2012/12/16━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幽玄の森羅万象の散歩道 動物行動学からの性♂♀の話・動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学 興味のおもむくまま“みかりん”の しゃべりんぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━目指せ1万部! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆         やまねこ通信 E=MC二乗                                vol.165 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちは。 みかりんです。 今年は初雪が根雪になってしまった札幌です。 いよいよ長い冬のはじまりです。 でもいくら北海道の冬が長く厳しいと言っても、 世界にはもっと長く厳しい所はたくさんあります。 その極めつけは南極でしょう。 南極は南半球なのでこれから暑い夏を迎えますけどね。 南極は他の地域と違う所がたくさんあります。 判っていないことがたくさんある謎の多い所でもあります。 そしてどこの国の物でもありません。 19世紀まで人跡未踏の大陸であった南極は、 現在は、人類共有財産として、 各国が協力して南極の謎、しいては地球の謎の解明に挑んでいます。 今日はそんな南極のお話です。 ここに↓バックナンバーがあるよ。『内容一覧』という所をクリックしてみて。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm 「ラジオ山猫通信」も、ここから聞くことができます。↑ ━■南極の話━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 世界地図でみる南極大陸は、全体が表示されていないこともありますし、 メルカトル地図だと南極や北極付近が、びろびろと広がってしまって、 どうも大きさがわかりません。 地球儀で南極大陸をみても下の底の方にあるので、 いまひとつ全貌がわかりづらいです。 南極大陸は大陸というだけあって、かなり大きいです。 アメリカ合衆国が余裕ですっぽり入ってしまいます。 オーストラリア大陸よりも大きいんです。 でも長い間、人工衛星が飛ぶ時代になっても、 南極大陸の正確な形は判っていませんでした。 南極大陸は雪や氷で覆われています。 これを氷床(ひょうしょう)と言います。 この氷床が陸から海に流れ出していて、海に浮いた状態で海岸周辺にあるから 人工衛星で上から見ただけでは大陸の形がわからないんです。 このような氷床が海に流れて、はみ出ている氷を棚氷(たなごおり)といいます。 南極の大陸の岩盤のほとんどは氷と雪の下にあります。 この大陸の岩石を直接見ることができるのは、 沿岸部の所にたまにある氷に覆われていない地域か、 氷床の上に突き出ている山岳地域のてっぺんなどホンのわずかしかありません。 それで、氷に穴を開けて直接調べたり、レーダー探査でレーダー波の反射が あるかどうかを調べたりで、海岸線の位置を探ることになります。 その調査は同時に氷の厚さを調べることにもなります。 氷の厚さを測ることは、大陸の岩盤の形を知ることでもあります。 南極大陸の正確な形が判ってきたのは21世紀に入ってからです。 現在でもなお探査していない場所が残されている所があるくらい 厚い氷と厳しい低温の環境なんですね。 それでも、だんだん南極大陸の全貌がわかってきました。 それは思いがけない事の連続です。 南極大陸はその面積の95%以上が年間を通して雪と氷に覆われています。 その量は地球上の淡水の90%以上を占めているんです。 地球上の淡水のほとんどが南極大陸の氷という形で存在しているんですね。 もし、すべての氷が溶け出して海に流れ込むと…。 世界の海は60mもの海面上昇すると計算されています。 南極大陸の平均標高は、2200mです。これはずいぶん高いです。 次に高い標高の大陸は、ヒマラヤ山脈があるアジア大陸の900mですから、 南極大陸の高さは高すぎます。 でもこれは、あくまでも積み上がった氷の表面部分の高度です。 その下の岩盤の高さの平均高度はわずか150mです。 っていうことは、氷の部分ら陸地部分を引くと。氷の厚さの平均がわかります。 氷の厚さの平均は2000mにもなります。 氷の厚みが2kmですよ。 氷が厚いところでは3000m、3kmを越すんです。 そんなだから地球上の淡水の90%が氷という形で南極にあるというのもわかります。 膨大な量なんです。 南極大陸には東西を分断するような位置に、山脈が走っています。 長さ3500km。日本列島のくらいの長さの山脈です。 幅は100kmから300kmのこの山脈。 地球上でもっとも長い山脈のひとつです。最高峰は5000m近くあります。 山脈の東側の氷を含めた平均高度は2200m。 そして岩盤の平均高度は約200mです。 だから氷の厚さの平均は2000mです。 山脈の西側はちょっとようすが違います。 氷の高度は東側の半分の1100mで、 その下の岩盤は、海面より200mも低いところに位置しているんです。 南極大陸は、海面より低い所がたくさんあるんです。 もし、南極大陸から全ての氷を取り去ってしまったら。 先ほど全部とけたら海面上昇すると言いました。 でもそれだけじゃないんです。厚い氷は2km〜3kmもの途方もない厚みです。 って事はすごい重さでしょうから、南極大陸は地球内部に 沈み込んでいると考えられていて、 もし氷が溶けてその重さから解放されたら大陸は、高さ600mから700mも隆起して、 他の大陸と同じような標高になると考えられています。 他の大陸にはない南極大陸ならではの特徴を知ると、色々驚くことばかりです。 こうして氷の厚みを計測していくうちに、 内陸の方の氷の下が陸地と直接接していない所があることが判ってきました。 普通に考えると、厚くて重い氷と地表の間に隙間があるって考えにくいです。 でも観測レーダーの反射は強くて、その氷の底面は異常に平らなんです。 これは湖だと考えられるようになりました。厚い氷の下の湖は、 数にして100以上あるとわかっています。 なかでも最大級のヴォストーク湖は長さ250km、幅50km。 琵琶湖の15倍の大きさです。 湖の深さは平均で125m。最深部は1000mを越えます。1kmですよ。 南極は色々規格外です。 このヴォストーク湖はロシアの南極観測地の真下にあります。 それでロシアは1989年から掘削をはじめました。 で、今年2012年2月、ついにロシアは3800m掘削して湖に到達したと 関係者のコメントが発表されました。 3800mというと富士山くらいの高さというか深さです。 巨大な氷でフタをされた氷の底にある湖は、100万年前から存在します。 その間、空気にも触れず、その水は太古のまま。 まさにタイムカプセルのようなものです。 太陽と月の影響で1〜2cmの潮汐もある事がわかりました。 もしかしたら湖は独自の生態系が存在しているかも知れません。 完全に貫通したのなら、湖にどんな影響があるのか、 私たちがいるこちら側にどんな事が起きるのか予想も付きません。 違う意見もあります。 封鎖されたものではなくて、他の湖へ大きな水の流れがあるとの発表もあります。 氷の下で水路を造りながら水は移動しているという説です。 ロシアからの詳細な正式発表はまだありません。 私たちが住む北半球はこれから冬。 南極は作業に適した夏がこれから訪れます。 近々、ヴォストーク湖にまつわるロシアからの発表があるかもしれません。 こういう掘削で判ることはたくさんあります。 厚い氷を垂直に直径10cmほどの円柱でくりぬくと、 現在から過去へと色々な情報が閉じこめられている氷の筒が採取されます。 過去の空気が押しつぶされて閉じこめられているんですね。 これをコアといいます。コアを調べると大昔の気候変動も判ります。 日本でも、南極ドームふじ基地で、このような深層掘削をしています。 2007年には3000mを越える掘削をしました。 ここで掘り出されたコアは、72万年前までの古い環境の情報を持っているんです。 こういうコアからも地球の過去の気温は大きく変動してきた事がわかります。 現在は過去数十万年の中では温暖な時期にあたるということ。 そして温暖期は約1万年、寒冷期は9万年続いて、 これが交互に繰り返されてきたことが読み取れます。 この温暖期を間氷期、寒冷期を氷期と言います。 札幌の12月の寒さどころではありませんね。 この繰り返しが10万年周期で訪れて、もっとも寒冷な氷期最盛期が 訪れたりするのが地球のリズムのようです。 現在の観測史上で一番寒かった気温は、 1983年7月、ロシアの南極ヴォストーク基地でのマイナス89.2度です。 ほぼマイナス90度です。それって人間は大丈夫なの?っていう気温ですよね。 昭和基地はそれほどでもありません。 昭和基地の最高気温の年平均がプラスの8.5度。 お、全然大丈夫と思いますね。でもね、最低気温の年平均がマイナス45度。 あ、やっぱり無理ですね。(笑)  ずいぶん寒い話をしました。後半は暖かい南極の話しましょう。 南極大陸は2億年前、アフリカ大陸、南米大陸、インド、オーストラリア大陸などと共に ひとつかたまりの大陸だったんです。 山脈の地質や、みつかる化石などから、大陸は繋がっていたことがわかったんですね。 南極大陸を中心に繋がっている2億年前のその大陸をゴンドワナ大陸といいます。 そして約1億年前、白亜紀ですね。南極とインドが分裂。 そしてアフリカ大陸と南アメリカ大陸の間も分裂してそこに大西洋が誕生します。 5000万年前に南極大陸は、ほぼ現在の位置へ移動しました。 それからオーストラリアが南極から離れて、その間に海が出来ました。 長い時間の中で、赤道付近にあった南極大陸が現在の位置に移動したんです。 寒い南極大陸から、中生代ジュラ紀の頃の恐竜や裸子植物の化石が発見されています。 全長6mの肉食恐竜の化石や、哺乳類の祖先の化石。こういう事を知ると、 なんかこう胸が熱くなります。 昭和基地付近ではルビーが発見されています。 周辺には他にサファイアなどが埋蔵されていると予測されています。 昭和基地の辺りは、現在のスリランカと隣り合っていたようです。 ゴンドワナ大陸時代に南極大陸と隣り合っていたと考えられるアフリカや オーストラリアには、プラチナなど重要な鉱山がある事を考えると、 南極大陸にもそういう鉱物資源が豊富にあるのではと考えられます。 南極海周辺の海域には、石油・天然ガスも埋蔵されている可能性が あるといわれています。 でも、南極の環境を守るため、環境破壊にも繋がる鉱物資源の探査、開発は 行うべきではないという意見があって、南極条約協議国会議で、 今後50年間科学調査以外に、鉱物資源の採掘は禁止することになっています。 南極が赤道付近にあったという南極が暑かった話は、まぁ大昔のこと。 今度は現在の熱い話です。 寒い寒い南極にも、地下には熱いマグマがあります。 だから南極には火山も温泉もあるんです。 南極エレバス山の山頂には火口があって、その中の楕円形の溶岩湖には、 今なお溶岩がわき出して煮えくりかえっています。 それと温泉。南極大陸には尻尾のような南極半島があります。 その先っぽの方の小さな丸い島、デセプション島は火山の影響で地熱が高いんです。 熱のため地表が剥きだしになっています。 ここは南極付近で唯一の温泉がわき出ているところです。 数カ所からわき出ていてそのままでは熱すぎるので、 海水と混ざった所に寝っ転がって暖まったり、海岸の砂をスコップで掘って、 温水に浸かったりすることが出来るようです。 世界最南端の温泉ですね。デセプション島はペンギンの繁殖地でもあります。 ペンギンを見ながら、スコップで掘った世界最南端の温泉に浸かって、 夜になると空にはオーロラ。 極寒の空気は太陽も四角く見えたり、海には氷山の蜃気楼も見える。 そんな所での温泉って。地球の絶景ですね。 調べたらね、南極の温泉ツアーっていうのもあるみたいですよ。 うわぁ。憧れるなぁ。 南極は、極度の低温と乾燥した気候です。 しかも南極大陸の周りは、誰もはいってこれないように大陸をガードするかのように 暴風圏に囲まれています。 南緯40度から60度付近はいつも大嵐で、船で行き来する人たちは、 大変な目に遭います。 吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度とも言われる暴風圏です。 南極大陸が、やっと19世紀に発見されたのも道理です。 人類が南極点に到達してまだ100年しか経っていません。 人間には厳しいこの南極圏は、豊かな生態系を抱えています。 ペンギン、アザラシ、夏に回遊してくるクジラ、そして魚、タコ、イカなどなど。 この豊かな生物相を支えているのは、体長5cmほどのナンキョクオキアミです。 南極海を代表するプランクトンで、地球で一番量の多い生物といわれています。 あのクジラを支えるんですから、南極の海にはどんだけオキアミばかり なんだろうと思うのです。 南極といえばペンギン。 世界で17種いるペンギンのうちコウテイペンギンと、アデリーペンギンだけが 南極大陸で産卵します。 他のペンギンは、南極大陸を取り巻くように付近の島々で産卵します。 ミナミゾウアザラシや、ウェッデルアザラシ。 ナンキョクオオトウゾクカモメなどのカモメたち。 南極はこれら動物たちの命の舞台です。 こんなに過酷な自然環境なのに、人類は100年ほど前に死にかけながら、 やっと到達したのに、動物たちは大昔からこの地で命を輝かしてきたんですね。 雪と氷と極寒が人々を阻んでいて、国際的な科学観測がはじまってまだ半世紀です。 南極は観測すればするほど、調べれば調べるほど判らないことが増える 謎の多いところです。 いまだに南極の氷は増えているのか減っているのか、よく判っていません。 南極の海流が世界の気候に及ぼす影響のメカニズムも、わかっていません。 地球環境の変化の動向は、何万年単位での観測が必要なんですね。 すくなくとも数千年のデータは欲しいところです。 でもそれって人の寿命からすると無理です。 それでもすこしずつ判ってきたこともあります。 南極大陸に分厚く覆っている氷はゆっくりと移動して、海に流れていっています。 本当に色々とダイナミックです。 南極には地震がありません。 地震はプレートの境界線で起きます。 南極は南極プレートの真ん中にあるからです。 気候は乾燥していて、降雪量はとても少ないです。 もし地球が温暖化するのなら南極の降雪量は増えるだろうといわれています。 南極での野外観察は、短い夏に限られます。 人員、物資輸送の制限もあります。 多くの手間と時間がかかります。 ひとつの成果を出すまでには多くの研究者がリレーして、 成果を積み重ねていくしかありません。 でも、そうやって人類は知識を積み重ねてきました。 これからもそういった事は、どんな時代になっても、ずっと続いていくでしょう。 人間と他の動物との大きな違いはそこです。 知識や経験や発見や疑問を伝えていくことができるというのが人間ができることです。 今年2012年9月。 アメリカの研究者らが中心となっている国際探検チームが、 不思議な写真を3枚発表しました。 氷に覆われたピラミッドの写真3枚です。 南極で古代のピラミッドを3つ発見したというんです。 調査はアメリカと、ヨーロッパの8つの探検隊が合同で行ったものです。 発見された3つのピラミッドのうち2つは、海岸から内陸に16q入った場所にあって、 もう1つは海岸線に近い場所にあったといいます。 探検隊は詳しい調査を進める為、南極への遠征を準備中だそうです。 これらが本当のピラミッドなら大発見です。 でも岩や氷が偶然三角に削られていただけかもしれません。 それでも3つのうちひとつくらいはホンモノなら…と思うだけで、わくわくします。 こんなわくわくを私たちに与えてくれる謎の南極大陸は、 これからも研究対象として、または素人のわくわく心を刺激してくれる存在として ありつづけてくれるでしょう。    * * * * *  * * * * *                         1年中マイナス数十度の極寒の南極大陸は             遙か昔は赤道付近にあって             恐竜が闊歩していたという             厚さ数千メートルの氷は             100万年前の地球の空気が             閉じこめられているタイムカプセル             その氷の下には             海より低い、             内緒の湖があるという             白夜と極夜の下に眠る大昔の化石たち             オーロラと歪んだ太陽と氷山の蜃気楼             何億年も未来には、また大陸は動くだろう             ペンギンとアザラシとクジラとオキアミを連れて             動くのだろうか。             ヒトも一緒に連れていってくれるのだろうか ━■みかりんの叫び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「羽毛恐竜」 どうしても恐竜が好きです。 今回も南極大陸から恐竜の化石が出ると知ったから、だから「南極」をテーマにして書こうかと 決めたくらいです。(笑) 以前から恐竜化石に羽毛が!と時々言われてました。 それは恐竜化石の一大産出地の中国で、証拠の化石がたくさん産出!とニュースになったり、 またはこの7月にドイツで、リスのようなふさふさした尻尾を持つ恐竜化石発見と発表されたり。 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120703001 先々月の10月に、アメリカ大陸でははじめてという羽毛恐竜の化石がカナダで発見されました。 オルニトミムスという恐竜で、ダチョウに似てます。 ダチョウに似ているくらいだから羽毛も似合います。 映画「ジェラシックパーク」の一作目では、ティラノに追いかけられています。 羽毛は生えていなくて裸で(ウロコで)逃げています。(笑) 恐竜と言っても色々です。 サイのようなどっしりとした印象のトリケラトプスのような草食恐竜は、 鳥のような羽毛だった説は、今のところないです。 羽毛恐竜の噂はもっぱら、獣脚類と言われる二足歩行の肉食恐竜です。 そう、ティラノザウルスもこの仲間です。 かなり大型なものから小型のものまでいます。 小型なものは、いかにもその進化の先には、羽もあるしそのうち飛ぶんじゃね?と思わないでも ないですけれど、今回アメリカ大陸で見つかったオルニトミムスは、飛ぶには大きすぎるんです。 今回わかったことは、「成熟が進んだ個体に翼のように発達した前肢が見られる」んですね。 そこからわかることは、たぶん羽毛は成長後にしか使われなかったんですね。 何に使ったかというと、「求愛や抱卵」です。 繁殖行動に使われたのでしょう。 当初、恐竜は飛ぶつもりはなくて、羽根の使い道は、 オスは派手なディスプレイでメスを惹きつけたり、 メスは抱卵に使ったんですね。 繁殖に有利だから羽根が発達する方向に進化したんですね。 季節は冬。 庭のバードテーブルにヒマワリのタネを置くと、今日も小鳥たちがやってきています。 ヤマガラ、シジュウカラ、スズメなどが常連で、時々珍しい鳥たちも来ます。 遠目でみるととても可愛いです。 でも、よくよく見ると小鳥といえどもなかなか鋭い顔つきをしています。 野生で生き抜く目つきです。 羽毛恐竜を祖先に持つ小鳥たちです。 ━●編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★みなさんはとっくに知っているかもしれませんが、 実は私は「ちょっと怪しげな話」も好きです。   時々そういう私の嗜好が漏れていますもんね。(笑) 今回、南極について調べていると興味深い怪しい話にも行き当たりました。  南極大陸の形ってほぼ円形で、オタマジャクシの尻尾のような半島が  ひとつ、曲がってついています。  この形って伝えられているムー大陸を180度回転させた形と同じだよねっていう説です。  私は、今回のこのメイン記事を書くために南極大陸について調べていて、  まったく知らなかった事のひとつに 南極大陸はかつて赤道のあたりにあったという事です。  恐竜の化石が南極大陸からもでているなんて。  南極大陸は、赤道から今の位置に動いているんですね。  あー。ムー大陸=南極大陸説だ。(笑)   ★今回のこの「南極の話」は、ネットで聞くことができます。  http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm  ここの右側「ラジオ山猫通信」をクリックしてスクロールして  「南極の話」をクリックすると聞けます。  すぐに聞けない人は、じっと待ってみて。きっと聞けます。  http://crashlanding.under.jp/rajiyama1203.mp3  直接URLはここです。  今回の文は、おおむねラジオ原稿そのままです。  ラジオ用をメルマガ用に書き換えているけどね。 ★vol.165の参考書籍      「なぞの宝庫 南極大陸 100万年前の地球を読む」       飯塚芳徳+澤柿教伸+杉山慎+的場澄人  技術評論社      「感動大陸 南極」国立極地研究所 Gakken          ★予告です。 12月17日放送「時間の話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は12月31日) 1月7日放送「ヘビの話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は1月21日) 1月21日放送「変わらないために絶えず変わる動的平衡の話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は2月4日) 2月4日放送「北斗七星の話」(まだ最初の挨拶だけしか書いてない。書けるのか?)  (ネットにUP予定は2月18日) 2月18日放送「リスの話」(まったく構想もない)  (ネットにUP予定は3月4日) 3月4日放送「地震の話」(震災にちなんで)  (ネットにUP予定は3月18日) ★ラジオ放送が月二回隔週であります。  最初はメルマガを元に原稿を書いてたけど、  今は、書き下ろし原稿です。  それをメルマガに転用するという逆転現象が  最近のメルマガ版「やまねこ通信 E=MC二乗」であります。 ★どうぞお時間のある時に「ラジオ山猫通信」も聞いてみてください。  今度の9月で丸3年になります。  でも相変わらずしゃべりはトチってばかり、噛んでばかりです。  なんかモゴモゴしています。(笑) ★私はいつも「やまねこ通信 E=MC二乗」の事が頭の隅にあります。  次回テーマは何にしようかと常に思っています。  「やまねこ通信 E=MC二乗」は、私みかりんを構成している大事な要素です。 ★「やまねこ通信E=MC二乗」では、あなたからの投書を受け付けています。  動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学このメルマガの趣旨に合うような投書を  気軽にメールに書いてね。  過去に取り上げた記事からの話題も歓迎しています。 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹     ★彡★彡★彡★彡★彡『蟹屋 山猫屋』★彡★彡★彡★彡★彡 生まれも育ちも北海道育の“みかりん”が、北海道の味覚を全国の方に広めるために 『蟹屋 山猫屋』を立ち上げました。一級品の道産品をお手ごろ価格でネット販売! 読み物としても楽しめるものを目指しているよ。    登録はここ→ http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/kani/   山猫屋の蟹は冷凍ガニではありません。ボイルしたてを食卓に直送! 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹    ↑↑↑  私、みかりんのもうひとつのメールマガジン。  北の味覚。海産物。蟹おいしいよ〜。海水ウニもありますよー。  予算はこれくらい。食べる人数はこれくらい。と教えてくれたら、その中で  できる限りのご提案をします!山猫屋の蟹は冷凍物は扱っておりません!  さぁ、タラバ食べたいよう、毛ガニ食べたいようのメールをみかりんに書こう。  タラバも毛蟹も良いのが入荷してきています。  北の食材たちは脂が乗っておいしいです。  この機会に、どうぞ冷凍ではない蟹を!  ご贈答に、山猫屋の海産物を。 それじゃ、今回はここまで。 あなたのお便り待ってます。 daichi-m@phoenix-c.or.jp じゃね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ラジオの政見放送を聞いていて、何かに似てると気付く。 この人をあおるようなBGMと、空滑りする言葉の数々。 何に似てるんだろう…。 あ、アレだ。深夜のテレビショッピングだ。(笑) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○ やまねこ通信E=MC二乗 vol.165  2012年12月16日発行 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○発行編集者 みかりん daichi-m@phoenix-c.or.jp ○発行システム: インターネットの本屋さん「まぐまぐ」ID:0000052530 http://www.mag2.com/ ○登録/解除 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○やまねこ通信は、素人みかりんが趣味で発行しているもので、情報の正確さに はまったく自信がありません。引用して弊害が起きても責任は持てないよ。 それから誤字脱字変換ミスは大目に見てね。気を付けるけれどさ。えへ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━