今月の旬

 

58回目の今月の旬、
いつもだと料理人が登場する場所なのですが気になる畑に飛び出しました。
番外編 ファームウメムラからのレポートです。

 

 2006年 9月のテーマ 「 畑 」

 ものすごい勢いで食べる食べる!
 おいそりゃいくらなんでも食べ過ぎだろう
 フローレンスフェンネルで食事するキアゲハの幼虫は制止も聞かずモクモクと食べ続ける


 昨年から気になっていたファームウメムラを8月22日に訪れた
 生憎の雨降りなのだが楽しいのだ
 えぇ?そりゃ旨そうな野菜がいっぱいあるから
 でもこれは手間なんだろうな、なんせこんなにいろんな種類が…
 早速、圃場をウロウロ、野菜泥棒に見えるかな〜

こんもりとしているのはブッシュバジル

上から覗き込むとこれまたビッチリ

イタリアンパセリも収穫中

バジルも爽やかな香りを放つ
元気に成長して収穫待ち

カイランは種が育ちつつあります
アブラナ科でしょうかキャベツの種と区別がつきません

ルッコラの種はトンボの格好の休み場所

こちらもルッコラの種
これも葉がなければ区別がつきません
採取して来年の種にするのでしょうか


どこかで見たような?
あぁ、ヤーコンですか
サラダになんかして美味しいですよね
梨みたいに甘くて、食感があって

カイランの花
小さくてかわいらしい花です
これが育つと上の種のようになるんですね

セイジにオレガノ
オレガノは花をつけています

セイジと右奥がフェンネル
花が蝶を呼んでいます
あまり農薬が使われていないんでしょう
気がつくとアゲハの幼虫も蝶もトンボもあっちこっちにいます

フェンネルの花も小さくかわいらしい
雨に煙る畑は水の粒子の所為か幻想的です

パイナップルミントにスペアミント
こちらも花をつけています

北海道でこの花はないでしょう
わかりますか?
アサガオ、ヒルガオでもないこの花
なんとサツマイモなんです
品種改良を重ねて北海道でもサツマイモができるんです
この努力には頭が下がります

フローレンスフェンネルはこれからもっと大きくなってきます
まだ小さくても爽やかな香りはもう一人前

もしやこれは、ボルシチにも登場するビーツ!
時間はかかるけれど丸まんま茹でて、
つるっと皮を剥いてサラダにすると旨いんだなぁ
チーズとローストしたひと皿は忘れられないなぁ

こいつはビーツでもなにやら赤くない
はぁ?ゴールデンビートですか
確かにゴールドです

なんとも可憐な花はセルフィーユ
小さくって蝶も止まれないんではないでしょうか?

並んでいるのはポロネギ、それにセルリアック
ポロネギはなかなか太くならないと聞きました
栽培は難しいんでしょ?

この色は?
きれいな紫ですが、カブですか
初めてです

ズッキーニは花も実もアリです
収穫を見送った大きな実は連れて帰ってと私に叫びます

おおっ!
サツマイモの群生、花も咲き乱れています

こちらは3、4月まで美味しいカボチャ
その名も『とっておき』
品種によって美味しい時期がいろいろあると
これも初耳でした
品種で旬が違うということですね

これが噂の『インカのめざめ』
コンテナにビッチリ!
小さめが旨いそうですね
また発芽しやすいので管理は大変
でもそれぐらいは我慢しなくては、何せ旨いんです

『ぼっちゃん』に『ほっこり姫』
小さくて使い切りには良いサイズ
10月位までがホクホクして旨いと
今が旬ですなぁ〜

ハウスの中にはキャラウェイシードが選別待ち
これは大変!どうやって種だけに?
気が遠くなる〜
これは実験農場で経験済み、大変です
途中で発狂しそうになります。

サツマイモが広がる圃場

前出のカブ
きれいな紫です
下は白ですね

人参ではありません
ゴールデンビートです。

梅村さんが手に持っているのはゴールデンビート
見事な黄金色です

マダム泰子さんが手に持っているのは黒ダイコン
土ではなくこういう色なんです
驚き!
どんな料理にしましょう?
ダイコンとして食べて良いんですよね??

ファームウメムラのボス
梅村 拓 氏
2005年春に食品会社を辞め就農、
農業試験場で馬鈴しょの育成に尽力した父上の仕事を実践するべく邁進中

スーパーマーケットに行けば何でも揃う?
露地ものと時期をずらしたハウスもの、時間をかけて遠くから持ってきたもの、いろいろである。
いつも美味しいものがあるだろうか?
資源の枯渇も考えなければならない昨今、エネルギーをかけて運んでくるより近郊の露地で作られる美味しい野菜を選ぶのはどうだろう。
もちろん収穫の時期があるのでその時を待ったり、過ぎれば諦めたりしなくてはならない。
また美味しく保存する知恵も思い出さなくてはならない。
その土地の気候風土に根ざしたものを工夫していただくのは料理の原点でもあり、観光の大きな要素でもある。
どんどん生産者と料理人のコラボレーションの場面が増えてほしい。

そこにあるものは誰かが苦労してつくり出したもの、飽食の日本であるがその道理を忘れずに有り難く命をいただきたい。
日々の食卓の愉しみとエネルギーを与えてくれる食料生産の現場の諸氏に感謝、拓氏にもエールを送りたい。

  

     URL   http://blog.livedoor.jp/farm_umemura/ 

  

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