるので。今日はご容赦下さい」
そりゃあ、ラジオを休まずにやってくれるのも嬉しいけどさ、それよりもきちんと
休めてケアした喉で精魂込めて歌ってくれた方が嬉しいもんね。
ハル:「ということで。大丈夫ですか? もう言い残すことない?」
タマ:「ない(^^;」
ハル:「お相手はポルノグラフィティ、ギターの晴一と」
タマ:「ベースのタマでした」
ハル:「と、ボーカルの昭仁も、えっと、遠い空から見守っております。ではさよなら」
おいおい、遠い空から見守ってるっていう言い方はなんだか微妙に嫌だなぁ(^^;
メンバーの中でいちばんダンスがうまいと思うのは誰ですか?という質問ですが……
そりゃやっぱタマちゃんじゃないっすか? 見たことはないけど、そう思います。
アキ&ハル:「タマ!」
タマ:「昭仁! ……お、わしかい?」
ふふふ。やっぱりねぇ。
まずはご挨拶……しかし昭仁くんの声はやはりまだかれてます。
ハル:「がらがらじゃね、声ね。昭仁くんね」
アキ:「がらがらじゃね。あ、先週も、あの、休ませてもらいまして。
はい。今週も声ががらがらです」
あまりしゃべらなくていいからね。
で、冒頭の質問に戻りますが、ダンスがいちばんうまい人。
タマ:「それ、けど……俺は昭仁って言ったんだけど」
アキ:「いやぁ、タマでしょう」
ハル:「タマでしょう」
タマ:「それ(^^;)、何をもって? いや、確かにダンサーのあれはあったよ」
アキ:「その昔、だってあの……昔のタマの家で、スキッド・ロウを聴きながら
踊りよる時のタマを見たら、やっぱ勝てんて、誰も」
タマ:「ああ、そう(^^;」
ハル:「高田純次ダンスもうまいしね」
タマ:「ああ、まあ。あれ系はね。こうたまにパンツ一丁でこう、踊りよったら、
ぺろーんって出て、出てくるけね」
ハル:「何が出てくるのよ(笑)」
パンツ一丁で踊るタマちゃん……見たいような見たくないような(汗)
Cupidツアーも終わり、今回のツアーでいちばんおいしかったものの話をしてます。
アキ:「やっぱりでも俺、鳥鍋なんだねぇ」
鳥鍋は福岡。で、同じく福岡のすき焼きもうまかったとのことで、
ハル:「福岡やっぱうまいねぇ、飯」
と福岡が絶賛されております。
タマ:「うまいねぇ。福岡、北海道……」
北海道の油そばがうまかったというタマちゃん。
タマ:「全然北海道の名産でもなんでもないんだけど」
「血流がすごい悪くなりそうな」と言いつつも、すごくおいしかったんだって。
食べてみたいね。
さあて、オープニング曲として『アゲハ蝶』をオンエアした後は、最新情報コーナー。
今日は何かお知らせ事項があるのかしら?
ハル:「これね、いつも最近このコーナー、(最新情報が)ないっていいよるじゃん。
で、大体こう、紙が1枚ぺらって入ってきて、『ポルノグラフィティ最新情報』って
いう、ま、言ったらこう、あのー、ま、えーと、どういうの? マスコミに出すやつね。
それの最新情報いう紙があるんだけど、それのいちばん上がね、『10月17日、
7枚目のシングル、ヴォイス発売』。古いのぅ、おい。おい、『3月14日、
ビデオクリップ、PornoGraffitti Visual Works OPENING LAP』っておまえ」
アキ:「去年のね」
ハル:「去年のじゃろ(笑)」
アキ:「すごいねぇ」
ハル:「あれ、わしら頑張りよるはずなんじゃけどの。なーんも最新情報がない」
そこで3rdアルバムの様子を昭仁からざっくり一言。
アキ:「ま、いい感じに……いい感じに力が抜けて、えー、なんかもうバンド……
バンドという感じの、えー、アルバムになってますんで」
もうそろそろ皆さんに色々とリリース情報を伝えることができるはずという昭仁に、
「そうやってお茶をにごしていかんと、何もない情報コーナーなんよね」とまぜかえす
晴一。自分たちの意思で勝手に言うわけにいかないのがつらいところだね。
『オレ、タマ』は、後ほど近況を話するのでということで、今日は早速お便りを紹介。
まず1通目は、「タマちゃんに朗報です」というメール。
『BEST OF ゴルゴ13』という本が出版されているという情報を知らせてくれてます。
タマ:「あのー、ちょっと、オレを見くびるなよ。
もう、軽く知ってるって、これ、ほんとに(笑)」
おお、さすがだね。
タマちゃん曰く、この本は「初心者の人にすごくいいと思う」ですって。
本人はほぼ全巻網羅したので、なんでも知ってる気分になって、そろそろ飽きが
きたらしいのですが、友達が実は更なるゴルゴファンだったことが判明したらしいです。
タマ:「そいつの方が、もう使ってるね、なんか機材、武器みたいなのも
全部知っとってね、すごいショックじゃった。うん。じゃけ、もうちょっとね、
けど、飽きがきてね、次、何かいいの探してみようかなって、うん、思ってます」
最近、本屋に行って『ゴルゴ13』が目に入ると、ついタマちゃん思い出しちゃうんだ
けどね。
次のお便りは相談事。
『私は高3の受験生なのですが、勉強する気になりません。受験が近いのにストレスが
溜まって爆発しそうになります。タマさんはどういう風にストレスを発散しますか?』
タマ:「あのね、俺もね、けど、いちばんしんどかったね。その頃が。中学校高校
ぐらいん時が。なんかね……やっぱりこう、その、すごいね、悩むのよね。
勉強だりぃのぅ、とか、確かにいちばんしんどかった気がする。今なんか
なんともないもん。ほんまに。すごい。また別の何か出て、その、まあ出て
くるんだけど、やっぱりね、自然にね抵抗力がついてきてね、なんか、
抵抗力なのか、全然今なんともないんだよな」
ま、学生時代がいちばん悩み多き時期でしょ。
なんでこんなことしなきゃなんないのかなぁとかさ。
ほんと、タマちゃんが言うように、今はなんともないもの。何があってもね。
別に勉強ができなくてもなんともならないんだよね、というタマちゃん。
タマ:「そう思ったらね、悩むことはまったくなくなるんだけど(^^;)、まあ、ちょっと
それ行き過ぎ、言い過ぎかもしれないけど、ある程度は悩んだ方が
いいかもしれないけど、けどね、大したことないと思う。どうにも、その、
悪くも、大してならんわ。良くも大してならん、別に。少々成績がどうな、
上下しようが。ま、気にせずね、楽しくやって下さい」
うーん、まあ、ぶっちゃけた話、タマちゃんの言うとおりなんだけどさ、
でもそれを言えるのは、うちらがもう学校を卒業して何年もたつからなんだよね。
現役の学生さんにはどんなもんでしょ。
ではここで、Cupidツアーの総括に入ります。
まずはリスナーさんから届いたメールを紹介です。
この方、ライヴへ行くことをお母さんにものすごく反対されていたのに、いつも
一緒に行く友達が都合つかなくなったために余ってしまったチケットを見て、なんと
そのお母さんが「行きたい」と言い出したそうな。
するとライヴ中、お母さんも踊ったりして楽しそうで、帰りの電車の中では
「すごい楽しかった。また行きたいな。あんたが行きたい行きたいっていう
気持ちがわかったわ」と言ってくれたんですって。
ちなみにこのリスナーさんは28歳で、お母さんは53歳だそうです。
アキ:「単純にこれは嬉しいよね」
タマ:「嬉しいね」
アキ:「嬉しい感想だね」
昔、レッド・ツェッペリンがツアー中、ホテルの窓から下を見て、道を歩いている
一般のおじさんたちにどうやって自分の音楽を聴かせるかを考えるようになって、
しばらくライヴを止めたことがあったという話を晴一がしてます。
ハル:「マジソンスクエアガーデンに集まってくれる人に楽しますっていうことは
それはもちろんじゃけど、やっぱその外を……まで音楽を聴かせたいって
思いよったいうエピソードが、有名なエピソードがあるのよね」
そういう意味で、こういうお便りって嬉しいね、と晴一。
ハル:「ライヴって、やっぱり、こう、ね、わーきゃーわーきゃー、やる……その、
してくれる、世代の人も、音楽を身体で感じてくれる人も、やっぱ腕組んで
見てる人にも、やっぱりおんなじように届いた方がええしね」
アキ:「うん、そうだね。まあほんまに楽しいことっていうのは別に世代とか
そういうものを関係なく多分届くはずじゃしね」
ハル:「あのー、全然話は軽い方に行くかもしれんけど、ステージから見よって
目の前の視界にこういうお客さんが入ったら緊張するとか、燃えるとかない?
わし、わしね、目の前、目の前に、あからさまにギターキッズがわしの指元を
じーっと見よると、あの、中学生ぐらいのね。多分バンドやり始めたぐらいが、
じーっと指見よったら、絶っ対にええの弾いちゃろうと思うもんね」
アキ:「ああ、なるほどね。それはわかる」
ハル:「なんかそんなんない?」
アキ:「まあでも、いや、簡単に言えばまあ、ノリ、ノリが悪く見える人?
別に多分、そういうつもりはないんじゃろうけど、見よってね、ノリが悪く、
僕が勝手に思いよるんじゃけどね、ノッてないなと思うて、その人にめがけて
みたいなのはあるよね。あの人をノらしちゃろ、みたいな」
タマ:「それはあるよね、確かにこういう、なんか動き、うねりがないとこが、こう、
何気にこう、わかるじゃん」
アキ:「うん、そだね」
ハル:「やっぱわかる」
アキ:「あるある」
タマ:「なんかうねうね加減がね、ああ、あまりにここはないかなと思った時に、
こう、よっしゃ、やっちゃろう、みたいなのは思うよね、やっぱり」
そしてそこが後半になって盛り上がってくると、演ってる方も燃えるとのことです。
ハル:「全然、北海道厚生年金で関係ないのに、ミッキーの手袋して手振りよる
奴とかは、それは全然大丈夫なん?」
あらまあ、そんな人がいたんですか?
アキ:「それ、気になるけどね(笑)」
ハル:「なんでだろう?(笑)」
自由じゃけね、と笑うタマちゃん。
でもそれが他の人の邪魔になったらまずいでしょうね。
ハル:「自由じゃけど、気にはなるよね(笑)。わし、ミッキーじゃないしのぅ」
アキ:「まあでも、そのね、あのー、よう、たまに下ネタとかも俺らも言うじゃん。
こう、まあ、そのライヴのしゃべりとかでね。そん時にね、ちょっと、まあ
お母さんがおったりしたら、ちょっと、『あ、すんません、お母さん』みたいな
ことを (思ったりする)」
でもそれを考慮してたら、下ネタ一切厳禁になっちゃうしねぇ。
ハル:「あからさまにひいとる時あるよね」
アキ:「そうそう」
ハル:「だって13歳ぐらいの娘と……何歳かのお母さんが来て、
まぁのぅ、ソープランド言われたらのぅ」
タマ:「おまえ(^^;」
ハル:「言われたらのぅ」
アキ:「ひい、ひいちゃうでしょうね(^^;)。まあでも、それはそれで
気持ちいいんじゃけどね、そういうあれが。うん」
タマ:「すごい、もう、そんな夜も遅くない時間に、そんな単語は……
聞けるとは思わんかった、わしも」
この放送、実際に収録されたのって多分、札幌から帰って横アリ前なんだろうね。
だって随所に札幌のネタが出てるし。すすきののソープランドね(笑)
ではこの辺で総括です。今回のライヴの感想は?
アキ:「えーっとねぇ、わしはまあ……大変だったけど、コンディションを保つとか
そういう意味で、まあ、それはまあ当たり前のことなんじゃけども、あのー、
でもね、そのー、すごいね、集中でき、集中してずーっとできた」
曲順的にもよかったと思うし、と。
アキ:「やりとげた充実感が、すごいまた違う」
当たり前のことだけど、と言いつつも、自分もバンドの一員ということを強く思って、
集中してちゃんとひとつひとつの音を出すという課題を少しはクリアできたんじゃ
ないかという昭仁です。
タマちゃんも今回は最初から最後まで楽しくできたと言ってます。
タマ:「特に今回いつもと違ったのは、そのー、簡単な言い方すると、バンドが
良かった。そのね、技術的にはもちろんそうなんだけど、もちろんそれは
ちゃんとした人たちなんだけど、そのね、みんながね、おんなじ方向を
向いてる気がしたのよ」
アキ:「うん、そうだね」
ハル:「ああ、ステージの7人が」
タマ:「そうそうそう。ま、前、前回は全員が向いてないわけじゃないんだけどね。
今回特にね、全員がね、ぴしっぴしっと同じ方向を、その、向いてて。
じゃけね、それがね、あのー、ベタな言い方ですけどもね、こうね、
奇跡を生むのよ。こう、剛速球、出るはずのないね、スピード感が出るのよ。
で、うん、演ってて、それがすごい自分でもなんかね、もう、説明しにくいん
だけど、そのスピード感が出てしまう日がね、毎日あったような気がするね」
今回は俺らの歴史に残るかな、というタマちゃん。
タマ:「たかだか2年、3年弱で(笑)」
晴一はというと、今回はコンセプトがなかった分、だから逆に軸をしっかりつくろうと
いうところから始まった部分の話をしています。
ハル:「ま、コンセプトがない分、とらわれることがないけ、ぶれる……ぶれ、
ぶれさすか、逆に音楽に集中できるかっていうことで言えば、ちゃんと
コンセプトも、そのCupidっていう最初に言いよったように、Cupidにすべてを
集約していこう、それは多分見てくれた人はわかってくれたんじゃないかなと
思うけど、なんでCupidってつけたかっていう、わかってくれたんじゃないかと
思うし、そのー、その他にわずらわされるものがないけ、なんかね、すごい
集中……あ、(昭仁と)同じこと言うた、わし。音楽だけ、音楽だけやりよるけ。
こんなあれ、ないで? 楽なことないし楽しいことないで」
「台無しにするわけじゃないけど、次のツアーの方が楽しみ」という晴一の言葉は
でも私たちにもわかるよね。
今回のツアーが良かった分、次のツアーはもっと楽しみだもの。
ハル:「今週のボヤッキー! えーと……タマちゃん」
タマ:「お、わしか」
ハル:「ごめん、タマタマ。やって下さい」
タマ:「誰もわからんて(^^;」
身内で流行ってるのでしょうか、それ。
『サザエさんを見ていて、友人に「ワカメちゃんのパンツはいつも丸見えだよね」と
メールを送ったら、「あれは見せパンなんだよ」と返信された。誰が信じるか』
ハル:「今時あるみたいだね、なんだかね。見せパンってね」
アキ:「そうじゃの。昔からやっとったで、ワカメちゃんはね」
タマ:「やっとったね(笑)」
アキ:「たいしたもんだ」
でもあんな白いの見せられてもさぁ。
『今日、牛乳を取り出そうとして冷蔵庫のドアを開けようとかがんだら、
冷凍庫のドアの角におでこをぶつけた。親指大のコブができた。痛い』
アキ:「親指大?」
ハル:「相当でかいんじゃろう」
「こぶし大ならわかるけど」と笑う昭仁。まあ、なかなか聞かないよね、「親指大」って。
『元旦にポルノがコメント出演した特番を見ていると、父がこう呟いた。
「雅己くん、やせたなぁ」。なんで本名知ってるんだ?』
ハル:「ほんまじゃのぅ、ほんまじゃのぅ(笑)」
アキ:「お父さんすごいね」
タマ:「わいのお父さんみたいな人だ」
去年は色々あったので、というタマちゃん。
ハル:「え、いや、そのやせたコメントはせんでええの?」
タマ:「ま、色々あったので」
ハル:「色々あってやせたのじゃ」
一拍おいて大爆笑する晴一。
タマ:「色々ありました。はい。ありがと(^^;」
頼むからこれ以上やせんでね。ご飯食べてね。心配だから。
『お言葉ですが』は、ハガキやメールの紹介の前に、「ライヴにおいての
言葉の話」があるそうです。
ハル:「えーと、ライヴで大体言葉っていうのは、まあ、歌詞という意味で
メロディにのって歌われることがあって。ま、言うたらそれを表現するために、
その音楽、歌詞、ま、メロディ、歌詞を表現するためにライヴをやる、
やっているみたいなもんなのですが、もうひとつあるのが、MC。
っていうね、言葉を使う時間があるんだけれども、これが、そのー、多分
僕だけじゃないと思うけれども……その、すごく、取り扱いが難しい、と
感じている今日この頃なんですね」
何故MCをするのかというと、それはステージと客席の間を縮める効果があるから。
しかし、そういう重要な役割をもつものではあるけれども……
ハル:「それは時に、行き過ぎると、んー……そのね、曲の歌詞の邪魔になる
ことがね、あるんよ。それは信憑性がなくなるのね。……あの、内容じゃ
なくて、言葉の数?」
それはライヴのMCに限らず、こうしてラジオでしゃべっていることでも時々思う
そうです。例えばラジオで下ネタや好感を得られないような発言を晴一がしたら、
それによって『ヴォイス』の信憑性がなくなったりする、と。
ハル:「人には絶対二面性三面性ってのはあるから、『ヴォイス』な僕、僕や僕らも
いたら、やっぱりこう、あのー……『ポンプさん、風俗行きたいっすねぇ』って
言うようなわしらだってあるわけじゃん。まあ、行くかどうかは別にしてね。
それがやっぱり……接点がない時があるのね。でもやっぱり、伝えたい
ことは『ヴォイス』の面じゃけ、こうやって普通にしゃべることを減らした方が
ええんじゃないか。ライヴで2時間しかない中で、やっぱどの曲も全部
伝えようとすると、MCをなくしたらええんじゃないか。そっちの方がこう、
曲に先入観がなくて、入れるかなとは思うんじゃけれども、そうだとライヴが
かたいもんになって、MC、あのー、最後まで近づけんままで終わってしまう。
近づきすぎてもいけんし。これがね、この辺の頃合いがね、MCっていうのは
ずっと難しいなと、思っている、今日この頃でした」
私としては、多分晴一が思っているよりは、ファンはMC(やラジオのトーク)と
曲は別物でちゃんととらえてるんじゃないかと思うんだけどね。
自分の二面性棚にあげて、人の二面性だけとやかく言っちゃいかんでしょ、
だって。しゃべることを減らすと曲にはもっと信憑性が出るかもしれないけど、
逆にその分皆が晴一という人間を評価するのは『ヴォイス』な面ばっかりに
なっちゃって、それはそれでやっぱり苦しいんじゃないかなとも思うし。
では、1通お便りを紹介。
受験生の方から、小論文の書き方についての質問です。
国語の先生には「起承転結を意識して書きなさい」と言われたけれど、それだと
彼女は書きづらいのだとか。
私も昔、受験の時に書かされたけど、起承転結なんかあまり考えなかったけどな。
そういう文章の組み立て方ばっかり気にしてたら、思ったこと時間内にうまく
書けないじゃん。言いたいことが書けるかどうかと、読みづらくないかどうかが肝心。
晴一は受験で小論文を書いたりしたことがないので、歌詞を書く時の話をしてます。
ハル:「ま、歌詞で言うと、えーと……起承転結を意識して書かない。のがね、
コツかな。僕のコツかな。とりあえず書きたいことを……書き連ねていく。
それで、指定文字っていうのが小論文にはあるのか。そこで終わる」
言いたいことがあるのにそれが起承転結の形に縛られるぐらいなら、書きたい
ことを最後まで書いた方がいいという晴一。
ハル:「でもそれじゃ小論文の点数は取れんのか。なら、最初に、えーと、結論を
書くよう……書いて、それを、それに向かっていく。それはテクニックとして、
最初に一行目に結論を書くんじゃなくて、もう結論を最後の一行決めて、
まあ、えーと、歌詞でいう……サビね。サビ。サビんとこを決めて、それに
向けてAメロBメロを書いていく。するとね、まとまることがね、多い」
あ、そのたとえ、すっごくわかりやすいね。
それは確かに小論文の書き方にも適用できそう。
『オトヒト』のコーナー、個人的なツアー総括とのことですが……とにかく
昭仁の声がつらそうだなぁ(汗)
アキ:「あのー、ま、なんかいつも言いよんじゃけど、あの、ごめんね、あの、
すごい声があれで。あの、聞き取りづらくてすいませんね」
いや、それは大丈夫なんだけど。その声聞くと、あまりしゃべるなと言いたくなるわ。
アキ:「あのー、いつも思うんじゃけど、言いよることなんじゃけど、ほんまにね、
あのー、声とか喉って、まあ、ひとつの楽器と一緒で、なんかあらためて
今回それをすごいね、感じたんじゃけど、なんかね、ちゃんとこうやっぱ楽器とか
そのね、メンテナンスしてないとやっぱりいい音がこう出続けないと一緒で、
俺もね、体調管理っていうのが、もうめんどくさいんじゃけど、もうたまには
もう夜遊びに行って、こう、ぱーっとしたいんじゃけど、それがね、もうね、
なんか……ま、そういう日もあったんじゃけど、もちろん」
今回のツアーは内容がちゃんとつまっていた分、健康管理を怠るとボロボロに
なってしまうということで、
アキ:「だからそれがまあ、今日、今回はじめから見えとったけね、えー今回はね、
なんかホテルでしっぽりと、ひとりでね、こう、ルームサービスを食ったり、
こんなもんロックじゃねぇ!思いながら、なんかね、淋しくホテルにおったり
したんだけども」
いや、昭仁、それは「しっぽり」とは違う気がする……
でも、そうやって身体をメンテナンスすると、ライヴで声も出るし気持ちよく歌えるしで、
それでも声がかれる時はあったにせよ、精神衛生上もなかなかよろしかったようです。
アキ:「なんか昔自分がほんまに思うとったロックのあれとは違うね。なんか。
あの、CHARさんが、ギタリストのCHARさんが言いよったんじゃけども、
ロックってなんですか言われた時にね、9割努力だねみたいなこと
言うたんよね。カッコええなと思うたんよね。なんかそれを僕はね、
その言葉を信じてこれからちょっとやっていこうかなと、思いますわ」
では、お便りをちょっと紹介。
新曲を覚える時にどうやって覚えてますか?という質問がきてます。
このリスナーさんはダンスと歌を習っていて、1ヶ月後に発表会があるのだけれど
その曲がなかなか覚えられないのだとか。
アキ:「俺もよう間違うけね、歌詞ね。覚えたと思っても、思ってもね、まあ、ライヴに
来た人はわかると思うんじゃけど(^^;)、えー、結構よう間違ったりしてね。
えー、結構、えー、自分でも後で反省したりするんじゃけども」
覚えるコツは頭で覚えるのもそうだし、歌詞カードをずっと眺めて視覚的に
覚えておくのもありだとか。
アキ:「この辺のこの行にはこの言葉があって、なんかそのキーワードが
ぽっと出てきたら次の言葉ってなんか出てくるじゃん」
やっぱり1回は無理にでも覚えなきゃいけんよ、と昭仁。
アキ:「1回は無理に、無理に覚えてしもうて、楽しくないかもしれんけど、さっきの
努力の話ですよ。CHARのね。えー、それと一緒でね、1回は努力してみて
えー、で、覚えきった時には、こう、楽しくなるから。ええ、多分そんなことな、
簡単なことなんですよね。はい。えー、まあでも俺は、僕はあんまりそういう
大きな声では言えないんですけどね、僕もよう間違うけね」
間違えないことばっかり気にしてるよりは、1回頑張って覚えてしまったら
後は楽しくやることを考えた方がいいのかなぁと思うよね。ま、だからって
自分でやる時にはやっぱり「忘れたらどうしよう」って思うんだろうけど(^^;
ハル:「はい、ポポポポルノグラフィティがお送りしてきました限界ポルノラジオ、
そろそろお別れの時間ですが、えーと、ひどい声じゃね」
アキ:「うん、そうだねぇ。なかなかあのー、ガラガラ声ね」
ハル:「すごいね。どうなっとんじゃろうね」
アキ:「ね、どうなっとるんじゃろうね」
ハル:「エヘン虫絶対おるよの、おまえの、そこの喉の中」
声帯の写真って見たことある?という昭仁。
ミル貝みたいで、すごい気持ち悪いんだって。
ハル:「それは喉にこう、カメラかなんかつっこんで……」
アキ:「鼻からね、こう、ファイ……ちっちゃいカメラを通して」
ハル:「鼻から入れるん?」
アキ:「鼻から入れる。1回目は気持ち悪いんじゃけど、慣れてきたらちょっと
気持ちよかったりする(笑)」
なんでもそうだけど、慣れってすごいよなぁ(^^;
さて、いつものお知らせ事項の数々ですが、インターネット放送のお知らせの
とこでふと疑問が浮かんだらしい晴一です。
ハル:「ただ、これ……なんなんだろう。この、あれは。だって今これ、わしが今
こう (インターネット放送のお知らせを)読むのを聴きよるのは、インター
ネットで聴いてる人かラジオで聴いてる人やろ?」
アキ:「そうだね。確かにそうだ」
ハル:「じゃけ、ラジオが聴けんかった人のためにインターネット放送があるんじゃろ?」
アキ:「そうだね」
ハル:「ただ、この情報はどこで仕入れるかいう話じゃのぅ。難しいよの」
アキ&タマ:「ああ……」(納得のため息)
アキ:「なるほどね」
ハル:「ま、人に教えてあげぇっていうことかな」
アキ:「あ、そうだね。どんどんどんどん(笑)」
ハル:「どんどんどんどん」
晴一は「今、謎が解けた」とすっきりした様子。
でも、確かに晴一が言うとおりなんだよね。この放送はインターネットでも
聴けますって一体誰に向けて言ってるんだろうって思ってたけど……そうか、
そういう意味だったのか(笑)
ブランデーグラスがいちばん様になると思う人?(笑)
ハル:「またわかってしもうた、もうそんな。いや、確かに酒をいちばん
飲むのはわしじゃけど、それとはまた別、意味が違うやろ?
似合うか似合わんかいうことやろ?」
ということで、せーの……
アキ&ハル:「タマ」
タマ:「晴一」
ほほう。今週も昭仁と晴一の答えは「タマ」で一致してますね。
ブランデーグラスがいちばん似合うということは、いちばん人間性が
男前ということだと語る晴一と、それに同意する昭仁。
タマ:「おまえら最近、この、『せーの』で絶対 『タマ』言うの、
おまえ習慣になってないか、おい(^^;」
ハル:「そりゃあタマじゃろう」
アキ:「タマしかおらんて、ほんまに」
ハル:「どの男前エピソードを出してええんかわからんけど」
普段は全然家では飲まないというタマちゃんですが、まあ、この質問は
あくまでブランデーグラスが似合うかどうかだからね。
タマ:「ま、ガウンはたまに着るけどね」
以前、撮影の後に白いガウンをいただいたことがあるそうでして。
アキ:「マジで着るの?」
タマ:「着るよぉ」
ハル:「カーッコいいっ」
タマ:「おまえら着んの?」
アキ:「着んよ。俺はめちゃめちゃ部屋着じゃないか。こう、スウェットとか着て」
タマ:「いや、風呂からあがって」
アキ:「着ないよ、そんなもん」
と、ここで何やら晴一がくすくすと笑い出しました。
ハル:「あのね、あの、正……あの、正月にね(笑)」
そう話しながらも思い出し笑いが止まらない様子。
お正月、皆より一足先に実家へ帰省することにした彼は、東京駅へ向かう途中、
スゴロクを預けるために昭仁の家へ立ち寄ったのだそうな。時刻は朝の10時か
11時頃。
ハル:「で、昭仁に、あのー、家の下まで来てもろうて、で、んじゃ昭仁ね、って
(スゴロクを)渡した時に、ものすごい、スウェットでおっさんくさいんよ(笑)」
ここまで聞いてタマちゃんも大爆笑。
ハル:「なんだ、こいつって(笑)」
アキ:「そうだっけ。ちょっと油断しすぎた(^^;」
ハル:「あのね、もう、たる、たるたるのトレーナーに、たるたるに、ほんまに、
あの、何? やっぱ若もんじゃけさ、ビニサンみたいの履いてくると思ったら、
おっさんサンダルなんよ、思いっきり」
アキ:「そうだっけ(笑)」
ハル:「で、眼鏡こう、ひっかけて、頭ぼさぼさで……おまえさぁ、まあ、確かに
住宅街じゃけ別に正月で人通りも歩いてないし」
タマ:「うん、まあな。うん(笑)」
アキ:「油断しすぎたなぁ」
ハル:「下まで降りてくるだけじゃけ、ええにしても(^^;」
アキ:「ああ、そう(笑)。そんなに緩うなっとった?」
ハル:「緩かったね、あれはねぇ」
アキ:「いかんねぇ、それねぇ」
あら、タマちゃんがすごい咳き込んでる。大丈夫かしら。
ハル:「一方、一方タマは、家でガウン着とってね」
アキ:「ガウン着とってね」
ハル:「そりゃあブランデーが似合うかっていったらタマよ」
アキ:「似合うに決まってるじゃん」
しかし、タマちゃんのガウン姿よりも何よりも、昭仁のその緩ーいカッコの方が
めちゃくちゃスムーズに想像できちゃうんですけども。
それってある意味、イメージ通りっちゃーイメージ通り(笑)
さあて、今日も今日とて進行役を務めているのは晴一くんです。
ハル:「ま、(ツアーが)終わって間もないけ、昭仁の声もね」
アキ:「うん。まあね(^^;」
ハル:「色んな事情で。ガラガラはしていますけれども」
この収録、ツアーが終わって間もないどころか、直後ぐらいなのかしらね?
ハル:「えーと、新曲を楽しみに待ってくれている方も多いんじゃないかと」
アキ:「うん」
ハル:「楽しみに待って……くれてるんじゃないかと信じたいんですけれども」
どうしていつもそう微妙に弱気発言になるんでしょう(^^;
しかしタイトルや発売日等の発表は今週はなし。
本当はつくった瞬間に聴いてほしいんだけれど、と言いつつも、やはりそうは
いかないので……とのことです。こればっかりはしょうがないからね。
『オレ、タマ』コーナー、「ちょっとね、技使ってきたね」というお便りから紹介。
かなり前に大切な男友達とケンカをしてしまったという女の子からの相談ですね。
今は普通に挨拶をする程度には仲直りはしたそうなんですが、悪いのは自分
だったのに面と向かってきちんと「ごめんなさい」を言ってないので、これはあらためて
ちゃんと謝る必要があるでしょうか?というもの。
そしてこのお便りの「技」とは、次のような追伸付きなとこ。
『P.S. 長い暗いくだらないと思うかもしれないネタだから
ボツるかもしれないんですけど、素通りしたら泣くかも』
タマ:「って、そんなん言うなよ(^^;)。そんな卑怯な、思わず……こう、
ピックアップせざるを得ないじゃん、こんなの」
そこで思わずピックアップしちゃうあたりがタマちゃんよね。
質問の回答としては、そうやって うねうねと 「ああどうしよう」って考えることが
大事だとおっしゃってます。
タマ:「ほんでね、別にそんな……ほんで結果、うねうね考えた結果、色々深く
考えた結果、あ、やっぱ悪いじゃんって思ったら普通に謝ればいいんだし」
近頃タマちゃん、「うねうね」っていうの好きかしら?
次は小学6年生の女の子からの悩み相談。
身長が163センチあって、まだ伸びてるんだって。
「やっぱり女の子は背がちっちゃい方がいいんですか?」って気にしてるようです。
私としてはうらやましいけどねぇ。153センチしかないからさ。
タマちゃん、『FUN』に出た時、藤原紀香さんから自伝をいただいた話をしてます。
それを読んで思うに、背が高ければ高いで磨き方がきっとあるんだろうし、今は
まだ磨く前の段階だから、全然それは心配することないんじゃないの?とのこと。
タマ:「別に、俺が、俺がそう、なんていうんだろ、こうアドバイスするほど、俺は
わかってる方じゃないし、これぐらいなら誰でもわかってることだろうと思うけど、
うん、あんまりね、うん、全然問題ないよ」
どうして男は背が高くなきゃいけなくて、女は背が高いといけないんだろうね。
私は小6の時、身長が160センチ以上あった同級生の女の子を、背が高くて
カッコいいなぁと思って見てました。
気にしないで胸はって背筋伸ばしてた方が絶対素敵だと思うな。
ハル:「ポルノグラフィティがお送りしている限界ポルノラジオ、
この時間は 『飛び出せ空想科学少年』のコーナーです」
そのしゃべり方が、なんだか妙に司会っぽくて変。
ハル:「それでは、ゲストの白玉さん」
タマ:「いや、めちゃめちゃゲストじゃない(笑)
めちゃめちゃ、さっきコーナーやりよった(笑)」
それでも晴一、丁寧な口調をくずしません。
ハル:「よろしく。あの、これを。じゃ、お願いします」
晴一の中で、これはどういう設定のキャラなのかしら。
ということでタマちゃんが読んだ最初のお題は、『未来のミセスの印』。
今なら左の薬指にマリッジリング、江戸時代ならお歯黒。じゃあ未来はなんでしょう。
ハル:「まあ、じゃけ、要、要はわかりやすくなってきゃええんじゃろ?
みんな、あの、プードルつれて、あ、チワワ」
アキ:「チワワ(笑)」
ハル:「チワワ、何、あの、あの変なカットされるやつ」
アキ:「変なカットされるやつは……」
ハル:「あの、手、手首がものすごい細いやつ」
アキ:「プードル、プードルじゃないんか?」
そだね。多分晴一が言ってるのはプードルだね。
ハル:「プードルか。みんなあれ連れ、あれ連れて」
アキ:「トリガラみたいななるやつじゃろ」
ハル:「一応毛皮着て、あのー、細長ーい煙草を吸うて、犬を散歩する。それがミセス」
それじゃ、犬が嫌いで嫌煙派の女性は結婚できんな。
アキ:「なんでミセスはあんなプードルが似合うんじゃろうの。あの感じが。
なんであれプードルが……法律があるよね。法律じゃないわ、方程式よ」
おや、またもや晴一が何か思い出し笑いしてます。
ハル:「あの(笑)、絶対、絶対大きな、大きな声で言えんけど……」
って、どんなちっちゃい声で言ったって、これラジオ番組でっせ?
『ロマ・エゴ』のジャケ写の猫って、最初に撮影したのはペルシャ(か何か)だったん
ですって。結局はその猫がおとなしくしてくれなくてNGになったのですが、その子を
連れてきた女の人がいかにも「マダム」な感じの人だったらしい。
アキ:「そりゃあもうすごいよ」
ハル:「そりゃあまあ、マダムじゃったね」
アキ:「それはマダム」
タマ:「ああ」
ハル:「マダムかどうかはわからんけど、マダム」
アキ:「マダム」
タマ:「雰囲気が。うん」
アキ:「明らかに」
ハル:「独身か既婚かはわからんけど(笑)」
『ロマ・エゴ』のジャケ写撮影から、もう2年はたつはずですが、3人そろって
忘れられないほど、よっぽど「マダム」な方だったんですね(笑)
では、次は昭仁の空想タイム。
アキ:「あのね。えーとね。額に『肉』って書く」
はぁ。
アキ:「理由はね。理由はね、ないんだね」
おい。
アキ:「だってお歯黒だってそうじゃん」
しかし晴一、お歯黒には絶対に意味があるはずと主張。タマちゃんもうなずいてます。
さらに昭仁、「中肉中背だから肉って書けばいい」とか「キン肉星からやって来たん
かと思われるかもしれんけど、それはミセスの印なんだよね」とか、突き進んでます。
タマ:「オッケー」
はい、昭仁を開放したげて、ちゃっちゃとタマちゃんいっちゃって下さい。
タマ:「あのね。あのー、シミーズみたいなのを、あの……」
ハル:「シミーズってなんね?(笑)」
タマちゃん、言うこと古いよなぁ(笑)
タマ:「いや、わからんけど(笑)」
ハル:「シミーズって聞いたことあるよの」
アキ:「薄いやつやろ?」
スリップでしょ? スリップとも言わんのかな、今は。
タマ:「こう見え、こう、肩からちらっと見え、見えてたら、こう……」
アキ:「ババシャツのことか?」
タマ:「(笑)。あ、この人はもう、ちょっとしおれた感じかなと」
しおれた感じって……ミセスはみんなしおれとるんか?
ハル:「シミ、シミーズってあれじゃろ?」
タマ:「なんだろう」
ハル:「あの、ジャイアンのお母さんが着とるやつやろ?」
タマ:「そうそうそう」
アキ:「ああ(笑)
ハル:「時々。夜寝る時」
タマ:「うん。隙、要には、隙を見せるのよ、そうやって」
隙を見せたら、この人はもう余裕のあるミセスだということらしいです。
「隙を見せる」イコール「余裕がある」なのか???
タマ:「ごめん、これね、難しいねぇ。ごめんねぇ、ほんまに」
アキ:「大丈夫」
手首に輪ゴムをためとく、とかって晴一が言ってますが、それってミセスの印って
より、つまりは主婦っぽいというか、おばさんくさいというか、なんというか……
次のお題にいきましょうか。『今は存在しないけど、あったら役にたちそうな職業』です。
アキ:「ああ、過去にあって、ってこと?」
ハル:「いや、今は、ま、過去にあって……未来じゃ言いよんじゃろうが !?」
アキ:「いやいや、か、か、過去にあって、今はないけど、もう1回それを復活したら
ええかなっていうかな」
ハル:「ああ、それでもええよ。それでもええよ」
アキ:「あ、勝手に職業を考えればええってことか」
ハル:「そうそうそうそう」
ほとんどのことは職になっているけれど、少ないから成り立つっていうことがあると
晴一が言うには、尾道にはボタン屋さんがあったのだそうな。
ハル:「因島はボタン屋さんなんてないじゃんか。じゃけど、そこにボタン屋さんが
1件あると、ちゃんとそれはそれでボタン屋さんっていう……いや、なんか
因島とか少ない、人口とか少ないとこやったら、なんかこう、布切れも
売りよってそん中にボタンが売りよるけど、尾道ぐらいでかくなると……」
アキ:「なるほどなるほど。ボタン専門じゃ。専売特許だ」
ハル:「ボタン屋さん」
アキ:「へぇ〜」
ハル:「で、成り立つのが職業じゃ」
アキ:「じゃ、ボタン屋さん」
ハル:「いやいや、あるけ(^^;」
アキ:「あるんか。ああ、あるんか(^^;」
今のやりとり、妙にタマちゃんにウケてます。
さて、ではあらためて昭仁くんの空想タイムスタート。
アキ:「あの、やっぱゴミの仕分けって大変じゃん。そういう意味で、
ペットボトルのあの、本体とキャップを分ける職業」
ハル:「それあるんじゃない?」
アキ:「あるの?」
ハル:「多分」
アキ:「マジで?(笑)」
ないと思うたのに、という昭仁に対し、晴一は無情にも「はい、音楽消して」と
空想タイムBGMを消してしまいました(笑)
さあ、昭仁くん、巻き返しなるか。再び音楽スタート。
アキ:「世の中の砂時計を、こう下にばっかり全部溜まっとるやつを全部ひっくり返す
職業。多分忘れとる人がおるけぇね。どんどんひっくり返していく職業」
あらまあ、これ、晴一にバカウケ。
タマ:「発想は素晴らしいね」
そういうこと思いつくのはすごいやね。
じゃ、次は晴一。
ハル:「えーとね、世の中に余っとる、えーと……NOVAとかイーオンとか、の、
受講チケットを買い取ってくれる人(^^;」
アキ:「(笑)。おるじゃろうねぇ。途中でちょっと挫折した人が」
絶対世の中にいっぱいおると思う、と語ってますが……そういえば晴一は
英会話習うのに、そういう学校に通ってたのかしら?
ハル:「NOVAのCMに出たら、私はなんで始めたって英語で言おうって考えに
考え抜いて入ったけど、あのー、それを全部チケットを使い切ってない人って」
アキ:「あ、なるほど。おるねぇ」
ハル:「全国にいっぱいおるじゃけ」
ま、英会話に限らんだろうけど、きっといっぱいいるよね、そういう人って。
ハル:「ま、買い取るっていうのはちょっと、あのー……なんだ?」
アキ:「あれかもしれんけね」
ハル:「あれかもしれんけ、行かさしてくれる人」
アキ:「背中を押してくれる(笑)」
ハル:「行けやおまえ。やりたかったんやろうが。って押してくれる職業」
1回押してもらっていくらぐらいが相場なのかが気になる……
最後はタマちゃん。
タマ:「あのー、生まれて、あのー、終わるまで、あのー、ね、人生の。
あのー、手続き一式請け負います業」
生まれてから死ぬまでずーっとですか?
タマ:「もうね、その、なんか……税金納めるだとか、なんか」
アキ:「あー、めんどくさい」
タマ:「結婚のなんか手続き、手続き云々、もう全部」
晴一も昭仁も、この職業は心底欲しいみたい。
しみじみと「それ欲しい」「いいねぇ」と呟いております。
タマ:「ああ、ちょっと重かったね(^^;」
アキ:「いやいや、重くはない」
ハル:「でもみんな思いよると思うよ」
ね、あれば絶対に利用するなぁ。値段にもよるけど。
さすが、一時期 「最近のハマリの世界は?」という質問に「役所手続き(笑)」と
答えたぐらい、あちこち手続きに追われてたことのあるタマちゃんだわ(笑)
おや、コーナー最後の宛先紹介や、この後かける曲紹介で、またもや
丁寧な司会者風しゃべりになってるよ、晴一。その一言一言に「はい」「はい」って
相槌入れてる昭仁も付き合いいいわね(^^;
『今週のボヤッキー』って、なんだか私の中では影が薄いコーナーなんだよね。
毎週聴くたびに、「あ、そいえばあったっけ、このコーナー」って思うもん。
『ラジオ体操を久しぶりに聞いたら、伴奏がほんのり変わっていた。なんか悔しい』
アキ:「うっそ」
思わずラジオ体操第一の出だしのメロディを口ずさむ面々。
ハル:「え、あれが変わっとん?」
ダンスミュージックになっとんじゃないの?とか言ってます(^^;
タマ:「トランスじゃったら面白いね(笑)」
夏、小学生からお年寄りまで早朝トランス体操……ハードだなぁ(^^;
『何故か私のくしゃみは1回ではおさまらない。必ず3回以上は連続で出る。
いつか1回で抑えてみたい』
あらまあ、うちの妹みたい。私、妹の1回だけの普通のくしゃみって聞いたこと
ないもん。
アキ:「こういう人、おるおる。昔、塾に行っとったイガワ先生の奥さんがそうじゃった。
絶対5回はしとったもん。英語で勉強しよるのにね。5回、するんよ」
ハル:「英語なのに5回」
アキ:「そう。ね、共通点あるじゃろ?」
なんのこっちゃ。
『自転車に乗っていた時、何故か私は無意識のうちに青信号で止まってしまった。
我に返ると、信号は点滅していたので、なるべく自然に見えるようにその場を
去った。やな汗かいた』
アキ:「ああ、でもこういうのあるかもしれんね、なんかね」
これって自転車だからいいけど、車でやるとねぇ(汗)
『お言葉ですが』が変です。いや、違う。晴一が変なのか。
空想科学少年のコーナーでは、ところどころやたらと丁寧キャラでしたが、
今度はまた一味違います。
ハル:「あ、ポルノの晴一。この時間はぁ、僕のソロコーナー、『お言葉ですが』の
時間でぇす。さっそくー、みなさんの言葉にまつわるお便りをぉ、
紹介していきたいと思いまぁす」
その口調はなんだか、不良少年がたらたらとめんどくさそうにしゃべってる感じ。
最初のお便りは、スゴロク中3というR.N.の子。
ハル:「スゴロクはぁ、中3じゃありませぇん。スゴロクはぁ、12月15日でぇ、
5歳、4歳になりましたぁ」
女子中に通っているこのリスナーさん、この3年間まともに男の子と接してないとか。
世の中の中3の男子が今頃何をしているものかがまったくわからないので、ぜひ、
男とはどういう生き物なのかを教えて下さいとのこと。
そんなことをこの口調の晴一に訊いたら、なんて返事が来るかは大体想像がつくな。
ハル:「世の中の中3の男は、今、多分オナニーをしてまぁす」
ほら、やっぱり。
ハル:「僕がぁ、その、男と女を考える時にぃ、大体考えることはぁ……
あのね、この、このキャラやりにくいわ」
ようやくまともなしゃべり方に戻りました。
ハル:「えーと……違う生き物だね。これはね、んー……誤解がないようにうまく
説明できるかわかんないけれども、あのー、いきなり深い話に、から入って
いくけれども、生まれてきた意味っていうのね、その、哲学的なことじゃなくて、
まず大きなひとつが、やっぱり子供を残していくことだと思うのね。それは
ひとつの大きな意味。それは人間に限らず、人間はこう、色んな思想とか
脳みそん中で考えれるけ、それに大きな意味付けをしたいんだと思うけれども、
ま、ただの生きもんとしたら、普通はそれなんよ。普通は次に世代を残すため
だけに生きとんよ」
生物としては、やっぱりそうだろうね。
肉体的に性が違う2種類の種がいるということは。
ハル:「そういう意味で考えると、えーと、もうね、人間の、その、恋心とかを
まったく無視して考えると、男は数多く、その、浮気の言い訳じゃないよ。
男は数多くのえーと、女に生殖していく。ね。女の人は……えーと、
それを、その、優秀な種を選ん、選んで、それの子供を産むっていうことだけ、
すっごく……誤解があるのぅ、これの」
みんな誤解せんといてね、と言って話を続ける晴一。
ハル:「なんかね、そういうことでね、すごく違う生きもんなんじゃないかと、僕は
思うのね。その、言葉としてはきつくなったけれ、きつくなるように聞こえる
けれども、ま、その大前提が違うので……まあ、また、中3のスゴロク、
R.N.スゴロク中3にものすごい話をしてしもうたのぅ(^^;」
いや、話自体はいいけど、出だしの一言がものすごかったと思うな(^^;
ハル:「えっとね、そういうもんだと思って下さい。そういうね、自分と違うところを
愛していってあげれば……自分にはないところ、絶対あるけ、まったく
同じことはないけ、あのー……そういうところを見れるようになると、男女
関係はうまくいくんじゃない。自分と違うところを探す。一緒のところを
探すとね、ややこしくなるんじゃないかと。思っています」
あの出だしから最後にはこんな話になるんだから、晴一って人は油断大敵。
一度彼と人生論を語ってみたいと常々思ってます。すごく有意義な議論ができそうで。
もう一通のお便りは、ラバップよりお正月に届いた年賀状に書かれていた、
「音霊 声霊 言霊」の意味は?との質問です。
言霊は言葉にやどる霊力のことだから、私は、音にも歌にも歌詞にも、聴く人に
届くような力がやどっていきますようにっていう3人の気持ちかなぁと解釈してましたが。
ハル:「ま、言霊っていう言葉は普通にあるのね。言霊。言葉の魂。それはやっぱね、
ちゃんとほんとに……これ昔から僕が面白い実験だなと思っているんだけれども」
人を縦横5人ずつ、計25人正方形状に並べて、後ろから誰かひとりに気持ちを向けて
「おい」って呼ぶと、気持ちがちゃんと入ってたらその人が振り向くのだそうな。
気持ちがばらけてると、複数人数が自分かと思って振り向いたりするんだって。
ハル:「じゃけ、ちゃんと気持ちを込めたものっていうのは、魂がやどるんだね。
そういう心霊の魂じゃないよ。ま、でもそういう意味で、やっぱ音にも声にも
言葉にも……そういうのがやどるぐらい……込め、魂を込めていきたいなと。
思って、書いてみました」
シンプルだけど、ひしひしと力が伝わってくるような年賀状だよね、あれは。
『オトヒト』コーナー、早速リスナーさんからのお便り紹介。
昭仁がトークの時は右手、歌の時は左手にマイクを持つことを指摘されてます。
これは何かこだわりがあるのか、それともクセなのか、という質問ですが……
アキ:「ほぅ……そうなんじゃ。わしってそうなんじゃね」
指摘されて気付く昭仁。
そうだねぇ、言われてみればそうかも。みんな、よく見てるなぁ。
アキ:「あの、あのー、多分ね、ま、これもずっと昔からの癖じゃと思うんじゃけど、
結局、そのー、ま、一応どっちかの手でこう、歌とともになんかを、こう、
ボディランゲージをするわけじゃん。こう、例えば、ね、なんか観客席の方を
指さしたりとか、手を振ったりだとか、そういうことをするんじゃけど、何分ね、
左手だったらね、指をさした手が、こう……定まらんのよ、俺右利きじゃけ」
それでそのために歌の時は左手でマイクを持ち、そういったボディランゲージは
右手でするんじゃないかという自己分析をしてます。
アキ:「じゃ、なんでトークの時は右で持つんかと。多分、トークをしながら
あんまり指をさすことないし、あんまりボディランゲージはないけ、多分……
多分そういう気楽な時は右利きな……右利きで物を、箸を持つみたいなんと
一緒でマイクを持ってるんでしょうね」
マイクを持つのって実は疲れたりするのよ、と言う昭仁。
ノってない時などは重くなってきたりするんですって。
アキ:「僕ね、あのー、今、ちょっと今タニワキさん、ま、ディレクターの方に
言われたんですけど、僕あんまりね、マイクスタンドを使わないねって
今言われたんですけど、そうですね。あんまり僕、マイクスタンドって
好きじゃない。やっぱ止まって歌うのが……苦手なのかな」
ギター弾く時くらいだよね、スタンド使うのって。
レコーディングの時には上から吊るされたマイクに向かって歌うので、
最初は両手がフリーなのが違和感があり、棒を握って歌ったという話をしてます。
ああ、その姿が点滴打ってる爺ちゃんみたいだって、晴一とタマちゃんに
言われてたよね、前に。
アキ:「どっかに力が入っとかな、多分歌えん性質では……あるん、かな。うん。
不思議なもんでね。なんかほんまは力入れずに歌った方がええんじゃけど、
どっか、握るひとつの手だけにどっか力が入っとったら歌いやすいみたいな
ことでね、あったりするんじゃろうね」
終始、人事みたく語る昭仁ですが、なくて七癖みたいなもんで、そういうのって
案外自分じゃ気付かんもんなんだよね、きっと。
エンディングでも晴一は『お言葉ですが』の時のキャラをひきずってます。
ハル:「はぁい、ということでぇ、ポルノグラフィティがお送りしてきましたぁ、
限界ポルノラジオ。そろそろぉ、グッバイの時間なんですけどもぉ」
アキ:「誰だよ、それ(笑)」
ハル:「若、若手ロックバンド」
アキ:「はいはいはいはいはい(^^;」
ハル:「いきがっとる感じ」
あ、そうだったのか(笑)
ハル:「あー、今日……ジョニーはどうだった?」
アキ:「ジョニーって誰や(^^;)。俺か? タマか?」
タマ:「いや、俺……ジョニー的には(笑)。ジョニー的にはね、どっちでもいいね」
ハル:「どっちでもいいか。いきがってんねぇ」
タマ:「(笑)。ロブはどう?」
アキ:「ロブ?(笑)」
っていうか、何故に「いきがってる若手ロックバンド」=横文字の名前?
アキ:「ロブは、まあロブで……あれじゃね」
タマ:「半分アメリカ人(笑)」
アキ:「まあ、ほんとに、もう別に言葉なんていらないんだよね」
タマ:「ラジオすんなや(笑)」
ジョニーとロブと、もうひとり(晴一)はなんて名前なんだろう、このバンド(笑)
途中、普通のしゃべり方に戻った晴一ですが、ハガキやメール募集案内の
途中から、またもや「いきがってる若手ロックバンド」になりました。
ハル:「(この番組には)ようさん、あの、コーナーはありますので、もし、あのぉ、
お時間ありましたらぁ、あの、電、電話下さいじゃないわ(^^;
あの、ハガキ……」
タマ:「おまえ、遅いど。しゃべり方が(笑)」
ハル:「ハガキやメール、色々下さぁい」
で、宛先紹介を始めたタマちゃんですが……
タマ:「……メールはporno@bayfm.co.jpで〜す」
アキ&ハル:「は〜い」
なんですか、その語尾の妙に可愛げな延ばしっぷりは。
タマ:「延ばしてって言われて、これで延ばすのが(笑)」
なんだかもうみんなして変になってきてます。
晴一はファックスサービスの紹介の途中に「チェキラ!」とか言ってるし、
かと思えば、「クロネコファックスってクロネコ出てきません」ですって。
タマちゃんに妙にウケてるけども。
ハル:「おぅ、ブラザーたち、言い、言い、言い残したことはないか?」
アキ:「うーん……なんだなぁ」
ハル:「なけりゃいい」
アキ:「ま、明後日来いって感じかな」
ハル:「(笑)。一昨日来い、だろう」
アキ:「あ、そっか」
そんな、言わずもがなのつっこみせんでもいいから(^^;
ハル:「一昨日来やがれ、だろう」
アキ:「そうか(笑)」
タマちゃん、もう、けらけら笑いっぱなしです。
ハル:「ということで、お相手はいきがってるポルノグラフィティのギターの晴一と」
タマ:「ベースのタマと」
アキ:「ボーカルの昭仁でした」
なんだって今日はまたいきがってたんだか。
いきがってるのは面白くていいけど、タマちゃんが言ってたように、しゃべり方が
とろくなるのが難点だね(笑)