2011/11/22━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幽玄の森羅万象の散歩道 動物行動学からの性♂♀の話・動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学 興味のおもむくまま“みかりん”の しゃべりんぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━目指せ1万部! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆         やまねこ通信 E=MC二乗                                vol.139 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちは。 みかりんです。 今年は初雪が遅かった割に、初雪で積雪です。 今はもう窓の外はすっかり雪景色の札幌です。 寒くなると月や星がよく見えるようになります。 私の好きな月が綺麗に見える季節です。 夜空は宇宙。 地球にいながら宇宙を感じることができます。 そういえば海の底。 いつだったかテレビで見た深海の風景はよその惑星かとも思う光景が広がっていました。 そうして海の底の事は、まだろくに判っていない事ばかりなんです。 この地球にいて何万光年も先の星の事がわかるのにです。 深い海の底は、夜空を見上げれば感じる宇宙よりも、ずっとずっと遠い世界のようです。 今日の話題は深い海の底の話。 深海の話です。 ここに↓バックナンバーがあるよ。『内容一覧』という所をクリックしてみて。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm 「ラジオ山猫通信」もここから聞くことができます。↑ ━■深海の話━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 地球は水の惑星です。なんたって7割も海で覆われているんですから。 海の深さを平均すると3800mあります。 地表の山で3800mを越える山って多くないです。 よく200海里っていう言葉をニュースなどで聞きますね。 200海里は約370kmです。陸から12海里がその国の領海です。 200海里はその国のたとえば漁業、鉱産物、油田とかの権利があるんですね。 権利があるってことは責任もあります。 海洋汚染に対する責任とかね。 もちろん変なもの流しちゃダメなんです。 さて200海里。これって地図で見ると、日本の国のまわり数mmの所をぐるりと囲んでいるくらいのものです。 それから水深200mより深い所を深海と言います。 海の深さを平均すると3800mなのに200mを越えると深海って呼ばれてるんです。 だから海のほとんどは深海なんです。 で、200mよりも浅いところっていうのは大陸棚って言われる場所で、すごく狭い範囲なんです。 このすごく狭い範囲の大陸棚が領土沿いの200海里とだいたい重なるんですね。 ここは良い漁場でもあるんです。 海のほとんどは深海。 そして深海の事は、実はあまり良く判っていません。 私が子どもの頃。SF小説で海底牧場とか海中都市というのが登場して、 私が大人になる未来には、こういうものが実現するのかと空想していました。 でも人類は地球の海には向かわずに宇宙に飛んでいきました。 人工衛星に滞在する事はあっても、深海にドーム型の都市を建設している話は聞きません。 それだけ海は手強いのでしょう。 海は宇宙よりも手強いんですね。 水深2000mで水温4度。 水圧は海面の200倍です。とてもヒトが行けるような所ではありません。 水深2000mでもこんなに過酷です。もっと深い所はどんな世界なんでしょう。 現在、世界で一番深い所はフィリピン沖のマリアナ海溝で、そのもっとも深い所は 10000m以上です。 これは世界で一番高い山であるエベレストを沈めても、山頂は海面に全然出ないくらい 深いってことです。 この10000m以上という水深を知るだけでも、世界各国の技術が苦労してやっとわかった事で、 本当はもっと深い所がまだあるのかもしれないんです。 この水深10000m以上の世界は、1センチ四方に1トン以上の重さがかかるという世界です。 太陽の光がまったく届かない世界。そこはどんな世界なんでしょう。 まだまだ知らないことだらけだけど、最近やっとわかりかけてきた事もたくさんあります。 今日はそんなお話をしてみます。 まず、常に食糧不足です。 海底にうっすら積もっているのはマリンスノーと言われるもので、プランクトンの排出物、 死骸、またはそれらが分解されたものです。 このマリンスノーは深海の海底に棲む海の生き物たちには貴重な食料です。 そう、光の届かない深海の海底にも生き物はいるんです。 エビ、カニ、貝の仲間です。 巨大なダンゴムシみたいなダイオウグソクムシなど、見慣れない生き物もいます。 これらは水の中のかすかな匂いを感じて食べ物を探しています。 海の上の方には魚たちがたくさん泳いでいます。 そんな魚たちが死んでしまうと他の魚たちに食べられて、その体は海底に届く頃には 残っていません。 でもごくまれに、例えばマッコウクジラのほとんど食べられてしまった残骸などの大物が 深海に落ちてくる事があります。 そんなプレゼントがあったら、あちこちからカニやエビや、見慣れぬこれは何の仲間だ?っていう ような生き物がたくさん集まってきて、獲物の大きさによっては数時間、大物だったら数週間も あれば綺麗になくなってしまいます。 プランクトンからクジラまで、海の命は食べられて分解されて、リンや窒素になります。 深海の底は海の砂漠のようです。または別の惑星の風景のようです。 日本は海に囲まれている国です。 だからなのか深海の研究に熱心な国でもあります。 ずっと以前には「しんかい2000」っていう有人調査潜水艦が活躍していました。 その後「しんかい6500」にその使命は託されてもう20年以上になります。 その名の通り6500mまでの深海に行ける潜水艦です。 他にも「ちきゅう」という地球深部探査船があります。 「ちきゅう」は、潜水艦ではなくてヘリポートも持っている船です。 4階建ての研究室もついています。 「ちきゅう」からパイプをおろしてパイプの先に海底を掘る特別なドリルがついてます。 このパイプが深海の海底に届いてから、さらに7000mも掘ることができるんです。 7000mって言ったら富士山ふたつ分くらいです。 そして掘った土を採取して、船で研究ができます。 船には50人もの研究者と分析員が乗っています。 なんでもね、ここを掘るって決めたらかなりの精度で掘ることができるそうです。 日本の技術は素晴らしいです。 それらの潜水艦や船を使って判ってきたことがあります。大変な発見です。 海底には時々300度もの熱水が噴き出す熱水噴出孔っていうのが世界中にいくつもあるんです。 光も差さない冷たい暗い海の底に300度の熱水ですよ。金属など溶けてしまう温度です。 水は100度を超えると沸騰します。でも深海では300度でも沸騰しないんです。 深海のすっごい水圧のために沸騰しないまま300度になるんですね。 で、そもそも何故これほどの熱水が深い海底からわき出しているのか。 それは地下のマグマと関係があります。 まずね、地球の海から海水を取り去った所を想像してみましょう。 するとね、巨大な山脈が現れます。 そう、海の底には山があるんです。中でも中央海嶺といわれる海底山脈は、 全長6万5千kmあります。 太平洋からインド洋、大西洋に繋がる地球最大の巨大山脈です。 で、この海の底の山脈では火山活動がおこっているんですね。海底火山です。 それが噴火を繰り返して溶岩が流れて固まると、新しい海底になります。 ほー。海の底っていうのは変化しているんですね。 そしてできた海底は海洋プレートに乗って移動して、日本海溝などに沈み込みます。 この周辺で大きな力がかかって、地下のマグマが上昇して、300度もの海水を吹き出す 熱水噴出孔をつくるんです。 海洋プレートに乗って日本海溝に沈み込みますなんて簡単に言ってしまってるけど、 この時、陸上では大地震になったり、それが原因で津波が起きたりしています。 今回の大地震でも日本列島が4mほど移動したという説もあります。 まぁ、こうやって地球はダイナミックに動いていて、その先っぽにしがみついている私たちは、 ただただ翻弄されているんですけどね。 水に浮かぶ葉っぱの上に乗っているアリのようなものです。 それでこの熱水噴出孔の近くでは、私たちとまったく違う生態系が営まれているんです。 陸上での私たちの知っている生態系は、太陽のエネルギーを中心とした生態系です。 太陽の光で光合成をして二酸化炭素を酸素に変える植物がいて。 植物を食べて酸素を消費して二酸化炭素を吐き出す動物がいます。 植物や動物を分解する菌類や微生物たち。 まずは太陽エネルギーがないとそもそも存在しない生態系を作っています。 これが私たちの知っている生態系です。 太陽光の届かない数千mの海の底では、まったく違う生態系が営まれていました。 それは熱水噴出孔を中心とする生態系です。 言い換えれば地球のマグマの熱を中心とする生態系です。 熱水噴出孔の近くには意外なほど多くの生き物たちがいます。 熱水噴出孔は世界に100ヵ所ほどあって調査が進められています。そ れでは、沖縄にある沖縄トラフという所のお話をしますね。 トラフというのは細長い海底盆地の事で深さは6000m以下のものです。 6000mを越えるものは海溝と言います。日本海溝とかね。 生き物のまばらな深海。でも熱水噴出孔のまわりには重なるほど生き物が密集しています。 ゴエモンコシオリエビという真っ白な一見カニのように見えるエビの大群。 ゴエモンコシオリエビのゴエモンは、釜ゆでにされたあの石川五右衛門からきています。 「石川や浜の真砂は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまじ」 熱水が噴き出しような場所にいるから石川五右衛門由来の名前なんですね。 その他にはオハラエビ。オハラエビのオハラは、朝寝朝酒朝湯が大好きな小原庄助さんから 来ています。 食糧不足の深海でどうして熱水のまわりは賑やかなんでしょう。 熱水噴出孔から出てくる海水には硫化水素などが溶けています。硫化水素は猛毒です。 ところがその硫化水素からエネルギーを貰って生きるバクテリアがいることが発見されました。 熱水噴出孔のまわりにいる魚たちやエビたちは、そういうバクテリアを体に棲まわせて 栄養を貰って生きている事が判ってきたんです。 あの石川五右衛門のゴエモンコシオリエビも、小原庄助さんのオハラエビもです。 この熱水噴出孔のまわりには50種類を越える生き物が生態系を作っています。 太陽の恵みを直接受けない生き物たち。30年ほど前に見つかった時には、 20世紀最大の発見と言われました。 地底のオアシスは、地球内部のマグマのエネルギーを中心とした独特の生態系なのです。 そして、地球で最初に誕生した命は、こうしたバクテリアだったのではないかと考えられています。 私は、ずっと不思議だったんです。 生命はどうやって生まれてきたんだろうって。子どもの頃からずっと考えていたんです。 太陽系ができた時、地球もできた。どう考えても無機物のかたまりです。 いろんな化学反応はあったんだろうけれど、無機物は無機物です。 有機物はどこからやってきたんだろう。 子どもの私は考えました。宇宙人がやってきて、その時、ゴミを捨てて帰って行った。 そのゴミが有機物だった説。つまり私たちはゴミから発生したというゴミ説ですね。(笑) つまり、外からやってきたって考えるしかないと思ったのです。 ゴミ説を思いついたあと、クマムシの存在を知りました。 クマムシっていうのは、0.5mm〜1mmの小さい生き物で、真空にも超高温にも超低温にも 放射線にも乾燥にも強い、信じられない生き物です。 そうか、こういう生き物が隕石と一緒に宇宙からやってきたかもと思ったり。 宇宙には、こういう不死身系の生き物が隕石にへばりついて飛び交っていて条件の良い星に 落ちて生命の元になると考えたのです。 生命クマムシ説ですね。ゴミ説よりましですね。(笑) まぁ、そんな事を考えていた子どもだったんです。私。あまり人に言いませんでしたけどね。 でも、今考えるとゴミ説もクマムシ説も、問題は解決していません。 だってそのゴミを持ってきた宇宙人や、隕石に乗ってきたクマムシは、そもそもどうやって 生まれたの?最初は無機物の化学反応だったであろう宇宙でです。 でね。どうもね、有機物は宇宙からやってきたのではなく、無機物しかなかった地球から 生まれたんですね。 深海の熱水噴出孔が発見させる以前は、深海にはほとんど生命が存在しない世界と 考えられていたんです。 でも熱水噴出孔を発見して、そこにはわんさかと命が群がっていて、 それまで存在をしらなかった太陽エネルギーを中心とする生態系以外の生態系が 存在する事を知ったんですね。 熱水噴出孔を中心とする生態系。地下のマグマをエネルギー源とする世界。 深海は生命が生まれた所というだけではなく、今では、海底の下は地球上で生命が 一番多い事がわかってきています。 熱帯雨林と同じくらいの量の微生物が存在していることがわかってきました。 そして、まだそういう微生物が何をやっているのかわからないんです。 まだ何も研究されていないんです。 私たちは二酸化炭素をだしています。 それがどのように海に吸われていて、どのように循環しているのか。 わからないんだけどわかったふりをしているんですね。 だからこれからの研究で考え方が大きく変わる可能性はあるんです。 深海の熱水噴出孔の生態系は硫化水素をベースに成り立っています。 これは熱水噴出孔の独特の物と思われていました。 でも実際には硫化水素さえ存在すればこの食物連鎖があり得るんですね。 たとえばです。こんな事も起きるのです。 クジラです。クジラの骨というのは、大量の脂肪分を含んでいるんです。 クジラが死んで骨になって、その骨が腐敗するときにその一部に硫化水素が発生します。 硫化水素さえあれば小規模だけどクジラの骨のまわりに 生態系の食物連鎖ができてしまうんです。クジラの骨の生態系です。 こんな生態系があるなんて。海の底のドラマの面白さと神秘さにただただ驚きです。 熱水噴出孔からでる硫化水素に限らず、クジラの骨から出る硫化水素からも 生態系ができてしまって、ゴエモンコシオリエビ、オハラエビ、チューブワーム、 ハオリムシやシロウリガイなどの生物が群がります。 逆に言えば、これらの生き物が群がっている所が、硫化水素が存在している場所って事です。 日本の相模湾にもこのような生物群が集まっている所がみつかりました。 調べてみると、熱水ではないんだけど 海底から硫化水素が湧いている場所があったんですね。 この冷水の噴出孔は「西相模断裂」ってよばれる活断層がある場所なんです。 つまり硫化水素の湧く所に集まる生物群を見つけることによって、 地震の震源になる活断層の位置がわかるって事でもあるんですね。 私たちの命は海で生まれました。 私たちの血液のしょっぱさは、海水のしょっぱさと似ています。 そして海の成分と、赤ちゃんが暮らす羊水の成分はとても似ています。 生物が海から出ていくために、体内に海を閉じこめたんですね。 私たちは体の中に海を保っているんです。 命は海で生まれて、海から出て行く一群が現れました。 でも完全に海から離れることはできずに、体の中に海を持ったまま陸地の内部へ 広がっていったって事なんですね。    * * * * *  * * * * *      この地球上に宇宙に行くよりむずかしい場所がある。      深海。      太陽光が届かない深い海の底。      そこは私たちの故郷。      私たちは地球の海の底から生まれた。      宇宙から生まれた地球。      その地球から生まれた私たち。      私たちの体の材料は、宇宙の材料。      体内に海を持ちながら、宇宙を目指す。 ━■みかりんの叫び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「東に沈む太陽」 ネットニュースの「くまにちコム」に11月18日、こんなニュースが載っていました。 ========= ・「太陽は東に沈む!?」−。  大学・短大生の4人に1人が、日没の方角を問う問題に不正解だったことが、  東海大産業工学部(熊本市)の藤下光身教授らが実施した天文基礎知識調査で分かった。  調査は、今年4〜5月に県内外にある公私立の短大3校・大学2校で実施した。  日没や月の満ち欠け、太陽系などについて基礎知識を問う9問(選択式)を出題。  1、2年生を中心に667人が回答した。  「太陽はどちらの方角に沈みますか」との問いで、「西」と正解したのは75%。  「東」と回答した人が22%に上り、「南」「北」も合わせて3%いた。  「月が満ち欠けする理由」は、「地球から見て太陽と月の位置関係が変わるから」と  正しく答えた人は56%。  不正解の「月が地球の影に入って見え方が違う」は42%「いろいろな形の月がある」の  回答も1%いた。  また「太陽、アンドロメダ銀河、月、冥王星、織り姫星」から太陽系の天体を  すべて選ぶ問題では、正解の「太陽・月・冥王星」を選んだ人は25%のみ。  「太陽、月、火星」から地球の周囲を回っている天体を選ぶ問題でも、  正解の「月」のみは54%だった。  藤下教授によると、2001年から04年にかけて小学生に実施した同様の調査で、  3割が日没の方角を西と回答できなかった。  今回は、その世代が大学に進学した現在の知識の推移を調べる狙いもあったという。  藤下教授は「日没の方角は、生活の中で自然と身に付く知識のはず。  正答率の低さは衝撃的。小学校以降の理科教育で、知識が修正も補完もされなかった表れだ」  と指摘している。 ========= 私は驚愕しました。 この事を一概に「ゆとり教育の弊害」と言ってしまう事は簡単です。 でもね、思うんですけれど、それって「ゆとり」だからなのかな。って疑問に思うんです。 太陽の沈む方向とか、月の満ち欠けとか、惑星の定義とか。 「学校で習わなかったから知らない」っていう種類のものなのかなって。 これだけ情報に満ちていて、疑問に思ったらどんな情報でも得ることができる社会なんです。 世界の成り立ちっていうか。 今ここに立っている。見えている世界。 季節で見える鳥は違うし、木々も季節で姿を変える。 昨日見た月と今日の月は、出ている場所も形も違う。 学校の理科で習う習わないの問題じゃないと私は思うのです。 因数分解は学校で習う習わないで結果は違うかもだけれど、学校の理科とその延長線上の、 しかも生活圏での見える世界の現象の事でしょう。 知識として知っておく。常識だから知っておく。ていうのではなく、 もっとこの世界に興味を持って生きようよ。って事のような気がするんです。 世界はこんなふうに成り立っている。 世界はこんなにも美しい。 なんてもったいないって思うのです。 それにしても!です。と自然科学マガジンを発行している者としては驚愕の数字です。 このままだと、なんとなく天動説を信じている子が、ある日、コペルニクスのように 「地動説を発見」してしまいかねません。(笑) ━●編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★先月、10月17日にラジオ山猫通信「キノコの話」が札幌のコミュニティーFMで放送されました。  その10日後、私は車を運転していてカーラジオを聞いていたんです。NHKです。  そしたらね、何か専門家がね、キノコについてしゃべってるんです。  運転しながら聞いてたら、どこかで聞いたことがある内容なんですね。  ありゃま!これってちょっと前に私がラジオ山猫通信で話した内容とそっくりじゃん。(笑)  キノコが生態系で分解者というポジションでとても大切な役割をしていること。  一番大きいなキノコはなんとかっていう地域の森のキノコでDNAが同じだから  あそこにあるキノコは全部同じで、100トンのキノコって言っても良いことなどなど。  同 じ だ 。(笑)  マネしたな。  秋だし、キノコを話題にすると同じになるっていう例なのかな。  まさかまさか、この人、たまたま札幌に来て、タクシーかなんかで山猫通信聞いちゃって、  「お!ラジオでなんかしゃべれって言われた仕事入ってたけど、この話題パクってやれ」なんて  事はないよね。  はい。まったくの偶然だと思います。(笑) ★ラジオ放送が月二回隔週であります。  メルマガを元に原稿を書いてたけど、それもままならなくなって  書き下ろし原稿が増えていきます。  それをメルマガに転用するという逆転現象が  最近のメルマガ版「やまねこ通信 E=MC二乗」であります。 ★今回のこの「深海の話」は、 ネットで聞くことができます。  http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm  ここの右側「ラジオ山猫通信」をクリックしてスクロールして  「自然の形の話」をクリックすると聞けます。  すぐに聞けない人は、じっと待ってみて。きっと聞けます。  http://crashlanding.under.jp/rajiyama1107.mp3  直接URLはここです。  今回の文は、おおむねラジオ原稿そのままです。 ★予告です。 11月21日放送「ネコの話」 (ネットにUP予定は12月5日) 12月5日放送「人口爆発の話」 (ネットにUP予定は12月19日) 12月19日放送「ツノの話」 (ネットにUP予定は2012年1月2日) 1月16日放送「タマゴの話」(未定) (ネットにUP予定は2012年1月23日?) ★「ラジオ山猫通信」はメルマガ版を元にして書いていますけれど  同じ題材でもどんどんメルマガ版から離れてきています。  もうあの頃とは時代も違っていますし。  でも伝えたい、なんていうか核の部分は同じです。  あの無駄に熱い「やまねこ通信」ならではの魂は不滅です。(笑)  どうぞお時間のある時に「ラジオ山猫通信」も聞いてみてください。  放送開始から丸2年が過ぎました。3年目突入です。  でも相変わらずしゃべりはトチってばかり、噛んでばかりです。  なんかモゴモゴしています。(笑) ★もしかしたら、また休刊状態になるかもしれません。  でも、こうしてまた復活するかもしれません。    どんなことがあっても、私は「やまねこ通信 E=MC二乗」の事は忘れていません。  いつも、次回テーマの事が頭の隅にあります。  「やまねこ通信 E=MC二乗」は、私みかりんを構成している大事な要素なんです。 ★「やまねこ通信E=MC二乗」では、あなたからの投書を受け付けています。  動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学このメルマガの趣旨に合うような投書を  気軽にメールに書いてね。  過去に取り上げた記事からの話題も歓迎しています。 ★vol.139の参考文献         JAMSTECホームページ ★次回配信予定は未定です。でも必ず配信しますから。 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹     ★彡★彡★彡★彡★彡『蟹屋 山猫屋』★彡★彡★彡★彡★彡 生まれも育ちも北海道育の“みかりん”が、北海道の味覚を全国の方に広めるために 『蟹屋 山猫屋』を立ち上げました。一級品の道産品をお手ごろ価格でネット販売! 読み物としても楽しめるものを目指しているよ。    登録はここ→ 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