ライヴが1日お休みの間にいちど札幌から帰宅し、ここで今まで我慢していた
ネットでのネタバレを解禁。というわけで後半戦はセットリストが変わることを
知った上での参戦となりました。
へぇ、今回は1日おきじゃなくて、前半後半2日ずつで変わるんだ。
ポルノじゃない曲コーナーは『鯨』じゃなくて『モンスター』になるらしいんだけど、
それってどんな曲だったっけとiPodを引っ張り出して予習(復習?)してみたりして。
3日目からは母がおらず、久しぶりにひとりでのライヴでした。
昔はいっつもひとりだったなぁなんて、懐かしいような逆に新鮮なような。
この日の番号は1400番台。
ということで最初からステージを見るのは諦め気味。
母のことを気にしなくていい分、どこへでも頑張って入っていきゃいいような
もんですが、それは明日の仕事にして今日はゆったり曲を聴こうかなと(^^;
なので本当にいちばん後ろの後ろ、ものすごい余裕のある空間に陣取り。
昭仁は全然見えず。でも晴一の姿はちらちらと見える位置でした。
曲順は大体前半2日間と逆の流れなのね。
『ベアーズ』から始まるのってなんだか不思議な感じ。
だってこないだまでの2日間はこの曲で本編終わってたんだもんねぇ。
『マシンガントーク』は今回2曲目のせいか、コール&レスポンスは
ほとんどなしで、だからなのかな、サビでは縦横の振り付けをやってる人を
今度は多く見かけました。
今回のセットリストでは『My 80's』と『ネオメロドラマティック』がない代わりに
アコースティックバージョンで『パレット』と『黄昏ロマンス』が。
原曲の『パレット』はあんまり好みではないのですが、今回のアレンジは
結構好きな感じ。特に最後のサビに入るとことかね。
『黄昏ロマンス』は元々からして好きなんで、これがアコースティックで
供されるとなると聴き入るしかない!ですよ、もう。切ないような和むような。
アキ:「せっかくなので、今回はここでちょっとポルノグラフィティ以外の曲を
やってみようかと思います。……とは言え、歌っているのは僕」
お、こっちのパターンはそういう流れか(笑)
こういう曲に出逢えたことが幸せだと昭仁が語って『モンスター』の演奏が
始まったのですが……あれ、なんか晴一の様子が変。
前述した通り、晴一の姿だけはちらちら見えてたので気がついたんだけど、
曲の最中だっていうのに上手袖の方へ行ってスタッフさんと何か話してます。
そういえばギターの音、してない?
あんまりこの曲聴きこんでないので、こういう曲だと言われたらそうかなって
気もするんだけど(^^;
と、不意に昭仁の歌声が止まり、演奏もデクレッシェンドからフェイドアウト。
アキ:「もう1回やりましょうか」
あらまあ。さすがにこういうことは珍しいですね。
アキ:「札幌さぶいけぇ、ギターもこういうことがあるわね」
とフォローしつつ、「晴一さん、いいですか。大丈夫ですか」と確認してから
再び『モンスター』が始まりました。
あらためて聴くと、ああ、ギターがこういう風に入る曲だったんだと。
Fairlifeの曲って正直普段ほとんど聴かないんだけど、やっぱいい曲
なんだよねぇ。
ちなみに曲後に昭仁は「今日のお客さんは得じゃね。モンスター2回……
1回半か、聴けて」と申しておりました(笑)
そうそう、ハプニングもそう考えたらラッキーだよねー。
前半2日間のセットリストではラスト近くの『マシンガントーク』でコール&
レスポンスやって盛り上がったけど、今度のセットリストでは本編ラストとなる
『Please say yes, yes, yes』でかなりヒートアップする感じ。
んにゃ、この日の私はやっぱりその時も後ろでまったりだったけど(^^;
ラストは『ベアーズ』よりもこっちの方がいいねぇ。
でも中盤ちょっと落ち着きすぎちゃう感じがするので、その辺は前のセット
リストの方が好きかな。
さて、ここからはMCネタ。
札幌滞在数日目にして、とうとう晴一が風邪をひいた模様。
最初の挨拶でこうおっしゃいました。
ハル:「皆に言っとく!
このさぶい札幌で酒飲んで帰ってパン1で寝たら風邪をひくぞ!」
……そりゃそうだろ(--;
ハル:「鼻水が出るぞ! 今日は鼻かみながらギター弾くぞ!」
そうして挨拶後にずずっと鼻をすする彼でした(笑)
メインのMCタイムは昭仁が昨日買い物へ行った話から始まりました。
どこ行ったのかというと……
アキ:「パルコとか」
会場からは「えーっ?」の合唱。パルコとか行っちゃってたの?みたいな(笑)
アキ:「パルコ、行きましたよ。あと、ピヴォット(PIVOT)?」
客席:「ピヴォ!」
アキ:「Tは発音せんのじゃ? ああ、そうだ、それ今回覚えた。
で、服を買いまくろうと思って…」
と、ここで晴一から茶々が。
ハル:「ここからここまで(全部下さい)って」
手でここからここまでと広い範囲を指し示す晴一。
アキ:「いやいや、ごめん、そこまで度胸ない(^^;」
昭仁の場合、行く先行く先で服を買うけど、一箇所であまりドカ買いは
しないって感じでしょうか。
アキ:「2〜3着、これとこれとって店員さんに渡して」
ハル:「値段は見ないけどね」
アキ:「いやいや、セールやってたんで。6,000円引きとかね(^^;」
っていうか、「買いまくろうと思って」と「2〜3着」っていう言葉の間に
ものすごい隔たりを感じるのは私だけかしらん。
いつものようにいつものごとく、店員さんに「札幌の方ですか」と訊かれ、
「いえ、東京から来たんです」と答えると次に「お仕事はなんですか」と訊かれ。
アキ:「もう全然オーラありませんから(苦笑)」
6月にも同じ店で買い物して同じことを訊かれ、「東京から来て音楽関係の
仕事してる」と言っといたのに、その成果はなかったらしいとのこと。
ま、プライベートではオーラない方が生活しやすくていいんじゃないかと
思いますけどね。でもやっぱり全然気付かれないのも淋しいものなのかな(^^;
次に昭仁が晴一へ「どっか行った?」と話を振りました。
すると晴一、「んー」と言い渋り。
アキ:「言えんの?(笑)。言えるとこだけでいいですよ」
ハル:「ほとんど言えんわぁ」
どこだよ(笑)って思ったら、なんでもオカマバーへ行ってきたらしいです。
晴一:「行ったことある? あれねぇ、好きになるよ」
綺麗な人が結構いるんですって。
うん、そもそもが女性の姿かたちになりたくて頑張ってる人たちなんだし、
見た目もそうだけど仕種とかしゃべり方とかそういうのも、その辺の女性より
ずっと女らしい人がたくさんいるんだろうなぁ。
あと、ゴルフの打ちっ放しにも行ってきたそうです。
ハル:「この前ライヴした……苫小牧?」
客席:「真駒内!」
うん、まあ、その間違い方はわからなくもない(笑)
ハル:「真駒内か。のとこに行って来たんだけど。
打ちっ放しって外じゃん。雪で白くてボールが見えないんよ。
黙ってたら寒くて凍えるし、ひたすら打ってなきゃって。
氷点下だもんね。北海道の人たちすごいね。みんな大丈夫なん?」
会場からは口々に「慣れ!」という返事が。
しかしその途端に晴一ってば「うっそよ!」とものすごい勢いでそれを否定。
ハル:「だって入口のモニター見てたら、よその所は皆普通に入って来よるけど、
ここは皆走って入って来よるよ? あれ、寒いからじゃろ?」
アキ:「結構見られてますよ(笑)」
あらま(苦笑)
だって外でずーっと並んで待ってたら早く中に入りたくもなりますって。
でも日頃の生活上ではやっぱり慣れだとしか言えないよなぁ。
昭仁が「寒いのにごめんね、こればかりはわしらにもどうにもできん」と
先日と同じように言ったら、そこで会場から「炊き出ししてー」の声が。
昭仁:「炊き出し? って、石原軍団みたいに?
じゃあ俺、舘さん。晴一は……」
客席:「渡さーん!」
アキ:「じゃあ渡さんで。決定」
なんのこっちゃ(笑)
ちなみに私は神田さんが好きです。
本日のアンコールTシャツは、昭仁がポルノ、晴一がムーンライト。
メンバー紹介にて昭仁から「ギターの新藤晴一!」と名前を呼ばれた際、
このタイミングでは珍しいことにトークを始めた晴一くん。
ハル:「さっき昭仁が店で気付かれなかった話してたけど、わしは昨日
すすきので『ポルノのカッコいい方に似てますね』って言われたよ」
おっと、自慢話やね(笑)
アキ:「あー、歌ってる方だと思うてるんよね」
ハル:「歌ってない人の方ですよねって言われた」
アキ:「あれ、ああそう」
あっさりと否定される昭仁くん(^^;
と、そこへ客席から「昭仁もカッコいいよ!」という援護射撃(?)が。
アキ:「ああ、いい、みなまで言うな。わかっとる。
順位ならわしの方が上じゃけぇ、大丈夫よ(笑)」
あはは、言うなぁ(笑)
この日はまたラストの生声挨拶前に結婚おめでとうコールがありました。
うちはもう言わんかったけど、やっぱり誰かが口火を切ると、待ってましたと
ばかりに次々と「おめでとう!」の声が沸き起こりますね。
昭仁もちゃんと「ありがとう」って返事してました。
これはまあ、この先ツアー中ずっと続くのでしょう。ライヴ本編中じゃなきゃ
OKって感じになるのかなぁ。
毎回「おめでとう」「ありがとう」ってやり取りするのは大変かなとは思うけど、
昭仁だってツアー中に発表したからにはそもそもそれくらいのこと覚悟の上
だろうし。皆がお祝い言いたがってる気持ちを無にする人ではないもんね。
そこでまた「晴一も頑張れー」「誰が頑張れじゃ」という客席の晴一の
やり取りもありました(^^;
で、最後の生声挨拶は、
ハル:「ポルノグラフィティのカッコいい方じゃない方もよろしくお願いします」
アキ:「ありがとう。僕も頑張るのでおまえらも頑張れよ」
でした。晴一、「カッコいい方じゃない方」って(笑)