北海道は、21圏域の地域調整会議で昨年7月から議論してきた、2025年の医療需要推計やあるべき医療提供体制の方向性を示した「北海道地域医療構想」(素案)をまとめました。患者の医療行為量や人口構造の変化から算出、調整された全道の必要病床数は、15年7月の病床機能報告時に比べて8.0%(6395床)減の7万3190床となりました。パブリックコメントの受付がすでに終了し、今後、北海道医療審議会への諮問・答申を経て構想を決定、本年度内に告示します。
素案がまとまったのを機に、今一度、地域医療構想とは何なのかをおさらいし、北海道看護協会はどんな基本方針のもと取り組みを進めていくのかをインタビューするとともに、地域調整会議に参加した同協会の支部長に話を聴きました。
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