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葱の間



資料1



資料2



資料3


みかりん「"葱の間"という部屋、ほんとにあるんだね。」
まきまき「わ〜、葱展覧会に出展。照れちゃうわん。」
みかりん「いろいろ聞きたいんだけど。ここは何?」
まきまき「特別養護老人ホームといってここに入所なさった方は このホームで最期まで過ごす所。ちょっと可哀相・・・痴呆フロアってのもあるの。1日中グルグル徘徊してる人もいるわ。」
みかりん「仕事関係?」
まきまき「私はこのホームの設計者です。実施設計を担当したってところです。」
みかりん「簡単に写真の説明を。」
まきまき「資料1は"葱の間"の入り口。表札部分の拡大図が資料2ね。資料3は、外観よ。」
みかりん「へえ、すごいや。で、"葱の間"というネーミングは、まきまきさんが?」
まきまき「これはパートナーが考えました。私はちょうどその時もうひとつの物件が動いていたので、手伝えませんでした。(ごめんね、上司〜)」
みかりん「他にどんな名前の部屋があるんですか?」
まきまき「漢字一文字の植物の名前をつけたので、他には『楓』や『杉』や『桜』などがあります。『苺』や『柿』『瓜』なんてのもあるんですよ。」
みかりん「"葱の間"というのを初めて聞いたときの気持ちは?」
まきまき「爆笑しましたとも!でもなんで笑ってるのかは誰も理解できなかったみたい。当り前か。(笑)」
みかりん「それにしても私も葱って文字に凄く敏感になったよ。それまでは葱って漢字書けなかったもん。」
まきまき「そうなのよね〜。私は文字どころか葱の存在自体に敏感になりましたわ。八百屋で葱を見ただけでも吹き出してしまうの。困った〜。」
みかりん「あははは。葱を見ただけでニヤリと笑ったり、ビクッとした人を見かけたら葱人かも知れないね。」






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