080108 (TUE)  【ポルノグラフィティがやってきた】 in 札幌(2日目)

 本日の整理番号は700番台。
 Zepp Sapporoの場合、開場前に並ぶ所はまずハウスのすぐ横。
 そこがいっぱいになった時点でいちど途切れて、続きは1本隣の川沿いの
細い通りに並ぶことになります。
 雪が積もったとこを人がたくさん歩くでしょ。なもんで踏み固められてすっかり
圧雪アイスバーン状態になってて、しかも若干坂なんだよね。
 狭いそこを人の間を縫うように若干斜めになりながら歩いていたら、つるっと
足を滑らせちゃいました。転びはしなかったけど思わず「うっわ、滑る」と口に
出したら、たまたま近くに立ってた女の人が「すごく滑るんで、気をつけて
下さいね」と声をかけてくれまして。
 「ありがとうございます」と返答しつつ、転びそうになったマイナス気分よりも
むしろ心がちょっとほんわかなプラス気分になりました。

 「昨日と同じような、後ろの一段高くなってる場所がいいよねー」と言う母と
「昨日は1200番台でも後ろ空いてたんだから今日なんか余裕じゃない?」と
話してたんだけど、いざ中に入ってみてその目論見の甘さに気付きました。
 そうか、逆に番号が早い分、強制的に前の扉から前のブロックに入れられ
ちゃうんだ(>_<)
 しかし本当に前の方ならまだしも、700番台となるとむしろ真ん中あたり。
 「やっぱり後ろ行きたいよねぇ」と思って辺りを見回すも、抜け道はなし。
 でも既に後ろのブロックに入ってる人もいるんだよね。どこから?と思ったら、
私の近くにいた人たちがブロックを仕切っている柵の下方を無理やり潜り抜け
始めました。おっ、その手か!
 ということで、私と母も床に這いつくばって柵の下を潜り抜け(笑)
 昨夜は下手側だったので、今日は上手側の見晴らしの良い場所をゲットですv

 2日目は昭仁、上も黒でした。晴一は確か最初から上着なしだったはず。
アキ:「2日目も盛り上がってていい感じ」
 と言いつつ、それが語尾にいくに従ってふにゃふにゃな言い方に。
アキ:「なんか力抜けますね、逆に」
 なんでやねん(苦笑)
ハル:「ライヴハウスは戦場じゃけぇ。倒れるなよ」
 うちらは後ろだったので押す押されるもなくて余裕な感じだったけど、前は
きっとすごいんだろうなぁと、同じハコ内なのに他人事みたく見てました(^^;

 曲に関して印象に残っていることというと……
 『鉄槌』のインタールードが昨日と全然違って、聴いた瞬間に「あれ?」と。
 前の日よりもガッツリとしたカッコいいアレンジでした。
 と言いつつ曲自体を正確に記憶してるわけじゃないけど、晴一がすごい
早弾きしてて、その右手の動きっぷりを見て「すごいなー」と思ったことを
覚えてます。
 そして、もしかして2日目は『鯨』じゃなくて違う曲なのかもと思ってたけど、
この日も『鯨』でした。ああ、でもやっぱり今もう昭仁の声で思い出せない……
 『My 80's』の時には本間さんがわざわざ松永さんの後ろ行って、そこで
二人羽織みたいな感じで扇子振ってたっけ。
 ホイッスルは確か松永さんが吹いてたんだけど、一瞬ドラム叩いて
扇子も振ってるってどういうこと?と目を見張りました(笑)

 ちょっと長めのMCタイムの時、「外で並んでて寒かった?」と訊く昭仁。
 もちろん会場からは「寒かった!」の声が。
アキ:「ごめんなさいねぇ。そればかりは俺らにもどうにもできん」
 まあ、そりゃそうだわな(笑)
 でもそこでそうやって、寒かったでしょ、ごめんね、でもそれなのにこうして
来てくれてありがとうって言ってくれることが嬉しいんだよね。確かライヴの
終わりがけにも、「汗かいてるんで、風邪ひかないように気をつけて」って
言ってくれてたし。
 さて、ここのMCタイム、昨日は紅白の話でしたが…?
アキ:「すっごいしょうもない話してもええ?」
 今日はどうやら違う話のようです。
 今回泊まっているホテルには、バスルームの他にガラス張りのシャワー
ルームがあるという昭仁。
アキ:「良い所に泊まらせてもらってるもんで。わしらくらいになるとね(笑)
    やらしい話で悪いけど」
ハル:「ガラス張りのシャワールーム! そんなんあるの?」
 大げさに驚いてみせる晴一に苦笑する昭仁。
アキ:「君んとこにもあるじゃろうが(^^;」
ハル:「わし、泊まってるの公民館よ。豊平の」
アキ:「あれ、そうなんじゃ(笑)。悪いね、差別で」
 んなわけない(笑)
 しかし何故そこで出てくる地名が豊平なんですかね、晴一くんてば。
 昭仁曰く、そのシャワールームのシャワーは水圧がすごく高いんですって。
ハル:「豊平川から繋がっとるからね。あそこダムもあるし」
 ああ、ダムで思い出した。晴一、6月に札幌来た時に豊平峡行ったって
スタッフレポートや会報で見た記憶があるぞ。だから豊平なんだ。
 ひとりで納得状態の私(苦笑)
 その間も昭仁の話は続いてます。
 あまりに水圧が高いせいで、昨日の夜中、頭を洗っている最中にシャワー
ヘッドがフックからはずれて暴れ出したんだとか。
 と、その時晴一、自分の頭からカツラを取るような仕種をしました。
 昭仁は晴一の方を見ていないので気付かず話し続けてます。
 晴一、なおもカツラを外すパフォーマンス。会場が爆笑。
 で、ようやく昭仁が「ん?」と晴一のその仕種を見て曰く。
アキ:「いや、ヅラじゃないから(^^;」
 あの、昭仁が気付くまでひたすらカツラをはずす真似をしてた晴一が
めんこかったです。
 さて、暴れ出したシャワーヘッドはというと。
アキ:「シャンプーで前は見えないし、手探りじゃ止めようがなくて、
    こうやって身体使って止めたんよ」
 身振り手振りを交えて再現してくれてる昭仁くんですが、晴一が一言。
ハル:「絵が見えん」
アキ:「え? 絵が見えない? いや、だからこうやって」
 と再び実演の昭仁。身体と壁の間にシャワーヘッドを挟みつける感じですね。
アキ:「ガラス張りのシャワールームじゃけ外から見たら……」
ハル:「ガラス張り!」
 またもやそこに突っ込む晴一。苦笑する昭仁。
アキ:「そこはもういいから(笑)。話が進まん。
    とにかくあれは外から見たら未知の生物と格闘してるように
    見えたと思うよ。暴れるホースをこうやって止めてたけぇね」
 っていうか外から見られてたとしたら、それってめちゃくちゃ恥ずかしくないっすか?
 そもそも普通にシャワー浴びてる姿を見られるだけでも恥ずかしいよねぇ(^^;
 と、そこへ今度は晴一が「わしもしょうもない話してもいい?」と言い出しました。
ハル:「正月にね、実家帰ったんよ」
アキ:「ほう、因島へ」
ハル:「普段母ちゃん節約節約言うて、トイレのウォシュレットの電源も
    抜いてるわけね。それをわしが帰ってコンセント入れたんよ」
 日頃使われていないウォシュレット。久しぶりに電源を入れて、いざ晴一が
便座に腰かけた状態で……
ハル:「ほら、あれ、あれ。あのー、押すとこ」
アキ:「んー、トイレの……リモコン?」
ハル:「そうそう、それ」
 素朴な疑問ですが、あれもやっぱりリモコンっていうのかな。
ハル:「リモコンの【洗浄】を押したら、洗浄液は問題なく出たの。
    けど、次に【止める】を押しても今度は全然止まらんのよ」
アキ:「それは恐ろしい!(^^;」
ハル:「おまえの未知の生物との闘いと比べると、まだ少し考える時間は
    あるわけよ。腰かけたままね。でもあれどうすりゃええん?
    立ったらトイレ中にバーッとなるじゃん?」
 思案顔になった昭仁、「こうやってノズルの先を手で止めて……前から?
いや、後ろか」と中腰であれこれ試していて、不意に「痛っ!」と。
 どうやら不自然に手を後ろへ捻ったため、ピキッと痛みが走った模様です(^^;
 ということで検証は諦め、体勢を元に戻して昭仁が言うには、
アキ:「トイレのリモコンっていったら、前に流すやつが【大】【小】じゃなくて
    【大】【大】ってのがあったね」
 これには晴一&会場が「えぇ?」と苦笑。
アキ:「いや、マジじゃって。このトイレ何?って思ったもん」
 個人的にはそれが単なる誤植なのか、本当に両方とも大で流れるのかが
知りたかった……
 でもって、晴一が結局止まらないウォシュレットからどうやって脱出したのかも
知りたかった……
 けど、その辺は謎なまま、昭仁が「さて、手も完治したことですし」と曲へいく
流れになっちゃいました。

 そういえばこの日もどっかの曲の後で、会場中しーんと静かになっちゃった
一幕があって。
 しばし後、ステージに照明がついてから、
アキ:「この静けさがなんとも。みんなもどうしていいかわかんないっていうか、
    なのにステージの上はその間何しとんかって話ですよね。すんません、
    水飲んでました(^^;」
 と昭仁がまた苦笑してました。

 今日のアンコールは昭仁がムーンライトTシャツ、晴一がオーケストラTシャツ。
 メンバー紹介で根岸さんも松永さんも本間さんも皆ダブルピースしてて、
昭仁が「どこでどうして今回これが流行ってるのかわからん」と首をかしげてました。
 そうだね、確か昨日もサポメンさんたちピースしてたよね。
 2日目ともなると、会場からもピースし返す人が多数いて。
 そして昭仁が「ギター、新藤晴一!」と晴一を紹介した時、晴一はしばらく
ピースしそうな間を取りつつも結局しなくって。
 昭仁が「やらんのかい!」と突っ込み入れてました(笑)
 で、『あなたがここにいたら』の曲紹介の折には、
アキ:「僕たち初の映画をやります……って俺らがやるわけじゃないけど(^^;」
 と、こちらは自らに突っ込みを。
 そうだよね、一瞬「ん?」と思っちゃったよ(苦笑)
 そしてラストも『ジレンマ』でやらかす昭仁。
 歌い出し、音程はずれてますよぅ、ボーカルさんてばっ。
 本人もすぐにあれ?って顔して苦笑いしながら直そうとしたんだけど、節の
途切れ目でなきゃ戻りづらいらしく、4小節くらいかな、妙な音程のままでした。
 歌いながら一生懸命音程戻そうとしてる姿が微笑ましかったですよ(^-^)

 最後のご挨拶は、
ハル:「まったねー」
アキ:「僕らも頑張るので、おまえらも頑張れよ」
 昭仁は基本的に昨日と同じだけど、でも昨日は結婚おめでとうの御礼でも
あったので「僕も」だったよね。今日は「僕ら」。
 そう、この日は特に会場からおめでとうコールがなくて、通常のライヴに
きっぱり戻ったような良い雰囲気でした。
 さ、1日休んで残り2日間、また燃えるぞー(>w<)