2011/7/2━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幽玄の森羅万象の散歩道 動物行動学からの性♂♀の話・動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学 興味のおもむくまま“みかりん”の しゃべりんぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━目指せ1万部! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆         やまねこ通信 E=MC二乗                                vol.133 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちは。 みかりんです。 北国の短い夏の到来です。 短い夏を楽しんだその帰り道、夜空を見上げると月。  ビルの間から、雲の間から、山の稜線から、ひょいっと月が見えると、 家まで帰る私を見送ってくれているようで嬉しいです。 私たち日本人には四季の移り変わりを愛でる感性があります。花鳥風月を友としている所があります。 花鳥風月と似た言葉に雪月花(せつげっか)という言葉もあります。 月は、手を伸ばせば届きそうなくらい大きく感じる時もありますけれど、月は星です。遠いです。 地球から38万4千キロ離れています。38万キロって言っても距離感は湧きません。 月までの距離は、光の速さで1.3秒かかります。 徒歩だと1日40km歩くペースとして考えても、26年と120日もかかります。(笑) その月よりももっと遠くの星に行ってきて、そうして帰ってきたものがいます。 風流とは対極にある科学の力でです。 それは去年話題になった「小惑星探査機はやぶさ」です。 地球を出発して星のかけらを拾って地球に戻るまで60億キロを7年かけて帰ってきました。 今日の話題は「小惑星探査機はやぶさ」。 久しぶりに宇宙ものです。 ここに↓バックナンバーがあるよ。『内容一覧』という所をクリックしてみて。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm 「ラジオ山猫通信」もここから聞くことができます。↑ ━■小惑星探査機はやぶさの話━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 宇宙の事を思うと、そのあまりのスケールの大きさに、どう考えて良いかわかりません。 太陽の直径は、地球の直径の109倍で、体積は130万倍…。想像を超えてますね。 その想像を超えて大きい太陽が、小さい砂粒に思えてしまうくらい大きな大きな巨大な 星が宇宙にはたくさんあります。 太陽は特別大きい星でもなんでもないんです。 そしてそんな巨大惑星すら小さい砂粒のように感じる銀河系宇宙。 もうクラクラします。 このクラクラはどこまでも続く無限っていう概念を知った時から心にずっと持っているクラクラです。 でもクラクラしてばかりいる訳にもいきません。 人類は私が考えている以上に宇宙に目が向いています。 ものすごい数の人工衛星が地球のまわりを回っています。 気象衛星、通信衛星、観測衛星、天文衛星など。 国際宇宙ステーションも地球のまわりを回っている人工衛星です。 スペースシャトルっていうのは、そこへ人や物を運ぶ宇宙の乗り物です。 スペースシャトルでは月には行けません。 うん。この辺りまでなら私の感覚の中になんとか収まります。 たぶん地球から月の間までですね。私の宇宙は。なんて狭い宇宙。 そんな私が今日は「小惑星探査機はやぶさ」について語ります。 惑星探査機は月よりもっともっとはるかに遠い惑星に向かって、宇宙の謎を解く科学研究が目的です。 はやぶさは2年4ヶ月かけて目的地の小惑星イトカワに到着。 地球からイトカワまで直線距離にして3億kmです。 この3億kmの距離っていうのは、はやぶさから「もしもし」と電話で話しかけられて、 地球側から「はいはい」と答えるだけで、この間32分です。 はやぶさは、そんな遠いところに行って、膨大なデータを持って帰ってきました。 直線で行って帰ってきた訳ではなく、総移動距離は60億キロにも及ぶ7年間の旅です。 日本にはロケットを打ち上げる宇宙センターが2ヶ所あります。 鹿児島県にある内之浦宇宙センターと種子島宇宙センターです。 ふたつとも日本列島の南端にあるのは偶然じゃありません。 それはね、なるべく赤道に近いところから打ち上げたいからなんです。 ロケットは宇宙に出るために地球がくるくる回っている自転の力を利用しているんですね。 私たちは地球の上で暮らしていて、全然気にしていないけれど、 実際は地球はものすごい速度で回っています。 赤道の上で1700kmの速さで動いているんです。 これってジェット戦闘機なみの速度です。 そんな危ないものの上に乗ってるんじゃありませんって叱られそうなくらいのものです。(笑)  この速さは赤道に近いほど早いことになるんです。 はやぶさが打ち上げられた内之浦宇宙センターで時速1400kmの速さです。 2003年5月。この内之浦宇宙センターから惑星探査機はやぶさは打ち上げられました。 はやぶさの目的は、たくさんあります。 でも大まかに言うと約46億年前にできたという太陽系の起源を知ろうということでなんです。 それには太陽系が出来た頃の岩石を調べる必要があったんです。 地球にも岩石はあります。 でも地球には、当時の岩石はそのままでは残っていないんです。 地球の中心は6000度の高温です。地 球誕生の頃の岩石は熱や重みで変質してしまってるんですね。 でも、小惑星はとても小さいんで岩石が変質しないで、太陽系誕生の時の物質がそのまま残っているんです。 隕石ってありますよね。宇宙から降ってくる石。隕石。あの隕石にも宇宙の情報はたくさん詰まっています。 ただ地上に落ちてくる大気圏突入の時に、芯まで焦げちゃってるんです。 で、焦げる前の宇宙の岩石を手に入れることが出来たら、焼けこげ隕石は元はどんなだったか推定できるんです。 そして実は、日本は世界的にみても隕石の保有国なんです。こんな島国なのに不思議でしょ。 その秘密は南極の昭和基地。隕石のほとんどは南極で見つかっています。 日本の南極の昭和基地は隕石を集めるのにとても条件が良いんですね。 それに隊員も隕石収集に熱心なんです。 だから日本の研究者が保有している隕石の標本は世界一で、隕石の研究も世界トップクラスなんです。 それで、はやぶさが星のかけらを持って来れたら、世界一の隕石の標本のデータが一気に意味を持つんです。 すごいことです。 小惑星イトカワは、小さいから重力がほとんどないので、離陸するときにはエネルギーが少しで良いんです。 でもこれは大変なことでもあります。 月くらいに大きかったら近づいたら月の重力で引っ張ってくれるけれど、イトカワのように重力がほとんどないと、 着陸する時に勢い余って跳ね返ってしまうような事になると宇宙空間に投げ出されてしまうんです。 それから小さいことに加えて、直線距離で3億キロという距離が問題です。 例えていうと月の上に小さな子どもを立たせて、その子の手に地球から投げたあめ玉を乗せるっていうくらい 難しい事なんです。 こちらから遠隔操作をしようにも、片道の通信時間が16分。往復32分ではリアルタイムの操作は無理です。 だからはやぶさは自分で考えて制御して着陸するし、上昇もする。色々な判断を自分でするんです。 こうなると探査機っていうよりも探索型ロボットって言ってもいいかもしれません。 あぁ〜。説明ばかりで、まだ、はやぶさが飛び立つ所までも話が進んでいませんね。(笑) 2003年5月。小惑星探査機、はやぶさは打ち上げられました。 2年かけて3億キロ先の小惑星イトカワに着地してさらに2年かけて帰ってくるっていうのが当初の計画です。 実際は往復7年かけて帰ってきました。 小惑星イトカワは、小さくても太陽のまわりを回っている天体のひとつです。 太陽の周囲をまわるのを公転って言います。イトカワの公転の速度は秒速30kmです。 って事は時速10万km。ホント宇宙ってのは色々単位がメチャメチャですね。 はやぶさはこんなにすごいスピードで疾走している惑星に着陸しなきゃならないんです。 しかも引力がほとんどない小さな惑星に、そっとふんわりと着地しなきゃならない。 これは想像するだけでも難しいことです。 はやぶさが小惑星イトカワとまったく同じ速度で並んで飛べば お互いが止まっているのと同じになるという理屈があります。 うん、理屈はわかるけど、でも秒速30kmだよ。無理無理無理。(笑) ほんのちょっとの誤差でも、激突したり大きく引き離されたりしてしまいます。 で、はやぶさへ指示したり、はやぶさからのデータを受信したりする巨大アンテナが長野県にあります。 直径64mの巨大なお皿型のパラボラアンテナで世界で6番目の大きさです。 こんなすごいものが日本にあるんですね。 はやぶさの動力源は、ソーラーパネルとイオンエンジンです。 ソーラーパネルは、打ち上げの時は畳まれていて、打ち上げてから左右に広がります。 この2つのソーラーパネルで太陽の光を電気に変えるんです。 イオンエンジンの推進剤は、いままでの探査機が採用していたものと比べると、 10分の1の重量で済みます。 イオンエンジンっていうのはロケットエンジンにように、ドーンとものすごい力を出すことはできないんです。 チョロチョロとろうそくの火を燃やす感じに噴くだけなんだけど熱効率がとても良いんですね。 イオンエンジンは超省エネで、米袋2個分の燃料で飛び続けたんです。 予算の少ない日本の宇宙開発ならではの創意工夫のたまもので、大気圏の外側の宇宙を探索するにはとても有用なんです。 はやぶさは、小惑星イトカワを目指して進んでいくんですけれど、出発当初はこの小惑星には名前がなかったんです。 小惑星の数字のナンバーだけがありました。 イトカワという名前は、日本のロケットの父と言われる糸川英夫博士から命名されました。 で、はやぶさが小惑星イトカワに近づくにつれて、イトカワの正確な形がわかってきたんです。 ええええっっっ。形もわからないのに目指していたの?なんて所にも私は驚きました。 はやぶさの形は当初、月のように丸いんじゃないかって思われていました。 でもね、違ったんです。 長い方の直径が500mで短い方が200m。そしてちょっと一部が傾いているっていうか例えるならラッコ。 ラッコが海でぷかぷか浮いていて頭をちょっと起こしているようなラッコ型の星だったんです。 はやぶさの事を色々調べていて、驚いたことは、たくさんありますけれど 「スウィングバイ」っていう方法も初めての単語で、そしてその内容に驚きました。 概略を簡単に説明しますね。あまりに難しくて、よくわからないんです。でもかなり興味深いです。 2003年5月に打ち上げられた、はやぶさは、2004年1月の時点で目指していたのは地球なんです。 この時点で、はやぶさは地球を追いかける形で飛んでいるんです。 1年かけてより速く、さらに速く、もっともっと速くと、太陽のまわりを回って加速してきたんです。 そして打ち上げから1年と10日後である5月19日、はやぶさはひたすら地球を目指して、 そうして地球スウィングバイを行うんです。 スィングバイっていのは、地球などの惑星の重力や公転速度を利用して加速したり軌道変更を行う方法なんです。 このスィングバイを最初に使ったのは、アメリカの、木星と土星探査機ボイジャー1号です。 ボイジャー1号は地球出発の時には木星にたどり着くだけの能力しかなかったんだけど、 木星スィングバイを使ったことでさらに遠い土星まで行くことができたんです。 で、はやぶさの地球スウィングバイは、東太平洋の3700km上空を 通過させなければならないんだけどそのコースがほんのわずかでもズレたら失敗なんです。 速度も毎秒1cmの誤差以内っていう事なんです。 はやぶさはそういう超正確なコースをとらなければならないし、そしてそれをやってのけたんです。 日本の技術はすごいです。 はやぶさ独自の新しい、やり方や工夫もたくさんあります。 その中でとても日本的なものを紹介しますね。 はやぶさの大事なミッションのひとつに、イトカワに着陸してかけらを取ってくるっていうのがあります。 それには確実に着陸しなければなりません。 はやぶさがカメラで小惑星の表面を撮影して自分の位置を知る方法も使います。 その時、表面が暗かったり見えにくかったらっていう時のために、ターゲットマーカーっていう 玉を落とすんです。 これを目印にしてカメラで自分の位置や地面までの距離を知って着地につなげようというんです。 このターゲットマーカをはやぶさがぽとんと落とした時、イトカワはあまりに小さくて引力が弱くて ちょっとでも跳ねると、そのまま宇宙にピューって飛んでなくなってしまう。 なんとかイトカワにピタっと止まってくれる方法はないものかと色々考えたんですね。 で、落としても跳ね返らないもの。 日本のお手玉です。 直径10cm玉の中にビーズのような小さな玉を入れたんですね。 ヒントはお手玉だったんです。なんかいい話ですよね。 はやぶさははじめから終わりまで、ずっと順調だったわけではありません。 出発直後に4つあるイオンエンジンのうち1つが不調。 それからイトカワに近づくにつれ色々不具合が多くなってきます。 3つあるリアクションホイールのうち2つが不具合。 リアクションホイールっていうのは、姿勢制御装置の事です。 これがとまってしまったらはやぶさは、酔っぱらったようにふらふらしたり、 くるくる回りっぱなしになってしまうんです。 数々の困難を、創意と工夫と機転で乗り越えていきます。 地球からの指示で、はやぶさは動きます。 そしてイトカワに近づいたはやぶさは、大量の写真を地球に送ってきました。 このたくさんの鮮明な写真は世界中の科学者たちにとって大変な驚きに満ちた写真だったようです。 ただちに多くの惑星科学者たちがこの写真の解析をはじめました。 この大量の写真だけでも、充分な成果と褒められるような手柄だったようです。 そしてはやぶさは、イトカワに着地、サンプル回収というニュースを世界中のメディアが報じることになりました。 大ニュースです。あとは地球に帰ってくるだけです。 でもこの賞賛のニュースのあと、はやぶさは大変なことになります。 燃料漏れが見つかったり、太陽の方向を向いていなければならないソーラーパネルがズレて 電池がカラになってしまったり、アンテナがあらぬ方向を向いていて地球との交信が 不可能になったりと、色々なことが一気に起きて。 そして、なんということでしょう。 地球側は、はやぶさを見失ってしまったんです。 行方不明になってしまったんです。 世界中の賞賛をあびたのが幻になってしまったんです。4時間だけの賞賛でした。 それから46日後、微弱な、ほんとに弱いはやぶさからの信号を見つけます。 そして様々な働きかけと機転と、あり得ない常識外の方法で、 はやぶさは再び地球を目指して飛びます。 このあたりになるとはやぶさにはもう人格があるかのようです。 はやぶさは満身創痍で地球に戻ってきて大気圏に突入して燃え尽きます。 そしてその時、イトカワから持ち帰った星のかけらが入っているカプセルを落としていきます。 カプセルの落ちる予定地は、オーストラリアの砂漠です。 そして人類は、月以外の天体の物質が入っているカプセルを手に入れたんです。 太陽系の起源解明につながる貴重なかけらを持って帰ってきたはやぶさ。 日本の「はやぶさ計画」は最大の目的を達成したんです。 * * * * * 私たちの知りたいという欲求は、宇宙の成り立ちにも向かう。 その過程で知り得る技術と感動。 未曾有の災害を経験した私たちは、地球のパワーとヒトの限界の狭間で立ちすくんでいる。 その頭上にいつも月。 その月よりもずっと遠くに小惑星イトカワ。 私たちは、いったいどこに向かおうとしているのだろう。 ━●みかりんの叫び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私はごく最近、今年に入ってからなんですけれど、山に登ったりしています。 理系のやまねこ通信ですけれど、私はの脳みそは完全に文系です。 そしてもちろん体育会系でもないです。あくまでも文系なんですけれど。 だから今までこれっといったスポーツもしてきていません。 もちろん体力に自信ナシ!とはっきり言い切ることが出来るレベルです。(笑) その私が札幌近郊の山をちょこちょこ登るようになって、先月6月のある日、標高1293.8mという 札幌岳に登ってきました。結局は登り切ったんですけれど、最後は気力だけでした。 私の力量ではまだ無理だったんでしょう。私の限界を軽く超えた山でした。 途中、沢歩きの場所はあるし、ほぼ直角の所もあるし、ヤブ蚊の襲撃があるし、 何よりも雪渓があるし(雪ですよ雪!)、崖もあるし。 もうホント色々無理。 余りにつらいと、頭の中で色々考えるんですね。 今まで生きてきて身体的に一番つらかった事を思い出し、 「あれよりはマシ。あれよりはマシ。まだ頑張れる…って」(笑) ちなみに、アレよりはマシのアレ。 この時、出てきた記憶は、10年ほど前の、埋まっている親知らずを抜く1時間半の手術でした。 あれはただの拷問。1時間半に渡る拷問。 しかも3ヶ月後、反対側の親知らずも同じく拷問によって取り去りました。 2回の渡る拷問に耐えた私。 藤原てい著書の「流れる星は生きている」の話。 3人の子どもたちを連れて中国から引き揚げる時の話も思い出し、 「アレよりまし」状態にもなりました。 その子どものひとりが藤原正彦。当時3歳。 あそこで死ぬような目に正彦は遭ってるんです。でも3歳だから記憶には残っていない。 でもね、今でも膝くらいの水に浸かると体が硬直すると言っています。 意識下の記憶が硬直させてるんですね。 あそこで彼が死んでたら「国家の品格」などの本はなかったし、正彦の業績はなかったし。 なんて事も苦しい登山の最中に私の脳内に浮かんでは消えていきました。 苦しいとヒトの脳ってそういう働きをするんだなぁとも思いました。 「アレよりまし、アレよりまし」は私のおまじないかもですね。 そして、頂上風景はすごすぎでした。 私の力量では辿り着けることが出来ない、だから本来は私が見ること味わうことができない風景でした。 楽しむなんて余裕のある心情ではありませんでした。  頂上近辺ではただただ気力だけで登っていました。 そして頂上について魂抜けました。 ついでに腰も抜けました。みんな抜けました。 頂上で食べようと思ってたゆで卵を忘れたことにも気づきました たとえば、あそこにテント張って夜を過ごすことができたら、満天の星空が見えるでしょう。 たぶん私の知ってるこの世のものじゃない景色でしょう。 でも、この上テントを担いで登るなんて無理無理無理。 でもね、日本のいや世界のほとんどは、こういう景色なんですよね。 私たちが住んでいる所は私たちが住みやすいよう長年かけて改良してきた所。 そしてそこは世界のほんの一部であり、特殊な所なんですね。 とにかく札幌岳頂上から見た景色は、「あぁ、これは神の領域だぁ」と思ったんです。 それと、つらくなったら「アレよりまし」って状態になる事も。自己防衛の脳の働きなんでしょうね。 脳って私の意志とは別に、色々な事をするなぁと思ったのです。 編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★この「小惑星探査機はやぶさの話」は、ネットで聞くことができます。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ここの右側「ラジオ山猫通信」をクリックしてスクロールして 「小惑星探査機はやぶさの話」をクリックすると聞けます。 すぐに聞けない人は、じっと待ってみて。きっと聞けます。 今回の文は、ラジオ原稿そのままです。 ラジオ原稿は、時間制限があるんで、メルマガ版みたいにダラダラと くどい文で説明する訳にはいきません。(笑) だからかなりの部分を端折っています。 はやぶさが持ち帰ってきたのは「星のかけら」と言ってますけど 「かけら」ではないです。ホコリのような顕微鏡レベルのチリのようなものです。 「かけら」を持って帰ってくるはずだったけれど、さまざまなトラブルの末に やっと帰ってきて、かけらの入ってるはずのカプセルに、舞い上がったホコリを見つけたんですね。   ★「ラジオ山猫通信」はメルマガ版を元にして書いていますけれど 同じ題材でもどんどんメルマガ版から離れてきています。 もうあの頃とは時代も違っていますし。 でも伝えたい、なんていうか核の部分は同じです。 あの無駄に熱い「やまねこ通信」ならではの魂は不滅です。(笑) どうぞお時間のある時に「ラジオ山猫通信」も聞いてみてください。 放送開始からまもなく丸2年が近づいてきたというのに、 相変わらずしゃべりはトチってばかり、噛んでばかりです。(笑) 「ラジオ山猫通信」の7月4日放送は「愛は反応だろうかの話」です。 メルマガ版vol.76,77,78,79で、投書を中心に盛り上がった話題です。 みなさんからの投書も、ラジオの中で紹介させていただきました。 (名前はナシで、男女の代表的意見として) ネットのUPは、7月18日以降になると思います。 その頃、覚えていたらどうぞ聞いてみてください。 ★もしかしたら、また休刊状態になるかもしれません。  でも、こうしてまた復活するかもしれません。    どんなことがあっても、私は「やまねこ通信 E=MC二乗」の事は忘れていません。  いつも、次回テーマの事が頭の隅にあります。  「やまねこ通信 E=MC二乗」は、私みかりんを構成している大事な要素なんです。 ★「やまねこ通信E=MC二乗」では、あなたからの投書を受け付けています。  動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学このメルマガの趣旨に合うような投書を  気軽にメールに書いてね。  過去に取り上げた記事からの話題も歓迎しています。 ★vol.133の参考文献        「はたぶさの大冒険」 マガジンハウス 山根一眞/著 ★次回配信予定は未定です。でも必ず配信しますから。 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹     ★彡★彡★彡★彡★彡『蟹屋 山猫屋』★彡★彡★彡★彡★彡 生まれも育ちも北海道育の“みかりん”が、北海道の味覚を全国の方に広めるために 『蟹屋 山猫屋』を立ち上げました。一級品の道産品をお手ごろ価格でネット販売! 読み物としても楽しめるものを目指しているよ。    登録はここ→ http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/kani/   山猫屋の蟹は冷凍ガニではありません。ボイルしたてを食卓に直送! 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹    ↑↑↑  私、みかりんのもうひとつのメールマガジン。  北の味覚。海産物。蟹おいしいよ〜。  予算はこれくらい。食べる人数はこれくらい。と教えてくれたら、その中で  できる限りのご提案をします!山猫屋の蟹は冷凍物は扱っておりません!  さぁ、タラバ食べたいよう、毛ガニ食べたいようのメールをみかりんに書こう!  夏は、ウニ!ウニの季節。  ウニを食べずに夏を終えるなんてもったいない!  海水ウニのおいしさは、まさに「神の領域」。  北の食材たちは脂が乗っておいしいです。  この機会に、どうぞ冷凍ではない蟹を!  お歳暮に、ご贈答に、山猫屋の海産物を。 それじゃ、今回はここまで。 あなたのお便り待ってるよ。 daichi-m@phoenix-c.or.jp じゃね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 高い山に登って、私の知ってる世界はほんの一部と思い知らされた。 ほら、昨日登った山があんな下にみえる。 (実は、この時、連チャンで山に登ってるんです。(笑)) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○ やまねこ通信E=MC二乗 vol.133  2011年7月2日発行 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○発行編集者 みかりん daichi-m@phoenix-c.or.jp ○発行システム: インターネットの本屋さん「まぐまぐ」ID:0000052530 http://www.mag2.com/ ○登録/解除 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○やまねこ通信は、素人みかりんが趣味で発行しているもので、情報の正確さに はまったく自信がありません。引用して弊害が起きても責任は持てないよ。 それから誤字脱字変換ミスは大目に見てね。気を付けるけれどさ。えへ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━