4日間のお楽しみもとうとうラスト1日となりました。
この日は整理番号が500番台。4日間中ではいちばん良い数字。
初めて川沿いの道じゃなくてZeppのすぐ横の道に並ぶことができました(笑)
最後だし、今日は前の方で揉みくちゃになりながら騒ぐのもいいかなと、
前からふたつめのブロックに潜り込み。背中にポールがあるので若干楽。
大体10列目くらいってとこかな。ステージ中央よりもちょっとだけ上手寄り。
結果として、昭仁の姿はアップテンポな曲の時には動く人々の隙間から
結構見えたし、晴一に至ってはスローテンポな曲の時でさえも、じーっと
動かず立ってる人の隙間からバッチリ見えてました。
ありゃ狙ったわけじゃないのに(昭仁が見える位置をと、そればかり
考えて陣取ったはずなのに)、びっくりしたなぁ(^^;
昨日はあまりステージが見えてなかったので、バックのスクリーンの
使い方を今日改めて見て、へぇと。
前半2日間と曲順がほぼ逆で、でもライヴ前半は上のスクリーンのみ、
『鉄槌』以降で全体使用という法則は変わらないから、同じ曲でも映像の
感じが若干違うのね。
この日は『マシンガントーク』と『リンク』でちょっと大きな歌詞間違いを
してました昭仁くん。
前者では一箇所どっかのサビで「キスして抱きしめてる時だけはホントに
忙しい」と1番と2番がごっちゃになった上にちょっとアレンジ入った歌詞に
なっちゃって、歌いながら自分でも苦笑してたのが見えました。
後者では1番の歌詞のサビがスコーンっと飛んだ模様。
8小節くらいかなぁ、あやふやな感じで、思い出す顔しつつ「すまん!」と
謝ってました(苦笑)
いつもの晴一の気合報告、この日は2日目と同じで、「ライヴハウスは
戦場じゃ!」でした。
が、その後がちょっと違って、
ハル:「夜のすすきのも戦場じゃ。だがこっちの方が戦場じゃ!」
アキ:「サバイバル」
かぶせた昭仁の言葉に会場の反応はぼちぼち。
アキ:「……余計な一言を言うてしまいましたが」
いや、なんかとっさに「ん?」って感じだったんだよ(^^;
今日のメインMCはライヴハウスネタ。
このサイズがちょうどいいよねという晴一。
ハル:「お客さんの反応もダイレクトにわかるし」
アキ:「感じますね。気持ちいい。びちょびちょですよ。
第一段階の……いや、やめとこっ。言わんとこっ(笑)」
お、久しぶりに聞いたぞ、ライヴでその手のセリフ♪
最近「汁」とかも言わなくなったもんねぇ。ちょっと淋しかったりして(笑)
晴一が、ホールツアーだと遠くにいる時は皆きゃーきゃー言ってこっちを
見てるのに、花道とかですぐ傍まで行くと恥ずかしがって目を逸らされると
いう話をしてました。え、そうなんだ? 結構意外。
で、結局はライヴハウスのこの距離がちょうどいい感じなんだとか。
ライヴハウスは客席がよく見えるということで、今度は昭仁が印象に残った
お客さんの話を始めました。
アキ:「『ジョバイロ』の時に、すっごいだーだー泣いとった男の子がおってね。
一緒に「ジョバイロジョバイロー」言いながら号泣しとるん。
何があったんだと(^^;」
ちょうど『ジョバイロ』が発売された頃にラブラブだった彼女と最近別れた
ばかりとか…?
アキ:「メガネの人とか気になりますね。ライブハウスでメガネって大変でしょ。
自分もメガネ族なんでよくわかるんですけど。
どっかで、隣の人がわっと振り上げた手が当たったらしくて、かけてた
メガネがすこーんっと外れて飛んでっちゃった人がいてねぇ。
どうすんのかと思って気になってたら、その後目ぇ細めてじーっと
こっち見とったわ。まあね、ライヴ中に拾うわけにもいかんもんの(笑)」
あー、それは悲惨だわ(--;
私は普段からコンタクト派でメガネを使うのは朝起き立てか夜寝る前くらい
だから、日常のあれこれでさえメガネじゃわずらわしいなぁと思うくらいだもん。
しかもライヴハウスでメガネ飛んでっちゃったら……ステージは見えないし
メガネが無事に戻ってくる確率0%だしで、泣くわね。
さらにもうひとつお客さんネタ。
アキ:「近いから、お客さんと目を合わせやすいじゃん。
前にそうやって目が合った女の子が一緒に歌うてくれてて、
しばらくずっとこう、見つめあったまま歌っとったのよ。
じゃあ、そのうち段々口がずれてきて。わしと、その子の。歌詞がね。
あれ?と思うたけど、自信があったけ、わしは。そのまま歌ってたら
しばらくしてその子が『あ!』って顔して(笑)。で、『ごめんなさい、私が
間違ってた!』ってことを懸命にこうして(ジェスチャーで)伝えてきよって」
ごめんなさいって面白いねぇ。
昭仁がよっぽど怪訝そうな顔でもしてたのかしら(苦笑)
ここで昭仁が「ちょっとギター持たせてもらってもいいですか」と後ろを向きました。
そういえばこれ、昨日も言ってたような。
その間を埋めるかのように、晴一がトーク開始。
ハル:「みんな、あれじゃろ。
こうして昭仁を生で見てみたら、大したことないじゃろ」
おいおい(^^;
ハル:「あのー、テレビとか、雑誌とかで見てる分にはまあまあカッコよく
見えてるかもしれんけど、近くで実物見たら5割減じゃろ」
会場内では晴一の物言いに笑い声があがりつつ、「そんなことないよー」、
「カッコいいよー」という声が飛びかってます。
戻って来た昭仁、苦笑しつつ反撃開始。
アキ:「と、8割減のギタリストが言ってます」
ふたりとも互いに削りまくってんなー(笑)
アキ:「前にもこれ言ったら、その日のアンケートに、『そんなことないです。
晴一さんは8割増し、昭仁さんも3割増しでした』って書いてあって。
落差ありすぎじゃんっていう(^^;」
普通実物3割増しってすごい誉め言葉のはずなのに、相方は8割増しと
言われちゃあねぇ(苦笑)
私の主観だと、ライヴという意味ではそりゃテレビより生の方が絶対に
いいけど、本人たちのことを言うならばふたりともテレビや雑誌とそんなに
変わらんですな。むしろその変わらなさが好きです。
本編ラストの『Please say yes, yes, yes』、前日と違ってまさにライヴハウスの
ど真ん中で狭い思いをしながら両手をあげてクラップしてっていうのが本当に
気持ちよくて、楽しかったです。
普段はついつい押しも押されもせぬ楽な場所を求めたがる傾向があるけど、
ライヴハウスの醍醐味ってこういうことなんだろうな。とか言って、ブロックを
区切る柵のない状態でど真ん中はさすがに私にゃ無理かもですが(^^;
そうそう、『Please say yes, yes, yes』では、ギターソロでステージ真ん中に
陣取った晴一がソロが終わった後もそのまま真ん中にいて。その間後方に
下がってた昭仁が戻って来て歌おうとしたら目の前に晴一がいるもんだから、
「あれ?」って顔して笑ってたのが可愛かったです。
晴一ってばそんな昭仁を振り返って、にんまりしてたし(笑)
アンコールは昭仁がオーケストラTシャツ、晴一がポルノTシャツで登場。
昭仁、メンバー紹介で晴一のことを、「8割減の新藤晴一!」って紹介して
ました。しかし言われた本人は一向に介せず客席に向かって投げキッス。
当然客席は「きゃー♪」で、全然8割減じゃなかったみたいです(笑)
この日のアンコールでちょっと残念だったのは、『あなたがここにいたら』の
出だしがハウリング起こしてたこと。キーンと結構大きな音してたもんね。
あとは「おめでとう」の声も特になかったし、良い感じのアンコールでした。
さあ、札幌ラストの生声挨拶。
ハル:「札幌が好きです! だけど……」
さらに何か言いかけた晴一、そこでもうものすごい歓声が沸き起こって
しまったのでいちど間をおきました。そして。
ハル:「だけど君たちのことはもっと好きです!」
相変わらずファンの心をぐっと掴む術に長けている方ですな(笑)
アキ:「僕らも頑張るので、おまえらも頑張れ」
こちらは毎度同じく真っ直ぐな方。でもだからこそ、これまたファンは彼に
惹かれるんだよね。
ホント対照的で良いコンビだわねぇ。