馬鹿みたい口癖になって馬鹿みたいひとりアパートひとり呟く

本当は死んでしまえと思ってる恋人たちは下手な嘘つき

突然に許せなくなるお互いに独りになれずに嘘ばかりつく

ほらあれは毒の花だよ触るなと言わせて青く招いている花

コンビニのサラダ食べてる荒んだ眼前世はたぶん害虫でした

そうめんを啜ってばかりの夏休み生きてることをもてあましてる

諦めなければならないなら死んだ方がいい。焦げたパンを囓る

夜泳ぐ泳ぎ止めれば死しかない茫漠の藍夜泳ぐ魚

「人の命なんてわかんないんだよ。」まだ生きてたらねの約束

「それはきっとあんたが男で私がをんなだからよ」黒い花がほしい

とりあえず映画の話なんかしてあいまあいまに飲むハーブティ

くちづけてコーラ飲み干し君が言う「恋愛なんて信じていない。」

バイバイと手を振っている少し笑って決別なんて言葉が似合う

人なんてそう簡単に変わらない「なによ」と言えば「なんだよ」と言う

憎んだり怒ったりなんて続かない自分で決めて諦めていく

大げさに舌打ちをしてバラをみる散ってばかりいる雨が降るから

前髪をポンパドールに結い上げて緑茶をいれてきついことを言う

甘いものが食べたいので外へでるせめられたって譲れないから

あからさまに切ない顔をする君をもてあましてるケセランパセラン

幸せになりたいだけの苦笑い見込みがないなら死ぬしかないね

硫酸で穴のあいたジーンズをまだはいている理科系少女

うつむいて雨乞いをする青き花「私はとてもヒレツなのです。」

「一人でいるの嫌いじゃない。」唇にひんやりしみる九月の葡萄

立ち読みのコンビニで死を考える確信めいた信号の赤

生真面目で薄汚れてる私を馬鹿にしている夜店の金魚

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