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¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥$ 豊かな、お金講座$ ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
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No.1 (2004.12.01)
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はじめまして、口先税理士事務所の口先であります。
税理士と言う仕事をしているといろんな場面で「お金」と「豊かさ」について考え
ることがあります。
多くの人達の「お金」に対する道徳観・価値観、「豊かさ」によせる思い・考え方
について、今までの人生経験を元に書き込んでいければと思えます。
そして、このメルマガでは「お金」「豊かさ」に対する考え方・価値観について
語っていきますので、実務ベースでの「投資」「利殖」「税金講座」は、ほとんど
書 くことはないと思います。
宜しければ、口先税理士のお金の口先話ご一緒下さい。
<口先税理士の名前の由来>
「随分と前の話ですが、アドラー心理学の野田先生が「口先だけでアドラー心理学
を熱く語るが、いざ私生活になると全く実践出来ていないアドレリアンを
口先アド ラーと言う。」と言いました。
それを聞いた私の家内は「口先だけでもっともらしいことを言いながら、私生活で
はまったく道徳的でないあなたはさしずめ「口先税理士」であり、「口先だけ男」
よ」と言いました。
そう言われたのですが、その家内に言われた口先を気に入ってしまってペンネーム
にしてしまった、困った男でございます。
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お金講座、01
昔々の話です。
秋祭りの頃、あるお酒好きな兄弟が秋祭りにてお酒のお店を出
そうとして大きな酒樽を2人で担ぎ運びます。
暖かな秋の陽気の中で2人は酒樽を担ぎ歩き続けます。
そして、少し喉が渇いた兄が言います。
兄「少し喉が渇いたから、このお酒飲んでもいいかな。」
弟「駄目だよ、これは売り物なんだから。」
兄「そうだな。じゃ、百円払うから百円分だけ飲んでもいいかな。」
弟「商品なんだから、お金を払うのならば誰が飲んでもいいよ。」
兄「分かった、じゃ百円払うね。」
そんな会話があり、お兄さんは百円を払って美味しそうにお酒を
飲みました。
それを見ながら弟が言います。
弟「お兄さんが飲んでいるのを見ていると僕も飲みたくなっちゃっ
た。僕も百円を払うから飲んでもいいかなぁ。」
兄「ああいよ、商品なんだからお金を払うなら、いいよ。」
そして、百円を払った弟も美味しそうに飲みます。
休憩をした2人は再び大きな酒樽を担ぎ、祭りの会場に向かいま
す。
でも、途中途中で休憩を続けそれぞれにお金を払って酒を飲み
続けて、お祭りの会場に着いた時には・・・
空っぽの酒樽と一枚の百円硬貨が残っていただけでした。
この話、分かりますか。
貨幣経済ってのは突詰めると、こんな感じの表現になってしまう
のです。
この話では兄弟が交互に百円を払い続けお酒を飲み干してしま
ったのです。これは現在の経済でも言える事で、貨幣と言う「生産
性のない物」を媒体として地球上の資源を消費し、使い果たそうと
しているのが今の人間であり資本主義の前提なのであります。
現在の私達の社会生活は、このお酒を飲み干した兄弟と同じ事
をしているようですね。
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豊かな、お金講座 No.1 発行 2004/12/01
豊かなお金の話、いかがでしたか。
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