2012/4/2━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幽玄の森羅万象の散歩道 動物行動学からの性♂♀の話・動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学 興味のおもむくまま“みかりん”の しゃべりんぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━目指せ1万部! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆         やまねこ通信 E=MC二乗                                vol.148 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちは。 みかりんです。 内地(北海道では本州以南のを内地と呼ぶから桜の便りが聞こえてきていますけれど 今日の札幌は雪です。どうかすると時々吹雪いています。 それでも4月。だいぶ陽差しが強くなってきました。 植物たちも芽吹く用意をしているのでしょう。 植物たちは気温が暖かくなったのを見計らって芽吹くのではなく、 日の長さを測ってそろそろだなと判断しています。 優先基準は、気温の上昇よりも日の長さ。 その方が確実に暦を読んでいることになりますものね。 私が最近気にしている植物の仲間でコケ類や藻類があります。 藻の仲間たち。 なじみ深い藻では金魚藻があります。 金魚を水槽で飼う時に一緒に入れてやるあの水草です。 他にはマリモ。マリモも藻の仲間です。 おみやげ屋さんでよく見かける丸くて可愛いヤツです。 私が観光客ならたぶん欲しくなります。 今からちょうど60年前の3月29日、阿寒湖のマリモは特別天然記念物に指定されました。 過ぎてしまったけれど3月29日はマリモの日なんです。 今日はそんなマリモの話です。 ここに↓バックナンバーがあるよ。『内容一覧』という所をクリックしてみて。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm 「ラジオ山猫通信」もここから聞くことができます。↑ ━■マリモの話━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 藻と言えば金魚藻しか知らなかった私。 でもマリモも藻の仲間でした。マリモはよく知ってるような気がしていました。 でも調べてみるとマリモは私の知らないことばかりでした。 日本人の多くはマリモという名前を知っています。 マリモの生態はよく知らないけどマリモの知名度はAKB48よりもあるんじゃないかな。 限られた淡水の湖に棲むたかが藻の一種の名前を日本人のほとんどが知っているという 現象は外国には例はないようです。 たぶん丸い形とマリモという名前が日本人受けしたのかな。 実は、あの丸い1個がひとつのマリモという生き物ではないんです。 たくさんの糸状の藻が集まってあのマリモの形になっているんですね。 そしてあの丸い形をしたものがマリモという名前の藻ではなくて、 丸いマリモを構成している糸状の藻をマリモというんです。 丸くなくてもマリモなんです。 マリモは丸い生き物ではないって知った時は衝撃でした。 本来マリモは天然記念物なので取って売ると法に触れます。 じゃぁ、おみやげ屋さんのマリモは偽物なの? 偽物を売ってるの?っていうとそういう訳でもないんです。 おみやげマリモは、阿寒湖の特別天然記念物のマリモと同じ材料です。 おみやげマリモは、阿寒湖と同じ種類のマリモなんですけれど、丸まっていない糸状の藻を、 人の手で丸めているんですね。 そしておみやげマリモの材料の藻は、阿寒湖からそう遠くないシラルトロ湖という湖の 糸状のマリモです。   阿寒湖のマリモは特別天然記念物なので保護されています。 シアルトロ湖のマリモは保護されていないのですごい勢いで減ってきています。 同じマリモなのに。減っている原因はおみやげマリモにするための乱獲です。 シアルトロ湖のマリモは阿寒湖のように丸くならずに糸状なって生きています。 そう。まんまるになるのも糸状のも、石にこびりついて暮らすマリモもいるんです。 そしてどれも条件さえ揃えばまんまるマリモになることができます。 マリモと言えば阿寒湖のマリモを思い浮かべます。 どうかするとマリモは阿寒湖だけに生息するんじゃないかって思ってしまうくらい 阿寒湖=マリモです。 でも他の湖にも丸くなっているのも丸くなっていないのも含めて、マリモはいます。 北海道には阿寒湖の他に、シラルトロ湖、塘路湖(とうろこ)、バンケトー、チミケップ湖など 約10箇所の湖にいます。 北海道ばかりか本州にもいます。 下北半島や富士五湖の内の3つの湖、そして琵琶湖はマリモの生息地の最南端です。 そしておみやげマリモ問題というものがあります。 阿寒湖のマリモは特別天然記念物に指定されています。 でもね、これは全マリモが指定されているんじゃなくてあくまでも「阿寒湖のマリモ」だけ なんです。 マリモ全体の種の指定ではないんですね。 おみやげマリモの原料となってどんどん数が減っているシラルトロ湖のマリモは保護の 対象ではありません。 でも先にも言ったように、丸まってるか糸状になっているかだけで、 まったく同じマリモなんです。 シラルトロ湖のマリモも天然記念物へという動きはかつてありました。 でも今はないです。 絶滅のおそれがある野生生物のデータにレッドデータというものがあります。 ここではシラルトロ湖のマリモは絶滅危惧I類に指定されています。 にもかかわらず漁業権が認められていて、毎年2トン以上も採取され続けています。 それなのに保護されていないんです。 レッドデータブックは、ただのデータです。 法的に種が守られるっていう事ではないんですね。 絶滅危惧種に漁業権を認めているその理由はというと、おみやげマリモは年間30万個、 約1億円の売り上げがあるんです。 さて。それでは阿寒湖のまん丸マリモの生活を見てみましょう。 生活って行ってもマリモが朝7時に起きて顔を洗ってという訳じゃないです。 藻ですから。(笑) 生活っていうより生態ですね。 マリモは中心から表面にむけて放射線状に糸状のマリモが配列されています。 だから表面はちくちくというかビロードのようなというかそういう手触りです。 まんまるマリモは大きく成長すると、真ん中には光が届かなくなって光合成ができません。 すると光が届かない真ん中が、腐って空洞化します。 空洞化してもマリモは放射線状にしっかり配列しているんで結構丈夫です。 そして直径30cm程に成長すると、空洞化したマリモは自分の重さで潰れてしまいます。 崩れてしまってもマリモが死んでしまった訳ではないんです。 マリモは糸状の藻として、丸い形が崩れても単体として元気に生きています。 丸い形が壊れてしまった30cmのマリモを構成していた糸状マリモは、 いったんバラバラになった後、楕円形などになりながらまた再びまんまるマリモに 育っていきます。 丸いマリモって湖の浅いところに何層にも重なってかたまって転がっているんです。 湖の浅い所って、水中だけど日光が届くのでほかの植物も生えたい人気の場所なんです。 でも他の植物が生えてくると、湖の底の方は光がさえぎられてしまいます。 それでは湖の底に転がっているだけのマリモはうまく光合成が 出来なくなって大きくなれないんです。 そこでマリモがたてた作戦です。 マリモは集団になって重なって湖の底に転がって他の植物が生えるのを防いできました。 物量作戦ですね。ただ転がっているだけのマリモ。なかなかやりますね。 でもこの作戦には困ったことがありました。 何層にも重なると下のほうのマリモに光が届かないんです。 それだと下の方のマリモは光合成ができなくて死んでしまいます。 そこで転がっているだけのマリモにできる事。 それは波の力を利用することです。 波で揺られて上下が入れ替わって、かわりばんこに光合成するんです。 マリモの丸い形は入れ替わるのに適しているんです。 これまた素晴らしい作戦です。まんまる入れ替わり作戦です。 丸いマリモってちょっと重たいんです。 糸状態の藻の集まり具合がびっしりなんですね。 この重さが本来マリモが生息できないはずの流れが速くて浅い所でも、 流されずに生きていける場所になっているんです。 浅い場所って日も良く当たるのでマリモの成長にとても良いのです。 マリモはただ丸くなって転がっているだけ。でもなかなかの戦略家です。 マリモの生息地は、阿寒湖だけじゃない話を先ほどしました。 という事は外国にもマリモはある訳です。 アジア、ヨーロッパ、北米などに生息しています。 でも今では大型のマリモの群生地は、阿寒湖とアイスランドのミーバトン湖の 2ヵ所だけです。 ヨーロッパでは、18世紀の産業革命の環境変化で大型マリモの群生地は壊滅して いったと考えられています。 水が綺麗じゃないとダメなんですね。 去年、阿寒湖の水が94年前の水質に回復して、マリモが大型化したとニュースで 報じられました。 戦後、温泉街の排水が流れ込んで透明度が1.2mまで悪化した事があったんです。 今では9mの透明度だそうです。 9mの透明度!  これはすごいですね。底の方まで光が届きますね。 マリモの喜びの声が聞こえそうです。 で、阿寒湖のマリモが、アイスランドのミーバトン湖のマリモと、親戚関係にあることが DNAの解析でわかったんです。 しかも阿寒湖のマリモの方が古くて、ミーバトン湖のマリモは阿寒湖のマリモから 13万年前に枝分かれしたというんです。 このふたつの湖は8500kmも離れています。 湖底に沈むマリモに移動手段はありません。 動けないマリモを運んだのは渡り鳥じゃないかと考えられています。 渡り鳥のフンに混じって運ばれたんじゃないかと。 でも8500kmですよ。直接アイスランドまで行ったとしたら糞として途中で排出され ちゃいますよね。 たぶん途中で中継地となるマリモの群生地がいくつもあったんでしょう。 生物はさまざまな方法で生息地を広げるんですね。 風に乗って、流木にしがみついて、海流に流されて、動物の毛皮にくっついて。 たとえ湖の底に沈んでいたとしても、8500kmなんて距離はものともしないんですね。 空飛ぶマリモです。 繰り返して言いますが、阿寒湖のマリモは特別天然記念物で、環境省のレッドリストにも 指定されていて絶滅危惧種にも指定されていています。 とても貴重な生物です。でも、阿寒湖にはマリモだけが棲んでいるわけではありません。 ニジマス、イトウ、イワナ、アメマス、コイ、ワカサギなどが生息していて、 阿寒湖漁業共同組合もあります。 そして阿寒湖には環境省指定の特定外来生物であるウチダザリガニがいます。 ウチダザリガニは、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。 なんかすっごい悪役のイメージですね。 このウチダザリガニが我らがマリモを食べているって事がわかったんです。 特別天然記念物で絶滅危惧種が、侵略的外来種に食べられているという構図です。 そしてマリモを食べたウチダザリガニって、食べると、とても美味しいらしいんです。 大型のマリモは中が空洞です。 その空洞の穴の中にいるとザリガニは泥臭くないんですね。 阿寒湖周辺では、レイク ロブスターという名前で食材として食べられています。 このウチダザリガニはどこから来たのかというと、1920年〜30年代にかけて、 国策として食用として放流されたものです。 ウチダザリガニとまったく同じ種類で滋賀県の淡海湖という湖にタンカイザリガニという ザリガニがいます。 タンカイザリガニは外来種ではなく土着のザリガニと間違って地元に広まってしまって、 地元民に愛されてしまって、保護の対象になっているんです。 地元では、タンカイザリガニを守るためにブラックバスを駆除する活動も活発です。 それが国の指定でウチダザリガニと共にタンカイザリガニも、 特別外来生物に指定されたんです。 滋賀県では、80年も保護してきた歴史があって駆除していません。 国の駆除の奨励策と対立しています。 ややこしいですね。 ここまでをまとめてみますね。 特別天然記念物のマリモを侵略的外来種のウチダザリガニが食べている。 マリモを食べたウチダザリガニはとても美味しい。 ウチダザリガニは駆除の対象である。同じ種類のタンカイザリガニは保護されている。 ウチダザリガニもタンカイザリガニも国策で食用として移入したものである。 もう、人って自分勝手ですね。何やってるんだか。 さて。おみやげマリモの育て方です。 おみやげマリモも生きています。大事に育ててみましょう。手はかかりません。 餌はいらないです。植物なんですから。 光を浴びさせます。植物なんですから。 でもガンガンと直射日光が当たる場所は水温が上がってしまいます。 マリモは冷たい水で平気なんです。 ほのかな光で充分です。 真夏は水温が上がりすぎます。 こういうときは冷蔵庫に入れてマリモを守りましょう。 冷蔵庫からあんまり出し入れすると水温の上下が激しくてマリモにストレスが かかってしまいます。 1ヶ月くらい冷蔵庫にいれておいてもマリモは大丈夫です。 旅行に行くときなど冷蔵庫を利用するといいですね。 冬の阿寒湖は氷が張ります。 60cmもの厚い氷の下でマリモは冬を越します。 寒いところが得意なんですね。 時々水を換えてあげましょう。 水道水で充分です。 水が濁ってきたり温かくなっていたりしたら取り替えてあげましょう。 マリモは綺麗な水が好きなんです。 水替えの時、マリモも綺麗洗ってあげましょう。 それから金魚や熱帯魚と一緒にしないでください。 あっという間に食べられてしまいます。 それとお花に造花があるように、マリモにも造藻とでもいうべきニセモノがあります。 キーホルダーになっているマリモなどがそれです。 中には水ではなくて油が入っていてその中で本物のマリモのようなものが入っています。 見分け方は、水が取り替えられないようになっているっていうのがポイントです。 マリモと言えばマリモ羊羹を思い出す人もいるでしょう。 阿寒湖周辺のおみやげ御菓子です。 爪楊枝で傷を付けると、むにゅっとゴムの皮が勝手に剥けるまんまるの羊羹。 これね、面白いと思うんですよ。 大型マリモのもうひとつの群生地アイスランドのミーバトン湖にもマリモ羊羹が あったら売れると思うんだけどな。 マリモは藻の仲間です。 藻は最近とても注目を浴びています。 もしかしたら私たち人類を救ってくれるかもしれない話を紹介しましょう。 今、人類はエネルギー問題に直面しています。 石油産油国との距離の取り方に各国は神経を使っています。 やっぱりね、油田を持っている所は強いですよね。 そこで去年から注目されているニュースに、この藻類(藻の事です)からオイルが 取れるというんです。 植物から油が取れるのはそう珍しいことではないですよね。 菜種油とかごま油とか椿油、トウモロコシや大豆からも油が取れます。 皆、植物由来の油です。 藻も植物です。 この藻の仲間から石油の代わりになる油を作り出すものがいるんですね。 その藻の仲間を日本の休耕田を使って栽培培養することができれば、 日本の石油と石炭の輸入量をまかなえてしまうという計算なんです。 そして培養装置と培養液を補充する連続生産システムにすれば、 世界の石油需要量約50億トンもまかなえることも見込めるというんです。 日本が産油国に。 私たちはマリモの仲間に救われるかもしれません。    * * * * *  * * * * *           厚い氷の下の冷たい湖の底に           大昔からマリモが棲んでいる。           大昔から ただ転がっている。           時にはばらけて、また丸まって。           何万年も繰り返してきた。           片思いかもしれないけれど           そんなマリモが大好きな私たち。           マリモは、冷たい湖の底に。 ━■みかりんの叫び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「10万年後の安全」 先日、テレビを付けっぱなしにしてパソコン作業をしていたんです。 だから真剣にテレビを見ていなくて、でもなんとなく耳はテレビの音を拾っていたんですね。 「…フィンランドでは…埋めてしまって…高レベル放射性廃棄物…建物…10万年…」 んんんん? と思ってテレビを見た時には別の話題になっていました。 あれ?今、かなり重要な事を言っていたぞと思って、これら耳に残っていたキーワードで 検索してみました。 「10万年後の安全」というドキュメンタリー映画があるという事がわかりました。 映画だと言って安心できません。ドキュメンタリーなんですから。 しかも内容はドキュメンタリーとは思えないSFのような奇想天外な発想です。 フィンランドでは高レベル放射性廃棄物の最終処理を、 廃棄物が安全になるまでの10万年もの間、埋めてしまう施設を建設したという。 10万年。途方もない時間です。 今から10万年前といえば出アフリカの頃です。 ホモ・サピエンスがアフリカから出て、さぁ、これから世界に広がるかっていう頃です。 ネアンデルタール人もいましたっていう頃です。 これから10万年後って…。 私たち人類はどうなってしまってるんでしょう。 たとえばとても良い方に考えて、まだ私たちがある程度の文明と共にありつづけていたとして、 その施設がとても危険なものを格納していると、どうやって伝え続けていけるんでしょう。 100年、200年ではないです。10万年もです。 で、その施設は10万年もの耐久性がある???わけないですよねー。 そしてこの10万年っていう数字はフィンランドの認識であって、 アメリカとフランスでは100万年としているというのです。 原子力発電存続推進派。原子力発電反対派。 それぞれに主張はあります。それはわかります。 でもね、どんなに色々と言っても、完全な最終処分方法が解決していないものは やっぱりナシでしょう。 原子力発電が始まってほんの数十年で、もうすでに10万年後の未来に負荷を かけてしまっているんです。 これから数十年後、また埋める施設を作るんですか? 10万年後の安全の責任なんて誰もとれません。 ━●編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★これもテレビで見て知った事なんだけど、アナログテレビのブラウン管には鉛が使われているん  ですね。  このたびの地上デジタル化に伴って、このアナログテレビのブラウン管のガラス粉砕くずが、  放射線の遮断に有効なんですね。  で、これをコンクリートに混ぜて、放射能遮断コンクリートができるんです。  アナログブラウン管には鉛が含まれていることから、もともと処分が大変難しいもので、  アナログテレビの処分には大変困っていたんですね。どうしようもなくて溜めていたと。  それが、地デジ化推進で、この処分に困っていたものがゴッソリ集まってくる。  震災が2011年3月で、地上デジタル化が同年7月。  たまたま震災があったから、この鉛入りの廃棄物がもしかしたら役に立つものに  生まれ変わる可能性があるのかもなんだけど。  でも、私はなんとなく釈然としないものがあります。  アナログテレビ。あれに鉛が入っていて、ちゃんと処分できないものなのなら、  アナログテレビが普及した時点で、私たちの文明はもう詰んでいたのかなと。  原発を待たずとももっと早い段階で詰んでいたのかなと。  ちょっとそんなふうにも感じたのです。 ★ラジオ放送が月二回隔週であります。  メルマガを元に原稿を書いてたけど、それもままならなくなって  書き下ろし原稿が増えていきます。  それをメルマガに転用するという逆転現象が  最近のメルマガ版「やまねこ通信 E=MC二乗」であります。 ★今回のこの「マリモの話」は、 ネットで聞くことができます。  http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm  ここの右側「ラジオ山猫通信」をクリックしてスクロールして  「マリモの話」をクリックすると聞けます。  すぐに聞けない人は、じっと待ってみて。きっと聞けます。  http://crashlanding.under.jp/rajiyama0319.mp3  直接URLはここです。  今回の文は、おおむねラジオ原稿そのままです。 ★vol.148の参照サイト  「藻類は世界を変える」  http://tsukubascience.com/seibutsu/sourui_ga_sekai_wo_kaeru/  「おみやげマリモは国政条約違反?」  http://marimo.xrea.jp/souvenir/souvenir_3.html  「マリモの会」  http://www.marimonokai.com/marimotoha/yousyoku.htm  「10万年後の安全」  http://www.nikkeibp.co.jp/article/reb/20120116/296341/?P=1&ST=rebuild          ★予告です。 4月2日放送「超新星爆発の話」(収録済み) (ネットにUP予定は4月16日) 4月16日放送「豊かな縄文時代の話」?(書き終わった) (ネットにUP予定は5月7日) 5月7日放送「境目の話」?(今書いてる所) (ネットにUP予定は5月21日) 5月21日放送…困った。何を書こう…。 ★「ラジオ山猫通信」はメルマガ版を元にして書いていますけれど  同じ題材でもどんどんメルマガ版から離れてきています。  もうあの頃とは時代も違っていますし。  でも伝えたい、なんていうか核の部分は同じです。  あの無駄に熱い「やまねこ通信」ならではの魂は不滅です。(笑)  どうぞお時間のある時に「ラジオ山猫通信」も聞いてみてください。  放送開始から丸2年が過ぎました。3年目突入です。  でも相変わらずしゃべりはトチってばかり、噛んでばかりです。  なんかモゴモゴしています。(笑) ★もしかしたら、また休刊状態になるかもしれません。  でも、こうしてまた復活するかもしれません。    どんなことがあっても、私は「やまねこ通信 E=MC二乗」の事は忘れていません。  いつも、次回テーマの事が頭の隅にあります。  「やまねこ通信 E=MC二乗」は、私みかりんを構成している大事な要素なんです。 ★「やまねこ通信E=MC二乗」では、あなたからの投書を受け付けています。  動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学このメルマガの趣旨に合うような投書を  気軽にメールに書いてね。  過去に取り上げた記事からの話題も歓迎しています。 ★次回配信予定は未定です。でも必ず配信しますから。 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹     ★彡★彡★彡★彡★彡『蟹屋 山猫屋』★彡★彡★彡★彡★彡 生まれも育ちも北海道育の“みかりん”が、北海道の味覚を全国の方に広めるために 『蟹屋 山猫屋』を立ち上げました。一級品の道産品をお手ごろ価格でネット販売! 読み物としても楽しめるものを目指しているよ。    登録はここ→ http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/kani/   山猫屋の蟹は冷凍ガニではありません。ボイルしたてを食卓に直送! 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹    ↑↑↑  私、みかりんのもうひとつのメールマガジン。  北の味覚。海産物。蟹おいしいよ〜。  予算はこれくらい。食べる人数はこれくらい。と教えてくれたら、その中で  できる限りのご提案をします!山猫屋の蟹は冷凍物は扱っておりません!  さぁ、タラバ食べたいよう、毛ガニ食べたいようのメールをみかりんに書こう。  新製品「じゃがぽぉ」も、あるよー。  北の食材たちは脂が乗っておいしいです。  この機会に、どうぞ冷凍ではない蟹を!  ご贈答に、山猫屋の海産物を。 それじゃ、今回はここまで。 あなたのお便り待ってます。 daichi-m@phoenix-c.or.jp じゃね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ニュースで「朝から音(ね)を上げました」と言っていた。 よく聞くと「朝から値(ね)を上げました」だったんですね。 株価の話だったんです。 朝からgive upしたのかと思った。(笑) 値(ね)が下がると、音(ね)を上げるんですね。(笑) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○ やまねこ通信E=MC二乗 vol.148  2012年4月2日発行 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○発行編集者 みかりん daichi-m@phoenix-c.or.jp ○発行システム: インターネットの本屋さん「まぐまぐ」ID:0000052530 http://www.mag2.com/ ○登録/解除 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○やまねこ通信は、素人みかりんが趣味で発行しているもので、情報の正確さに はまったく自信がありません。引用して弊害が起きても責任は持てないよ。 それから誤字脱字変換ミスは大目に見てね。気を付けるけれどさ。えへ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━