訓練についてのおはなし

講師:理学療法士 小柳光明





〜1.はじめに〜


今日もご苦労様です。いつもお世話になっています小柳です。もうだいぶ回数が進んでしまって以前に似たような話があったんですが、自分のネタも尽きてきましたので昔に帰るのもいいんじゃないかなということで、「訓練についてのおはなし」ということで今からしばらく話をさせていただきます。ここにいらっしゃるおひとりから「集中力はもってもせいぜい30分ぐらいだ」という話も出ましたので、短くなるかもしれませんがその辺はご容赦下さい。

訓練には色々あります。「訓練」という一言だけでまず何を思い付くか。今回は私のいる訓練室である理学療法棟で行う訓練のお話をします。訓練というのは機械を用いて、器具を用いて、色々なものを用いて行います。滑車があります。重りがあります。手で持ってやるものがいくつかあります。ベッドも器具のひとつ。マットだってそう。肋木だってそう。大きく言えば訓練室という環境自体もそう。そういうものを用いてやったら運動です。もしくは使わないで外に出て歩きましょうという運動もあります。私たちがベッドに寝ている皆さんに手足を動かしましょう、運動して下さい、それを私らが手伝いますよ、そういう運動もあります。全部含めてそういう運動を今回は訓練とさせていただきます。『運動を行うことによって、何らかの疾病、外傷による障害、運動機能の麻痺を回復させる』ための運動のことを指して言います。




次ページへ
「2.リハビリ教室講演録集」へ戻ります Home page(Top page)へ戻ります