ノンフィクションストーリー
幻の1000人目物語
――今、ここにある不思議―――


ホームページを持って、いろいろな人と知り合った。いろいろな人からメールを貰った。
1000人目突破記念で、着ぐるみ姿写真公開した時、
「着ぐるみが好きなんですね。うちに、猿と、カッパと、骨骨ロックが、あります。 よかったら、5000人突破の時に使って下さい。」
「もっと、変な格好をして下さい。」
「あざらこざらしさんて、女の人だったんですね。」
など、いろんな反響があった。
人々は、私に何を求めているんだろう。
私は、どこまでそれに答えればいいんだろう。
ちょっと、考えてしまった。(笑)


みなさんも知っての通り、区切りの良い訪問者をメモリアルナンバー
ゲット!とたたえる制度を布いて、長く栄誉をたたえる企画をしている。
しかし、1000人目は、名乗らなかった・・・。
ちょっと、残念な気持ちを引きずりつつ、999人目のちかさんと
1001人目のかっちを前後賞として、1000人目の代わりにたたえた。
9月20日の事である。

今、私の手元に不思議な物がある。
こんな事があっていいのか?
葱色空間のトップページをプリントしたものなのだが、
それが幻の1000人目をカウント表示された物なのだ。?????
右はじに、97/09/20となっている。???

今日、用事があって、中央の方まで出た。
まちまで行く時は、時間に余裕があるなら、顔を出すようにと
父にいわれている。で、父の会社に顔を出した。
そのプリントは、父が持っていた・・・。?????

【条件】
・父は、パソの事は、わからん。
・しかし、娘がほむぺを開いた事は知ってる。
・アドレスを聞いてきたから教えた事はある。
・父にプリントを渡した人は、Nさんという。私が、うっすら知ってる人だ。
・Nさんは、誰かに渡されたらしい。誰かも誰かに渡されたらしい。
(ずっと、続く)

父の会社系ではなさそうだと父は言ってる。(何を根拠に?)
よくわからんけど、想像するに、誰かが、仕事の時間内に
(999人目のちかさんが、12時58分。1001人目のかっちが14時04分。)
インターネットで遊んでて、すぐやめようと思ったのに
(見つかったら叱られる?)
葱色空間で1000人目をゲットしちゃって、伝言板に書き込む余裕もなく?
たぶんスクリーンセーバーにしといて、1000人目ゲットの証拠を
プリントした????????

そして、何人もの手を渡って、19日間かかって、今、ここにある・・・。

何もかも想像です。
確かなのは、今ここにあるという現実。今ここにあるという不思議。

伝言板に書き込まず、登録もせずに見ている人も、もしかしたら
たくさんいるのかもしれない。

本当にいろんな人がいろんな状況下で、見ているんだなぁ、という事を
実感した出来事だった。

1000人目ゲットした人、もしかしたら今読んでるかもしれないね。

あなたのプリントした紙は巡り巡って、今、私の手にあります。
よかったらその時の状況とか教えてくれませんか?
秘密は守ります。

1997/9/9あざらこざらし記