021231(TUE) BITTER SWEET MUSIC BIZ ツアーin 東京(2日目)

 今日の席はアリーナA1ブロック141番。
 昨日よりもかなりステージには近くて。これがまた人の隙間からタマちゃんが
ばっちり見えるんだな(^^
 それに結構昭仁も晴一も見えたし、昨日のレポはほんとに3人の様子とか
あんまり書けなかったけど、今日はそれなりに書けるぞっ。
 まあ、覚えてたら、だけどさ(^^;

 開演予定を10分ほど過ぎて始まりました。
 今日はあんまり遅れずに始まるだろうとは思ってたんだけどさ。カウントダウン
あるし、あまり開始が遅れちゃうと段取り狂っちゃうもんね。
 昨日言ってたとおり、罪と罰は今日はなし。
 弦楽奏から始まって、『ラビュー・ラビュー』です。
 やっぱり昭仁は「深刻」じゃなくて「真剣」って歌いました。
 もしかしてマジもんで勘違いしてるのかしら?
 『Name is man 〜君の味方〜』、『パレット』と続きます。セットリストは昨日と
変わりないのかも。
 『パレット』の時、照明が七色の水玉で可愛らしく綺麗でした。
 この3曲とも、昭仁ギター持ち。
 さあ、最初のMCです。
アキ:「この寒空の中集まってくれて、どうもありがとう」
 私的には年末は比較的暖かかったけど、まあさすがに夜の11時開始ともなれば
冷え込む時間だものね。
 ワンマンでこんな時間にライヴをやるのは生まれて初めてだと話す昭仁。
アキ:「今日はあかしろ歌合戦にも出て、わしらも気分が盛り上がってます。
    皆さんも盛り上がっていますか?」
 そりゃいやがおうにも盛り上がろうというものですよ。それこそ昭仁のセリフじゃ
ないけど、ポルノ初のソロカウントダウンライヴだもんね。

 『Heart Beat』でがっつりテンションあげてから 『オレ、天使』。
 あれ? 昭仁がハンディライトを片手に持ってる。
 歌いながら会場中、あちこち照らしてました。
 でも、股間のとこに垂直に固定するのはやめようよ(^^;
 『PRIME』では間奏で昭仁が暴れまくったように踊り狂ってたのが印象的。
 この曲の時だったかなぁ、昭仁が白いシャツの左肩をはらっと一瞬おとしたの。
 それがまためちゃくちゃセクシーダイナマイツな感じで、くらくらきちゃいました。
 いや、だって私にとって昭仁がセクシーに見えるなんてことは珍しいにも程が
あるっていうもんで(笑)
 あの姿はぜひぜひもう1回見たいなぁ……

 さて、ここでMCタイムです。
アキ:「ありがとう! ……さっき紅白出たけぇ、堀内孝雄さん風なんじゃけど」
 言われなきゃわからんわな。
アキ:「紅白出場2回目のポルノグラフィティです。この言い方、鼻につく?
    ええじゃん、自慢くらいさせてぇな」
 いやいや2回で自慢してちゃいかんですよ(笑)
アキ:「今、速報が入りました」
 何かと思えば、紅白は赤の勝ちだとのこと。
「わしらが出た一昨年と今年、どっちも白が負けてるんよね」と苦笑するメンバー。
 だってあの勝敗って、1年おきに紅白だもんね。
 てなわけで紅白の話となりました。出演したて、ほやほやの話題です。
ハル:「藤本美貴ちゃんの時、ステージの両側に……そっちに赤、女組がいて、
    こっちに男……男組がいて」
 オトコ組って言ったら男闘呼組を思い浮かべてしまうじゃありませんか。
 と思って苦笑してたら、すかさず昭仁がつっこみをしてくれました。
アキ:「オトコ組って、『TIME ZONE』じゃないんだから(^^;」
 そりゃもう大笑いさせていただきましたよ。
 晴一は紅白の舞台で、どうやらちょっとカッコつけたかったらしいです。
ハル:「タマにちょっとカッコつけようやぁって、わしとタマとで、ちょっとスカしてみたり
    したわけよ。そりゃガクトさんみたいなわけにはいかんけど。いや、ガクトさんが
    スカしてるってわけじゃなくてね(^^;」
 ちょっと焦って言い直す晴一に笑えます。
 ところがふとステージの対角線を見ると、アッコさんがものすごいノリノリで
手拍子して踊ってるのが見えたらしい。
ハル:「タマ、アッコさん見てみぃ、って」
 昭仁が下手側に行ってアッコさんの真似して踊りだし、さらに「あの鐘を〜♪」と
歌うサービスぶりを発揮してくれました。
 晴一とタマちゃんはそんなアッコさんを見て、こりゃヤバイと思って自分たちも
ちゃんと応援することにしたんだってさ(^^;
 タマちゃんが言うにはそこでいきなりノリ出すのも変なので、「さっきからやって
ましたよ」的に少しずつ身体の振り幅を大きくしてったとか(笑)
ハル:「タマ、アッコさんに目つけられたぞ」
タマ:「そんなことない(^^;)。でもそういえばちゃんと挨拶したことないよのぅ」
 そうなのか……
 さらに昭仁がバラす、紅白の面白いところ。
アキ:「オープニングの時にひな壇にみんな並んどるじゃん。で、最初に特効で
    ばーんっと煙が出る時、前に並んでる層々たる大御所さんがみんなして
    耳をふさいでるのよ。なんかこっけいな眺めじゃったわ」
タマ:「まあ、あれくらいの大御所になれば、なんでもありなんじゃろうの」
 どんなこっけいな格好しようが、誰も笑ったりできんしなぁ。
ハル:「タマは今回の紅白で洗礼を受けたよね」
タマ:「洗礼を受けちゃったのよ」
 大御所さんからの洗礼ですって。
 細川たかしさんと堀内孝雄さんがひな壇に並んだ時に前にいたらしいのですが、
振り返ってタマちゃんのベルトの端が長く下にたれてるのを見て 「ベルト外れてるよ」と
つっこんでくれたとか。
タマ:「細川たかしさんも冗談で言ったんだとは思うのよ。で、そのベルトの端を
    つかんで、3分くらいこう、ゆらゆらと。……3分は言い過ぎか?」
アキ:「いや、あそこに並んどったら緊張するけぇ、3分くらいたっとったかもよ。
    細川たかしさんがすごくフランクにしてくれて、どうせ並んでてもカメラに
    映らないんだし、好きなことしてても大丈夫だよとかって言ってくれたりして」
 ちなみにあれは名前のあいうえお順で並ぶものだというのも細川さんが教えて
くれたと暴露した昭仁ですが、晴一に「そこまでバラしてもええのか?」と
つっこまれてました。
 昨日もなんか似たようなやりとりがあったねぇ。
 ちなみに晴一曰く、もしも来年紅白に出られなかったら、それはアッコさんに目を
つけられたタマちゃん、もしくはそこまで内容をバラしちゃった昭仁のせいらしいです(^^;

 なーんてしゃべってる最中、突然会場内にぴこぴこという電子音が流れ、照明が
ぴかぴかと点滅し始めました。
 スクリーンの右下にデジタル表示の数字が表れ、1ずつ減っていきます。
 もちろん0時までのカウントダウン。4分前くらいからの開始でしたね、確か。
 「話の途中ですが」ってことで皆が演奏し出したのはセンラバのOP。
 おうっ、やっぱりこれかぁ(^^
アキ:「初めての人はわからないかもしれないけど、1、2度やればすぐわかります」
 と言って、「エーブリバーディー、セーイ!」へ。
 その時タマちゃんがサングラスを外して、目の上に手をかざし、会場内を
見渡してたので思わず「きゃ〜あっ♪」って盛り上がっちゃった(^^;
 何度もコール&レスポンスを繰り返した後、昭仁が「みんなでカウントダウン
しましょう!」ということで、16秒前くらいから会場中でカウントダウン。
 これがやりたかったんだよねー。ポルノライヴで年越しなんて嬉し〜。
 0の瞬間、昨日のラストの様に銀テープが飛び出てきました。
 どうやらこれにもメンバーそれぞれのメッセージが書き込まれてた様子。
 残念ながら私の手には入らなかったんだけどね。
 そして『Century Lovers』へ突入でっす。
アキ:「いつもより多めに行くわ!」
 何がかと思ったら、1番から腰振りまくりの昭仁くん(笑)
 しかしだ。
 最後にまた「エーブリバーディーセーイ!」でfu-fuタイムを繰り返し、「ラスト1回!」と
客席をあおった昭仁ですが……バックミュージックは転調してまだまだ続いております。
アキ:「あ、間違えた」
 まだ続きがあったのに、勝手にラスト1回にしちゃった模様(笑)
 新年2曲目は『アゲハ蝶』で、その後、弦楽奏が入ります。
 そして『夜明けまえには』、『サボテン』、『渦』という、昨日と同じ展開ですね。

「去年は不況だとか戦争が始まるんじゃないかとか暗い話題が多かったけど、
ポルノグラフィティとしては充実した1年を過ごせた」という、ここは大体昨日と同じ話。
 ただ、昨日は「今年」と言ってたのがちゃんと「去年」になってました(笑)

 後半、『キミへのドライブ』、『ワールド☆サタデーグラフティ』、『Mugen』と続く
ノリノリな選曲群ですが……『キミドラ』の最後に叫んだセリフはなんだったんだい、
昭仁?
 どうやら「結婚しよう」だったらしいんだけど(私としては、言われてみればそんな気が
するねって感じ)、演出か本音か紛らわしいセリフは慎んだ方が身のためっすよ(笑)
 『Mugen』の時は1番の途中から晴一が下手の花道へやってきたんだけど、なんと
その花道の端っこにマイクスタンドがちゃんと用意してあって、そこでコーラスまで
やっちゃう彼の長居ぶりにびっくりでした。
 『幸せについて本気出して考えてみた』では晴一、間奏のとこでNAOTOさんとこへ
行き、多分彼の真似をしてなんだろうけどギターを頭の上の方で立てて弾いて
みようかな的なことをしてすぐに諦め、楽しそうに自分で笑ってました。
 『Mアワー』は昭仁、1番のサビで下手花道へ来て、「久々にいくよ」とサビの
十字踊りをしてたはいいのですが……左足(もものあたりかな?)を見事に
つっちゃいました(^^;
 すぐにそこへ手をやって身体をひねったから、「あれ?もしかして」と思ったら、
案の定、曲の切れ間に「足つった」ですって。彼らしいわぁ。

 アンコール。
アキ:「今……1時8分。新年になって1時間ちょっとがたちました。時は常に
    少しずつ流れていっています」
 で、その後なんか言ったんだよねぇ。時は金なりでもないし、なんかそんなような
ことを。それ聞いて笑った覚えがあるのにな。
 さてさて、アンコール曲なんですが、なんと今日はいきなり 『INNERVISIONS』。
 『アポロ』は確かに昨日だけだって言ってたけど、代わりに何か違う今日だけの
曲があるのかもと思ってたので、ちょっとがっかり。
 その後、メンバー紹介の時間ね。
 晴一がアンプにひじのっけて頬杖つくようにしてサポメンさんを見てたのが印象的。
 ジャッキーさんはキーボードで『春の海』を演奏。新年にこれほどふさわしいBGMも
ないやね(笑)
 昭仁がステージの真ん中に座り込んで、ししおどしのカコーンってのを手で
真似てました。
 ナンちゃんは『ワールド☆サタデーグラフティ』のイントロで使ってた、声を電子音で
表現するやつで、「あけましておめでとう。今年もよろしく」って披露してくれました。
 それを聴いた昭仁、ナンちゃんに「頑張ったね」だって。
 NAOTOさんはやはり新春っちゅーことで、ヴィヴァルディの『四季』から『春』を
弾いてくれました。
 で、ポンプさんはというと……昭仁が「サポメンのドン的存在」と紹介すると、
何故かドラムセットの脇へ出てきて土下座。
アキ:「土下座しちゃったよー」
 どうやら物足りなかったらしい晴一ってば、そ知らぬふりをして 「あれ。ポンプさんの
紹介終わったっけ?」なんて言い出します。すかさず昭仁が 「ドラム!ドラム!
小畑ポンプ!」と、また最初からドラムの紹介をやりなおす見事なチームワーク(笑)
 今度はポンプさん、ハイハット持ち上げてくるくるまわし始めました。
アキ:「いつもより多くまわしております!」
 ああ、確かにそれも正月って感じだわね(笑)
 これでサポメンさんの紹介は終わった……はずだけど、今日も今日とてテンション
高い昭仁、「またそっちからメンバー紹介やる? それはオレ、やりすぎ?(笑)」と
ご機嫌モード。
 ではでは前の3人の紹介へ。まずはタマちゃん。
タマ:「えー、なんだろうな。えー、なんていうか……えー、今年もありがとう」
 ちょっと待て、今年はまだ始まったばかりだぞっ。
 会場中の「えーっ」的な反応に、タマちゃんは自分の間違いに気付くことなく、
それを何か違う意味に受け取った模様。
タマ:「いや、別に逃げてるわけじゃないよ」
 そこで昭仁が、「去年、去年」とつっこみ。
 自分の間違いに気付いたタマちゃん、頭に手をやり、「しまった!」という仕草。
 それがまたかっわいいんだってば(><)
 即座に昭仁が、「ベース! ベース! ターマ!」と仕切りなおし。
タマ:「去年はありがとう。今年も本気でやるんで、よろしく」
 続いて晴一。
ハル:「端っこの人たち、ちゃんと聴こえてるか?」
 そういえば昨日もそれ言ってたね。
 「3階スタンドのいちばん後ろの奴」って呼びかけたのに、それに応える歓声が
多かったため、昭仁が「いちばん端っこの奴ってひとりのはずじゃのに、何故か
返事がたくさん聞こえる」って笑ってました。
 それとどっちが先だったかは忘れたけど、晴一が「みんなお年玉欲しいか?
じゃあ昭仁んちに集合! 彼はなんでもお金で解決するよ」などと訳わからんことも
言ってましたな。
 当の昭仁は 「俺んち? お金で解決って(^^;」って苦笑してたけど。
 メンバー紹介の最後は昭仁。
 しかしそこでいきなりみんなが演奏を始めて、それに乗って昭仁が「山あり谷あり
山あり谷あり」と妙な踊り付きで即興ソングを披露。
 2003年もよろしくとか、そんな歌詞を色々歌って、終わった後に曰く、
アキ:「オレ、即興で歌ったにしてはよく頑張ったね。これ、今考えたのよ。最初から
    考えてたと思われたら、寒いからね。題して『山あり谷あり』」
 新年早々、明るいような暗いような妙な歌っすね(^^;
 そして最後にはもちろん『ジレンマ』です。
 いやぁ、跳ねた跳ねた。正直言って自分、こんなに全力投球した『ジレンマ』は
初めてかも(汗)
 さらに全曲終了後にびっくりすることがありました。
 いつもならメンバーとサポメンさんとで手をつないで、ステージの前でお辞儀して
くれるよね? ところが今日はなんと、スタッフさんを全員ステージに呼んじゃいました。
アキ:「オールスタッフ! PAも!」
 と、舞台袖や客席後方へ手招きして。
 大人数で手をつないで、いつものようにお辞儀をしてくれました。
 なんかさぁ、ああいうのってほんとに「チーム」って感じでいいなぁ。
 さらに今日は最後にメンバー3人がステージ上を行ったり来たりしてる間、ふと
気付けば昭仁と晴一がハンディカメラを持って、会場を撮影しとりました。どうやら
1台のカメラを交互にやりとりしてたみたいなんだけどね。
 今日は年越しの時に銀テープ飛んで来たから、昨日のように最後には
しないのかなと思ってたけど、ちゃんとラストにも銀テープが。これまた私は
ゲットできなかったんだけど、昨日とも年越しの瞬間とも違うメッセージが
書いてあった模様。凝ってるなぁ。
 それからやはり昨日のように3人でドラムの前に集まって、晴一が何か
書いてます。今日のメッセージはなんだろうな。
 そしてそして、最後の最後に「やられたぁ!」だったのは、タマちゃんの
くねくねダンス! 片手を頭の後ろに、片手を腰にあててのその仕草に
「うっわぁ〜」と骨抜き状態な私(^^;
 し終わったあとに照れたように笑う顔がこれまたいいのよねぇ……
 メンバー退出後にやはりスクリーンに映し出されたドラムのメッセは、
「今年の暮れもまたこうして会おう」とハートマーク付きで書いてありました。
 よーし、絶対だぞ?
 そして今日はライヴ終了後のSEまでが見事の一言。
 なんと鉄腕アトムの主題歌だったのです。
 そっかぁ、そういえばアトムは今年誕生なんだよね。
 こういうのって晴一の案っぽいよねー(^^
 思わず一緒に大合唱しちゃったけど、この歌詞をちゃんと歌えるのは
アダルトチームの証拠ってやつ?(笑)

 今回はメンバーたちが楽しそうで、かつ客席も楽しめた大満足のライヴでした。
 ビタスイツアーの時はともすれば客席が置いていかれがちだったことを考えたら、
あれから一歩ステップアップしたステージだったと言えるんじゃないかな。
 本当に今年の暮れもこうしてカウントダウンライヴができるといいね。
 こんな楽しい年越し、クセになっちゃいそうです(^^;