葱詩集


葱酒でほろ酔い、 葱歌をくちずさみ
葱夢をまどろむ。
今、僕らは葱に満ちて。
2000.6

春の葱月の光は優しい。
傷ついた心も、明日への希望も
葱月は、淡く優しい光で包む。
2000.5

どこから来たのだろう。
どこに居るのだろう。
どこへ行くのだろう。
答えは葱。葱の中にある。
2000.4

たとえ今は、願いが叶わなくても、想いが届かなくても
心に葱があれば大丈夫。
僕らの未来は、わき上がる葱力を信じていい。
2000.3

冬の夜空は星が綺麗に見える。
あの輝く星が、僕たちの葱星。
葱星を目指して歩めば、道をはずす事はない。
困った時、迷った時、空を見て。葱星を見て。
2000.2

浅き葱夢、淡き葱恋、遠き葱道、青き葱空。
まだまだ人生の途中。想いを葱に託し未来へ一歩。
2000.1

哲学・音楽・数学。勉学を極めれば、その先に葱がある。
真理は葱と共に。葱はやすらぎ。
1999.12

人なつっこい葱月が雲の切れ目から出てきた。
やぁ、久しぶり。相変わらずだね。
心穏やかにすると、目の前に葱の世界がすぐに広がる。
1999.11

葱は不滅。葱は無敵。葱は笑う。
葱は巡り巡って僕たちに微笑みかける。
1999.10

たとえ世界が終わってしまっても、葱が残る。
だから僕らは、葱歌を唄って
明日を夢見ることもできるんだ。
1999.9

葱。そうつぶやいてごらん。
安らぎも希望も本当はすぐ近くにあるんだ。
僕らはひとりじゃない。また逢える。
1999.8

忘れてしまいたい思い出と 大事にしたい思い出
伝わらなかった想いと 伝わった想い。
しみいる想いは、葱の心。
1999.7

空をみよう。空に葱を感じる事ができるかい?
心をのぞこう。心の葱石に気付いたかい?
五感を研ぎ澄ませば、万物に葱。
1999.6

葱夢を見て目覚めた朝は、ちょっと良いことがある。
寝る前に願ってみようよ。
「どうか葱夢を見ることができますように。」

1999.5

どんなに想いを言葉にしても白い息とともに消えてしまう。
それならいっそ 葱になりたい。
あなたの上に舞い降りる葱になりたい。
1999.4

葱に導かれて僕らはここまでやってきた。
明るく楽しく元気で希望に満ちて。
だけど本当はちょっと違うんだ。にせ葱に気を付けて。
本物の葱。それは安らぎ。
1999.3

夜の闇の中で葱を見ると、おもいのほか明るいことに気付く。
葱明かりに照らされてまだ来ない物への憧れをふくらませる。
1999.2

世界を構成している物。風・月・石・音・星・道・葱。
葱なしでは、成り立たない僕らの世界。
未来へ葱と共に。
1999.1

満天の星空。千万億万の星々。
その中のたったひとつの星を見つけるために
僕たちは生きているのさ。星の名は葱星。
1998.12

夜。仰ぎ見ると天に月。
僕たちが歩くとついてくる。止まれば止まる。
同じ速度でついてくる月を葱月というんだよ。
人なつこい月を葱月というんだよ。
1998.11

人は、みんな心に葱石を持っている。ただ気付かないだけ。
気付けば、もっと人に優しくなれる。笑顔になれる。
お願い。気付いて。葱石。
1998.10

葱歌を唄おう。
くじけそうな時、想いが通じない時、心が疲れ切った時、
葱歌を唄おう。
葱歌で僕たちは、癒される。
1998.9

目の前の葱道を見失わずに歩いていけたら
深く傷付いても、いづれ喜びの方が大きくなる。
見失わないで葱道。僕たちの道しるべ。
1998.8

眠れない時は、葱音を聞こう。
迷った時は、葱風に吹かれよう。
大丈夫。明日はきっとうまくいく。
1998.7

重く寂しい言葉は葱になる。
輝き幸せな言葉は葱になる。
言葉は、みんな葱になり僕らのもとへ返ってくる。
1998.6

葱。嘘いつわりのない本物の葱。
痛みもなく怒りもなく孤独ですらない。
そこには安らぎと葱があるだけ。
1998.5

春まだ浅い北国にも葱風が吹く。
僕らの未来を葱風に乗せて飛んでみないか。
1998.4

葱。ただそうつぶやくだけで、ただそれだけで
僕たちの未来は、なんて輝かしいんだろう。
1998.3


葱空のトップページの葱詩を集めて葱詩集にしてみました。
こうやって、まとめてみると、馬鹿だね〜。
これを創ったヤツの顔がみたい。って、私だ。
ホームページを始めてから「何故、葱?」という質問をどれだけ聞いただろうか。これからも聞くんだろうな。
「そんなことは、私だって知らないんだ。」としか答えようがない。
誰か教えて〜。








蟹屋 山猫屋