2013/11/17━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幽玄の森羅万象の散歩道 動物行動学からの性♂♀の話・動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学 興味のおもむくまま“みかりん”の しゃべりんぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━目指せ1万部! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆         やまねこ通信 E=MC二乗                                vol.187 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちは。 みかりんです。 すっかり寒くなってしまいました。 そして過ぎ去ってしまった夏が、 もう遠いものとして思い出されます。 夏といえば、実は私は2.3年前から、山登りを始めました。 私はそれまでさしたる運動をしてこなかったまったくのインドア派で、 そもそも体力がないのですけど、札幌近郊の山々を中心に登って楽しんでいます。 時々高い山に挑戦しては、体力不足を痛感してへろへろになっています。 だから最近は夏といえば山って感じになっています。 山は高い所にも当たり前のように物凄く大きな石や岩がごろごろしています。 こんな大きな石はいったいどこから来たんだろう。 いつからここにあるんだろう。 そんな事を思いながらよいしょよいしょと登った先の頂上の景色は格別です。 自分の足で登った人にしか見えない景色が広がります。 時には雲海が広がります。 雲の上よりずっと高いところに登ったのに、そこにも大きな石。 どこから来たんだろう。 いつからあるんだろう。 何百万年もの時間との対話です。 今日はそんな高い山のお話をしてみましょう。 山のお話だけではなく深い海の底の話もお話します。。 ここに↓バックナンバーがあるよ。『内容一覧』という所をクリックしてみて。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm 「ラジオ山猫通信」も、ここから聞くことができます。↑ ━■高い山と海底ケーブルの話━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 見上げると雄大にそびえている山。岩壁。 ありきたりの表現ですけれど自然の作り出す造形には、目を見張ります。 その美しさと厳しさは人間のタイムスケールからしたら、 気の遠くなるような数百万年におよぶ時間が作り出したものです。 山は最初から山として存在していたわけではないんですね。 山はどうやって山になったんでしょう。 山のでき方は、大きく分けて二通りあります。 ひとつは火山。 地表から噴火して流れ出た溶岩が冷えて固まったものが積み重なって出来たのが 火山型の山です。 これを成層火山っていいます。 だいたい同じ火口から、何回も爆発噴火して、溶岩や火山砕石物で だんだん高くなった山。 このタイプでもっとも有名な山は富士山です。 富士山は三回ほどの爆発によって高くなった山です。 そうやって日本一高くなったんですから、どんなにすごい噴火だったんでしょう。 最初の噴火は最後の氷河期が終わる頃、約1万年くらい前のことだったようです。 この成層火山タイプの山で他に有名な山は阿蘇山や桜島。 現在も活動中の活発な活火山ですね。 北海道では蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山や利尻富士と呼ばれる利尻岳が有名です。 いずれも富士山と同じ成層火山型の山で、美しい円錐型をしていますね。 もうひとつのタイプが、地面にしわがよって出来たタイプの山です。 ええとね、下敷きを水平に持って両側から押すと、山型にゆがみますよね。 大陸の移動で両側からぎゅって押される力で盛り上がった山です。 このタイプが富士山の次に高い山である、山梨県と静岡県の県境にある北岳です。 北岳は海底が盛り上がって出来た山なので、海底にたまった堆積岩からできています。 そうこのタイプは山なのに海の生物の化石などがあるんです。 山なのに海の気配がするって事ですね。 海外ではアメリカのロッキー山脈や、ヨーロッパのアルプス山脈。 インドとチベットの間にあるヒマラヤ山脈も、北岳と同じ原理でできた山です。 どれだけ大きな力で押されているのか。想像もできませんね。 世界でもっとも高い山はエベレストです。 ヒマラヤ山脈にある山で標高8848m。 山頂付近には登山家の人たちがイエローバンドと呼んでいる地層があります。 黒い岩肌に灰褐色の帯がくっきりとついているんです。 このイエローバンドの正体は、石灰岩です。 この石灰岩はウニの仲間のウミユリという生物の化石も見つかります。 そう。世界一高い山は昔は海の底だったんですね。 3億年ほど前にはウニなんかが棲んでいた海底が 今では世界で一番高い八千メートル級の山になっているんですね。 ダイナミックな地球の動きです。 たとえばね、1年にたった1ミリしか隆起しなくても、 数千万年も経てば数万メートルになるんです。 実際はそのまま数万メートルの山にはなりません。 エベレストでも8000m台ですからね。 隆起もするけれど同時に雨風や河川などで激しく侵食されて削り取られながら、 それでも持ち上がって行くんです。 隆起と侵食のバランスで山の高さが決まります。 隆起は大陸を押す力によって起こります。 プレートの移動ですね。 ベルトコンベアのようなものに乗った大陸が、1年に数センチくらいの速さで 移動しています。 ヒマラヤ山脈は、インド大陸を乗せたプレートがユーラシア大陸に衝突して、 その間にあった海の地層を現在の高さまで押し上げたんです。 しかもこの力は今も続いています。 エベレストはまだまだ成長する気でいるようですよ。 私たちの日本列島が出来たのは、約260万年前ぐらいです。 日本列島はあちこちで隆起しはじめました。 隆起するところがあれば沈み込む所もあります。 ほら、下敷きを両側から押すと、山になる所がある代わりにヘコむ所もあるでしょう。 隆起したところは高くなっていくけど雨風や河川でどんどん削り取られていきます。 それでももっと隆起する所が山になっていきます。 一方、沈み込んだ所は盆地になります。沈み込むけれど、 周りの隆起した山々からもたらされた土砂が堆積して平野が出来ました。 日本で一番隆起の量が大きかったのが飛騨山脈で1500m以上。 もっとも沈み込む量が大きかったのが関東平野です。 この隆起と沈み込みの速度は?っていうと、これがわかるんですよ。 変動した量を260万年で割ると平均の速さがわかります。 最も隆起した飛騨山脈でも、千年で40cmから60cm。 1年にすると0.4mmから0.6mmです。 1年あたりで最も上昇しているのが 長野県、山梨県、静岡県に連なる南アルプス山脈の1年間の4mmです。 たとえ1年間に1mm隆起しても、260万年では2600メートルになります。 これこそ文字通り、チリも積もれば山となるって事ですね。 エベレストのあるヒマラヤ山脈の隆起は、1年間に1cm以上といわれています。 ものすごい力で今も押されているんです。 さて世界で一番高い山であるエベレスト。 標高が8848m。これはどこから測っている高さかと言うと海面の 高さをゼロとした山の高さです。 だから海抜何メートルという言い方をしますね。 それでは高度の基準を海面からではなく、 地球の中心からの距離と仮定してみるとどうなるのかな。 この測り方だと世界一高い山は赤道付近にあるチンボラス山になります。 チンボラス山は海抜六千メートルちょっとです。 地球の形は、くるくる回っているんで赤道付近が遠心力で ちょっとだけ膨らんでいる球体なんです。 それで、赤道付近は地球の中心からちょっと距離が遠くなります。 だから赤道付近の山の山頂は地球の中心から距離にして、 エベレストよりも2000mほど高くなってしまうんです。 そんな測り方はズルイって思いますよね。 やっぱりエベレストが世界一番高くなくちゃですよね。 そりゃそうです。陸地にある山は海面から測る方法で問題ないのですけれど、 海の底からそびえる山はどうしたらいいんでしょう。 たとえばね、海底から5000mの高さの山がそびえていて、 頂上が海面に100mだけ出ている山の場合、海抜100mの山です。 海面から頂上が出ていなければ、そもそも山ですらありません。 ハワイのマウナ・ケア山は、海面から顔を出しているのは4200mあまりですけど、 裾野の太平洋の海底面から測ると1万200mの高さがあります。 これってエベレストの標高を1300m以上も上回ります。 もしも地球の海水がなくなれば、裾野から測ったマウナ・ケア山が世界で一番高い? と言えなくもありません。 でもまぁ、現在では山の高さは、海面から測ると決められているので 最高峰はエベレストに間違いありません。 測り方は色々あるんだねというお話でした。 高い山の次は海底のお話をしたいと思います。 深い海の底の話はこれまでにも何回かお話しました。 海の底から熱水が湧き出てくる熱水噴射口の周りの生態系の話とか。 ここが生命の起源じゃないかという話とか。 前半の高い山の話の流れから行くと、そういう深海の話が、 釣り合いが取れているんですけれど、 今日お話する海底の話はまったく違う、 海底での最新の科学技術のお話をします。 何の話かというと海底ケーブルの話です。 実はね、私、この話をついこの間知ったばかりなんです。 とても面白かったのでみなさんにお話したくて。 それでは後半、海底ケーブルの話です。 現代社会は、もうインターネットなしには考えられなくなりました。 フェイスブックやツイッター、メールや動画など、インターネットを使えば、 日本国内だけでなく、海外の人とも普通にやりとりする事ができますね。 国内とか海外とか、データのやりとりに距離を感じることはなくなりました。 でも、海外の人たちとどのように、つながっているのか知っていますか?  私は、なんとなく人工衛星?って思っていました。 実は、海の底に横たわる海底ケーブルでつながっているが正解です。 驚くほど膨大な通信データが、たった1本の海底ケーブルの中を行き来しているんですね。 海底ケーブルとはどのようなものなのかというと、 海を越えてデータ通信を行うための光ファイバケーブルです。 みなさんが使っているフェイスブックやツイッターや動画など、 他にも、国際電話の音声データなど、もう海外からの通信データのほとんどが、 この海底ケーブルを通って届けられているんです。 私が札幌からアメリカのウェブサイトを開くとその信号が 、深い海の底の海底のケーブルを通ってアメリカ大陸まで行って、 そこからまた海底のケーブルを通って帰ってくるということなんですね。 もちろんアメリカと日本だけじゃなくて、ヨーロッパやアフリカ、東南アジアなど、 世界中が海底ケーブルで繋がっています。 繋がっていない大陸は南極大陸だけです。 身近なところでいうと、大リーグの試合中継も海底ケーブルで届けられています。 大リーグの試合中継は、通信衛星から中継かなと思っていたんですけれど、 違うんですね。 いや、確かに以前は衛星中継がほとんどでした。 だけど、たくさんのデータを遅れが少ない速さで通信できる光ファイバが 使われるようになってからは、海底ケーブルに代わってきています。 それでは何故、情報通信が人工衛星から海底ケーブルに移って行ったか、 ちょっと説明してみます。 衛星軌道上に打ち上げられた通信衛星は、地表から3万6千キロの所にあります。 情報が、通信衛星まで行って帰ってくるだけで約7万2千キロの距離がかかるんです。 で、日本からアメリカまでを結ぶと9千キロです。 ね?衛星でむすぶより、海底ケーブルの方が短いんです。 それから衛星中継だと、雨や台風などの天候の影響を受けるんですね。 私はテレビはBS契約していないんで、不便は感じていないんですけれど、 BS放送を見ている人は、よく雨で見れなかったとか、 台風だったから見れなかったとか言っています。 海の底にある海底ケーブルに天候は関係ありません。 海底ケーブルは、衛星中継に比べて、距離が短くて、 天候に左右されないというメリットがあるんですね。 そして何より違うのは、通信できるデータの量です。 海底ケーブルは通信衛星よりも1,000倍以上の通信容量を持っています。 だから現在では、国際通信の99%以上は、海底ケーブルで行われています。 もう想像できないくらい膨大なデータが海の底を通って一瞬で行き来しているんです。 海底ケーブルの光ファイバはどのくらいの通信ができるかっていうと、 たとえば日本の全人口の約1億3千万人が一斉に電話で話したとしても8%しか 使っていないくらい? または1秒間に約1,700枚のDVDのデータを送れる容量? こうやって言っても、よくわからないくらい、とにかく1本の海底ケーブルで、 ものすごく大量のデータをまかなえるって事なんですね。 いつの間にか、私たちの生活は海底ケーブルなしでは 成り立たないものになっていました。 海底ケーブルは、地震や津波の観測にも使われています。 地震計や潮位計(海面の高さを測る機械)を海底に設置して、 そこからの観測データを海底ケーブルで、地上の観測所まで届けます。 データは、ほぼ光の速度で観測所に届きますから、地震や津波が到達する前に、 警報を出す事ができるんです。 ほんの数秒の事だけど、それでも数秒あればガスの元栓を締める事ができます。 数秒違いで津波から逃げることもできるでしょう。 緊急地震速報などに海底ケーブルは役立っているんです。 こうやって通信以外でも、知らないうちに、私たちの生活は海底を這うケーブルの 技術に支えられていたんですね。 それではその海底ケーブルって、 どうやって海に沈めたの?ものすごい工事をしたの?って思って調べてみました。 そもそも、海底ケーブルはどれくらい深いところに沈んでいるのんでしょう。 それは海ですから、いろんな深さに沈んでいるのですが、 例えば日本からアメリカの場合だと、一番深い所、(日本海溝ですね)で、 およそ8千メートルの所に沈んでいます。 8千メートルっていうとね。世界一高いエベレストが8千メートル級です。 それがほぼ海に沈むくらい。 または富士山が2つがまるまる沈んでしまう深さが8000mです。 そんな深いところに海底ケーブルは沈んでいるんです。 それを沈める作業はものすごく大変です。 海底には高い山や深い谷もあります。 柔らかい泥の様な海底面もあればゴツゴツした硬い海底面もあります。 沈没船などを避けながら、なるべく平らな海底面を通るように気をつけなければ いけません。 環境保護のため珊瑚礁も避けなければなりません。 他にも、漁業船の底引き網や、船の錨にひっかかると危険です。 だから、水深が1千メートルより浅いところでは、 ほとんどの場合、海底ケーブルを埋めてしまいます。 浅いと言っても1千メートルです。 水圧もあるし物凄い技術です。 もう、事前調査にとても時間をかけて、綿密にルートを決めていくんですね。 それではどうやって海底にケーブルを敷いていくのかというと、 船の上から8千メートル下のポイントを狙って、ケーブルを投入するんです。 これってエベレストの山頂から、ふもとのポイントを狙うようなものです。 しかも潮の流れなどいろんなことを計算に入れなきゃなりません。 そして、海底ケーブルを沈める船は動きながらケーブルを投入しているので、 ケーブルを垂直に降ろすんじゃなくて、海底にななめにケーブルが沈んで いくわけです。 その分、海底までの距離が長くなるので、実際には倍の長さ。 8千メートルの海底に沈めるときは、だいたい1万6千メートル後ろの着地ポイントを ねらわなければいけないんです。 もう、エベレストの深さの海底でも途方にくれていたのに、さらにその倍です。 ごくごく稀ですが地震などで切れてしまう場合もあります。 深い深い海底の事なので、「切れた、さあ、潜ってつなごう」っていう訳には いきません。 切れたケーブルの両端を探して、海上に持ち上げて、 そのあいだを結んで継ぎ足す事もします。 現在のインターネット生活は、こうやって成り立っていたんです。 今日は、前半の高い山の話と、後半の海底ケーブルの話、 まったく繋がらない別の違う話になってしまいました。 悠久の時間の果てに出来た高い山の話も、 8000mもの海の底に横たわる最新技術の話も、両方とも好きな話です。    * * * * *  * * * * *                                      高い高い山は、数百万年もの、または数千万年もの 長い長い時をかけてそびえた。 何度も噴火して、または信じられない力で押されて 山は高く高く育っていった。 山は、雨風に削られ異様な形の岩になる。 気の遠くなるような時間の果ての造形。 そこによじ登るちっぽけな人間。 その対極ある深い深い海の底。 人跡未踏の深い海の底に最新技術を横たえる。 ちっぽけなちっぽけな人間が横たえる。 よじ登ったり、海に沈めたり。 地球は、ちっぽけな人間の活躍する舞台。 ━■みかりんの叫び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  「データをハトで運ぶ方が、インターネットより速かった」 南アフリカでは、データをハトで運ぶ方がインターネットより速かった。 という記事を見つけました。(2013/10/9) まずその記事をコピペします。 ======= インターネットの遅さに悩まされている南アフリカのIT企業が、 伝書鳩とネット回線のどちらが速いのか、80km離れた距離で実験してみたそうです。 その結果、ハトのほうがぶっちぎりで速いという結果になりました。 今回の実験で使われた伝書鳩は、11カ月になるウィンストン。 4GBのデータを載せたmicroSDを脚に装着し、 ピーターマリッツバーグから海岸都市のダーバンまでを届けさせたところ、 移動にかかった時間は1時間8分で、データ転送までを含めた総所要時間は 2時間6分57秒でした。 さて、一方のインターネット側ですが、使用したのは国内主要のADSL回線。 同じ時間が過ぎた時点でのデータの転送はわずか4%だったそうです。 この実験を行ったIT企業は11の支店を持ち、 支店同士でデータのやりとりをすることもあることから、 常々回線の遅さを嘆いているとのことです。 ======= 伝書鳩に、インターネットがスピードで負けた。(笑) ハッキングはヒエやアワでできそうです。 もうなんてコメントしたらいいか。 いや、この話題だけでこの欄を終わらせてはあんまりなんで 今日のメイン記事の海底ケーブルの写真を見つけました。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/kebul.htm 私、今のインターネット生活が、こんなに海底ケーブルに支えられているって 知らなかったのです。 「高い山の話と深い海の話」にしようとテーマを思いついたとき、 高い山の話はすぐに出来たんですけれど、深い海の話、何かないかなぁと ネットを徘徊していて偶然、NECのホームページに行き着いて 海底ケーブルの話を知って驚いたんです。 てっきりネットは人工衛星のお世話になっているのだとばかりに思っていたんです。 知らない間に人間は凄いことするなぁとすっかり感心してしまいました。 でも、一部地域では伝書鳩に負けているみたいだけど。(笑) 鳩の話は、笑ってしまうけど、ちょっと安心した話でもあります。 やっぱりアナログは最強だなって。 海底ケーブルで繋ぐという発想自体もアナログです。 世界の人々とは、海底ケーブルで繋がっているんですね。 ちょっと安心しました。 ━●編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★11月12日でいきなりの積雪が北海道でありました。  札幌の数cmでも私は慌てたけれど、いきなりの50cmという地方もありました。  どうも「今までは」という感覚はアテにならなくなってきています。  南の方では、風速100mとかいう竜巻並みの台風が吹き荒れて、  フィリピンのレイテ島がものすごい被害を受けました。  地球の気候が変動期に入ったのだなぁと思われるようなニュースを最近ずいぶん  聞くようになりました。  人類がこれほど発展したのは、地球の気候の平穏期が続いた時に、  ちょうど人類の発展期がたまたま巡りあわせただけなんだなって感じます。  過去には全球凍結に何度かなったという地球です。  またそうならないとも限りませんし、何が起きるかわかったもんじゃありません。   ★ラジオ山猫通信がリアルタイムで、  パソコン、スマートフォンから聴けるようになりました!  http://www.radiokaros.com/simulradio/  ↑ここがカロスのサイトの「インターネット放送聴取方法」のページです。  パソコンからスマートフォンから、カロスの放送を聞く方法が載っています。  http://www.simulradio.jp/  ↑ここがサイマルラジオのサイトです。  ここから全国のコミュニティーラジオが聞けるようになっています。    このサイトを開いたらちょっとスクロールすると「北海道」という場所があって  その下の方に「ラジオカロスサッポロ」という場所があります。  そこの「放送を聴く」をクリックするとメディアプレイヤーが立ち上がって、  リアルタイムに放送を聴くことが出来ます。  ラジオ山猫通信は、第一月曜日と第三月曜日の19:00〜19:30です。  明日11月18日19:00から「絶滅してなかった話」が  リアルタイムで聞くことができます。  バックナンバーは、「やまねこ通信 E=MC二乗」のサイトの「ラジオ山猫通信」の  場所から、いつでも好きな回のお話を聴くことが出来ます。   ★今回のこの「高い山と海底ケーブルの話」は、  ネットでいつでも好きな時に聞くことができます。  http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm  ここの右側「ラジオ山猫通信」をクリックしてスクロールして  「高い山と海底ケーブルの話」をクリックすると聞けます。  すぐに聞けない人は、じっと待ってみて。きっと聞けます。  http://crashlanding.under.jp/rajiyama1104.mp3  直接URLはここです。  今回の文は、おおむねラジオ原稿そのままです。  ラジオ用をメルマガ用に書き換えているけどね。 ★vol.187の参考サイト       面白くて眠れなくなる地学   著/左巻健男  PHP研究所       海底ケーブルの秘密に迫る!       〜世界の海に沈んでいる知られざる“光の道”       http://jpn.nec.com/profile/mitatv/discover/01/ ★予告です。 11月18日放送「絶滅してなかった話」(収録終わった)  (ネットにUP予定は12月2日) 12月2日放送「縄文は母系社会の話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は12月16日) 12月16日放送「単位の話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は12月30日) 1月6日放送「ウマ文化の話」(書き終わった)  (ネットにUP予定は1月20日) ★ラジオ放送が月二回隔週であります。  最初はメルマガを元に原稿を書いてたけど、  今は、書き下ろし原稿です。  それをメルマガに転用するという逆転現象が  最近のメルマガ版「やまねこ通信 E=MC二乗」であります。 ★どうぞお時間のある時に「ラジオ山猫通信」も聞いてみてください。  5年目に突入の「ラジオ山猫通信」  どこまで続くんだ?  ここまで来たらいける所まで行ってしまえ!  最近は、トチらずスラスラよどみなくしゃべっているように聞こえます。  慣れてきたのです! ウソです。(笑)  編集で直して貰っているんです。 そのためずいぶん聞きやすくなっています。  決して私のしゃべりが上達したのではありません。  編集がうまくなったのです!(キッパリ) ★私はいつも「やまねこ通信 E=MC二乗」の事が頭の隅にあります。  次回テーマは何にしようかと常に思っています。  「やまねこ通信 E=MC二乗」は、私みかりんを構成している大事な要素です。 ★「やまねこ通信E=MC二乗」では、あなたからの投書を受け付けています。  動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学このメルマガの趣旨に合うような投書を  気軽にメールに書いてね。  過去に取り上げた記事からの話題も歓迎しています。 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹     ★彡★彡★彡★彡★彡『蟹屋 山猫屋』★彡★彡★彡★彡★彡 生まれも育ちも北海道育の“みかりん”が、北海道の味覚を全国の方に広めるために 『蟹屋 山猫屋』を立ち上げました。一級品の道産品をお手ごろ価格でネット販売! 読み物としても楽しめるものを目指しているよ。    登録はここ→ http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/kani/   山猫屋の蟹は冷凍ガニではありません。ボイルしたてを食卓に直送! 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹    ↑↑↑  私、みかりんのもうひとつのメールマガジン。  北の味覚。海産物。蟹おいしいよ〜。海水ウニもありますよー。  予算はこれくらい。食べる人数はこれくらい。と教えてくれたら、その中で  できる限りのご提案をします!山猫屋の蟹は冷凍物は扱っておりません!  さぁ、タラバ食べたいよう、毛ガニ食べたいようのメールをみかりんに書こう。  タラバも毛蟹も良いのが入荷してきています。  北の食材たちは脂が乗っておいしいです。  この機会に、どうぞ冷凍ではない蟹を!  ご贈答に、山猫屋の海産物を。 それじゃ、今回はここまで。 あなたのお便り待ってます。 daichi-m@phoenix-c.or.jp じゃね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホオアカという鳥がいるんだけど、ホオアカはホオジロ科だという事を知る。 頬が白いんだか赤いんだか。 赤いのに白い仲間なのかとはホオアカは悩まない。 みてる私が思うだけ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○ やまねこ通信E=MC二乗 vol.187  2013年11月17日発行 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○発行編集者 みかりん daichi-m@phoenix-c.or.jp ○発行システム: インターネットの本屋さん「まぐまぐ」ID:0000052530 http://www.mag2.com/ ○登録/解除 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○やまねこ通信は、素人みかりんが趣味で発行しているもので、情報の正確さには  まったく自信がありません。引用して弊害が起きても責任は持てないよ。  それから誤字脱字変換ミスは大目に見てね。気を付けるけれどさ。えへ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━