ごあいさつ ごあいさつ
   

北海道農民管弦楽団 代表  牧野 時夫


  本日は、お寒い中を北海道農民管弦楽団(通称:農民オケ)の演奏会のために足をお運び下さいまして、誠にありがとうございます。このオーケストラは、全道各地の音楽を愛好する農家を中心に、農業試験場の研究員や、農政に携わる人、農協職員、農学関係の教職員や学生など、農業を支える多くのメンバーが集い、農閑期だけに活動するという、世界でも稀なユニークなオーケストラです。
  1995年1月札幌芸術の森での旗揚げ公演以来、毎年道内各地を巡って演奏会を開いて来ましたが、第12年目の演奏会を、ここ富良野にて開催することとなりました。富良野芸術文化協会を始め、色々な形でお力添え頂きました地元関係各位には、大変お世話になりましたことを、この場を借りて厚く御礼申しあげます。
 本日はまた、富良野市出身の菅原利美さんの美声を、初めて地元でお聴きいただける場にもなりました。さらに、菅原利美さんを始め、富良野から多くの音楽愛好家を育てておられる佐藤百合也先生、またそのお弟子さんたちも、弦楽器で参加されます。また、中富良野町で農業を営みながら、富良野吹奏楽団のホルン奏者として活躍され、富良野周辺の中高生に金管楽器の指導もされている藤田勉さんも、参加されます。
  このコンサートをきっかけにして、これからもっと多くの人たちが、この富良野地域で音楽を楽しむようになっていただけたらと思います。また、ぜひ農家の中で、何か楽器をやってみようという人がいましたら、佐藤さんや藤田さんに声をかけて、行く行くはこの農民オケにも、参加していただけたらと願っています。
 私たちは、大地を耕す農業を行いながら、人の心を耕す音楽をしたいと考えています。音楽は、ある時には言葉以上の力を持つことができます。私たち自身にとっても、このオーケストラに参加することが、農業に励む原動力にもなっていますし、逆に、大地の恵みの中から、音楽や芸術に必要な感性が与えられます。皆様にも、そんな大地の匂いのする音楽の響きが、少しでも本日の演奏の中から感じていただけたら幸いです。

曲目解説

1.グリンカ Mikhail Ivanovich Glinka (1804〜1857)
 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

「ロシア国民楽派の父」グリンカは、1842年、文豪プーシキンの叙事詩「ルスランとリュドミラ」によるロシア語のオペラを書いた。彼は6年前に、「イワン・スサーニン」というオペラでロシア音楽の新しい道を開いたが、この曲も前作にも増してスラブ的で土臭く、西欧音楽に耳慣れていた貴族たちには不評であったと言う。現在でも上演機会は多くないが、序曲だけはよく演奏される。テンポが速く、演奏者にとっては短距離走のような運動能力が要求される。
 筋書きは、騎士ルスランが邪悪な小人チェルノモールにさらわれたキエフ大公の娘リュドミラを救出するというもの。推進力に溢れた序奏の後、ヴァイオリンに現れる快活な第1主題は、終幕で使われるもの。対照的に流麗な第2主題は、第2幕のルスランが歌うアリアに基づく。この2つの主題が、チェルノモールに関連した旋律に行く手を阻まれながらも、最終的には勝利を収める構造で、ルスランとリュドミラのハッピーエンドを暗示している。

2.マスネー Jules Emile Massenet (1842~1912)
歌劇「タイス」第2幕より、間奏曲「タイスの瞑想曲」(ヴァイオリン独奏:牧野時夫)

イタリアオペラの隆盛を築いたロッシーニ生誕後百年の1894年、フランスではグノー、トマ等と共に活躍したマスネーの歌劇「タイス」が初演された。この第2幕の間奏曲が、今日ヴァイオリンの独奏曲としてもよく演奏される、清澄で甘美なこの名曲である。台本の原作者はアナトール・フランス。オペラの舞台は4世紀エジプトのキリスト教会や、砂漠の修道院。主人公の修道院長パフニュスは、若い頃遊蕩にふけったが、回心して苦行に励んでいた。アレキサンドリアでも評判の舞姫タイスは、彼の遊蕩時代、心をかき乱す存在であったが、彼は彼女を正しい道に導こうと決意する。タイスは、彼の導きにより、ついには女子修道院へ入るが、パフニュスの方は反対に、彼女への恋慕、彼女を愛した男たちへの嫉妬にさいなまされ、悪霊や妄想に苦しみ始める。

3.イタリア・オペラ集 (ソプラノ独唱:菅原利美)
ヴェルディ Giuseppe Verdi (1813〜1901)
歌劇「運命の力」から「神よ平和を与えたまえ」Pace pace mio Dio !

 初演は1862年。舞台は18世紀半ばスペイン。レオノーラの恋人であるアルヴァ-ロとの駆落ちを止めに入る父。戦う気のないアルヴァ-ロは手からピストルを落とすが暴発、レオノーラの父に当たり死んでしまい、二人は逃げる。父の仇を取るため、兄カルロはアルヴァ-ロを追い旅に出る。5年後、神父になっていたアルヴァ-ロと突然再会したカルロは決闘を申し込み二人は山へ行く。レオノーラはアルヴァ-ロがもう自分の事を愛していないと思い込み、修道院へ入り山へこもっている。そこで苦悩よりも死を願うアリア「神よ 平和を与えたまえ」を歌う。その時人が来る気配がし岩陰に隠れると、兄カルロと恋人アルヴァ-ロがやってきて決闘をはじめ、兄が殺される。その時レオノーラが岩陰から出て行き、アルヴァ-ロと再会するが、兄カルロが最後の力を振り絞り妹レオノーラを刺す。レオノーラは「天国でお待ちしてます」とアルヴァ-ロの胸の中で息を引取る。

プッチーニ Giacomo Antonio Puccini (1858〜1924)
歌劇「ジャンニ・スキッキ」から「私のお父さま」O mio babbino caro!

1918年初演、地獄篇・浄罪篇・天国篇という3部構成で構想した小歌劇3部作(外套、修道女アンジェリカと、同作品)の一つ。舞台は13世紀末フィレンツェ。大金持ちのブオーソが亡くなり、膨大な遺産の行方が気になるがその行き先はすべて修道院へ。自分たちの手に残したい親類たちは亡きブオーソの従妹の甥になるリヌッチョの恋人ラウレッタの父であるジャンニ・スキッキに相談を持ちかける。ジャンニ・スキッキは一度は断るが、娘ラウレッタはリヌッチョと結婚させてもらえないのであればアルノ川に身投げするというアリア「私のお父さん」を歌い、ジャンニ・スキッキは仕方なく引受ける。ブオーソが亡くなったことを親類しか知らないと聞かされたジャンニ・スキッキは、ブオーソになりすまし遺言状を「無二の親友ジャンニ・スキッキに」と書き換え一同憤慨し、ジャンニ・スキッキ、リヌッチョ、ラウレッタは大喜びする。

マスカーニ Pietro Mascagni (1863〜1945) 
 歌劇「カヴァッレリア・ ルスティカーナ」間奏曲

舞台はシチリア、復活祭の朝。村娘サントゥッツァが恋人であるトゥリッドゥの行方を聞くために、トゥリッドゥの母ルチアをたずねる。トゥリッドゥは昔の恋人で今はアルフィオの妻となっているローラとよりを戻したことを母ルチアに告げる。そのことを夫であるアルフィオにも告げてしまう。ここで天使が舞い降りてくるような有名な間奏曲が流れる。サントゥッツァはアルフィオに告げたことを後悔するが時すでに遅く、トゥリッドゥは決闘で死んでしまう。

プッチーニ G. Puccini
 歌劇 「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」

1904年初演。舞台は長崎。アメリカ海軍士官ピンカートンと、芸者蝶々さんとの結婚式から物語は始まる。親族の反対を押し切り結婚した蝶々夫人。あれから3年が過ぎ、その間ピンカートンの乗った軍艦はアメリカへ帰り、蝶々夫人は男の子を産んだ。ピンカートンからは何の音沙汰もなく、小間使いスズキもピンカートンの愛情に疑いを持つが、蝶々さんはピンカートンの愛情を信じ、「きっと彼は私のもとへ帰って来るわ。港に着いた彼はこのようにして私のもとへやってきて、そして愛を語り合うの・・・」と歌う。しかしピンカートンはアメリカで再婚した妻を連れ長崎へやってくる。そして蝶々さんがピンカートンとの子供を産み、今でも待ちつづけている事を知るが、すべてを知ってしまった蝶々夫人は涙ながらに子供を抱き上げ目隠しをし、屏風の陰で父の形見の短刀をとり自害する。

4.メンデルスゾーン Felix Mendelssohn (1809〜1847)
交響曲 第3番 op.56 イ短調 「スコットランド」
   第1楽章 Andante con moto − Allegro un poco agitato
 第2楽章 Vivace non troppo
  第3楽章 Adagio
 第4楽章 Allegro vivacissimo − Allegro maestoso assai

世界に誇ることのできる富良野の農村景観は、スコットランドの景観に、とてもよく似ている。メンデルスゾーンはプロテスタントに改宗したユダヤ系ドイツ人の裕福な家庭に生まれ、作曲家としてヨーロッパ中で活躍したが、アイデンティティーの悩みを抱え、イギリスやスコットランドを何度も訪れ、第2の故郷として愛し、「フィンガルの洞窟」などの傑作もここで生まれた。
 交響曲は第5番まであるが、これ以前にも習作的交響曲を13曲書いている。この曲は彼が世を去る5年前の33歳の時に完成させた最後の交響曲であるが、出版順でこれが第3番となっていて、先に作曲された第4番以降は、生前に出版されなかった。
 1829年3月メンデルスゾーンは、バッハのマタイ受難曲を一世紀振りに蘇演し、5月に初めてイギリスに渡った。7月スコットランドの首都エディンバラのホーリルード宮殿を訪れ、そばにある修道院跡において、ここで16世紀に女王メアリ・ステュアートの愛人であった作曲家リッチオが、反対派の貴族によってこの城で殺されたことに思いを馳せ、16小節分の楽想を書き留めた。これが「スコットランド」最初の着想で、序奏部分となった。しかし、翌1830年にはイタリアを旅行し、第4交響曲「イタリア」の作曲にかかり、1835年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者となり、第5交響曲「宗教改革」も作曲することになり多忙を極め、全曲が完成したのは10年以上経過した1842年1月、初演は3月ゲヴァントハウスで自らの指揮で行った。そして5月に7度目の訪英の際、バッキンガム宮殿でヴィクトリア女王に会い、この曲を献呈する許可を得、翌年交響曲第3番として出版された。
 メンデルスゾーンはモーツァルト同様、速筆で知られるが、この曲に関してはその例外ということになる。ロマン派音楽の交響曲として代表的な作品であるが、形式は古典的な作りであり、4つの楽章ともソナタ形式で書かれている。編成もトロンボーンを欠き「イタリア」に比べると地味な印象だが、時間をかけた最後の交響曲だけあって完成度は高い。4つの楽章は、それぞれ完結した終止を持つが、休みなく連続して演奏されるよう指示されている。
 第1楽章は、幻想的かつ悲劇的な旋律の序奏で始まる。初めの音型は、各楽章の主題と関連があり、全曲の基本動機的な役割を果たしている。序奏が終ると、リズムに特徴のある優しい主部になり、2つの主題が静かに現れた後、さらにもう一つ美しい旋律が現れる。楽章の終りには再び序奏部が戻ってきて第2楽章に続く。
 第2楽章はスケルツォとされるが、8ビートの常動曲風の楽章。軽快な第1主題は、スコットランド民謡を思わせる5音音階の旋律でできていて、親しみやすい。
 第3楽章は、第2楽章とのつなぎの意味をもつ短い序奏に引き続き、歌謡的な憂いを含んだ第1主題があり、葬送行進曲風の第2主題と交互に現れる。
 第4楽章は、戦闘的な激しいリズムと荒々しい旋律で始まる。対照的な第2主題は、第1楽章の序奏を思わせるもので、束の間の幻想といったところ。
コーダに入ると、第1主題に基づいて激しく高まるが、波が引くように静まって、第2主題が寂しげに奏され、いったん全休止となる。ここでややテンポを落として6拍子になり、低弦が新しい長調の旋律を大きく歌う。これも第1楽章の序奏主題の動機が組み込まれている。この新しい主題によって壮大に高まり、全曲を明るく結ぶ。第4楽章のコーダで全休止の後、新しい旋律が導入されて曲調が一変する手法は、シューマンの交響曲第2番にも見られ、シューマンがこの曲に影響を受けた可能性がある。指揮者のオットー・クレンペラーは、このコーダに違和感を持ち、独自に第2主題に基づくコーダを作曲し、短調のまま静かに閉じた。メンデルスゾーン自身も、このエンディングの男声合唱的性格を、余り気に入っていなかったという説もあるが、10年以上をかけてメンデルスゾーンが完成したからには、彼にはこのように明るく力強く曲を結びたいという意図があったのだと思う。

スコットランド民謡/牧野時夫 編曲
 Auld Lang Syne (蛍の光) (ソプラノ独唱:菅原利美)

交響曲「スコットランド」のアンコールとしてふさわしく、ソプラノの菅原さんに最後にも登場していただきたいと思ったことから、この楽曲をオーケストレーションしたが、少し説明をした方がよいと思い、掟破りのプログラム解説をさせていただく。せっかく富良野で演奏するのだから、有名な「北の国から」のテーマ曲もどうかなと思ったので、さだまさしの作曲した有名なヴォカリーズ(歌詞のない歌)を、前奏に取り入れた。偶然にも、これは「北の国から」の主人公の一人「蛍」のテーマである。
 さて、「蛍の光」は、明治14年(1881年)に尋常小学校の唱歌として小学唱歌集初編に登場した。作詞は稲垣千頴、原曲はスコットランド民謡『Auld Lang Syne』(スコットランド古語で "old long since" の意)。日本では卒業式で必ず歌われたのをはじめ、商店の閉店時のメロディに至るまで、別れの曲の定番となっているが、現地では、宴会のお開きの時に再会を誓って歌われる曲。この民謡の歌詞を現在の姿にしたのは、スコットランドの詩人ロバート・バーンズで、旧友と再会し、思い出話をしつつ酒を酌み交わす、という内容。日本語の「蛍の光」は、現在2番までしか歌われないが、本来は4番まであり、3番と4番は、辺境の地であってもそれは日本の守りのためであり国のために尽くす、というような歌詞で、この内容が敬遠されて戦後には歌われなくなった。
 私のアレンジでは後半、同じくスコットランド民謡から小学唱歌になった「故郷の空」(夕空晴れて秋風吹き、月影落ちて鈴虫鳴く)を蛍の光に重ねた。同じ四七抜きの5音音階(ドレミソラだけの音階)でできており、テンポを倍にすることで、ちょうど対旋律として違和感のないものになった。 かつてドリフターズが、この名歌を「誰かさんと誰かさんが麦畑・・」という不謹慎な歌詞で歌い品を落としたと思いきや、「故郷の空」の原曲『coming through the rye』は、ライ麦畑で逢い引きをしているカップルを見ながら、恋人のいない乙女が「私だってもてるんだから」と呟いているというもので、「故郷の空」の方が元歌と無関係な替え歌で、ドリフターズの歌こそが原曲の歌詞に即した名訳(なかにし礼 作詞)なのであった。
 『Auld Lang Syne』には、ハイドンやベートーヴェン、シューマンといった著名な作曲家たちも伴奏を付けたり編曲を行い、賛美歌にもなっている。朝鮮では日本に占領された時代に歌われるようになり、韓国では一時これに愛国歌として独自の歌詞が付けられ、国歌として歌われたこともある。スコットランドの音階が5音階であるのは、アジア方面から渡ってきたケルト民族の流れを汲むからで、日本の音階も韓国の音階も5音階なので、スコットランド民謡は東アジアの我々にとって、とても自然に受容できるものがある。

出演者

ソプラノ:菅原 利美


佐藤百合也音楽教室(富良野)でピアノを学ぶ。尚美学園短期大学音楽科声楽専攻卒業。1989年ミラノ音学院へ留学。札幌市新人音楽会、札幌モーツァルト協会、北海道二期会、札幌Uゾンタクラブ、北部方面音楽隊等の数多くの演奏会に出演。ピアニスト岩崎和子氏と数多くのステージで共演。第87回日演連推薦新人演奏会にて札幌交響楽団と共演。北海道二期会オペラ「霊媒」ゴビノ夫人、「カルメル会修道女の対話」リドワンヌ、「トゥーランドット」リユウ、「魔笛」1ダーメ役で出演。紫陽花の会主催オペラ「ディドとエネアス」ベリンダ役で出演。2004年6月に初のソロリサイタルを行う。
2005年第14回道銀芸術文化奨励賞、札幌市民芸術祭奨励賞をそれぞれ受賞。飯山恵巳子、牧野正人、ミーノ・ファネッリ、三部安紀子各氏に師事。北海道二期会、ハイメスアーチスト各会員。

指揮・ヴァイオリン独奏:  牧野 時夫

 1962年大阪府生まれ、山梨県で少年時代を過ごす。4歳よりヴァイオリン、ピアノを習う。北海道大学農学部卒業、同大学院修士課程修了(果樹蔬菜園芸 学)。北海道大学交響楽団、 北海道交響楽団、山梨交響楽団でコンサートマスター、岡山交響楽団でアシスタント・コンサートマスターを務める。
 本州のワイン会社にてブドウの栽培・育種の研究後、1992年余市町に有機農園「えこふぁーむ」開設し、ブドウを中心に数百種類の果樹・野菜を無農薬栽培。1994年日本有機農業研究会の仲間と共に、北海道農民管弦楽団を設立、同代表・指揮者、作・編曲も行う。同楽団は2000年第6回ホクレン夢大賞受賞。余市室内楽協会代表・コンサートマスターとして、また小樽室内管弦楽団との共演等、道内各地で年間20回以上の演奏活動を行っている。
 日本有機農業研究会、北海道有機農業研究会、しりべしなんでも百姓くらぶ会員、道農業担い手センター就農アドバイザー。

第1ヴァイオリン
♪野村 聡 (千歳)
 小野 美子(東神楽)
 栗嶋 和巳(札幌)
 佐藤 百合也(富良野)
 棚橋 祐典(札幌)
 野村 早紀(千歳)
 橋田 栄 (札幌)
 本所 峰子(滝川)
 牧野 愛花(余市)
 牧野 智香(余市)
 松原 寿晴(札幌)
 村松由美子(札幌)
 荒木 園子(東京)

第2ヴァイオリン
♪山本 芳幸(札幌)
 浅野 真希(札幌)
 石川 真滋(池田)
 嶋田 覚子(真狩)
 高橋 苗美(富良野)
 高橋 幸治(当別)
 中岡 亮子(余市)
 野村 咲絵(千歳)
 廣田 洋子(帯広)
 牧野 大志(余市)
 矢吹 晴美(美唄)
 山本 智美(札幌)

ヴィオラ
♪清水 友紀子(札幌)
 清水 三佐子(小樽)
 城 幹昌 (網走)
 常住 裕一(北見)
 野村 三奈子(千歳)
 古谷 洋子(小樽)
 本間 創 (千歳)
 吉田 達之(旭川)

チェロ
♪石埜 正穂(札幌)
 伊藤 泰広(津別)
 小野島 一美(倶知安)
 工藤 澄子(札幌)
 佐藤 浩士(西東京)
 多田 繁夫(南富良野)
 平山 朋子(札幌)
 藤田 シゲ子(富良野)
 吉田 幸司(札幌)

コントラバス
♪嶋田 宏(余市)
 永峯 豊 (恵庭)
 田宮 孝弘(東京)
 西野 和秀(札幌)

フルート
♪松田有希子(札幌)
 大井 雅弘(栗沢)

オーボエ
♪菊池 真哉(沼田)
 桜庭 基人(札幌)
 谷藤 由紀(札幌)

クラリネット
♪稲川 裕 (南幌)
 伊藤 章博(札幌)
 河西 真人(札幌)

ファゴット
♪皆木 友和(北広島)
  高嶋 孝寛(余市)

ホルン
♪藤田 勉(中富良野)
 石黒 祐介(札幌)
 岡村 雄一(札幌)
 佐藤 直二(別海)

トランペット
♪佐藤 導謙(長沼)
 池谷 聡 (訓子府)
 河合 拓男(芽室)

トロンボーン
♪鎌田 利郎(夕張)
  奈良 正浩(岩内)
  嶋田 宏 (余市)

パーカッション
♪山谷 祐介(札幌)
 溝延 学 (岩見沢)

ピアノ
♪野村 三奈子(千歳)

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