寝たきりの功罪

講師:リハビリテーション科部長 斉藤裕



1/10.はじめに


皆さん、今日はお忙しいところ、寒いところをおいでいただきまして、有り難うございます。私はリハビリテーション診療科の部長をやっております斉藤と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

うちのリハビリテーション科は、理学療法士が8名、作業療法士が4名、言語療法士が1名というスタッフでやっております。リハビリテーション教室を始めようと、だいたい1年くらい討論をして議論をして計画を立てて、やっと今日、 開催出来るようになったわけですが、リハ教室の主旨としましては、リハビリテーションというものが、我々の生活の中でどんなに身近なものであるのかということを知っていただきたいのがひとつです。病院という所に来なければリハビリテーションは出来ないということではなくて、日常生活の中で、全てがリハビリテーションと言っても言い過ぎではないくらいの、それほど身近なものなんだということを、私達の持っている言葉と知識で、何とかお伝え出来ればいいと思っています。

もうひとつは、先ほどもお話ししましたが、病院という所は、医者と看護婦と患者さんという関係で治療をする所というだけではなく、もっと地域や社会とお互いに交流が出来る場所になるべきだという考えを持っているものですから、そういうわけで計画しました。ですから、ご案内しましたように、この教室はずっと続けていくつもりでおります。聞いていただけるかたが一人でも二人でもここにいらしてくれる限り、続けていきたいと思っております。

今回は、寝たきりになるということにはどのような良い点、悪い点があるのかということをお話しします。来週は理学療法士の山崎先生が「寝たきりを防ぐ心の働き」をお話しします。その次の週、1月27日は言語療法士の菅野先生が言葉の障害、失語症にはどんなものがあるのかということをお話しします。2月3日には作業療法士の網田先生が「在宅における老人、障害者の生活について」というテーマでお話を続けていきます。それ以降のテーマも印刷してあります。最初にお配りいたしました紙ですが、「患者さんのかた,家族のかた、職員のかた,病院以外の一般のかた」となっています。どういうかたが聞きに来ていただいているのかを調べたいと思いまして、1枚ずつお渡ししました。患者さんは患者に丸、家族のかたは家族に丸、一般のかたはそこに丸をつけて、帰りに出口に置いていって下さい。




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