021008 (TUE)  BITTER SWEET MUSIC BIZ ツアーin 武道館(2日目)

 はい、では追加公演レポートいってみましょう。
 17時45分頃会場到着。外の物販所でツアーブックだけ買って
(ミニトラ購入はまだ思案中)、中へと入りました。
 本日の座席はF3ブロック17番。だいたいタマちゃんの正面あたりで
前から21列目。左が通路で、右が空席。スペース的には楽ですね。
 でもきっとライヴが始まったらステージなんか全然見えないんだろうなぁと
去年の代々木でのことを思い出しつつ開演を待ちました。
 ステージのセットは本編と同じみたい。そしてアリーナならではのスクリーンが
ステージの左右にひとつずつ。
 18時過ぎに一度場内アナ。会場内のデジタル時計は18時20分頃には消灯し、
29分になると各所に整理員のお兄さんたちが立ち始めました。
 30分に再度場内アナがあって……

 18時40分近く、ステージ上のシャンデリアが点滅を始めました。
 いよいよ始まるぞ〜♪
 本編と違って、すぐに会場は暗転。ああ、やっぱりこの方が雰囲気だわ。
 まずはサポメンさんが登場し、演奏が始まります。
 しばしの後にポルノの3人が登場。
 始まる前に心配してたのは杞憂で、意外にも人の隙間から昭仁とタマちゃんの
姿がしっかりと見えます。晴一だけは、ちょうど人の頭でさえぎられて全っ然
見えないんですが(^^;
 昭仁はインナーが黒で白い上着だったと思う。晴一は黒のTシャツかな。
 タマちゃんは相変わらずいつものパターンでした(白のタンクトップ)。

 最初の曲は 『敵はどこだ?』
 うん、本編のも悪くはなかったけど、どっちかっていうとこういう方が
オープニングって感じしますね。
 もうこの曲、タマちゃんに惚れ惚れしちゃいました。
 途中のベースの音なんてもう、めちゃめちゃ太くて素敵。
 それにブランク部分でぴたっと止まって、次の音始まるまでその姿勢のまま
動かない様子とかね……カッコよかったわぁ♪
 続いて『空想科学少年』
 間奏部分でのNAOTOさんのヴァイオリンに聴き惚れました。
 すっごい綺麗な音色と旋律で。一見クールで未来的な歌詞や曲調なこの曲の、
その中にある人間くささというか哀しみみたいなものを引っ張り出してくれてる感じ。
 さて、『敵はどこだ?』から『空想科学少年』ときたので、あ、この辺の流れは
本編と同じかな?と思っていたら……3曲目に『アゲハ蝶』が来ました。
 こりゃちょっと意表をつかれた。
 通常バージョンでしたね。本編でのアコースティックなのも良かったけど、
これはこれで落ち着くというかハマるというか、しっくりきます、やっぱり。
 オフだったスクリーンも、ここから活動開始です。

 3曲終わると大抵は短い挨拶が入るのが定番。
 それは今回も同じく。
アキ:「わしらがポルノグラフィティじゃ!」
 いつものセリフが聞けました。
 ……ん?
 歌ってる時もなんとなくそんな気はしましたが、しゃべるとはっきりわかる。
 昭仁、あまり喉がよろしくないようですね。大丈夫かなぁ。
 そんな心配はよそに本人は、盛り上がって服とか脱いじゃったりする人が
出てもいいんじゃないか?とかおっしゃってました(笑)
 そして、この追加公演は長いツアーを頑張った後の、自分たち、そして
ファンのみんなへのご褒美だから楽しまなきゃ、と。

 さわやか風味のアレンジは本編と変わってません。『ミュージック・アワー』です。
 やっぱり最後のサビのとこ、高く持っていかずに普通の音階で歌ってましたね。
 それでもステージのいちばんはじっこ(スクリーンの前の背の高い花道)まで
行ったりしてました。体力はあるみたい。
 『Report 21』、今日もきちんと「メトロポリタン in 武道館」。
 晴一がギターソロの時、前に出てくるでしょ。定位置にいられると私のとこから
見えなくて、ここで初めて彼の姿をまともに目にすることができたのですが……
それにも関わらず、私ってばすぐに昭仁とタマちゃんのセッション姿の方に
目をやってしまいました(^^;
 だってどうしてもここはそっちを見たいんですものっ。
 晴一に愛情ないわけじゃないんだけど、ライヴの時はないがしろにして
しまいがちなのは何故かしら(汗)
 『n.t.』のセリフは、「君のハートを……濡らしてやるよ」でした。
 これ、さり気に新バージョンじゃありません?
 昭仁のイントロギターも良い響きだったし、なんだか今日の『n.t.』は
いつにもましてずしんと来て、半分以上は目を閉じて聴き入ってました。
 そしてここに続けて『ハート』が。
 この曲のイントロが流れると会場が悲鳴に近い嬉しい声をあげるんだよね。
 私はさすがにあげないけど、でもその気持ちはわかる気がします。
 「うわあっ」って思うもん。
 これも目を閉じての鑑賞。少しかすれ気味の声で歌い上げられるのも
歌ってる本人的にはどうかわかんないけど、聴いてる方はそれはそれで
いい味だなぁと思えます。そういう曲ですね。

 ここでメインのMCタイム。
 昭仁が「長いツアーだった」とかいう話を始めたのですが、スクリーンに
映るメンバーひとりひとりのショットに客席が反応しまくりで。
 最初は昭仁が映りました。それはまあ、ステージが明るくなって
昭仁が前に出てくるのと同時だったし、そこで歓声があがるのは
おかしくないわけですが……
 続いて晴一がアップで映ると、また「きゃあ〜♪」
 さらにタマちゃんのアップになると、またまた「きゃあ〜♪」
 しゃべってる内容と明らかに違うタイミングで客席から声があがるという
奇妙な事態になりました。
 さすがに昭仁も途中で理由に気付いたみたい。
アキ:「何? 映っとんの?」
 ステージの前方に身を乗り出し、スクリーンを眺めてます。
 ちょうどその時映ってたのは昭仁。
アキ:「ああ。あれ、わしね」
 わかってます(笑)
 さて、今日の話題は「ポルノグラフィティ雨バンド説」について。
アキ:「もうね、みんなの中でも有名な話になっとるかもしれんけども、
    わしら雨バンドなんよね」
 会場内から拍手が。
アキ:「雨バンドって言って拍手が起きるってのもなんかおかしいけども。
    まあ、それだけみんなの間にも浸透してるってことかの」
 昨日の武道館初日も前日の夜中からものすごい雨だったし、今日も
小雨だしと昭仁が言ってます。
 そのことについて同意を求めようとタマちゃんの方を向いた昭仁でしたが、
肝心のベーシストさんは、なんだか上手側のスタンド方面を見てる模様。
アキ:「どこ見とん」
 思わずつっこむ昭仁。ほんと、何見てんだか。
 後からも昭仁がしゃべってる間、そっち見てたよ、彼は。
 雨については「よく降るよね」と同意してました。てか、降りすぎ。
 あまりによく雨や台風に好かれるので、スタッフさんが明治神宮へ御祓いに
行ったという話をした時、昭仁くんてば面白発言。
アキ:「スタッフがお笑いに行って……」
 明治神宮にお笑いに行ってどうするよ?(笑)
アキ:「かむ時もあるがな」
 最近減ってきたんだけどねー。
 で、その次の日に台風がふたついっぺんに来たというオチの後、
「ほんとよく降るけど」と晴一へ話をふる昭仁。
ハル:「それ(雨の話)でわしに話をふられても」
アキ:「いやいや(^^;)。雨の話じゃなくてもね、長いツアーやってて色々と」
 晴一は長いツアーだと過保護にされることに慣れてしまうという話を始めました。
 遠征先でひとりでコンビニ行こうとしても、必ずマネージャーが「ついていきます」と
言うらしい。まあ、そりゃそうだね。
ハル:「でもさ、それでマネージャーがポルノTシャツ着とるのよ。わしらの顔が
    ここ(胸)に載ってるやつ。その方が目立つじゃないかっていう」
 コンビニ行く時よりも、夜の街に繰り出す時の方が「護衛」が多いとも
言ってましたね。それって名目上は護衛だけど……ってやつだね(笑)
ハル:「それこそ護衛つかなくてええって感じじゃけど」
 ホテルのチェックアウトの時も、ツアー中だとマネージャーさんが支払い。
「すみません、これくらいかかったんですけど」と明細書を見せてくれたり
するそうですが……
ハル:「わしがエロビデオ見てかかった金額とかね。ああ、はい、すいません、
    それ確かにわしが見ました、いう」
アキ:「1日1,200円として、5日で6,000円か」
 具体的な金額教えてくれてどうもありがとう(^^;
 そして武道館のガードマンさんの話。
 楽屋前の通路とかに警備として立ってるらしいんです。
ハル:「本番前にリラックスしようと思って、スポーツ新聞持ってトイレ行ったんよ」
アキ:「親父じゃね(^^;」
ハル:「ああ、もう娘でもいれば立派に『お父さん』って感じじゃね」
アキ:「『新聞持ってトイレに入らないでよ!』いうね(笑)」
ハル:「で、スポニチ持ってトイレ入って、用すませて出てきてさ、楽屋戻るのに
    ガードマンさんの前通ったら、『ごくろうさまです』って言われた(笑)」
 いいっすねぇ、それ(笑)
アキ:「ところで晴一くん、その靴紐は大丈夫?」
 私には当然見えないのですが、晴一くん、靴紐でもほどけてるのかしら?
 自分で足元に目をやって苦笑してました。直しはしなかったので、単に
結び方がほどけそうに見えるアレンジだったのかな?
アキ:「僕が守ってあげようか?」
 どういう会話なんですか、それ?
ハル:「おまえに守られてものぅ(^^;」
アキ:「まあ、4ヶ月もツアーやれば、メンバーも仲良くなるということで」
 ではタマちゃんにMCバトンタッチ。
タマ:「3ヶ月? 4ヶ月だっけ?」
アキ:「3ヶ月強……4ヶ月弱ってとこ」
タマ:「ああ、4ヶ月弱もあればね、色々と変わるね」
 部活動の話です。
 カレー部、マック部、思い出部。
 思い出部とは、要はなんでも写真に撮りまくる部のこと。
タマ:「寿司屋行ってさ、誰かひとりが『このお寿司綺麗』って言ったら、
    7、8人がカメラ取り出して、そのお寿司の写真撮り始めるのよ」
 そう言いながら、その様子を再現してくれる彼が素敵(笑)
 タマちゃんはどこにも属さず、皆を「バーカバーカ」とバカにしまくって
いたわけですが、とうとう強制的に思い出部に入部させられるハメに。
タマ:「要はデジカメ?持ってたら思い出部なわけよ。で、プレゼントされて」
アキ:「入部したんじゃ?」
タマ:「したのよ」
アキ:「写真撮った?」
タマ:「何枚か」
アキ:「やっとんじゃ(笑)」
タマ:「そりゃ、入ったからには楽しまにゃ」
 おお、前向きさん。
 部活の先輩が怖いからとも言ってましたが。
 「今日はカメラ持ってきた?」と訊かれ、思わず「はい!」といい返事をして
しまうらしい……誰よ、怖い先輩って(^^;
アキ:「まあ、長いツアーやってれば色々変わるってことか?」
タマ:「ああ、(その結論)それいいね」
 さて、NHKホール初日の話をしようとして、日付を忘れた昭仁。
アキ:「6月……20じゃったっけ?」
 と、後ろを向いてサポメンさんたちに確認。
アキ:「誰に訊きゃええんじゃ」
 そういうことは会場に訊くのがいちばんだと思います。
 案の定、「21!」という声が客席から多数あがりました。
 ワールドカップ真っ最中のその日は、もしも日本が勝てば準決勝だか
準々決勝だかの日で、そうなったらライヴにお客さんが来てくれるかどうか
どきどきしてたというお話。
 それから北見へ行った時の話もしてました。
アキ:「女満別空港に降りて……えーと、『女を満足させて別れる』って
    書くんじゃけど」
 これ、個人的に今日のいちばんヒットでした(爆)
 前に勤めてた会社で北海道観光絡みの仕事してたんで、「女満別空港」って
字面は飽きるほど目にしたり書いたりしてたんだけど、そういう解釈は今まで
思いつきもしなかったデス(^^;
 会場から起きた拍手に、「いや、そんなに良い思いつきではないんだけど」と
恐縮してましたけどね、本人は。
 女満別空港からバスで移動すること2時間。
 どこまで行っても窓の外は畑。まっすぐ続く道路。
 正直、ここでライヴをして、会場が埋まるだけお客さんが集まってくれるのか
心配になったそう。でも……
アキ:「北見の人口ってどれくらいなんですか?って訊いたら、11万は
    いるってことで。バカにしてごめんなさい、因島は3万人です(^^;」
 まあ、そんな風に行った先々でたくさんの人が待っていてくれたことに
感謝というお話でした。

 「因島の思い出を込めてつくった曲です」という昭仁の言葉から
『Aokage』へ。
 ドラムもベースもなしでの、アコースティックなバージョン。
 切なげに、遠く甘く残っている記憶を優しく刺激するようなアレンジが
曲にものすごくマッチしてました。
 途中でとことこと下手から出てきたのはタマちゃん。手にトランペット。
 おおおっ、噂に聞いてたタマちゃんのペットだっ。
 ……2音のロングトーンしかないんですね(^^;
 まるでミュートをつけてるかのようなソフトな音が逆に曲に合ってました。
 まあ、素人っぽさ全開ではありましたが、でもまだ始めたばっかりにしては
音をはずさずにロングトーンできるだけすごいと思うし。
 そして曲が終わると、ごくごくフツーな感じでとことこステージから
はけていくその姿もさすがでしたね(笑)
 ところでこの曲では、スクリーンに映し出される映像がとても気に入りました。
 もちろん映ってるのはステージの様子なんだけど、カメラワークとか
画面の切り替えとかがとても綺麗で。
 このまま『Aokage』のPVにしてもいいんじゃない?ってくらいでした。
 もう、ステージ見ていいんだかスクリーン見たいんだか困っちゃうね(笑)
 この後、晴一の見せ場。昭仁を除くメンバーでのインストゥルメンタルです。
 札幌で見た時とは違って、曲の最後にギター使っての会場とのコール&
レスポンスがありました。
 晴一がギターを短く鳴らしては客席が「Yeah!」と返す感じ。
 続けて『ラスト オブ ヒーロー』
 マスクマンに肩車され、黒のタンクトップにマントをつけて出てくる昭仁ですが、
これ、私としては本編で見た時はどうも納得し難い演出だったんですよね。
 でも何故だか、今日のこの会場のこの雰囲気の中では「あり」でした。
 なんだかな>自分
 マスクマンはやたらと自らの力こぶを強調してから、はけていきました……
 曲の途中でセッションタイム。これも札幌ではなかったよなぁ。
 晴一とタマちゃんが向かい合ってギターやベースを弾きまくってる姿は
いくら見ていても聴いていても飽きませんね。昭仁もポンプさんとこ行って
シンバル叩いてたりして。

 珍しく、曲が終わってステージが暗転しても、メンバーを呼ぶ声がしばらく
客席からあがらなくて。ただざわざわしてました。
 ほんと、大分たってから「ハルイチー」とか呼ぶ声が始まったんだけど……
 照明がついて、昭仁曰く。
アキ:「こういうアリーナでも、やっぱり誰かが『ハルイチー』とか言い出すと
    うわーっと広がっていくんじゃね。今日口火を切ったのは、あの辺にいる
    男の人じゃったね。勇気あるね」
 下手側のスタンドを指さしてました。
 「まあ、最初が男の人の野太い声っていうのもね。黄色い声の方がよかった
みたいな」などと昭仁に言われて、晴一苦笑。
 それから昭仁、武道館には神様がいるという話を始めました。
アキ:「別に頭がおかしくなったわけじゃないよ。変な宗教に入ったわけでもないよ」
 元々武道をする場所だから、もちろん武道の神様がいるけれど、
音楽の神様もいる。わしには見える、と申しておりました。
 天井付近にいるらしいその神様を、みんなのパワーでぐいっと下へ
ひきずりおろして、アリーナのいちばん前あたりまで連れてこようという(笑)
アキ:「チケット買ったのね、っていうくらいに」
 神様って下にひきずりおろしちゃったりしてもよろしいものなのかしら……

 さらに盛り上がっていこうということで、
アキ:「これでもくらえ! サウダージ」
 しかし昭仁くん、いちばんいいとこで思いっきり歌詞忘れました。
 今日はどうもシングル曲の歌詞を間違う確率が多かったのですが、
これはばっちしワンセンテンス抜けましたもん。
 『出逢いと別れ』の『出逢い』が出てこなかったのね。
 会場中から「ああ〜」っていうため息のような声が聴こえたと思ったのは
私の気のせいじゃないよね(^^;
 『Century Lovers』のイントロ、今回のこのアレンジ大好きです。
 昭仁がポンプさんの方向いてキュー出したりするでしょ。
 今回、カメラがポンプさんのとこにもあるらしく、そっちから見た昭仁の姿が
スクリーンに映ったりするのね。飛び跳ねながらポンプさんにキュー出してる
昭仁のバックに客席がばーっと見えてさ。それもなかなか嬉しかったり。
 「エーブリバーディー、セーイ!」でfu-fuタイムの後に驚きの特効あり。
 電子音の「1,2,3,4」のカウント後、ステージ前からどーんっと大きな
火花があがりました。いやぁ、こんなの初めて。びっくりしたぁ。
 昭仁は途中で下手側の花道へ行き、そこで股間パフォーマンスしてました。
 今日のはなんか、なでさすってただけのような気も……腰まわされるよりも
逆にエッチくさい気がするのは私だけですか?
 ベルトも外してたけど、どうせならそこでやめずにズボンもさげるくらい
してほしいわ(笑)
 さあ、ラストです。『幸せについて本気出して考えてみた』
 これ、ライヴで聴くの大好き。めいっぱい盛り上がれるもんね。
 いつものように間奏が近くなると晴一がNAOTOさんのとこ行って打ち合わせ。
 でもやっぱり晴一が下手、NAOTOさんが上手なのね。
 ふたりともそれぞれ花道まで行って弾きまくってくれました。
 特に晴一は間奏が終わってもしばらくそこで弾き続けてましたね。
 下手側にいた晴一ファンは嬉しかったろうな。

 アンコールはもうすっかり「ポルノチャチャチャ」で定着したのかしら?
 合わせやすいけど、手拍子忙しいよね(^^;
 メンバー再登場のステージ上は、人口密度がすごいことになってます。
 後ろにずらっと並ぶのは、そう、スペシャルゲストのTHE THRILLの皆様方。
 となると、まずは『Mugen』ですね〜♪
 うーん、やっぱり生ホーン入りはいいなぁ。ユカリさんと晴一の絡みも
もちろんありっす。
 THE THRILLが来たからには、まさか1曲じゃ終わらないよね?と思ったら、
続けて昭仁もギターを持ちました。
アキ: 「みんなででっかいグルーヴをつくろうぜ! ジャイアントグルーヴ!」
 てなわけで、全員でステージ上をかけまわりのセッションを始めました。
 すっごい楽しそうで、見ててもにこにこしちゃいます。
 その後、昭仁からTHE THRILLのメンバー紹介がありました。
 再び後ろにずらっと並んだその姿を見て、「セクシーだ」と言う昭仁。
アキ:「セクシーだ。男も女もセクシーだ」
 なんかその言い方が面白いんですけど。
 AAAのイベントで初めて会ったのと同じこの場所で、こうして一緒にできて
嬉しいとのこと。
 この様子だと、まだ何かしてくれるな?と思ってたら、「久々にこの曲を」と
なんと 『狼』じゃありませんか!
 そっかぁ、そうだよね、生ホーンがあるならこれよね〜♪
 やっぱり迫力が違います。すっげー幸せだぁ。
 さらに『Jazz up』が続いて、もう感無量。私にとっては初の生『Jazz up』。
 これ、聴きたかったのよぅ(><)
 『Jazz up』が終わると、THE THRILLもサポメンさんもみんな前に出て来ました。
 その状態で昭仁がサポメンさんのメンバー紹介をして、ポルノの3人以外は
下手へはけていきました。
 そして3人がステージの前に並び、昭仁からメンバー紹介が。
 「ベース、タマ」と言った時に、軽く右手でタマちゃんの肩を叩いた仕草が
いいなぁと思いましたね。
 晴一のことは手で指し示してたんじゃなかったかな(うろ覚え)。
 自分のことは胸を手のひらで叩く感じだった気がします。

 さて、下手へと消えていったメンバーですが……思うにまだ続きがありそうな?
 だってツアーTシャツとかまだ着てなかったし。はけ方があっさりしてたし。
 まさかのWアンコールがあったりして、と思ってたら、案の定客電は落ちたまま、
場内アナは入らないし、客席からは再び「ポルノチャチャチャ」の声が。
 待っていたら、やっぱり。
 三度現れたメンバーはツアーTシャツを着てました(笑)
 昭仁と晴一は今日は黒。タマちゃんはさっきのアンコール時から、腰に
赤いスカーフをつけてたんだけど、そのままでしたね。
 何故今回はツアーT全然着ないのかしら?
 MCはなし。なんかステージに出てきてから、しばらーく昭仁が中央で
うろうろと歩き回ってた記憶があります。
 Wアンコール曲は『ビタースイート』でした。
 ああ、ビタスイツアーだもん、やっぱりみんなこれを聴きたかったんだよね。
 どうやらこれで本当に終わりのようです。
 ラストにいつもの手つなぎなどはありませんでしたが、その代わり
アリーナならではでの演出が。
 スクリーンに、ツアーのバックステージな写真たちに載せてスタッフロールが
流れ始めて、見入っちゃいました。
 いちばん最後に、
 『すべての楽器と
  すべての音楽
  そしてこのツアーに参加してくれた人達に
  ありがとう。
               - ポルノグラフィティ -』
 というメッセージが。
 いい終わり方だなぁと思いました。
 けど同時に、『ビタスイ』が終わった後、入れ替わるようにスタッフロールが
流れ出すため、メンバーがステージからはけていくとことかがちゃんと見えないのが
ちょっと残念でもありましたね。いつもの、おじぎをして帰っていく姿が好きなので。
 まあ、贅沢言っちゃいけないね(笑)

 思いっきり満足したライヴでしたが、ひとつだけ残念だったのは
恒例の『ジレンマ』がなかったこと。
 後はこれさえあればほんとに100%満足だったなぁと思って帰宅し、
昨夜は我慢したネタバレを見にネットを徘徊したところ……あら、昨日は
演ったのね、『ジレンマ』(涙)
 ただの勘ぐりではありますが、昨日演ったものを今日は演らなかったというのは、
やっぱり昭仁の喉の調子なのかしら。それとも昨日演ってみたけれど、流れの
問題か何かでやっぱりやめようということになったのでしょうか?
 それはまあ、わからんけど……
 今日はMC中に声が裏返ったりもして、客席誰もつっこまなかったし笑いも
しなかったのに、自ら「今、声裏返ったけどね」とか言ってたっけ。あ、それは
喉の調子とはあまり関係ないか(^^;
 とにかく彼の喉が最終日まで持ってくれることを切に祈ります。
 手抜きなしに全力投球なボーカルさんだからねぇ。
 それでもほんと、すごく楽しそうなステージを見せてくれたので、喉の調子
良くなさそうだなとは思いつつも、ライヴ中はそんなに気にならずに楽しめました。
 それって明らかに彼らの成長だよね。
 8月に観た時より、さらにみんなが楽しそうなステージをしてて、こっちまで
なんだかとても嬉しかったです。

 そして今日も今日とて、私がライヴ中に唯一「カッコいいっ♪」と口にした
相手はNAOTOさんでした(^^;
 インストゥルメンタルでのソロアピールの時、フレーズ弾き終わって
弦をおろすその仕草がねぇ〜♪
 ポルノのメンバーのことも「わ、カッコいい」と思うこと、ライヴ中にはもちろん
たくさんありまくりますよ。
 が、口にまでは出ないのよね。ほら、ひとりで参戦してるしさ。
 けど近頃、ライヴ中に1度はNAOTOさんに対して「カッコいいっ」と思わず
叫んでしまう(小さくだけど)自分がいます。
 彼の仕草って私のツボなんだな……