2017/6/25━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幽玄の森羅万象の散歩道 動物行動学からの性♂♀の話・動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学 興味のおもむくまま“みかりん”の しゃべりんぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━目指せ1万部! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆         やまねこ通信 E=MC二乗                                vol.249 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちは。 みかりんです。 私は江戸時代の漂流民の話が大好きで、その手の本はよく読みます。 有名な漂流民では、大黒屋光太夫やジョン万次郎がいますね。 太平洋には黒潮が流れていてそれに乗って、荷船などが伊豆諸島の鳥島などに漂着して しまうのです。 伊豆諸島は、伊豆半島の南東方向、伊豆大島から孀婦岩(そうふがん)までの間にある 100余りの島嶼からなります。 東京から孀婦岩まで直線距離で約650kmね。 で、この伊豆諸島の先にあるのが小笠原諸島です。 東京から約1000kmの太平洋上にある30余の島々です。 小笠原群島はいくつかの列島に分けられます。 ・聟島列島 - 聟島、嫁島、媒島、北ノ島 他 ・父島列島 - 父島、兄島、弟島 他 ・母島列島 - 母島、姉島、妹島 他 ・西之島 ・火山列島(硫黄列島) - 北硫黄島、硫黄島、南硫黄島 ・孤立した島々 - 南鳥島、沖ノ鳥島 そう、火山の爆発で今も島の領土を広げている西之島もこの小笠原諸島にあります。 まぁ、太平洋に浮かぶ島々です。 でもれっきとした日本の領土で、父島・母島には人も暮らしていますし、観光客も訪れます。 もちろん無人島も多いです。 今日のお話は小笠原諸島の無人島のヤギの話をしながら生態系についての話です。 ヤギの話なんだけどクジラの話から始まり、ネズミの話で終わります。(笑) どうぞ〜。 ここに↓バックナンバーがあるよ。『内容一覧』という所をクリックしてみて。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm 「ラジオ山猫通信」も、ここから聞くことができます。↑ ━■無人島からヤギやネズミを取り除いた話━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 18世紀に入ってからのアメリカ捕鯨はそれまでのセミクジラ主体からマッコウクジラへと クジラも船も大型化していきます。 沿岸捕鯨から公海捕鯨になっていって、捕鯨船も超大型化していって一度出向したら 数年の航海もできるようになっていきました。 世界のあちこちの港に寄って、捕った鯨油を売り補給しながら漁を続けるのです。 そしてじゅうぶんに利益が出たとなると母港へ戻ります。 19世紀になるとアメリカの大型捕鯨は全盛期を迎えて、 ベーリング海や南氷洋などの捕りやすい所のクジラの数は激減します。 そしてジャパングランドと呼ばれる日本列島から南の広大な海域のクジラ漁が盛んになります。 ここでのクジラ漁での問題が補給問題なんです。 本国から遠く、近くに補給できる港もないので日本に補給基地になってもらいたいのです。 でも当時の日本は鎖国政策をとっています。 1830年ごろから小笠原諸島は捕鯨基地として欧米人やポリネシア人の入植が始まっています。 捕鯨基地の役割は、新鮮な食料や水を供給することです。 島で肉を生産するのはヤギを放牧するのが手っ取り早いんです。 ヤギは、草や葉や木の皮まではがして食べてどんな急な岩場もなんのそのです。 その能力は世界中の船乗りから愛されて、小笠原の島々でも積極的に放牧されました。 1853年、あの黒船のペリーが浦賀に現れた時、ペリーも小笠原にヤギを放した記録があります。 黒船来航で日本に迫ったペリーのそもそもの条件は、「捕鯨船団の寄港地になってほしい」 というもので「開国しろよ。貿易しようよ」とは言っていないんですね。 このあたりは私の好きな歴史の話で、話がそれてしまいました。 ペリーもヤギを放したよと言いたかっただけです。(笑) まぁ、そういう訳で、それまで森林に覆われていた小笠原の島々は 外来種のヤギによって草原にされていきました。 1876年に小笠原諸島は日本の領有宣言がなされて日本人が入植しはじめます。 この日本人入植時代もヤギの放牧は続きます。 小笠原諸島30余りある島々の内、無人島を含む17の島でヤギは野生化しました。 旺盛な食欲と生存能力を持つヤギが食べていたのは、固有種を含む植生を容赦なく食べ、 森林は草原化し、草原は裸地化していきました。 海に囲まれた小笠原の島々には、植物食の哺乳類はいません。 植物食の動物が多い地域で進化した植物は、毒やトゲやまたは凄まじい再生能力など なんらかの防御能力を備えていきます。 でも植物食の動物が不在のままで進化した島の植物たちは、外来種ヤギに対抗するすべは ありません。次々に絶滅の淵に追いやられていきます。 森林がなくなる→そこに住む鳥や昆虫がいなくなる→植生がなくなる→土壌が海に流出→ →珊瑚が埋まり死滅→土壌を失った島は岩盤をさらす→植物が定着する基盤を失う→ →長い時間をかけて築かれた生態系は数百年後退する。 こんな推移をしていきます。 有人島になると経済的な被害もあります。 農作物が食害されて、柵が壊され、庭の花が荒らされます。 最近、日本の本土のあかるい話題として、ヤギを放って草刈りとするのがエコだねと 話題になるのを見かけます。 でも残念ながら島では見過ごしにできない状況なんですね。 時代と共に価値観が変って、船乗りに愛されたヤギたちは生態系を壊す存在に なってしまいました。 ヤギに非はないのだけれど、小笠原では1970年ごろからヤギ駆除が実施される事になりました。 このままでは島のユニークな生態系とそれを育んだ数百万年の進化の歴史を失う事に なってしまいます。 生態系の保持と言えば聞こえはいいけれど、実際は大型哺乳動物を殺す行為です。 厳しい意見も寄せられます。 放置はたやすいけれど、目の前で進化の歴史が失われていくのを ただ見ている訳にもいきません。 何もしないというのは現状維持にはならないんです。 研究者は殺しを推奨し、担当者は駆除する事になりました。 結果、数千頭のヤギは姿を消し、小笠原の無人島からヤギはいなくなりました。 現在は有人の父島に人間の管理下にいるのみです。 さて、いよいよ本題です。 ヤギがいなくなった島はどうなっていったか、です。 まず当然の結果として植物に回復の兆しが現れました。 固有種のオオバシムラサキやオオハマギョウが島のあちこちにみられるようになりました。 2003年までにヤギが根絶された聟島(むこじま)列島では、鳥類が増加しはじめました。 クロアシアホウドリやカツオドリなどの海鳥です。 どんどん増えて他の列島まで繁殖地を拡大するほどになりました。 所構わず歩き回るヤギは、地上に巣をつくる海鳥にとって驚異だったのでしょう。 でも良い事ばかりではありませんでした。 ヤギの駆除が予想外の効果になって出てきたのです。 それは外来植物の激増です。 ヤギは在来固有種ばかりではなく、外来種もわけ隔てなく食べていました。 オーストラリア原産のトクサバモクマオウや中南米原産のギンネムは、 瞬く間に分布を拡大してしまいました。 トクサバモクマオウは、ヤギのいなくなった草地に10年で森林をつくってしまいました。 この外来樹は、膨大な落ち葉を地面に敷き詰めて、10cmもの厚みの落ち葉の絨毯をつくります。 そうなると在来植物の種は地面に到達できないんです。 ギンネムはマメ科の植物で、ミモシンという化学物質を出して他の植物の生育を妨げます。 一面ギンネムしか生えない不毛の林ができるのです。 他にもガジュマルやシマグワやシマサルスベリなど、ヤギから解放された様々な外来植物が 生育域を広げています。 在来植物の回復とはスピードが違うんですね。 それからどうも外来種のクマネズミも増えているようなんです。 ヤギがクマネズミを食べていた訳ではなく(当たり前だ)、ヤギがいなくなって植物が多くの タネや実をつけ、それがクマネズミのエサとなっているんです。 種子を食べ、枝を切り落とし、樹皮を剥ぎ取りはじめたクマネズミです。 それではやはりヤギは駆除しないほうが良かったのか? いやそんな事はないです。 駆除しなければ、植物は姿を消して荒廃した地が海に浮かんでいるだけとなっていたでしょう。 駆除は不可欠でした。とすると何が間違っていたのでしょう。 反省するとしたら、分布拡大が予想される他の外来種を、 ヤギより先に駆除しなかった事でしょう。 順番が大事だったんです。 でもそれは簡単な事ではないです。 ヤギが我が物顔でいる間は、その影響下にある外来植物はおとなしいんです。 大きな問題を引き起こしているヤギを後回しにして、まだ問題を起こしていない別の対象を 駆除していくのはたぶん無理です。 使われるのは税金ですしね。 小笠原諸島の媒島(なこうどじま)は、もっともヤギの影響が大きかった島で、 ヤギ駆除から十数年経った今でも、裸地化した島からの土壌流失は止まっていませんし、 外来植物も増加中です。 でもヤギを駆除したおかげで、島の中央にわずかだけど在来の森林が姿をとどめて、 海鳥の繁殖分布も回復しています。 今必要なのはたぶん過去を悔いることではなく、駆除後の生態系の変化を詳細に記録して 未来を予測する事です。 もうひとつ小笠原諸島の東島でクマネズミを駆除したあと何が起きたかの話もしましょう。 小笠原諸島には、ヤギ、ネコ、ウシ、ブタ、ヒツジといった外来哺乳動物が持ち込まれました。 これらは人間が意図的に持ち込んだものです。 一方でネズミは勝手に侵入してきました。 ハツカネズミ、ドブネズミ、クマネズミなどです。 もっとも分布を拡大したのはクマネズミです。 クマネズミは本来植物食で種子や樹皮や稚樹をかじって枯死させる害があります。 ネズミは夜行性で、ヤギのように目に見えてかじっていく姿が見えなくて 被害がわかりづらいんですね。 そしてクマネズミの怖ろしい所は、突如食べ物の好みが変ることです。 突然動物を襲いはじめることがあります。 東島は無人島で、海鳥の繁殖地として数千つがいのミズナギドリが利用する島です。 2005年、この島でネズミの噛み跡がついた海鳥の死骸が数百みつかりました。 鳥なんだから飛んで逃げればいいじゃないかという意見もありそうですけれど 海鳥は一般に滑空に適した長い翼を持っていて、長距離移動は得意だけど わずかに羽ばたいて飛び立つのは苦手です。 しかもミズナギドリは地中に巣を作るので、 巣穴をネズミに襲われたらひとたまりもないのです。 このままでは海鳥が全滅するという事で、ネズミ駆除が実施されました。 ネズミ駆除は根絶が基本です。 増加率が武器の彼らは、年に何度も子を産み、それはもうネズミ算のように増えます。 1ペアが年20匹の子を残して死んでも個体数は毎年10倍になります。(たぶんそれ以上) 根絶に失敗して10匹残れば3年で1万匹です。 そのためワナは現実的ではないので、方法は空中散布による殺鼠剤です。 他の動物にも影響がでるため、レスキュー体制を整えての作戦です。 2008年、作戦成功。 これにより東島の海鳥相は回復傾向にあります。 で、この結果何が起きたのか。 ネズミ駆除後にタカの仲間のノスリが姿を減らしていったのです。 オガサワラノスリは天然記念物の絶滅危惧種です。 ノスリにとってネズミは重要なエサだったんです。 ではネズミが侵入してくる前のノスリは何を食べていたのでしょう。 それは、小型の海鳥です。 つまり、ノスリはネズミのせいで少なくなった海鳥の代わりにネズミを食べていたんです。 ノスリにとってネズミは食物であり、同時に小型海鳥を奪いあう競争者でもあったんです。 ネズミを駆除すればノスリはエサ不足になります。 でもネズミがいなくなれば海鳥は増えるはずです。 ネズミ駆除も鳥類相の回復をみながらしなけばならないし、 しかも少しでも駆除しそこなうとすぐに増えます。 一度生態系の中に組み込まれ、生態系の中でなんらかの機能を持ってしまった生物は、 根絶すると副作用を引き起こします。 なかなか難しい問題です。 まぁ、全部人が引き起こしたことなんですけれど。 ━■みかりんの叫び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「くるくる回らない話」 人間の発明の中で「回転運動」は汎用性が高いなぁと子どもの頃から考えていた。 車のタイヤ、ネジ、洗濯機、モーター、水車、ギア、中華料理の回転するテーブル、 カキ氷で氷を削る機械、ろくろ、オルゴール、床屋のくるくる回るやつ、扇風機…etc でも動物でこの回転運動を採用しているものはいないなぁ、こんなに使い勝手がいいのに。 生き物の中では割とメカニックな仕組みと動きをする昆虫たちも、回転運動は採用していない。 タイヤのようなもので移動する生物はいないし、滑車のようなものも不採用だなぁ。 一昔前のパソコンのマウスの底にあったボールを回転させてというタイプの生き物もいない。 あってもいいと思う。 だって、くるくる回るっていうのは効率がいいんだから。 鳥たちはプロペラのようには飛ばない。 採用したのは、もっと効率の悪そうな「羽ばたき」だ。 動物たちは回転運動を採用しなかった。 じゃぁ。植物は? 植物は…採用してるぞ! 回転しながら落ちてくる植物の種。 カエデ、アオギリ、ニワウルシ、ユリノキ、マツ…etc なるほどね、動きまわる動物たちには採用されなくて、 動かない植物たちには採用するものがいたんだね。 もっと大きな自然、宇宙とか星とかは回転しているね、またはミクロな世界の電子の回転。 くるくる回転運動をしている世界の中で、回転運動を採用した植物と採用しなかった動物たち。 そして回転する道具を作って文明を構築して発達させていった人間。 くるくる くるくる。 星は回り、世界は回転するものと回転しないもので出来上がっている。 ━●編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★また最近「ティラノはやっぱり羽毛生えてなくてウロコだった」説が出てきました。 http://world-fusigi.net/archives/8857951.html 羽毛組とウロコ組の2種類があった。 子どもが羽毛まみれで成長するとウロコだった。 オスメスで羽毛組かウロコ組にわかれた。 季節で生えたり生えなかったりした。 やっぱり羽毛まみれだった。 やっぱりウロコだった。 もうわかんないんだよねー。 誰かタイムマシンで実際に観察してきてー。 ホントの事はホンモノを観察する以外にないんだよ。 数千万年前っていう時間の壁。    ★今回メイン記事で参考にした本「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」が  とても面白かったのです。  どの話をメイン記事にしてみなさんに紹介しようかと迷い  ヤギとネズミを取り除いた話を選んでみました。  ・アカガシラカラスバトという鳥の頭が赤い理由とか。←これ面白かった!  ・極小カタツムリの数kmの移動方法とか。  ・小笠原諸島のハシナガウグイスが基種で、北海道から鹿児島まで   広く分布するウグイスが亜種ウグイスになってしまった話とか。  興味を持った方がいましたらどうぞ読んでみてください。  超オススメ本です。 ★vol.249の参考にした書籍&サイト     鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。  著/川上 和人  新潮社     アメリカ式捕鯨の歴史     http://www.catv296.ne.jp/~whale/america.html     小笠原諸島     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%AC%A0%E5%8E%9F%E8%AB%B8%E5%B3%B6 ★ラジオ山猫通信の過去の放送 (2010年1月4日第9回放送〜2015年12月22日第152回放送)が、  パソコン、スマートフォンから聴けます。  http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm  ↑ここの右側「ラジオ山猫通信」って所をクリックしたら聴けます。   ★私はいつも「やまねこ通信 E=MC二乗」の事が頭の隅にあります。  次回テーマは何にしようかと常に思っています。  「やまねこ通信 E=MC二乗」は、私みかりんを構成している大事な要素です。 ★「やまねこ通信E=MC二乗」では、あなたからの投書を受け付けています。  動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学このメルマガの趣旨に合うような投書を  気軽にメールに書いてね。  過去に取り上げた記事からの話題も歓迎しています。 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹     ★彡★彡★彡★彡★彡『蟹屋 山猫屋』★彡★彡★彡★彡★彡 生まれも育ちも北海道育の“みかりん”が、北海道の味覚を全国の方に広めるために 『蟹屋 山猫屋』を立ち上げました。一級品の道産品をお手ごろ価格でネット販売! 読み物としても楽しめるものを目指しているよ。    登録はここ→ http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/kani/   山猫屋の蟹は冷凍ガニではありません。ボイルしたてを食卓に直送! 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹    ↑↑↑  私、みかりんのもうひとつのメールマガジン。  北の味覚。海産物。蟹おいしいよ〜。海水ウニもありますよー。  予算はこれくらい。食べる人数はこれくらい。と教えてくれたら、その中で  できる限りのご提案をします!山猫屋の蟹は冷凍物は扱っておりません!  さぁ、タラバ食べたいよう、毛ガニ食べたいようのメールをみかりんに書こう。  毛蟹の良いのが入荷してきています。  北の食材たちは脂が乗っておいしいです。  この機会に、どうぞ冷凍ではない蟹を!  ご贈答に、山猫屋の海産物を。 それじゃ、今回はここまで。 あなたのお便り待ってます。 daichi-m@phoenix-c.or.jp じゃね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本人は相当な大豆マニアだと思う。 そのマニアックさは変態の域だと思う。 たとえばこんな献立はどうだろう。 味噌汁(大豆)の具は豆腐(大豆)と油揚げ(大豆)で、 おかずはおから(大豆)とモヤシ(大豆)と納豆(大豆)と煮豆(大豆)。 味付けは醤油(大豆)。 厚揚げ(大豆)と、ゆば(大豆)と、高野豆腐(大豆)の煮物もアリ。 キナコ(大豆)餅はおやつ。 酒のつまみは枝豆(大豆)。(笑) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○ やまねこ通信E=MC二乗 vol.249  2017年6月25日発行 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○発行編集者 みかりん daichi-m@phoenix-c.or.jp ○発行システム: インターネットの本屋さん「まぐまぐ」ID:0000052530 http://www.mag2.com/ ○登録/解除 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○やまねこ通信は、素人みかりんが趣味で発行しているもので、情報の正確さには  まったく自信がありません。引用して弊害が起きても責任は持てないよ。  それから誤字脱字変換ミスは大目に見てね。気を付けるけれどさ。えへ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━