2013/2/4━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幽玄の森羅万象の散歩道 動物行動学からの性♂♀の話・動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学 興味のおもむくまま“みかりん”の しゃべりんぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━目指せ1万部! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆         やまねこ通信 E=MC二乗                                vol.168 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちは。 みかりんです。 2月に入って、少しずつ明るい時間が長くなってきたような気がします。 夜が一番長い冬至を過ぎたとはいえ、それでもまだまだ夜は長いです。 そんな長い夜にある本を読んでいたら、 おおおお、これは!という事が書いてありました。 それは私がずっと思っていた事でもあって、 でもなかなか言葉にして表現しにくい事でもあって、 それでもこの山猫通信で伝えようと何度か話題にした事でもありました。 本を読んで、私の伝えたかったそれは「動的平衡」というものだと知りました。 ミクロで見ると流れて動いているのだけれど、 マクロで見ると動かないで固定されているように見える。 と、まぁ、一言でいうとこういう事なんですけれど、 急にそんな事を言われても何がなんだか訳がわかりませんよね。 今日は、この動的平衡をやさしく説明してみたいと思います。 世界の成り立ちの一部が垣間見えるかもしれません。 ここに↓バックナンバーがあるよ。『内容一覧』という所をクリックしてみて。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm 「ラジオ山猫通信」も、ここから聞くことができます。↑ ━■変わらないために絶えず変わる動的平衡の話━━━━━━━━━━━━━━━━ 2001年というからもう12年も前の「やまねこ通信 vol.38」の「みかりんの叫び」のコーナーで 「森になった猫」という文を書いています。 私がいつも歩いている森の中の散歩コースに、死にかけた猫がいた。 次の日、猫は死んでいた。 それからも散歩コースを変えなかったため、 はからずも毎日、死んだ猫を観察することになった。 猫はあらゆる昆虫や微生物たちが分解して、何日も経たずにあっという間に分解された。 私は猫は森になったと感じた。というお話です。 他にも去年7月のvol.154でもこんな話もしています。 コップの水を飲む前はその水と私は別物だ。 水を飲むとその水はもう私の一部になっている。 と、思うまもなく私の吐く息には水蒸気として水分が出て行っている。 出て行った水分は、さっきまで私を構成していたのけれど、もう私ではない。 皮一枚を隔てて内側だけが私だという感覚はなんか違うんじゃないか?  というような感覚の話。 福岡伸一さんの「せいめいのはなし」という本を読んでいたときに、 動的平衡という言葉を知って「あ、私が森になった猫の時に思った感覚は、 この動的平衡という言葉で説明できるのか」とちょっと発見だったのです。 今日はこの福岡伸一さんの「せいめいのはなし」の本を 参考にしながらお話していきます。 体の仕組みについて、人々は最近までメカニカルな解釈をしていました。 メカニカルな解釈とはこういう事です。 人には細胞があります。食べ物を食べることで、食べ物はエネルギー源となって、 そうガソリンのようなものですね、そのガソリンを入れればそれが燃やされて、 体温となり、熱エネルギーとなって細胞を動かすという。そういう概念です。 登山なんかでも、山登り最中で食べるものを「行動食」と言います。 即エネルギーになるようなものを時々食べると、 また元気に登れるエネルギー源としての食べ物です。 実際食べ物には、そういう面もあるんですけれど、 でも食べ物は単なるガソリンみたいなものでもないんですね。 ここに実験用のネズミがいるとします。 このネズミをミクロのレベルで分けていくと、 結局は炭素、水素、窒素などの微粒子の集まりです。 いや、ヒトもなんですけれどね。 すべてのものはこういうふうに微粒子の集まりです。 それで、ネズミは、動物性のものも植物性のものも何でも食べます。 でも、この食べ物もミクロのレベルで見ると、粒子の集まりです。  ネズミが食べ物を食べているという状態は、ネズミという粒子のかたまりと、 食べ物という粒子のかたまりが混じり合うっていう事なんですね。 食べてしまうとそれがどこに行ったかわからなくなってしまいます。 それを見極めるために、今から80年くらい前の科学者シェーン・ハイマーは、 こんなアイデアを思いつきました。 食べる方の原子に色をつけて、食べて体の中入っても判るようにするという実験です。 消えないマーカーペンのようなもので食べ物の原子に紫色に色をつけたんですね。 この、原子に色をつけた食べ物をネズミは食べます。  さてどうなるのでしょう。 私はこんなふうに思っていました。 食べ物は、エネルギーとして使われたあと、 たとえば吐く息とか尿や糞となって体から出て行くんじゃないの? そして余分に食べたらお腹に脂肪という形で残るの。違うの? 実験したシェーン・ハイマーも同じように予想しました。 エネルギーが必要な場合、摂取されたものはほとんどすべて燃やされて、 エネルギーとなって、吐く息や尿や糞として体から出て行く。 そしてごくわずかだけ体内に蓄えられる。私と同じです。 でもね、事実は違ったんです。 まっ、一部はエネルギーとして燃やされました。 でも大半の原子は、燃やされなかったんですね。 食べたものは、ネズミの頭の先から尻尾の先まで、 体全体のすみずみに散らばって体の一部になっていったんです。 シェーン・ハイマーは、実験前後のネズミの体重を厳密に計っています。 食べるということは、紫色の粒子が増えるという事です。 でもほとんど体重には変化はないんですね。 これはどういうことかというと、ネズミが食べ物を食べた時、 すでにネズミの体を形作っていた原子が体の外に抜け出しているんです。 体を構成している原子が出て行って、そして入ってきている。 生きているという事は、体の中で合成と分解が絶え間なくぐるぐると、 まわっているという事なんですね。 何かを食べると、瞬時に体の中の細胞の色々な分子が入れ替わって、 その流れているっていうことこそ、生きているって事なんですね。 その流れを止めないために、私たちは食べ物を食べ続けなきゃならないんです。 入っていって、抜け出していくという流れが体を作っているんですね。 ネズミは、ネズミの形をしているけれど、 体そのものはゆるく分子が集まっている枠組みというイメージです。 こういう外の世界の分子が出たり入ったりでバランスを取っていて、 ホントは絶えず動いているんだけど、そこにしっかりと止まっているように みえるような状態を「動的平衡」っていうんですね。 この場合の平衡はバランスという意味です。  絶えず流れて動きながらも、バランスを取っているということです。 今、ネズミで説明したけれど、自然も地球全体もこの流れていながらバランスを保っていて、 形になっているという動的平衡という状態なんですね。 ぐるぐると原子がまわっていて形になっているだけなんです。 生命活動っていうのは、命を繋いで次の世代へバトンタッチしているっていうだけじゃなくて、 自分の体の中でも絶えず原子が入れ替わっているんですね。 私たちの体は、半年も経てば原子はすっかり入れ替わっているんです。 体の部分で遅い早いはあるけれど、ツメや髪の毛とか皮膚が新陳代謝で入れ替わるように、 骨も脳細胞も、心臓の細胞も絶えず入れ替わっているんです。 最近わかってきた事なんですけれど、生き物の細胞は、 折角取り込んだ材料でタンパク質を作り出すことよりも、 体を作っているタンパク質を壊すことにエネルギーを使っているんです。 タンパク質が酸化したり変質したりで使い物にならなくなったから、 壊しているんじゃなくて、出来た端から良いも悪いもどんどん壊しているんです。 一生懸命壊すのは、壊さないと新しいものが作れないからなんです。 どうもね、生命というものは絶えず変わっていくことで、変わらないでいられるものなんですね。 先回りして自ら壊してどんどんバトンタッチしていってるんです。 動いていて流れていながらバランスをとってそこにあるというのが動的平衡です。 こうやって体を分子が通り抜けて行って、 地球のどこかの別の所にまたバトンタッチしているんです。 そういう事が地球の生命が誕生してから38億年もずっと続いているんです。 私の体は、ここにあります。 しっかりとしたかたまりとして存在しています。 でももっとこう別の視点でみると、分子のゆるいよどみのようなものなんですね。 そして絶えず外界と分子のやりとりをしていて入れ替わっている。 しっかりとたしかにここにいるのに、おぼろげな状態ですね。 目をこらしてみると原子の隙間から向こう側が透けて見えそうなくらい、 はっきりしないイメージですね。 仏教に輪廻転生という思想があります。 死んでしまうとまた別の何かに生まれ変わるという考え方のことです。 この輪廻転生思想は、生まれ変わるという意味だけじゃなくて、 自分を構成している分子が散らばって、 ミミズになったりオケラになったり、アメンボになったり。 または岩石や海水になったりという世界観でもあるようなんです。 なんかこういう考え方を知ると、自分の体の存在というものの不確かさを感じますね。 外界と自分との境目が曖昧なんです。 皮膚は下から上に上がってきて、そして上が剥がれて落ちていきます。 常にこういうふうに動いているというか流れているんです。 でもその流れはみえなくて、出て行くものと入ってくるもので 絶えず入れ替わっているから、そこにしっかりとあるように見えます。 動的平衡のイメージを持てましたでしょうか。 皮膚っていうのは、ものすごい早さで下から上に上がってきていて、 上にあった皮膚組織は落ちていくんです。 とくに小腸とか大腸とかの細胞は下から上に登っていくスピードが速くて、 上にあった組織は絶えず落ちていきます。これが便になるんですね。 便のほとんどは食べ物よりも、こういう内臓の新陳代謝の捨てられたものなんです。 このことは、こんなふうにイメージしても良いです。 いくつもの椅子を置いて、そこに人が座っていて、いちにのさん、で 隣の席に移っていくようなもの。 外からの第三者が見ると、いつも椅子があって誰かが座っているように見えます。 だから皮膚組織とか腸の組織とかを顕微鏡で見ると、 いつも同じようにしかみえてないんです。 絶えず入れ替わっていて動いていて、そのものの形を作っている。 隣り合ったもの同士がフォークダンスをしているような感じで流れているんです。 同じようにみえるけれど、一瞬たりとも同じ事は起こっていなくて、 一回切りのものなんです。 体の細胞レベルでも一期一会をやっているんですね。その時、一回限りの出会いです。 ここでちょっと疑問が起きました。 私をはじめ多くの人が自分のお腹のお肉を気にしています。 この余分なお腹周りのだぶついた脂肪組織は、 余分なエネルギーを貯蔵する倉庫と考えられていたんです。 たくさん食べ過ぎてしまった時にはそこに蓄えて、 もしもの不足した事態には、ここから出すという役割のお腹のお肉。 ただこの不測の事態って最近ないです。飢饉なんてない飽食の時代ですからね。 このお腹のお肉。これは?これはどうなの? はい、これも同じく置き換わっているんですね。 脂肪組織は驚くべき早さでその中身を入れ替えながら、 見かけ上ためている風を装っているんです。 この、絶対分解されなーいと思われるお腹周りに居座っているお肉も、 実は始終分解されているなんて。 どうか分解されたままでいて欲しい。切なる願いです。 今回参考にしてお話している福岡伸一さんの「せいめいのはなし」という本は 対談方式になっていて、その中で養老孟司さんはこんな事を言っています。 絶えず動いているのに、止まっているように見たり感じたりするっていうのは、 人間の意識が実は「止まっているものしか扱えない」からなんですね。 話はちょっと飛ぶけれど、だからこそ今(こんにち)の情報化社会を迎えたんでしょう。 情報は止まっているものの典型ですから。 え?情報っていうのは止まっているものなの?そう思ったあなた。私と同じです。 引き続き養老先生の説明を紹介します。 情報は流れているように見えているけれどそうじゃない。 ほとんどの人がそこを意識していません。 情報は新しくどんどん生まれてくるものだと思っている。確かにそうなんだけれど、 生まれたら最後とまって動かないものになるはず。 だって止まって動いていないからニュースで「こうでした」といえる訳です。 なるほど。 たとえば刻々と変化するニュースなんかはその都度、別のニュースでその場その場を 切り取ったニュースってことですね。 で、養老先生は続けます。 日本社会がどこか硬直化してきたのはそのせいじゃないかな。 物事全てを情報にしてしまうから、自分までも情報化してしまって、 それこそが自分の個性だと思いこんでしまう。 「自分はこういう人です」と自分が同じで変わらない普遍的なものという 前提があるんです。 同一性ですね。この同一性という意識はどこから生み出されるんでしょう。 ほんとはそんな事ないのにね。絶えず変わっていっているのにね。 そのトリックが意識なんです。 意識が自分の過去を記憶によって取り戻しているんです。 意識がその場面場面や出来事を同じ私の記憶だと言ってるだけなんです。 「こういうことがありました」という記憶だけが「時間よ止まれ」状態で意識できるんです。 ヒトは止まったものしか意識できないんです。 たとえば流れる渦をスケッチしたものがあるとします。 そのスケッチは動いているようだけど情報として止まっています。 水は同じ所に止まっていないのに、そこに渦というものが発生しています。 水道の蛇口からちょろちょろと水を出すと、ある一定の回転をしながらねじれます。 あのねじれも形としてはあるけれど、水の分子は常に流れています。 情報そのものは止まったものを扱っているんです。 一枚の写真に写されたようなイメージです。 養老先生ありがとうございました。 本ではお話はまだまだ続くのですけれど、 そろそろ私の頭から煙がでてきそうなので、今日はこの辺で。    * * * * *  * * * * *  分子的な視点でみると 私たちの体は流れでしかない その流れの中で、私たちの体は変化しつつも かろうじて一定の状態を保っている おぼろげな存在 生きているということは入れ替わっていること 一刻一刻変化していて、 今日の私は、昨日の私とは、もはや別人だ 変わり続けることで、変わらないでいられる 変わらないでいるために、変わり続ける 世界で起きている森羅万象すべても 変化し続けていて同じ事象はない すべてが分子の出会いと別れの流れゆくもの ━■みかりんの叫び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「気候変動期の到来」 2月に入って札幌の寒さは少しマシになってきました。 今シーズンの冬はいつになく厳しいものでした。 11月中旬に降った初雪は溶けることなくそのまま根雪となり、 12月の積雪は例年この時期の4倍です。 1月に入ってからは雪はあまり降ることもなくぐんぐん冷え込んでいきました。 もちろん連日真冬日です。(真冬日とは最高気温が氷点下なこと) まぁ、ここは北海道、想定内ではあります。 ただマイナス13度とか14度がずっと続いたのには堪えました。 札幌にも時々マイナス15度くらいの時はあります。でもシーズンに1度あるかないかですし 連日ではりません。一晩くらいです。 「昨日はずいぶん冷えたよねー」と翌日話題になってオシマイです。 今年は、札幌がマイナス13度〜14度の頃、 北海道地区の天気予報図の3分の1がマイナス20度台でした。 そして1〜2ヵ所、マイナス30度台の所がありました。 例年だと、マイナス20度越えの土地があるとニュースになったりしていました。 今年はあちこちでマイナス20度越えが連日あります。 マイナス30度越えになってやっとニュースになるようなありさまです。 結局札幌の連続真冬日は正月から20日間続きました。 いったん途切れたけれど、それからまた続きます。 札幌は、北海道は、こんなにも寒い土地だったろうか。 寒さの理由は巷ではこのように説明されています。 「地球が温暖化しているから」 地球が温暖化しているから寒いのだそうです。 なんじゃそりゃです。(笑) 温暖化して北極の氷が溶けて小さくなって、 北極の寒気団が寒さを北極近辺に留めて置けなくなって、 それが周辺に流れてきていてあちこち寒くなっているというのです。 ちょっと待ってください。あちこち寒くなっている状態を温暖化とは言いません。(笑) 北半球は冬ですけれど、南半球は夏です。かなり暑いそうです。 オーストラリアでは50度の所がたくさん記録されるようになったそうで、 天気図の色分け区分を増やしたそうです。 12月の南極の昭和基地は雨が降ったそうです。 札幌が雪が降っている時に、夏とはいえ昭和基地が雨とは。 南極より札幌の方が寒いって。(笑) 「地球温暖化」というよりも「地球の気温変動期」に なって来てるんじゃないかなと感じています。 地球は過去もっと寒い時期もありましたし、もっともっと温暖化で暑い時代もありました。 今までの割と安定していた時代はそろそろ終わりを告げて、 別の時代に移行しようとしているのでしょう。 思えば、去年の札幌の夏は、暑く長かったです。 「今日は沖縄より暑い」などと言われたものです。 9月に入ってもなお暑く、このまま12月まで暑さが続くんじゃないかと思っていたら(笑) このありさまです。 夏暑く、冬寒い。 気候が厳しい。 たぶんこの傾向はこれからもっと顕著になって、毎年こんな傾向になっていくんでしょう。 今シーズンのような寒さが毎年かぁ。 朝起きて冷蔵庫をあけると、もわっとした生暖かい空気が流れてきます。 冷蔵庫が壊れたかと思うけどそうではなく、 部屋の温度が冷蔵庫内の温度より低いんです。(笑) 気温が低くなるとね、景色がやたら美しくなります。 そして水は、隙あらば凍ろうとします。 気温が低い時に歩くと、雪がきゅっきゅと鳴ります。 そのうち市内でもサンピラーが見れるんだろうか。 今年の雪祭りは明日(2月5日〜11日)からです。 ほんとは雪祭りなんかのイベントじゃなくて、厳寒期の北海道にどうぞ来てください。 綺麗ですよ。 何もかも凍ろうとする世界。 ━●編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「みかりんの叫び」なんかヤケになってますね。(笑)   もっと、寒さと地球気温変動期について熱く語る予定だったんですけれど、   先日一瞬暖気が来て、気がゆるんでしまったのか迫力と説得力のある文が書けませんでした。   連日マイナス2桁の中で暮らしていると、マイナス1桁前半になると   「あ…。今日は暖かい…」とほんわかしてしまいます。   前半とは言え氷点下でほんわかしているなんてどこのシベリアの人だって感じです。 ★メイン記事「変わらないために絶えず変わる動的平衡の話」。  これ、文中でも書いたけれど、このテーマって昔から  「やまねこ通信」に何度も出てきていますよね。  あぁ、私が言いたかった事は「動的平衡」っていう概念で説明できるんだと、  ひざポン状態でした。 ★今回のメイン記事は、福岡伸一さんの「せいめいのはなし」という本に  まるまる寄りかかっています。 この本は超お勧め。  内田樹さん、川上弘美さん、朝吹真理子さん、養老孟司さんと、著者との対談で  成り立っています。 ★今回のこの「動的平衡の話」は、ネットで聞くことができます。  http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm  ここの右側「ラジオ山猫通信」をクリックしてスクロールして  「動的平衡の話」をクリックすると聞けます。  すぐに聞けない人は、じっと待ってみて。きっと聞けます。  http://crashlanding.under.jp/rajiyama0107.mp3  直接URLはここです。  今回の文は、おおむねラジオ原稿そのままです。  ラジオ用をメルマガ用に書き換えているけどね。 ★vol.168の参考書籍と参考サイト           「せいめいのはなし」 著/福岡伸一     新潮社              ★予告です。 2月4日放送「北斗七星の話」(収録済み)  (ネットにUP予定は2月18日) 2月18日放送「リスの話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は3月4日) 3月4日放送「地震の話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は3月18日) 3月18日放送「タネの話」(まだ未定。書けるかなぁ)  (ネットにUP予定は4月1日) 4月1日放送「恐竜絶滅は隕石じゃなくの話」(まだ未定。このテーマで書けるかな)  (ネットにUP予定は4月15日) ★ラジオ放送が月二回隔週であります。  最初はメルマガを元に原稿を書いてたけど、  今は、書き下ろし原稿です。  それをメルマガに転用するという逆転現象が  最近のメルマガ版「やまねこ通信 E=MC二乗」であります。 ★どうぞお時間のある時に「ラジオ山猫通信」も聞いてみてください。  丸3年を過ぎ4年目を目指しています。  最近は、トチらずスラスラよどみなくしゃべっているように聞こえます。  慣れてきたのです! ウソです。(笑)  編集で直して貰っているんです。  そのためずいぶん聞きやすくなっています。  決して私のしゃべりが上達したのではありません。(キッパリ) ★私はいつも「やまねこ通信 E=MC二乗」の事が頭の隅にあります。  次回テーマは何にしようかと常に思っています。  「やまねこ通信 E=MC二乗」は、私みかりんを構成している大事な要素です。 ★「やまねこ通信E=MC二乗」では、あなたからの投書を受け付けています。  動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学このメルマガの趣旨に合うような投書を  気軽にメールに書いてね。  過去に取り上げた記事からの話題も歓迎しています。 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹     ★彡★彡★彡★彡★彡『蟹屋 山猫屋』★彡★彡★彡★彡★彡 生まれも育ちも北海道育の“みかりん”が、北海道の味覚を全国の方に広めるために 『蟹屋 山猫屋』を立ち上げました。一級品の道産品をお手ごろ価格でネット販売! 読み物としても楽しめるものを目指しているよ。    登録はここ→ http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/kani/   山猫屋の蟹は冷凍ガニではありません。ボイルしたてを食卓に直送! 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹    ↑↑↑  私、みかりんのもうひとつのメールマガジン。  北の味覚。海産物。蟹おいしいよ〜。海水ウニもありますよー。  予算はこれくらい。食べる人数はこれくらい。と教えてくれたら、その中で  できる限りのご提案をします!山猫屋の蟹は冷凍物は扱っておりません!  さぁ、タラバ食べたいよう、毛ガニ食べたいようのメールをみかりんに書こう。  タラバも毛蟹も良いのが入荷してきています。  北の食材たちは脂が乗っておいしいです。  この機会に、どうぞ冷凍ではない蟹を!  ご贈答に、山猫屋の海産物を。 それじゃ、今回はここまで。 あなたのお便り待ってます。 daichi-m@phoenix-c.or.jp じゃね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 美容院で髪を短く切って貰った。 美容院の鏡には、ケープをまとい「てるてる坊主」感がはんぱない姿の私の姿が。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○ やまねこ通信E=MC二乗 vol.168  2013年2月4日発行 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○発行編集者 みかりん daichi-m@phoenix-c.or.jp ○発行システム: インターネットの本屋さん「まぐまぐ」ID:0000052530 http://www.mag2.com/ ○登録/解除 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○やまねこ通信は、素人みかりんが趣味で発行しているもので、情報の正確さに はまったく自信がありません。引用して弊害が起きても責任は持てないよ。 それから誤字脱字変換ミスは大目に見てね。気を付けるけれどさ。えへ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━