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講師:理学療法士 山崎利幸 1.はじめに 今日は大変な雨の中、ようこそおいで下さいました。 老人保健法という法律に基づいた「機能訓練教室」というものが、釧路市の市民部の健康管理課の職員のかたと保健婦さんが中心となって、昨日(平成7年7月13日)から始まりました。現在のところ、釧路市の中でリハビリテーションに関する医療過疎地と言ったら失礼かも知れませんが、市立病院や労災病院や日赤病院、そのへんの地域のかたは病院の方においでになっている、しかし、白樺とか益浦とか桜ケ丘といった地域になりますと、どんなに行きたいと思ってもなかなかリハビリテーションの治療が受けられないという方々がそちらの方面にいらっしゃいます。それで、今回はそのへんの橋南地区、東釧路地区を中心として、送迎バスを利用しながら教室に参加していただくという方式をとりながら、在宅で非常に苦労されている在宅障害のかたとご家族のかたの、何とかお役に立てないかということで、釧路市の方でも頑張って下さいまして、ようやく今回実施にこぎつけたということになります。 厚生省の方から「機能訓練教室」という形で提案されたんですけれど、実際に行なわれるのはリハ部長の斉藤先生の診察、そしてPTスタッフの個別訓練、そして保健婦さんが中心となって行なわれるゲームとかリクリエーションです。将来的には入浴サービスなんかも実施してみたいとか、あるいはもう少し規模を大きくしながら、あるいは趣味的な内容も取り入れてみたいとか、そんな構想がどんどん膨らんでいるという感じでした。 IさんとかHさんが、昨日の第1回目の教室に出席して下さったんですが、ちょっとお疲れになったようです。初めのことだったので色々な状況が把握出来ず、障害者の方々にご負担をおかけしながらも、これから一歩一歩前進させていこうということで、そういう教室が開催されました。地域社会の中で色々なかたと交流を深める、あるいは治療を受けるというのではなく、そういった教室を活用して自分自身の自立度を図っていく、そういう目的に合致した教室であるかも知れません。 その他の釧路市の福祉部が中心となって行なわれているものは、デイ・ケア・サービスという形で鶴ケ岱の啓生園、あるいは新しく出来た星が浦、それと望洋地区、そういう所にデイ・ケア・センターというのが出来てきております。やはり機能訓練教室と同様に個別訓練、ゲームやリクリエーション、入浴サービスという形で実施されています。ですから、それに合わせて市民部の健康管理課の方でも保健課の方でもそういう保健事業をやっていこうとしています。 自分達はどこに参加していこうかという、社会とのひとつの関連性と言いますか、生活しながら色々なそういうものとリンクしていきながら生きていく。人間ですからそういう社会生活の中で色々な社会交流を行なわなければ、どうしても人間らしい生活から少しずつ自分の中に閉じこもりがちな生活になっていってしまいますので、そういった機会がまたひとつ広がってきたということになっています。ですから、誰かに教えてあげていただきたいし、ちょっと医療とは違う所に出てみたいというご希望のあるかたは、どしどし参加の申し込みをされてよろしいのではないかと思います。この機能訓練教室は、毎週木曜日の午後1時から送迎バスが回って、2時から2時間くらい行なわれています。では今日のテーマに入っていきたいと思います。 |