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講師:理学療法士 田口暢秀 1.寝たきりの現状 現在、寝たきり老人というのは全国に70万人ほどいると言われています。それが西暦2000年には100万人に増えるであろうと言われています。それと同時に「老年人口」と言われる、一般に言う老人というかたも現在1500万人いるそうです。日本の全人口のだいたい14%ぐらいなんですけれど、それも2000年には2100万人になるだろうと言われています。これは、寝たきり老人の数もお年寄りの数も、だいたい西暦2000年までに1.4倍に増える計算になります。しかし、それを介護するかたの数、マンパワーですが、それが不足しているというのは皆さんもご存知の事実でして、ゴールド・プランという「高齢者10カ年計画」というのがあります。それで介護福祉士や理学療法士、作業療法士なんかをたくさん養成しようとしているんですけれど、まだまだ数が足りないというのが現状です。 対策として、ここからは私の冗談として聞いて欲しいんですが、どのようなことをすればいいか。例えば「国民皆介護制」。会社に行っていようが何をしていようが、満20歳以上になると週に2回は病院に来てボランティアで介護しないといけないとか、「介護徴兵制」と言いましてこれも勝手に考えたんですけれど、満18歳から3年間は男性も女性も病院とか老人ホームなんかで3年間介護の戦力として働かなければいけない、といった義務付けなんかをしても面白いんじゃないかというふうに考えています。 それから、今の日本は「金あまり」なんてよく言われていますから、外国人労働者を安く外国から入れて来るなんて、そんな馬鹿な考えも出来るんじゃないかと思いますが、まあこれは現実離れしていますので、こういうことばかりじゃありません。 結局、そういうふうな介護する人の数が減るということになると、やはり自分の体は自分でいつまでも動かせるようにしておかなければならない、寝たきりにならない、というのが一番大切なことじゃないかなと思いますので、今日は寝たきりにならないようにするための、一つのお話をしようかと思います。 |