勝手気ままな「Myroom」
記載内容は当てにしないように?

はじめに

DVを初めて2年ほど経ちました。最初の頃は全てAUT
Oでしか触れませんでしたが、最近ではほとんどマニュア
ル。慣れというものは恐ろしいものである。アクセサリー
も相当増えた。欲は尽きないものですね。
この部屋は作者が経験した何でもありの世界を掲載いたし
ます。ということは表現その他が間違っている事も当然あ
ります。賢い皆さんは是非鵜呑みにしないように!!
        
高速度撮影
あの有名な「ミルククラウン」を御存知だろうか。
そう、ミルクの表面に一滴たらした際にできるあの「冠」
のことである。あえてそこまでの撮影は考えていないがD
Vのおもしろさはそこに通ずるものがある。普段見ている
TV画像はNTSCという規格のもので一本の走査線が1
/30秒で往復し一枚の画像を作っています。当然人間の
目では追えないので実際には残像として見えているのです
。これを利用して高速度撮影もどき?ができるのです。だ
まっていても1秒間に30コマ撮影しますので普段お目に
かかれない不思議な世界が見えるのです。ただし、それだ
けではその速度以上の動きがある場合は当然画像が流れま
す。(ボケたような感じ)そこでシャッターの登場です。
これはどのDVも標準装備されています。いわゆる速い動
きの被写体をシャッターで切り落とすという表現が合って
いるでしょうか。これを使うと例えば小鳥がはばたくシー
ンなど細かな羽根の動く一瞬を止めて見れます。
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高速度撮影ではありませんが知床半島
ウトロ沖でのウミネコのナイスな場面
をご覧下さい。
ホワイト
 バランス
 
最近は広くデジカメが浸透して極々一般的になりました。
でも、AUTOで撮影すると画像の色合いが実物と違って
くる事を御存知でしたか?実はこれ「ホワイトバランス」
の仕業なんです。いわゆる銀塩フィルムはレンズに入った
像(厳密に言えば光)がそのまま露光されるのでよほどの
特殊な光源で無い限り実際の色合いが保たれますが、デジ
タルはCCDという素子を使っている都合上簡単には行か
ないのです。そこでこの「ホワイトバランス」の登場。こ
れで白の基本を作るということ。CCD自体は光の強弱を
一つ一つの画素で捉えて電気信号に変換しています。色は
わからないのです。ではどうやって?CCDの表面に「色
フィルター」があるのです。モノによって原色/補色の違
いはあるけれど要はそのフィルターを通った光の強弱を変
換しているのです。ちなみにフィルター無しだとモノクロ
になるらしい。ホワイトバランスを決めるとその基本から
演算されて実際の色合いを調整してくれます。そうすると
パソコンで取込んでも色合いが綺麗になるんです。デジカ
メでは何種類かプリセットされてますね。DVも同じです
。ただしこのプリセットは万能ではありません。やはり撮
影する前には手動でセットする事が重要です。実は私もこ
の件では非常に悩みの種でして、以前はやはり実物との色
の相違で苦労しました。説明書では「白紙をセット」と書
かれていましたがどうもうまく行かず、銀塩写真のサイト
で露出調整用の「グレースケール」を使うと良いとの情報
を得て試したところ思い通りの効果がでました。このグレ
ースケールの角度でレンズに入る光の強さを調整し、日向
や日陰のホワイトバランスをとると綺麗な色合いが出まし
た。でもこれは機差、機種によっても違いますので参考ま
で。たかがビデオなのに結構写真技術が重要なのです。