昨年1月、「難病の患者に対する医療等に関する法律」が施行となりました。指定難病の対象疾患の拡大や安定的な医療費助成の仕組みが作られ、難病患者に対する支援の拡充が図られました。一方で、自己負担が増える疾患も出てくるなどさまざまな課題も残されています。こうした動きの中、本誌では今回、難病看護に焦点を当てた道内の動きを紹介します。昨年10月に発足した北海道難病看護師の会の取り組み、道内に在籍する日本難病学会認定の難病看護師へのインタビュー、そして、8月に札幌市内で開かれた第21回日本難病看護学会学術集会の様子を抜粋で紹介します。
≪(2)難病看護師インタビュー取材病院≫ 医療法人セレス、北海道医療センター、国立病院機構旭川医療センター、札幌山の上病院、北海道脳神経外科記念病院
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