2001/9/7━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 幽玄の森羅万象の散歩道 動物行動学からの性♂♀の話・動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学 興味のおもむくまま“みかりん”の しゃべりんぐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━目指せ1万部! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆        週刊 やまねこ通信 E=MC二乗                                vol.37 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちは。 みかりんです。 昆虫は空中静止に必要な力をどうやって生みだしているのか。 最近までそれを説明する空気力学を解き明かせなかったんだ。 そのためマルハナバチが飛べないことを、ある学者が“証明”してしまったんだ。 (笑) 1934年のことだ。 科学界では現実とは無関係に原理に固執すると、こういう落とし穴があるんだね。 「飛べないマルハナバチ」の逸話は、その戒めのとしてよく引用されるんだ。 面白い話だなと思ってね。 新しく登録して下さった人、はじめまして。  バックナンバーがあるので、ここ↓チェックしてみてね。 自己紹介もあるよ。 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ━■タンポポの話━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私たちがよくみかけるタンポポは、セイヨウタンポポだという。 弱い在来種タンポポが、強い外来種タンポポに駆逐されているという事が言われ続け ていた……。でも、どうもそういう事ではないらしい。 「在来種と外来種のタンポポをひとつの植木鉢に植えても両方生きている」 つまり、在来種は外来種西洋タンポポに駆逐されていないんだ。 都内の植物園を更地にして実験した結果がある。 1年後に外来種28株。在来種14株。 7年後に外来種58株。在来種505株。 放っておけば外来種が在来種を凌駕するというのは誤りだった。 では、どうして私たちの見かけるタンポポはどれもこれもセイヨウタンポポばかりな のだろう。 まず“タンポポはどのような土地を選ぶか”という事を調べた結果がある。 外来種=路傍、空き地、駐車場、児童公園、線路ぎわ 在来種=耕作地、雑木林、休耕地、神社の境内、墓地 植物相が「単純な土地」、あるいは人間が「単純にしてしまった土地」にのみ、外来 種が進出可能なんだ。 在来種が好む豊かな植物相がある土地にはセイヨウタンポポは侵入して勢力拡大をす ることが出来ないんだ。 1904年、日本では、まず最初に札幌でセイヨウタンポポが見つかった。 関東では1950年代に東京湾から侵入したと考えられている。 もし外来種タンポポがすべての生育環境へ侵入できる能力を持つならば、生育地をす べて占有し、在来種と置き換わっていたはずの時間は流れている。 関東圏でも50年経っても在来種しか生えていない場所もあるんだ。 外来種がどこでも在来種に対して優越ではなく、場所によっては侵入を抑えられてい るんだ。 都市化による土壌のアルカリ化がタンポポの交代現象の原因ではないかという考えも ある。 在来種が生育する肥沃な弱酸性の場所に生育したいけれど、すでに生えている先住の 植物がいるので、やむを得ず条件の悪い所で我慢をしているセイヨウタンポポ……。 という図式だ。 だからタンポポは環境指標植物なんだよ。 在来種タンポポの“敵”は外来のセイヨウタンポポではなく、私たち自身なんだよ。 ━●みかりんの叫び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「かつて野を駆けていたものたちへ」 最近、気になることがある。それは犬の散歩途中にみかける、同じように散歩してい る犬たちの種類の事だ。 行き交う犬が、皆、図鑑に載っているような種類ばかりなのだ。 数年前または十年前には、そんな事は珍しい事だった。 それがどうだ私の飼い犬のような雑種などは、たまに見かけても年を取った犬ばかり だ。 つまり、新しく犬を飼おうと思う人たちは、皆、血統書付きをペットショップで購入 しているらしいんだ。 どうしちゃったんだろう。聞けば犬の維持費に年間かなりの金額をかけているらし い。 う〜ん。犬ってそういうもんなのかなぁ。 “命のブランド化”そんな言葉が心中をよぎる。 猟犬、救助犬、水難救助犬、ソリ犬、アナグマ猟用の犬種、山岳救助犬、牧羊 犬……。日本に住んでいてアナグマ猟する人いるの? これらの犬種はそれぞれ働く犬として主にヨーロッパで改良されて完成された犬なん だ。 愛玩用として狭い家屋で飼うには犬に負担過ぎるんだよ。 ペット産業は隆盛だという。ありとあらゆるものがあるらしい。犬猫用缶詰から始 まってオモチャ、レインコート、食器……。 動物病院でも犬猫の食事はペットフードを薦めているらしい。そして高額の予防接種 等も数々あって、どんどん薦めるらしい。 最近、犬のアレルギーが増えているという。高血圧や肥満症や、そりゃぁもう人間並 に現代病が増えているという。あの犬用缶詰が怪しいと私なんかは思うんだ。安売り の缶詰など何が入ってるかわかったもんじゃない。病死した家畜の肉や、保存料着色 料など。だって人間用と違って規制はないんだから。 私の飼い犬は(モサクという名前の雑種の犬)犬用缶詰などで育てていない。 主食はご飯だ。予防接種も最低受けなければならないと法律で決められているものだ け。フェラリアの薬さえ与えていない。 でも一度も病気にもならず年の割にずっと元気だ。 毎日森の中を走り回るのでよくダニを付けてくる。お陰で私はダニ取り名人になって しまった。ダニは根本の方から犬の地毛ごとむしり取るような感じで毛抜きで取り除 き、むしり取ったダニはモサクにやる。モサクは貰えるのが楽しみらしく、どんなに 乱暴な取り方でむしられてもじっとしている。取りやすい体勢に気まで使ってくれ る。 まぁ、飼い主も犬も、およそ現代的な飼い方飼われ方ではないのだろうけれど。 私は、人には人の世界があるように、犬にも犬の精神世界があると信じていて、それ を大事にしたいなぁと思っているんだ。っていうかね、私にも入ってきて欲しくない 精神世界があるから、犬にも入ってきて欲しくない世界があるのだろうと。勝手にそ う思っている。 だからヒトと同じ室内で居住する犬はどれだけ犬に負担なのだろうと思うんだ。 犬としての大事にしたい価値観やアイデンティティを構築する思索の時間を与えられ ず、ヒトに気を使ってヒトの価値観で細かい制約を受けているんじゃないかってね、 心配するんだ。無理すんなよって思うんだ。 彼らは従順で、飼い主の喜びを自分の喜びとする性質があるからね。 アレルギーにもなるよ。心身症にもなるよ。 あの遙かなる野生の彼方からやってきた犬たちは、よくも自分勝手な人間たちの隣人 としていつも横にいてくれたものと感嘆と敬意を持つ。 かつて野を駆けていたものたちよ、せめて時々は遠吠えせよ。 まどろみの中で野生を夢みる事は忘れないで。 ━▲やまねこ投書箱━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.33で一応終了した「動物行動学からみた♂♀の話」。 「楽しみにしていたのに終わって残念」という声もあれば、「今までの生物学界や心 理学界や社会学なんかで大いにもてはやされたいわば大道の説ばかりで正直 興味 津々に読むものでもなかった」という声まで、色々なメールを戴きました。 ----------------------- [鴨]  男と女の違いとは・・ということについて、ある本をみつけて(今手元に無いので  すいません)「そうか」と思ったのです。  男と女の違いとは配偶子(精子、卵子)の違い。軽い配偶子と重い配偶子をそれぞ  れ体内に抱え、それぞれ機能させるために、体と心が違ってくる・・  といったような内容でした。2つの配偶子のより効率的な出会いのために、男女が  あり、その比は約半々・・なんか、わかりやすくていいですよね。  最近、環境ホルモンの影響で、地域的に男女比の偏りが出てきているらしいです  ね。  男の方が少なくなるそうです。男1対女2のような比率だと社会はどのようになる  んでしょうかね。  一夫多妻があたりまえ、男は保護動物並に?大切にされる夢のような世界が・・か  えって辛いか。中国では、一人っ子政策と、男子が尊ばれる風潮から男児の比率が  高くなる傾向にあるようです。  いずれにしても、人間のやることで、自然なバランスが影響されていくということ  で、自分の首をしめているのは確かですね。  男女問題?はまだまだ奥が深いような気がします。是非「動物行動学からの性♂♀  の話」を復活していただきたいとせつに願っております。 ----------------------- そりゃぁ、奥は深いです。素人の私などの手に負えるものじゃありません。 モチベーションが高まったら、またコーナーが復活するかもしれません。 興味はとてもあるので。はい。でも今は語り尽くしてしまってスカスカです。 vol.28でやまねこ読者のRoidさんの投稿で「粘菌だか苔の一種に性別が7つあるもの があるというのを聞いたことがあります。一体どういう組み合わせで生殖してるのや ら」という疑問に、やまねこ読者のやまねこさんが興味を持って調べてくれました。 メール何通にも渡る大論文になってしまったので、「性の数」に関わると思われる所 だけを私が勝手に抜粋して掲載。 ----------------------- [やまねこ]    私たちヒトは,男と女,2種類の姓を持っています。ところが原生動物の繊毛虫  (せんもうちゅう)にはこうした性のタイプが男と女という2種類ではなく,複数  存在するものがいます。ユープロテス クラッサス(Euplotes crassus)という種  にはなんと38種類もあるのです。  これらは,ヒトの男と女といった性のように異なる形をしているわけではなく,  みな同じ形をしています。ただし,接合するタイプ「接合型」が異なっているの  です。  繊毛虫は大核と小核という2種類の核をもっています。  核は細胞内の構造で,DNAなどの遺伝物質を収納しています。繊毛虫では2つの個体  がくっつき,小核が分裂して生じた核を交換し合うことで遺伝子の交換を行いま  す。  これが接合です。2つの個体が接合するのだから,性は2つだと思われるかもしれ  ません。しかし,どんな相手とでも接合できるわけではないのです。  たとえば,テトラヒメナ サーモフィラという繊毛虫は7種類の接合型を持ってい  ます。そしてそれぞれ同じ接合型どうしで接合することはありません。2つの性で  は50パーセントの相手としか接合することが出来ませんが,7つ性があれば,  85.7パーセントもの相手と接合が可能です。性が多くなるほど接合できる相手  の割合は増えていきます。  多くの性の数があると生殖には有利だし,遺伝子の不利な情報も薄めることができ  る。その代りに受け継ぐ遺伝子も又薄まってしまう。ではなぜ2つなのか。3つと  か4つではないのか。2つが複数の最小単位であり,しかも均等だから。   ----------------------- Roidさんの疑問にお手上げだったのです。 やまねこさん、ありがとう。 ----------------------- [つるべ]  サバンナに進出した事による人類進化の『理屈』は、  二足歩行−草原で「視線」を高くし、敵を発見するため。       プレーリードックやミーアキャットと同じですね。  皮下脂肪−長期歩行に耐えるため、また脂肪は「断熱材」になる。       ラクダの「瘤」の代わり。  涙腺−−−乾燥に耐えるため。  汗腺−暑さ対策。  頭髪−−−二足歩行になり、頭頂部にのみ日光が集中して当たるため。  というのを確か読みました。でも、結局わからないんですよね。こんな事。  理屈をこねて「遊ぶ」には面白いかも知れませんが。   ----------------------- 二足歩行、皮下脂肪、涙腺、頭髪のそれぞれの性質もそのまま水棲類人説を肯定する ものでもあります。 まさに理屈をこねて遊ぶに持ってこいの材料です。 私、「水生類人猿説」って何か好きなんですよね。 そうそう、背中のうぶ毛が正中線に向かって流れるように、あたかも水の抵抗に逆ら う事無く生えているのは、サバンナ説では説明出来ないよ。 次の投書は、蚊とカラスについてです。 ----------------------- [goofy]  ずうーっと昔は蚊に刺されても痒い人と痒くならない人が居たと思われます  痒くならない人は伝染病に犯される確率が高く自然に淘汰されたのではないで  しょうか  同じようにカラスも抱卵中外敵が巣の近くを通っても攻撃するカラスとそうでない  カラスが居たのですが攻撃しないカラスは巣を外敵に襲われて淘汰されたのではな  いでしようか?  すなわち生物(人も含む)はなぜこうなったではなく少しでも生きるのに有利な  性質を持ったものが生き延びきたと思います。 ----------------------- ええっと。これはちょっと違うんです。 私は、蚊に刺されると凄く大袈裟に腫れるタイプで、小学校の時は夏は「ムヒ」(虫 さされかゆみ止め)を学校に持っていって手放せない子だったのです。 大人になって現在住んでいる土地に移り、近くの原生林によく行くようになると、そ れはそれは虫に刺されまくり、手も足も腫れて、ますます「ムヒ」っ子に拍車をかけ ていきました。 これは体質だと思い諦めていたのですが、ある年、自分の体を使って実験してみよう と思い立ったのです。 「今年はどんなに腫れても痒くても決して薬は塗らない。痒くても掻かない」急にそ うしてみたくなったのです。 もちろんひどい目にあいました。でも次の年もそうしてみました。 そんなことを何年かするうちに、虫に刺されても平気になってしまったんです。 刺されにくくなったし、刺されてもお風呂に入れば無くなってしまうんです。今で は、無敵です。 抗体ができたんですね。 カラスについて。 たぶんほとんどのカラスは抱卵期に近くを通る者を攻撃します。でもね、その傾向に も強い弱いがあると思うのです。攻撃する傾向が強いカラスが一概に有利とは言い切 れないんですよ。 一見有利に見える性質は、ある一方向の環境に対してだけに有利なんです。 環境が変われば、別の性質が有利になります。 そのために生物はあらゆる個性が存在しているんです。 その事は私は「大根菜」で学びました。それについてはvol.21のみかりんの叫びの コーナーに詳しく書きました。 強い者が有利で生き残り、子孫を残しその性質を強く伝える、というダーウィンの 考えを極端に解釈すると優性学擁護という事になってしまいます。 そうではないんです。世界は、もうちょっと漠然としていて混然としていて面白いも んなんです。 カラスの抱卵期の攻撃性があまりに極端に強く出ると、カラスが強くなりすぎその結 果カラスが増えすぎて、他の生物とのバランスからもカラスにとって良いことばかり とは言えません。 それに人間と生活圏を共にする以上これ以上攻撃性が強くなると、人間は共存などす ることなく、全滅させてしまう方法を考えるかも知れません。 まぁ、せいぜい毎春、私と互角に戦うくらいの攻撃性くらいでちょうどいいんだと思 います。(笑) 次は蚊についての投書です。 ----------------------- [セロリ]  やつらが見えなくなるのは小さくて素早く動くから目が追えなくなるんではなくて (それもあるけど)隠れるんですね。  壁にかかった絵の後ろとか箪笥の陰に。 ----------------------- 蚊に虫よけスプレーを噴射したら、その蚊には虫が寄りつかない蚊になってしまうの でしょうか?(笑) ━●編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★季節はずれのタンポポの話。在来種と外来種の簡単な見分け方。 タンポポの黄色い花を包んでいる緑の部分。あそこが上を向いて立ち上がっているの が在来種。 下の方が垂れ下がっているのが外来種。 タンポポを見かけたら見てみて。たぶん普段見かけるのはセイヨウタンポポばかりだ から。 在来タンポポを見かけたら、どこに生えていたか周りを見渡してみて。 たぶん植物相の豊かな肥沃な昔ながらの風景の中に生えているのではないかと。 ってこんなことを9月に言うのもなぁ。タンポポネタ、春まで待てなかったんだ。 ★ペット産業というものは恐ろしい所なんだよ。 敷物が汚れると取りかえる手間が多くなるから極端な水分制限をするなんて事は 普通に行われているらしい。 あそこにある命は、商品なんだ。命を扱っているという気概はペットショップにはな い。 イギリスでは、ペットショップに生き物はいないという。店頭に展示して、可愛いか らと一時の衝動で飼う事を避けるためだ。申し込んで取り寄せるシステムだという。 犬を飼うにも審査が必要な制度もあるという。 家の広さ、庭の広さ、収入もチェックされる。 動物の権利を主張し、動物の問題を国内的にも国際的にも改善し、真に効力の有る動 物保護法の設定のために、会員制動物救援組織としても活動がある。            http://www.arkbark.net/ 命のブランド化の流行に乗らずに、↑こういう所から、犬を手に入れて欲しい。 それぞれの自治体で犬猫里親募集のような企画はあると思うし。 あぁ、思わず犬について語ってしまった。 私は犬型の動物が特に好きなんだ。オオカミ、キツネ、イヌ。 犬は身近で好き過ぎて、とても記事として冷静には語れない。 南極探検隊タロ、ジロの話しなど、とてもとても冷静じゃいられない。 犬を置いて南極を去らねばならなかった隊員たちは、帰国後、犬たちの銅像を作って 慰霊したんだ。慰霊式に犬の名を一匹一匹呼び上げたんだけれど、その時、どういう 訳かどうしてもタロとジロの2匹名前が出てこなかったんだ。 犬係の隊員がである。一番犬の事を案じていた人がである。 後日、タロとジロが生き抜いた事を知って関係者はその時の事を思い出し、どよめい たという。 実は、私は子どもの頃、タロの本物を見ているのです。剥製じゃなく。 タロは、札幌にある北大植物園(ほくだいしょくぶつえん)で木漏れ日の中で うたた寝をしながら晩年を過ごしていたんです。 今と違って、管理にうるさくない時代だったから、オリに入っている訳でもなく、 普通に首輪にクサリで繋がれた状態で、うとうととまどろんでいた。 黒く大きくて、クマのような印象の犬だったようなかすかな記憶があります。 ★記念すべき創刊号「やまねこ通信 E=MC二乗 vol.1」の「みかりんの叫び」の コーナーの、さすらいのモモイロペリカン、ウエンディーの話を覚えているで しょうか? 1997年7月に花火の音に驚いて山口県宇部市の常磐公園から逃げだし北上し、北海道 内各地を転々。 目撃者は圧倒され、皆、心奪われるという。アフリカ原産のモモイロペリカン。 一時は故郷山口県に向かっているかと思わせたけれど今年8月24日、25日、北海道の 東、釧路管内の厚岸湖畔に姿を現したそうです。 また南下して本州に行くかも知れません。四国九州に行くかも知れません。 外国にも行くかも知れません。サハリンでの目撃証言もあります。 誰かウエンディーを見かけたら知らせて下さい。 私は、ウエンディーに会いたい。 「ウエンディーを探せ」です。 ウエンディー:空を飛ぶ鳥では最大級の3メートル級の翼を持ち悠々滑空する。        山口県常磐公園出身のアフリカ原産のモモイロペリカン。♂ ★「やまねこ通信E=MC二乗」では、あなたからの投書を受け付けています。  動物・植物・環境・宇宙・時間・哲学このメルマガの趣旨に合うような投書を  気軽にメールに書いてね。  過去に取り上げた記事からの話題も歓迎しています。 ★メルマガ相互宣伝です!  バックナンバーを読んでみて、気に入ったら登録すると良いよ。 ----------------------------------------------------------------------- ■江戸時代の怪談■ 江戸時代に出版された怪談本から、短い話を読みやすく翻訳してご紹介します。 お茶うけにひとつ、いかがでしょう? http://ryo.msfactory.net/mag/kwaidan.html まぐまぐ ID: 0000065035 ----------------------------------------------------------------------- それじゃ、今週はここまで。 あなたのお便り待ってるよ。 daichi-m@phoenix-c.or.jp じゃね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 月を見る。 久しぶりに見た月は、ほとんどまんまるなんだけど、 右側がちょっとね。惜しいね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○週刊 やまねこ通信E=MC二乗 vol.37  2001年9月7日発行 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○発行編集者 みかりん daichi-m@phoenix-c.or.jp ○発行システム: ◆インターネットの本屋さん「まぐまぐ」ID:0000052530 http://www.mag2.com/ ◆メルマガ発行サービス「メルマガ天国」ID:3743 http://melten.com/ ○登録/解除 http://www.phoenix-c.or.jp/~daichi-m/yamaneko/yamaneko.htm ○週刊やまねこ通信は、素人みかりんが趣味で発行しているもので、情報の正確さに はまったく自信がありません。引用して弊害が起きても責任は持てないよ。 それから誤字脱字変換ミスは大目に見てね。気を付けるけれどさ。えへ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━