031208 (MON)  74ers ツアーin 札幌(1日目)

 1年4ヶ月半ぶりの北海道厚生年金会館。
 あまり早く行っても外で並ぶの寒いしなぁと、開場時間である18時ちょっと過ぎ
くらいに行ったら、どうやらまだ開場してないらしく、まあ並んでること並んでること。
 列の後ろを求めて歩いていくうちに会館を4分の3周近くしちゃいました。
 並んでまもなく列が動き出して、中に入ったのが18時15分過ぎ。
 千夏さんと会う約束もしてたし、まずグッズを買って……とか思ってたんだけど、
まさかライヴの予習に時間を取られることになろうとは(汗)
 入場時に薄いパンフ渡されて開演前に読んでおけって……開場時間を30分しか
見てない以上、当然ギリギリに入る人もいるわけだし、予習しとかなきゃわからんような
ことするなんて正直あまり感心しませんけど。
 まぁそれはあくまで悪い取り方で、良く言えばこれから始まる2時間をより理解し
楽しむべく、という言い方もできますがね。
 渡されたからには読まねば(ただでさえ活字中毒者なので読まずにはおれない)と
いうことで、席についてからまずはざっと目を通してみました。
 ……はぁ、なんかどうにも世界観が「晴一!」って感じですね。
 彼がプロデュースしてるんだから当たり前か。
 席について持ち物置いてパンフ読んで、なーんてしてるうちにあっという間に25分。
 でもまぁ、まだ続々と入場してきてる人たちがいるし、まだ始まらないだろうと
ふんで、千夏さんの席へお邪魔して来ました。久しぶりにちょこっとだけお話をして、
シークレットグッズの詳細なんかちゃっかり訊いちゃったりして(^^;
 時間がなかったんで慌しく席へと戻りました。

 さて、今日の座席は19列目18番です。
 列としては1階席のちょうど真ん中。すぐ後ろが通路。
 まっすぐ前を向くと、タマちゃんの立ち位置よりもまだ少し下手寄りといったところ。
 ステージ上には白い歩道橋みたいなセットが組まれてました。
 上手下手両端ともステージ縦方向に階段があって、奥の上方で間に橋がかかって
いる状態。橋の下には2本柱が入ってて、サポメンさんたちの楽器がその間にセット
されてます。
 つまり彼らの頭上に天井がある感じ。
 結局30分を過ぎてもまだ開演の気配はなし(5分前のブザーは鳴ったけど)。
 座ってる席から右側に振り返るとPA席が見える位置だったので、母に「ほら、あそこに
いるあの人が本間さんだよ」なんて教えたりしてました(笑)

 照明が落ちたのは18時38分頃。
 ステージ上方、左右にスクリーンが1枚ずつ設置されていて、そこに映ったのは
蝶々が飛ぶアニメ。
 っていうか、それまでスクリーンが存在することに全く気付いてなかったよ私(汗)
 そういえばDVDで晴一が「曲と画像とショー」とか言ってたよな……
 『Theme of "74ers"』が流れる中、蝶は森の中を飛んで行き、そのうち建物に
辿り着きます。
 建物の正面に「74ers」と記されていて、蝶は開いた扉の中へ。
 中は延々と廊下が続き、その廊下には数々の限りないドアが。
 そこを彷徨うように飛びまわった後、また森へ出て……最後に蝶は人のカタチに
変貌して、彼女(女だと思う)がすーっと片手をあげます。目の前に持ち上げられた
その手のひらの上に赤い光が発生し、はじけて……ふっと暗くなるスクリーン。
 橋の上に上手下手、両側からひとりずつ人影が現れました。
 ということは橋の上からでも上手下手に出入りできるようになってるのね。
 それにしてもふたり? 身体つきからしても、どう見てもポルノの3人には見えな
かったんだけど、会場からはうわーっと歓声が。
 照明がついてみると、やはりそのふたりは役者さん。
 途端に場内から沸き起こる笑い声。……勝手に誤解しといてそりゃないだろうよ。
 上手からは女性(設定的に少女というには多分ちょっと上っぽい)。
 そして下手からは少年(パンフの説明から察するにそういう設定だろうけど、
実際には女の人だね)。
 どちらも白を基調とした、ちょっと昔の異国というかファンタジーの異国というか、
そういうイメージの衣装を身につけて。
 見つめあいながら段々とふたりの距離が近づいていったかと思ったら、途中で
またもや照明がふっと落ちました。同時にライトが客席方向へ向けられるので
ステージが見づらくなって……次に照明が回復した時、橋の上には先ほどの
ふたりの他に、黒尽くめの衣装を着た人たちがずらーっと並んでいました。フードを
かぶっていてファンタジー世界の怪しい魔法使いみたいな雰囲気(笑)
 何人いたかなぁ。11人くらい?
 少年を残して他全員が左右二手に分かれて階段を下りて来て、ふと気付けば
黒尽くめ衣装のうち3人がポルノ3名所定の位置につき、ギターやベースを背負って
いるじゃあありませんか。
 あれ、じゃあさっきの中にいたの???
 と思ってるうちに、他の役者さんたちはステージの前で交差してまた階段を上って
行き、その途中でスタンバイ。
 メンバー3人とも黒い衣装を着てフードもかぶったまま、1曲目のイントロが始まり
ました。何から来るかと思ったら『ヴォイス』。
 顔見えないし、これでこの3人まで替え玉だったら面白いのにと少々不謹慎な(?)
ことを思ったりしたんだけど、演奏して歌い出したらやっぱりちゃんと昭仁晴一タマちゃん
でした(当たり前 笑)。
 しかしいきなり『ヴォイス』? バラードから?と少々面食らったのも確か。まあこれは
観てるうちになんとなく意味がわかりました。
 曲に合わせて橋の上で、女性と少年の出逢いを表すかのような芝居が繰り広げ
られていたので。
 2番に入るあたりで黒尽くめ集団は姿を消し、女性が橋の上に。
今度は少年だけが上手側から階段を下りてきました。
 少年が晴一に近づいていくと、スクリーンに彼のフェイスショットが映し出されて……
でももちろん見えるのは黒いフードのみ。
 そのフードの後ろを少年がちょこんと掴んだかと思うと、ぐいっと引っ張りました。
 一気に現れた晴一の横顔に場内大歓声。
 少年は曲に合わせてステージを上手から下手へ移動して行き、順番に昭仁と
タマちゃんのフードも取り払いました。
 うーん、演出的にはなかなか良い。ばっと彼らの顔が見えた瞬間、演奏中の表情と
いい、髪がちょっと乱れた感じといい(笑)、かなりぐっと来ましたよ、ええ。
 が、バラードの、しかも間奏とかじゃなくてボーカルが歌ってる最中にこれだけ歓声が
あがることに関してはどうなのよ(--;
 さて、少年は下手側から階段を上がり、女性の手を引いて一緒に退場して行きました。
 ……って、ほんとにそうだったかしらん。
 本音言うと、普段のライヴだってどの曲で誰が何してたかほとんど覚えられないって
のにさ、その上役者さんの動きまで覚えてられんですよ(涙)

 一度暗転し、3人とも上に着ていた黒い衣装を取っての2曲目は『見えない世界』。
 ちなみに3人の衣装ね……覚えてないわ(^^;
 昭仁がインナーにグレイっぽいの着てた気がするのとタマちゃんが相変わらず
皮パンってあたり?
 基本的には黒系統だったなぁという印象ですね。
 ポイント高かったのはタマちゃんが帽子もサングラスもしてなかったことかな〜。
 あるのも好きなんだけどさ。
 『見えない世界』の前奏の時に、昭仁が「札幌」って言ったような覚えがあります。
 で、前奏のギター、2小節ごとに音が左右に分かれてて、音の出てる方に合わせて
スクリーンに映ってる映像のサイズも右、左と拡大縮小(って言い方は変かしら)に
なって。サンタクロースみたいなのが2重になって映ってたなぁ。
 この曲の時の画像にはどういう意味があるのか全然わかんない。
 パワーショベルみたいなのとか、犬みたいなのとかが曲のリズムに合わせて色々
動いてたけど、私としてはない方が良かったな、あれ。
 サビの掛け合いが続くとこ、これはもしライヴで歌うとしたら、ひとりじゃ絶対無理
だろうと思ってたんだけど、やっぱり実際に昭仁が歌ってるのは前半分(2小節)ずつ
でした。
 3曲目は『月飼い』。ここの前奏で確か昭仁の煽りがあったかな。
「札幌、元気か!盛り上がっていくぞ!」みたいな、いつもの。

 3曲終了すると例によってご挨拶タイム。
 やっぱりここで昭仁の「わしらがポルノグラフィティじゃ!」を聞かんことにはライヴに
来た気がせんよなぁ(笑)
 久しぶりの札幌、盛り上がって帰らなきゃみたいな短めの挨拶があって4曲目。
 『惑星キミ』ね。前奏部分、これ、録音じゃないんだと意外に思った覚えがあります。
 南ちゃんがボコーダー使って歌ってました。
 そういえば前3曲は昭仁がずっとギター持ってたんで、それなしで歌うのは今日
お初ね。
 右手のひらを上に向けて、肩付近で人差し指を立ててくるくると輪描いてました。
惑星がまわってんのね。昭仁がひとりでくるくるやってる分にはいいとして、客席も
みんな真似してやってるのを見てるとなんか笑える(^^;
 続いて『パレット』。やはり最後のスキャット部分の時には昭仁が「みんなで歌って
くれよ!」と言ってましたな。前の時もレポに書いた覚えがあるけど、適当にしか
歌えん……
 で、『幸せについて本気出して考えてみた』。
 前奏流れた瞬間に拳突き上げつつ思ったのは、「定番曲はやらないんじゃなかった
のか?」ということ。まぁ、今回のライヴが頭からお尻までひとつの劇ならば、この辺で
幸せについて考えてみたりするのかもしれませんが。
 今回は間奏でNAOTOさんは前に出て来ず、晴一がひとりで上手側の階段途中まで
上ってソロやってました。

 『幸せ』後、ステージは暗転し、再び登場するは少年と女性。
 確か下手側から橋の上に出てきて、上手側階段上に座ってじゃれあってました(^^;
 いつの間にか上手側階段の途中に花が一輪置いてあって(おそらく草原に咲いて
いるというような設定でしょうが)、少年が彼女に目を閉じさせてる間にそれを取りに
来て、髪に挿してあげるというような劇が繰り広げられました。あ、ちなみにさっきから
「劇」と書いてますがひたすら無言劇です。パントマイムっていうのかな?
 喜んだ彼女、今度は少年を立たせると橋の中央まで連れて行き、目を閉じさせます。
 そして何故か彼女はそこで彼を置き去りにするのです(汗)
 さっきまで楽しそうにしてたくせに、いきなりそれってどうよ。
 彼女が上手に退場したところでBGMが『awe』に、照明は暗く赤っぽい「戸惑いと
焦り」を感じさせる雰囲気に。
 目を開けた少年は彼女がいなくなっていることに驚き、あたりを一生懸命探し回り、
そして呆然と橋の中央に佇みます。
 スクリーンにはやはり混沌というか焦燥のようなイメージをもつCGにのせ、『アゲハ
蝶』の1番サビの歌詞が映し出されて。
 なんだか、愛されたいと願うのは欲なのかなぁなんてしみじみと考えつつ観てました。
 そうして『音のない森』へ。
 これには不覚にも(失礼)やられました。
 『アゲハ蝶』の詞を読んで、それっぽい劇を観せられてるとこへこの曲……
切ないってば。
 晴一がこのツアーについて雑誌に載せたコメントの中に「失恋した後にサウダージを
聴くとまた違うでしょ」とかあったけど、まさにそれだね。まさしく疑似体験してしまい
ました。
 ちなみに少年は曲の途中でひとり淋しく退場。
 『音のない森』って間奏の時に晴一の手元見てるの好きなんだよね。
 ピックとE-bow持ち替えるでしょ。なんかそれが好き(^^;
 さて、続いて流れ出したイントロは、ちょっとアレンジされているけれど多分
これって……と思っていたところに、スクリーンに映し出されたPorno Graffittiのロゴ。
 そしてそのロゴがうにゅーっとカタチを崩していくのを見て、「あ、やっぱり」と。
 『渦』です。
 発売された時にオフィシャルサイトのTOP FLASHだった画像だね。
 この曲の間はずっとスクリーンにCGが映ってました。渦だったりナイフだったり、
さっきのFLASHだったり。
 『渦』が終了して、ちょっと間があって。
 昭仁が「晴一!」って振った気もするんだけど……よく覚えてない(^^;
 晴一がおもむろにギターを奏で始めました。短いフレーズを弾いて手を止めて。
 そして一瞬置いたかと思うとマイクに向かって「……ふぅっ!」。
 ため息じゃないよ(笑)。尻上がりの吼え声っていうか。
 会場が沸いて、それに答えるかのようにもう1度ギターを鳴らして「ふぅっ!」。
 どうにも照れてるように見えますが。
 それから前の方に出てきて本格的に弾き始めたのは『ラック』のイントロ。
 おや、ここで『ラック』やるんですか。なんか勝手に最後の方かなぁと思ってたので
ちょっと意表をつかれました。
 それにしてもこの曲、タマちゃんもよう動いてるし、昭仁なんかはもう暴れ狂って
おります。ああ、こういう感じ好きだなー。やっぱり『ラック』いいなぁ。
 が、その後に『カルマの坂』が続くのって、せっかくロック調に気分がノッたところで
梯子外されたような……
 なんだろ、『ラック』で欠落感や閉塞感に満ち溢れた結果、『カルマの坂』のある意味
自己満足な世界にのめっていくということなんだろうか。

 照明が落ちて、スクリーンに映る映像は森。そして海。
 流れるBGMは『Sonic』です。そう、映像も『Sonic』のまま。
 これ、久しぶりに見たなぁ。いつ見ても綺麗だな……
 と見入っていた『Sonic』終わると回復する照明。もっぱら明るいのは橋セットの上。
 黒スーツ、帽子、サングラスという姿の8人が並んでます。
 演奏され始めたのは『Anotherday of "74ers"』。
 それに合わせてどこかコミカルな感じに踊る8人。
 ……頼む、ちょっとそれはなし。
 せっかくすごくカッコ良くて大好きな曲なのに、そういうイメージをセットでインプット
されたくないっす(涙)
 それにしてもステージを見渡す限り、昭仁がいない。
 インストだしなぁと思ってるうちに例の英語詞のフレーズにさしかかりました。昭仁の
歌声が聴こえるけど、これって元々録音されてるのを流してるのかなぁ……っと、
あ、いた!
 南ちゃんとこにさり気にいる昭仁発見。シンセの前に腰掛けて鍵盤やりながら
歌ってます。気付かんかったわぁ、いつの間に。
 ボコーダー使うからそこなのね。
 原曲と違って昭仁の歌は最後までじゃなくて途中まで。
 歌い終えてから、まだ演奏が続く中、南ちゃんのスペースから出てステージ中央に
戻ってきました。
 さて、8人のダンサーはというと、階段を下りてきてステージ前方で踊ったり、途中から
姿を見せた女性を誘って一緒に遊んだり。
 そこへ少年も登場するのですが、女性へ近づこうとしてもダンサーに阻まれるわ、
女性には無視されるわでボロボロ。
 そうこうするうちに『CLUB UNDERWORLD』へ曲が移行します。
 少年はどこにいたっけな……階段の途中かなぁ?
 橋の上で、8人の黒スーツが衣装の早替えをし、ミニスカートのワンピース姿に。
 これまた打って変わってカラフルなこと。プラス、ヒロインの女性も加わって、9人で
まるで少年を誘惑するようなダンスを繰り広げます。
 ……個人的にはこれもちょっとなし(--;
 大体、なんだってヒロインまで一緒になって、そんな悩殺的に踊ってるんすか。今まで
劇を見てきた中でのイメージが台無しじゃないかと思われるんだが。
 アンタそういうキャラだったの?みたいな。
 まあ、少年はそういった女性軍団に翻弄されておりました。
 「坊や一緒に遊ばない?」といった感じの誘いを振り切ろうとして必死。
 しかし求めるヒロインはそんな自分を見て悪戯に楽しそうだったりするからやって
られん。最後には仕方なく去っていったんだったかしら。
 女性たちも『CLUB UNDERWORLD』が終わると去って行きました。
 この曲の間、スクリーンには都会の盛り場的な映像が映ってました。
 で、昭仁が「踊れよ騒げよ」みたいなことを言って『Go Steady Go!』に入ったのよね。
 確か自分、「この曲って踊るっていう感じかぁ?」とか思った記憶があるので(^^;
 このあたり、テンション高い曲が目白押し。
 『マシンガントーク』で「久々にモンキーダンスだ!」と昭仁が三十路間近の
お猿さん(笑)と化してくれたのが何気に嬉しかったり。
 そして『マシンガントーク』の後奏でがむしゃらに暴れまくった彼はそのまま最後に
ばったりとステージ中央に仰向けに倒れました(^^;
 かと思ったら、続けざまに『Mugen』突入。倒れたままで拳を突き上げて歌い出す
様子が微笑ましく笑えました。
 『ワールド☆サタデーグラフティ』の前奏部分も『惑星キミ』同様に南ちゃんが
ボコーダーで歌ってました。
 1日目だったか2日目だったか忘れたけど、昭仁が「札幌なのに」って歌ってたんで、
どうせなら「雨」じゃなくて「雪」にしたら良かったのにとか思ったり(笑)
 さぁて、ここでワタクシ的高ポイントタイム。
 タマちゃんがかき鳴らすベースラインは、そう、『メリッサ』の1小節目。
 それだけ弾いて止めます。そしてもう1回繰り返し。
 おおおっ、タマちゃんそれだけでも充分にカッコいいわっ(>w<)
 そして昭仁の「さて、ではいきますか? カモン、タマ!」の声で始まる『メリッサ』♪

 ……と、ここまででレポ終了。申し訳ございません m(_ _)m
 この後、『愛が呼ぶほうへ』を昭仁がピアノ弾いて歌ったりとかね。
 アンコールは劇の演出なしで、しかも『ヴィンテージ』、『クリスチーナ』、『ジレンマ』と
来たからめっちゃ盛り上がったりね。
 そういうレポートは一切ないままです(--;
 手元にあるメモ書きによると、『クリスチーナ』の前奏で晴一が「ブルンブルン。
運転手さん、ススキノまで行って下さい」って言ってたらしい。
 あと、メンバー紹介ではみんながやたらと札幌好きをアピールしてた模様。
 なんたって『水曜どうでしょう』好きが集まってるからねぇ。

 そうそう、ついでにここに書いちゃえ。札幌2日目のこと。
 いちばん記憶に残ってるのが、ただすけくんの自己紹介。
 フルート持って来て吹こうとしたんだけど、緊張してるのか全然吹けなくって。
 昭仁や晴一やタマちゃんがみんなしてじれちゃって、終いにゃステージに寝っ転がって
「早ぅ吹けやぁ」ってばたばたしてたのよね。
 あと、なんだっけな……タマちゃんは自己紹介時、相変わらずしゃべることに困ってて。
 「なまらロックンロール!」で締めてました。
 晴一も何言うか困ってだったか、いきなり「昭仁が結婚しました」とか言い出して、
昭仁が「そう、結婚……いやいやいや!」って一瞬ノリつっこみみたいな返事をした
ような記憶があります。
 で、「末っ子長男姉ふたり、僕のことです!」って、当時主題歌やってたドラマの
パクりで自己紹介してたっけな。

 そんなこんなの中途半端レポートでした。