2013/1/20━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幽玄の森羅万象の散歩道 動物行動学からの性♂♀の話・動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学 興味のおもむくまま“みかりん”の しゃべりんぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━目指せ1万部! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆         やまねこ通信 E=MC二乗                                vol.167 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちは。 みかりんです。 今年は巳年です。ヘビです。 だから今日の話題はヘビです。 ヘビと聞いて、やだぁ、嫌いという反応は多いと思います。 人が怖れ嫌うものの例えに蛇蝎のごとくという言い方があります。 蛇蝎とはヘビ・サソリの事です。 鬼が出るか蛇が出るかという言葉もあります。 ヘビは、サソリや鬼などと一緒に嫌われています。 もちろん世の中にはヘビ好きもいます。けれど少数派です。 ヘビは割と身近な動物です。 どうしてこれほど嫌われるのでしょうか。 今日、ヘビのお話を聞いていただく事で、 お、ヘビってなかなかいいじゃんと思っていただけたら成功です。 みなさんのヘビに対する印象を変えることが出来るでしょうか。  ここに↓バックナンバーがあるよ。『内容一覧』という所をクリックしてみて。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm 「ラジオ山猫通信」も、ここから聞くことができます。↑ ━■ヘビの話━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1月といえばお正月です。 お正月といえば鏡餅です。 実は、あの大小の二つの丸いお餅を重ねた姿はヘビのとぐろを巻いた姿に由来 していると言ったら驚くでしょうか。 ええっ、あの薄気味悪いヘビが、お正月の縁起物の鏡餅?  まぁ、そうヘビを嫌わないでください。 日本にはヘビ信仰があります。 たぶんネズミを食べる事から穀物を守る神様として祀られていったのだと推測できます。 中でも白ヘビは弁天様のお使いで富をもたらすとされています。 よく宝くじやロトがあたった人が直前に、白ヘビの夢を見たという話がありますね。 ヘビは苦手だけれど白ヘビは別という人も多いと思います。 日本人の中にはいまだヘビ信仰が根強く息づいているのですね。 ヘビは、ネズミを食べる動物で、稲作民族にとってはとてもありがたい存在のはずです。 ですから蛇神様として祀られる対象になっています。 感謝されることはあっても嫌われる訳はないはずなんです。 特に古代の日本では、ヘビ信仰はかなり色濃くありました。 縄文土器にもヘビの造形がたくさんみられます。 しょっちゅう脱皮するので生まれ変わって再生するというイメージがあります。 それに、かなり長い間食べなくても生きています。 どうも死なないイメージが強いようですね。 ヘビを古い言葉で カカ と言います。稲を守るカカシもこのカカから来ています。 案山子が一本足なのもモデルがヘビだからです。 そしてカカは鏡のことを現す言葉でもあって、ヘビの目にまつわる意味があります。 そういう背景を知ると、鏡餅がヘビのとぐろに由来するのも そう驚くほどの事でもないのですね。 神話や伝説にはヘビは重要な役割をしている事が多いです。 有名な所では、聖書。エデンの園で平和に暮らしていたアダムとイブ。 ヘビがイブをそそのかして禁断の果実を口にします。 それは神の怒りに触れてアダムとイブは楽園を追われます。 きっかけはヘビです。そそのかしたのはヘビではなく悪魔なんですけれど、 ヘビは悪魔の化身としての役回りです。 ヘビはこうして世界最初の悪役になりました。 古代エジプトの女王クレオパトラはヘビに胸を咬ませて自殺を図りました。 クレオパトラはヘビの毒の知識が豊富だったようです。 エジプトにいる毒蛇はクサリヘビとコブラです。 クサリヘビに咬ませたという説もありますけれど、クサリヘビの毒よりコブラの毒の方が 効き目が早いです。だからコブラの方が綺麗に死ねるので、コブラ説もあります。 ギリシア神話にでてくるヘビで有名なのはメデューサです。 メデューサは髪の毛がヘビの怪物です。 彼女の目を見た者は石になってしまいます。 メデューサの最期は、鏡のように磨かれた青銅の盾に反射した自らの姿を見て、 石になってしまいます。 WHO世界保険機構のマークには、杖に絡まるヘビがデザインされています。 これもギリシア神話が由来で医学の神様アスクレピオスの話からきています。 ヘビの毒は薬としても利用されたのでしょうか。または脱皮するので 再生のイメージがあったのかもしれません。 今あげたヘビの話は、ほんの一例でしかも超有名どころばかりですけれど、 日本のみならず世界中にヘビの神話伝説俗説の物語は多いです。 何故ヒトはそれほどまでにヘビを気にするのでしょう。 世の中にはヘビ好きの人もいます。 でもどうもヘビ嫌いが圧倒的に多いようで、それは国内外を問いません。 何故ヘビを忌み嫌う人が多いのか。この問題を少し考えてみますね。 あ、ちなみに私はヘビは特別嫌いでもなければ好きでもありません。 ヘビをみかけても、きゃーと悲鳴をあげるほど恐怖の対象でもないし、 近づいて捕まえて手にとって愛でるほど好きでもありません。 ちょっと観察して、そうして通り過ぎるくらいのあっさりとした関係です。 絶対安全で蛇遣いの人が近くにいてくれるなら、大きなニシキヘビを 首に巻くこともできます。 これ実際にやってみた事があります。 私が首に巻いたのは大きなニシキヘビで、ずしりと重かったです。 以前、犬と森を散歩していてよくアオダイショウに会いました。 見つけると私はよく犬をけしかけていました。 アオダイショウはとぐろを巻いて対戦モードになるんですけれど、 隙をみて茂みに逃げ込みます。 ヘビさん、あの時は、意味なく犬をけしかけてごめんね。 さて洋の東西を問わず、ヘビ嫌いは多いです。 それでこれは遺伝子レベルの本能か、または後天的に学習されたものかと 議論の対象になることがあります。 よく言われるのが私たちが恐竜の時代の小型哺乳類だった頃、 大型爬虫類の恐竜に追いかけられていた頃の記憶が残っているという説。 これはこじつけです。 この考えだと爬虫類全般が嫌いって事になってしまいます。 足のあるトカゲやイモリやカナヘビはヘビほど忌み嫌われていませんし。 ヘビの嫌われ方は特別のような気がします。 足がなくてうねうね移動する事が嫌われる原因なのでしょうか。 それが原因で嫌いな人はミミズもダメなんでしょうか。 ムカデなど足の多すぎる生き物を嫌う人もいます。 多すぎる足、少なすぎる足(っていうか全然ないんですけれど)という足の数の 問題なんでしょうか。好き嫌いに足の数は重要なんでしょうか。 謎は深まるばかりです。 で、蛇を嫌うのは本能か学習かという問題。 今まではどちらかというと、本能説のほうが優勢だったんです。 例外はあるけれど、人は生まれつきヘビは嫌いなんだという説です。 いやそうではない。人がヘビを嫌うのは学習したからだ。という学習説を 唱える人の言い分は、ヘビには毒があるから、 かまれると危険だから恐怖を感じるのだと主張します。 でも、蛇を怖がる人が必ずしも危険な目に遭ったわけではないし、 毒をもたないと分かっている蛇をも、とても嫌います。 毒のあるなしで嫌っているとは思えません。 嫌いな人は「ヘビ=嫌い」という構図になっています。 こんな実験があります。 サルはヘビを見るととても怖がります。 一方、生まれて一度もヘビを見たことがない実験室で育ったサルは ヘビをみても怖がりません。 この実験室育ちのサルに、ある場面をほんの一瞬だけ見せます。 それは他のサルがヘビを見て怖がっている場面です。 ほんの一瞬、しかも一度きりのこの経験だけで、実験室育ちのサルは これ以降ヘビを怖れるサルになったんです。 命に関わる学習は一回きりで身に付くということを「ガルシア効果」といいます。 自分自身の体験ではなくても、仲間の危険を目撃するだけで 恐怖が身に付いてしまうんですね。 だからたぶん遺伝子レベルでヒトはヘビが嫌いというのは違うんです。 怖がる人を見て怖がるようになっていったんですね。 たとえば、あるものを怖いものと認識して、被害に遭う前に逃げてしまう。 これはいちいち身を以て学習していくよりも、他人が怖がっているものを 怖がるっていう方が効率が良いですね。 お化けを怖がるというのもこのシステムの中にいるような気がします。 爬虫類の繁栄のピークは恐竜の頃。 2億5千万年前から6500万年前の大昔に大繁栄していました。 でもヘビは爬虫類のピークが過ぎてから繁栄しました。 大型爬虫類が衰退して鳥や小さな哺乳類たちと一緒にヘビは繁栄していったのです。 これはたまたまではありません。理由があります。 ヘビは鳥の卵や小さな哺乳類を餌として繁栄していったのです。 ネズミを食べるトカゲのグループのひとつが、ヘビに進化しました。 大きな変化は、手足を失ったことだけど、失ったものはそれだけではありません。 耳もまぶたも、それからあの細長い体にするためにふたつあった肺も ひとつになりました。 そしてトカゲのように尻尾が切れて再生するという能力も失いました。 お腹のうろこは一列だけになりました。 どうしてトカゲの一部はヘビになったんでしょう。 どうしてこんなにも色々なものを失う方向に進化していったんでしょう。 ヘビに近い種類のトカゲは、穴を掘るトカゲです。 そしてヘビの原始的なグループも穴を掘ります。 たぶんトカゲの中でも弱いグループが穴を掘ることで生き延びて、 その一部のグループが、穴の中の生活に適応して、 色々失うことでヘビになっていったんです。 そうした地中生活に適応したヘビになったグループの中でも競走があります。 その競走でも負けて、地上に追いやられたグループが、 現在数千種類もいるヘビとして大繁栄しているんです。 地上に出てきて現在大繁栄をしているヘビ。 だからと言って手足を再び獲得するという方向には向かいません。 細長い体型を維持しています。他の動物たちに比べてとても個性的です。 現在ヘビは地球のほぼ全表面に進出しています。 森林、草原、地下、川、湿地帯、木の上、砂漠、そして海にまで進出しているんですから、 地球上にはヘビのいない所はないと言っても良いくらいです。 ヘビは動物性のものを食べます。 メニューはヘビの種類によってさまざまです。 小さいものはシロアリから、大きなものではブタやヒツジなども。 すべての動物がヘビの食べ物って事でしょう。 ブタやヒツジって、ヘビよりも大きいです。 それでも食べることができるのはあごの構造が特殊だからです。 あごを外して丸呑みするんですね。 ヘビは食べるとき、噛みついて千切ったりしないんです。すべて丸呑みです。 ヘビがヒツジを飲み込んで体がヒツジの形に四角くなって動けなくなっている そんな写真をみたことがあります。 ヘビにはそれしか食べない偏食家の種類がいます。 カタツムリしかたべないマイマイヘビ。 カニのような甲殻類しか食べないミズヘビ。 魚を食べることに特殊化したウミヘビ。 アフリカタマゴヘビは、鳥のタマゴばかり食べます。 このヘビがいるのでアフリカの多くの鳥が、 つり下がった長いトンネル状の入り口を持つ巣を作ってヘビに対抗しています。 ヘビと言えば、毒を思い起こす人も多いでしょう。 世界に3000種ほどいるヘビの4分の1が毒を持つヘビです。 他の動植物と同じように毒ヘビに擬態する無毒のヘビもいます。 毒のサンゴヘビは黒黄色赤の縞模様で大変目立つ姿をしています。 このド派手な姿で自分は危険であると周りに知らせて身を守っています。 このサンゴヘビそっくりに擬態している無毒のニセサンゴヘビがいます。 似てるので多くの動物はニセサンゴヘビを怖れて近づきません。 この擬態の効果がまったく効かない生き物がいます。それは人間です。 人間は本物か偽物かなんて関係ありません。すべてのサンゴヘビを殺そうとします。 無毒だけど有毒と間違われて生き延びる事ができるけれど、 無毒だけど有毒と間違われて殺されてしまうんです。 実はヘビの一番の敵は人間です。2番目の敵は意外にも他のヘビなんですね。 ヘビは丸呑み派なので、余計な手足のないヘビは飲み込みやすいんです。 積極的にヘビを襲う動物もいます。 アナグマ、アルマジロ、イタチ、コウノトリ、ツル、カワセミ、ヘビクイワシなどです。 これらの動物は、ヘビの天敵だという事だけで人間に保護されている地域もあるくらいです。 ヘビ、嫌われてますね。 「コブラ対マングースの戦い」っていう言葉を耳にした方も多いと思います。 マングースは毒蛇コブラに対して果敢に攻撃する動物なので、 沖縄のハブ駆除に期待してマングースが持ち込まれたのが約100年ほど前。 でもマングースは危険な毒を持つハブを襲うこともなく、 弱い希少動物がたくさんいる沖縄の小動物を襲いました。 ハブは減らず、希少動物は減るばかりです。 沖縄のマングースは今では駆除対象です。 この場合、コブラもハブも悪くはありません。マングースも悪くはないです。 さて。ヘビと言えば脱皮です。 ヘビの脱皮は見事です。体だけじゃなく全部なんです。 脱皮は口からはじまって、ストッキングを脱ぐように裏返しに脱いでいきます。 ヘビの目はまぶたを持たないので目を覆っている保護している膜も一緒に脱皮です。 カニなどの甲殻類は脱皮のたびに大きくなります。 でもヘビはちょっと違います。 わりと頻繁に、1年に数回、大きくなると言うよりも、新陳代謝のような感じで頻繁に脱皮します。 前半で、ヘビを忌み嫌うのは、怖がっている人を見て怖がる作用のせいで 本能ではないという話をしました。 調べていくウチにまたちょっと違う説を見つけました。 アメリカの心理学者の実験です。 この実験の結論では、人間の脳は、瞬時にヘビを見つけ出す回路が存在するといいます。 それからヘビを見たことがないヤギに、姿が見えないように網にいれたヘビの 匂いを嗅がせたら、ヤギは体に電気ショックを受けたように反応して 体をひるがえして逃げたという証言があります。 シマリスは、ヘビと出逢ってヘビが弱っていると知ると、頭にかじりついて、 皮膚を囓りとって、口でもみほぐして、そのヘビの皮を自分の体になすり続けるという 行動をするという観察記録もあります。 これはヘビに対してしか行わない行動でヘビの脱皮した皮でも 同じ行動をするという観察結果です。 シマリスにとってヘビは天敵です。 ヘビの匂いをなすりつけてヘビに見つかりづらくしているんでしょうか。 ヘビは、ヒトばかりではなく、いろいろな動物たちからも、一目置かれているようです。 ずいぶんヘビについてお話しました。 ヘビってちょっと良いヤツかもって思って貰えたら成功なんですけれど。 やっぱりそうも行かなかったかな。 余計なことを言って蛇足だったかもしれません。 または最初に大きな事を言って竜頭蛇尾になってしまったかもしれません。    * * * * *  * * * * *                                     ヘビは世界最初の悪役だったから              忌み嫌うヒトが多くなったのか              うねうね動く              ちろちろ舌を出す              まぶたのない目でじっと見る              脱皮した皮を財布に入れると金運UP              タンスに入れると衣装には困らない              白ヘビの夢は宝くじが当たる              ヘビは縁起物              嫌われたり、珍重されたり              ヘビはこれ以上ないシンプルな体で              世界中に繁栄している              他の動物に怖れられ驚かれながら              今日もうねうね              明日もうねうね ━■みかりんの叫び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「火星移住希望正式に募集」 去年の夏に配信したやまねこ通信 vol.157の「みかりんの叫び」で、オランダの民間会社が 2023年に人間を火星に移住させるため募集を、来年にもはじめるというニュースを紹介しました。 年が明けてさっそく「火星移住希望正式に募集」のニュースが1月11日に流れました。 そう。募集がはじまったのです。 ただし、地球には戻らないという条件でです。   * * * * * *  【応募要件】  ・強い目的意識、健全な人間関係を構築および維持しようとする意思、内省する能力、  および信頼できる能力を持っていること。  ・快活で、適応力があり、好奇心が強く、創造的で、機知に富んでいなければならないこと。  ・18歳以上でなければならない。(年齢の上限は無い)  最終的に選ばれた人たちは、4名から成る複数のチームに振り分けられて、  2022年9月の旅立ちに向けて、少なくとも6チームが準備を進めることになるという。  ただし、最初に旅立つチームは1つのみ。  そして、2年ごとにチームが派遣される。  出発前には少なくとも8年間の訓練が行われる。  内容は、作戦のシミュレーション、移動が制限された環境での訓練、  電子機器の修理方法の学習、基本的で重要な診療技術の習得など。  2016年から必要物資をロケットで火星に送る作業を始める計画。  送られる物資は、予備の部品、2台の惑星探査機、  人間の到着後に組み立てて基地にできる住居ユニットなど。  ただし、地球への帰還予定はなく永住。     * * * * * * もうただただビックリです。 ついにこんな時代が目前になってしまったのかぁ。 空気なんかろくにないから、そう簡単には物事は運ばないだろうけれど、 でもそっち方へ人類は行こうとしているのはどうも本当らしい。 でも、帰還はナシ、永住のみでって、これって棄民って事ですよね。 地球人をやめて火星人になれってことなんでしょう。 体だって数世代で変わってしまうだろう。 たとえば地球で食いっぱぐれた人たちが志願し、 そうして数千年のうちにはそっちが主流になってしまうとか。 地球が火星に物資を送るどころではない事が起きて 補給路を断たれ不信感を持った火星との間に、戦争なんてSF舞台な事もあり得てしまう。 きゃぁ〜。 子どもの頃、貪るように読んだSFの世界がすぐそこに。 ずいぶん長生きしたのかもしれない。 そして次に紹介するのが、初音ミクが唱える「はらえのことば」です。 祓祝詞 http://youtu.be/GdRpOOecRsU 火星を地球環境に似せるためのテラフォーミングするにしても、数百年はかかるだろうし、 今行っても外での活動は限られるだろうから、引きこもり系火星開拓民ってことになるのかなぁ。 そしてボーカロイドの歌う「みことのり」を聞いてありがたがるという。(笑) 古歌をボーカロイドでっていうのがなんとも21世紀的です。 20世紀には存在しないたぐいのものです。 21世紀になって13年も経ちました。 空間的にはともかく、時間的にはずいぶん遠くへ来てしまったものです。 ━●編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★なんかね、すっごく寒いんですよ。  連日マイナス2桁です。もちろん今年になってから一度もプラス気温になったことはありません。  最後にプラスだったのはいつだったか…。去年の事なのでわかりません。(笑)  札幌ってこんなに寒い所だったか。  今回「みかりんの叫び」のお話、この寒さというか地球の気温変動というか、そういう話に  しようと思った んだけど、今回は火星移住と初音ミクさんだな。「はらいたまえ」なら  1月の方が良いし。という事で、次回の「みかりんの叫び」は  「地球は気候変動期に入ったんじゃね?」にしようと思います。  トイレの水を落として寝たのに、朝起きるとウォッシュレットの水をためる部分が凍ってたんですね。  で、そこが凍って壊れて、水がダダ漏れして、漏れた水でトイレの床が水浸し。まぁ、ここまでは  わかるんですよ。想定の範囲内と言えなくもない。  この後は想定外でした。 トイレの床を濡らしていた水が凍り始めたんですね。  なんか漏電が怖くてトイレのストーブを付けるのをためらったんです。  修理屋さんが来てくれるまでの間、この氷をなんとかしなきゃと雑巾で拭こうにも、雑巾がスカッと  すべるという…。(苦笑)  まごまごしている内に、凍り付いてトイレのドアの開閉までおぼつかなくなるし。  氷点下では水気のあるものはどんどん凍ろうとします。 当たり前だけど自然の驚異。 ★今回のこの「ヘビの話」は、ネットで聞くことができます。  http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm  ここの右側「ラジオ山猫通信」をクリックしてスクロールして  「ヘビ話」をクリックすると聞けます。  すぐに聞けない人は、じっと待ってみて。きっと聞けます。  http://crashlanding.under.jp/rajiyama0107.mp3  直接URLはここです。  今回の文は、おおむねラジオ原稿そのままです。  ラジオ用をメルマガ用に書き換えているけどね。 ★vol.167の参考書籍と参考サイト なぜ、人間は蛇が嫌いか―入門・人間行動学                               著/正高 信男  カッパ・サイエンス    先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!                            著/小林朋道  築地書館    Posts Tagged 蛇     http://artworks-inter.net/ebook/?tag=%E8%9B%87              ★予告です。 1月21日放送「変わらないために絶えず変わる動的平衡の話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は2月4日) 2月4日放送「北斗七星の話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は2月18日) 2月18日放送「リスの話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は3月4日) 3月4日放送「地震の話」(震災にちなんで。これから書く)  (ネットにUP予定は3月18日) 3月18日放送「恐竜絶滅は隕石じゃなくの話」(まだ未定。このテーマで書けるかな)  (ネットにUP予定は4月1日) ★ラジオ放送が月二回隔週であります。  最初はメルマガを元に原稿を書いてたけど、  今は、書き下ろし原稿です。  それをメルマガに転用するという逆転現象が  最近のメルマガ版「やまねこ通信 E=MC二乗」であります。 ★どうぞお時間のある時に「ラジオ山猫通信」も聞いてみてください。  丸3年を過ぎ4年目を目指しています。  最近は、トチらずスラスラよどみなくしゃべっているように聞こえます。  慣れてきたのです! ウソです。(笑)  編集で直して貰っているんです。  そのためずいぶん聞きやすくなっています。  決して私のしゃべりが上達したのではありません。(キッパリ) ★私はいつも「やまねこ通信 E=MC二乗」の事が頭の隅にあります。  次回テーマは何にしようかと常に思っています。  「やまねこ通信 E=MC二乗」は、私みかりんを構成している大事な要素です。 ★「やまねこ通信E=MC二乗」では、あなたからの投書を受け付けています。  動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学このメルマガの趣旨に合うような投書を  気軽にメールに書いてね。  過去に取り上げた記事からの話題も歓迎しています。 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹     ★彡★彡★彡★彡★彡『蟹屋 山猫屋』★彡★彡★彡★彡★彡 生まれも育ちも北海道育の“みかりん”が、北海道の味覚を全国の方に広めるために 『蟹屋 山猫屋』を立ち上げました。一級品の道産品をお手ごろ価格でネット販売! 読み物としても楽しめるものを目指しているよ。    登録はここ→ http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/kani/   山猫屋の蟹は冷凍ガニではありません。ボイルしたてを食卓に直送! 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹    ↑↑↑  私、みかりんのもうひとつのメールマガジン。  北の味覚。海産物。蟹おいしいよ〜。海水ウニもありますよー。  予算はこれくらい。食べる人数はこれくらい。と教えてくれたら、その中で  できる限りのご提案をします!山猫屋の蟹は冷凍物は扱っておりません!  さぁ、タラバ食べたいよう、毛ガニ食べたいようのメールをみかりんに書こう。  タラバも毛蟹も良いのが入荷してきています。  北の食材たちは脂が乗っておいしいです。  この機会に、どうぞ冷凍ではない蟹を!  ご贈答に、山猫屋の海産物を。 それじゃ、今回はここまで。 あなたのお便り待ってます。 daichi-m@phoenix-c.or.jp じゃね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポップコーンを作った。 ポン!ポン!ポン!楽しい。 小さなフライパンで作ったら、フタを持ち上げてあふれ出した。 あまりにもマンガのようで笑った。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○ やまねこ通信E=MC二乗 vol.167  2013年1月20日発行 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○発行編集者 みかりん daichi-m@phoenix-c.or.jp ○発行システム: インターネットの本屋さん「まぐまぐ」ID:0000052530 http://www.mag2.com/ ○登録/解除 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○やまねこ通信は、素人みかりんが趣味で発行しているもので、情報の正確さに はまったく自信がありません。引用して弊害が起きても責任は持てないよ。 それから誤字脱字変換ミスは大目に見てね。気を付けるけれどさ。えへ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━