2008年 2月のテーマ 「 塩辛 」
2月初旬の土曜日、朝からお弁当を作って北に走った。目的は流氷観察。今まで何度かオホーツクの海に向かっているのだが陸に残ったいくつかとか、港の中に残った氷の固まり程度しか見る事が出来なかった。風景撮影を目的にしているのではないが、北の海のメカニズムの一つ「恵みの氷」をこの目で見たいというのが動機なのである。名寄界隈で電柱にもっこり積もった雪を眺めながら一路北へ。今回は見る事が出来るのだろうか。
道央自動車道を北に進み枝幸町へ、今回はこの町が目的地。海は見えたが流氷は見えない。風に流されたか、仕事休みと風はいつも合わない。車を海岸線の西南に走らせ道の駅に到着。わずかに氷が残っている。お店の方に伺うとそこにいる観光協会の人を紹介してくれた。海岸線にはスノーモービルで圧雪して行けるようになっていると教えてくれた。氷の海原はないけれど流氷のそばまで行きたい、道を教えてもらおうと尋ねると長靴も貸してくれ案内までしてくれると、聞いてみるもんだ、車を回して海岸線近くまで行き、最後は雪の上を流氷まで歩く。どこが境目かわからないぐらいの所もあるのでガイドが嬉しい。流氷に乗って海岸から離れてしまう事件も聞くので、喜んで乗って流されてしまったら笑い話にもならない。浅瀬の場所を聞き氷にも安心して乗ってしまう。厚い、こんなにも大きなものが流れてくるのだ。氷をなめると塩辛くない、氷は海とも違う塩分濃度だ。中には急激に凍って塩辛い部分のある氷もあるという。自然の摂理に圧倒される、この場にいるだけでワクワクする。来て良かった。
いろいろ話を伺うと枝幸観光協会の丸山晃さん、以前は海の男で、減船の折に船を降りこの仕事に就いたそうで海の事にはめっぽう詳しい。氷削られ打ち寄せられた昆布を見て旨そうだと言うと、これは茹でるときれいな緑色になりマヨネーズで食べると旨いと教えてくれる。持ち帰って道の駅で実際に食べさせてくれた。さっきまで茶色で細く切ったそれはワカメと違う、ちょっと歯ごたえのある美味しいもので、旨くてあっという間になくなってしまった。これも豊かな海がないとありつけない味だ。海と丸山さんに感謝! 
道の駅では塩辛の作り方体験も出来るという。イカの旬ではないが、こんな面白そうなレクチャーを受けない手はない。是非にとお願いした。かかる時間は30〜40分くらいで料金は1000円、なんとイカ5ハイ分塩辛が出来るという。5ハイ分で1000円は出来たものを買うより安い、浜ならではの楽しみだ。
右の絵は次の日の晩ご飯。自宅に戻ってから混ぜ合わせ、ほんの少し塩を足して冷蔵庫へ、ご覧の通り見事な旨い塩辛の出来上がり。幸せな食卓の完成だ。どう?
これは道の駅マリーンアイランド岡島で体験できる。自分で作った塩辛を味わう。
我が家にも阿寒から旨いワカサギが届いた。実は数日前にある食事会があり、その場で生産に関わる方から旨いワカサギの食べ方を聞いたのだ。でもあまりの酔いにすっかりその食べ方を忘れてしまった。(ものすごく熱心に聞いた事は思い出したが、残念ながら中身は思い出せなかった)近年珍しいほどの二日酔いで次の日をつぶしてしまったくらいなので、自分でも仕方がないと潔く諦めた。で、妻と相談してやっぱり天ぷらにしたのだが、冷凍せずにチルドで届いたワカサギは臭みもなくもの凄く旨かった。次の日の息子の弁当の唐揚げもbery good! つまみ食いしました。すぐにでも阿寒にも行きたくなってしまうぐらいの旨さである。ほとぼりが冷めたら今度もう一度聞いたはずの食べ方も教えてもらわなきゃ 中井さんごめんなさい、そして感謝!