131205 (THU) 【ラヴ・E・メール・フロム・1999 プレライヴ】 in EX THEATER ROPPONGI

 EX THEATER ROPPONGIのスタンディング時のキャパは1,746人だそうです。
 そう考えると、本当にチケットが当たったのは奇跡じゃないかと……
 私が着いたのはすでに開場時間間近の18時ちょっと前。1階の入口は閉め切りに
なっていて、外階段から2階の屋上庭園へ上がり、そこで待機。
 2階からも直接建物の中に入れるようになっていて、番号順に呼ばれて中へ入って
から、下へ降りていくという形でした。
 ロッカーも1,122個あるっていったかな。数が結構多くて、私は595番だったので、
荷物を預けるのも余裕。
 多分、オープニングの記念だと思うのですが、ドリンクを引換えたら一緒にお菓子も
くれました。丸くてEX THEATERのロゴが入ったセロファンにくるまれたガトーショコラ。
 ネットで検索かけたら、レアチーズもあったらしいです。
 あ、ドリンクホルダーはありませんでした。

 地下3階がスタンディングのフロアとステージで、地下1階と地下2階に座席が。
 私は地下3階のスタンディングフロアへ。
 半分よりちょっと前くらいの所で段差がついていて、その境目は危なくないように
バーで仕切られていたので、私はその段差のすぐ手前に陣取りました。
 実は少し前に軽くギックリやっちゃいまして(^^;)、それ以来すぐ腰にくるもので、
せめて後ろから人に押されない場所がいいなと。
 腰が痛いからって、座席のあるフロアってのも個人的にはつまんないしね。
 で、真ん中より、ちょっと上手寄り。

 開演予定時刻の19時ちょっと前、まだ会場内は明るくてSEも続いているのに、
不意に会場内がざわつき始めて。皆が次々に下手側の地下2階部分を仰ぎ見始めた
ので、私もそっちに目線を上げてみたら……あ! 本間さん発見!
 そこに関係者席が設けられていたのね。ちょうど本間さんが入ってきたところだった
らしく、次の瞬間、会場内に一気に拍手が沸き起こりました。うーん、さすがはlove up!
会員限定ライヴですねぇ。
 本間さん、おじぎをしてくれたのですが、あまりに拍手が続くので、最後には苦笑して
両手で皆を治めるようなジェスチャーしてました。

 ライヴが始まったのは、19時を5分かそれくらいは押してた気がします。
 晴一はピンクのシャツ着てました。昭仁は青のジャケ。下も青だったかな。
 途中で脱いだら、中は深い赤のTシャツでした。
 私の所からステージ上の二人は、見える時なら上半身、曲によって前の人たちが
動けば全然見えなくなる時もあったけど、基本的には顔は見えてました。
 サポさんたちも、時々顔くらいは見える状態。
 プレライヴだけあって、バックにスクリーンなどはなく、照明だけの演出でした。でも
ライヴハウスだし、これはこれでシンプルでいいなぁと思ったりして。

 さて、ではここからは順不同で(単に覚えてないだけ)、ネタバレにならない範囲で
MCなどについて書いてみましょう。
 いつものように、ここに書いてある彼らのセリフは、あくまで「そういうようなことを
言ってた」というだけで、正確ではありませんので、あしからずよろしくです(^^;

 全体的に、やっぱりlove up!会員オンリーのライヴということもあるのか、昭仁と
晴一のやり取りがいつも以上に素っぽいような感じがしました。

昭:「今日はここにおるの、love up!の皆ばかりだし、プレライヴだからって余力なんか
   残さんよ。全開で行くよ! ね?(晴一へ)」
晴:「…え? ああ、はい(苦笑)」
 一瞬、自分に話が振られたことに気付いてなかった模様の晴一くん(笑)
晴:「えー、君ら、まあまあの倍率でここに来たんじゃろ?」
 うん、おそらく。
晴:「love up!の、しかもそうやって選ばれた人たちが集まってるライヴで、そりゃあ
   余力残すことはないでしょう」
 わーい、そうこなくっちゃ♪

 love up!限定ライヴでも、やはりこの質問が。
昭:「今日がポルノライヴ初めてっていう人?」
 ちょこちょこと、いるんですね、これがまた。
昭:「いますねー。楽しんでいってくださいよ。じゃあ、ベテランの人!」
 そりゃもう、会場のほとんどがウォーっつって手を上げるわけです。
昭:「よし、君らのことは心配しとらん!」
 おうよ、まかせとけ!(笑)
 っていうか、ホントすごかったですよ。さすがはlove up!会員ばかりなだけあって、
ステージの上も下も1曲目からフルスロットな感じ。一体感も半端ないし、普段の
ライヴとはまた一味違った充実感がありましたね。

 途中のMCで、昭仁が汗をかいたんでって珍しくタオルを片手に汗を拭いていて。
 「もう(タオル)いいわ」って、ポイッと後ろに投げたら、ドリンク置き場かどっかに
(私にはそこまでちゃんと見えなかった)うまくひっかかったらしく。
 会場の歓声に対して、
昭:「まあ、こんなの普通じゃけどね。いつもそうやし。なんならYouTubeに動画も
   アップしてるし」
 と得意げになってたのが可愛かったです。
 その後、昔は有線の事務所へ行ってキャンペーンやってた話をして、でも今は
ユーストとかYouTubeとかニコニコ生放送とか色々変わったよねって、確かこの時も、
昭仁が晴一に話振ったら、一瞬反応が鈍くて、「え? ああ」ってなってたような。
 それから晴一が話を受けて、そうだね、そういうのも15年でかなり変わったよねって
いうところから、会場に向けて言うには、
晴:「MDとか、最近もう少なくなったの知ってる? あ、それとも皆、カセットの世代?
   お気に入り集めて、好きな人にあげた世代?」
 あー、まあ、確かにフェイバリットソングとかってカセットに編集したりしましたわねぇ。
 でも好きな人にそれを渡すようなことまではしてませんて。
 会場からは、「やったー」と「違うー」っていう声が半々くらい出てました。

 もう終盤あたりになった頃かな。
昭:「皆、プレライヴで、プレプレしてますか!」
 ぷ、ぷれぷれ?
 言った本人もなんじゃそりゃって顔して、
昭:「ここ、あんまり考えてなかったわ(^^;)。けど、まあいいや。えー、本ライヴで
   ホンホンするために、今日はプレプレしていくぞ!」
 プレプレもすごいけど、ホンホンはもっとすごいな(爆)
 本ライヴを前に、俺たちの背を押してくれと言われました。責任重大(>_<)ヾ
 とは言え、とにかくセトリの熱量が高くて、楽しくって、そんなんもう言わずもがなで
盛り上がるわけで。それがまた翻って彼らの背を押すことになっているなら嬉しいですね。

 昭仁がギターを抱えた状態でのMCタイム、晴一が喋りかけて途中で不意に昭仁に
向かって、
晴:「アナタ、ぼろぼろ落として」
 その時は晴一の方を見ていたので、何かと思ったら、昭仁が苦笑しながらしゃがみ
こんで、何か拾ってます。あ、ピック?
 理由は私には不明でしたが、スタンドに挟んである控えのピックが落ちちゃったみたい。
昭:「ええじゃないか、困るの自分やし」
 なんて言い返しながら、マイクスタンドにピックをセットし直してました。

 アンコールで着てきたTシャツ、昭仁はポルノTで、晴一がロゴTでした。
 昭仁が、「love up!の皆はさすが……」って喋りかけてる時に、晴一がなんか笑ってて、
昭仁が何?って話やめて振り向いたら、
晴:「おまえ、それ、やかましいわ」
 なんのことかって、服装のことですって。
 今回のポルノTの柄って、上から黒、水色、黄色でしょ。パンツが青で、靴がピンク
なんですって(私の所からは見えなかった)。
 昭仁も「確かに」って苦笑してました。
昭:「これ(ポルノT)、汗吸わんくてねぇ。まあ、中にタンクトップとか1枚着てくれたら
   大丈夫ですけれども。あまり売れなさそうなんで、皆さんぜひ重点的に買うて
   ください」
 そりゃすごい真っ正面なお願いですね(笑)。ごめん、でもいくら昭仁くんの頼みでも、
今回のポルノT、私は買わんわ(^^;

 メンバー紹介は、比較的あっさりと、各人の名前を呼んで終わりな感じ。
昭:「残る二人がポルノグラフィティ。オンキーボー……じゃない、オンギター、晴一!」
 え、キーボード3人ですか?っていう(笑)

 最後の曲の時、昭仁か晴一が引っ張ってきたらしく(そこは私の所からは見えません
でした)、洋ちゃんが前に出てきて、昭仁が肩組みながら歌ったり、最後の曲の締め
(よく昭仁がジャンプして締める、あれです)を、洋ちゃんにやらせてました。

 そうして、恒例の二人の生声挨拶。
晴:「行ってきます!」
 これはもう、会場からは「行ってらっしゃーい!」ですよ。
 そうして昭仁。
昭:「おまえら! わしらについてこいよ!」
 うっわー、珍しい。
 いつも、どちらかと言えば「ついてきてもらえたら嬉しい」的なスタンスの言い方を
する人だけに、たまにこうして命令形で「ついてこい!」って言われるとたまりませんね。
 そりゃもう、ついていくに決まってるでしょ(>_<) 

 ちなみにEX THEATERは、やたらと音響の良すぎる会場で、曲の合間に楽器の
持ち替えとかしてる時、ステージ上は照明が落ちてて暗いんだけど、マイクが音を
やたらに拾うのね。
 昭仁か晴一かどっちかわからなかったけど、スタッフか誰かに「ごめんなさい」って
言ってたりとか、晴一がサポさんに「この会場、〜が(聴き取れなかった)すごい響くね」
なんて喋ってたりとか、そういうのが聴こえてきて、そのたびに会場から笑いが漏れて
ました。
 本間さんが後からツイッターで、響きが素晴らしかったとおっしゃってましたが、私は
少し響き過ぎじゃないかと思ったくらい。
 その代わり、確かにその響きのおかげで、あの曲のあの部分とかはすごく良かった
けど……なんて、これ以上はネタバレになっちゃう話なので、また後日。

 とりあえず、私が覚えている範囲でセットリストに絡まない話は、これくらいかな。
 アンコールまで全部終わったのは、21時半でした。
 全部で22曲+アルファ(の詳細も後日)。
 冒頭でも言ったように、照明だけというシンプルな演出にもかかわらず、それが全然
物足りなくない、プレライヴとは言え、むしろ超ごっつい濃いライヴが、しかもいつもより
お安め(5,250円)で楽しめるなんて、お得以外の何物でもありませんでした。
 昭仁も、「この(スタンディングの)会場で、このセットリストはなかなか皆も大変だった
んじゃないかと思う」って言ってたくらい。
 でも、「本番はまだ色々考えてますので。そりゃ、15周年じゃけ、やらんわけにいかん
じゃろ」ですってよ。
 2週間後、さらにすごいこの完成形が見られると思ったら、興奮が治まりません(>w<)