2025年を見据えた地域包括ケアシステムの推進において、看護職はキーマンとして、その役割発揮に期待が寄せられています。「その人らしく生きる」の実現へ、病院から地域へ戻る人たちへの継続看護はより重要性を増しており、高齢者ケア施設で働く看護師も、療養生活支援の担い手として注目が集まっています。本号では、「高齢者ケア施設から地域を創る看護師たち」をテーマに、5つの高齢者ケア施設で働く看護師の実践を紹介するとともに、公益社団法人北海道看護協会看護師職能委員会(2)の鹿毛美千子職能理事と濱本美奈江委員に、高齢者ケア施設の看護職をめぐる現状や課題についてお伺いします。
《掲載施設》介護老人保健施設クリアコート千歳、介護老人保健施設福住の丘、有料老人ホームネクサスコート北大前、JA北海道厚生連特別養護老人ホームところ、勤医協ひがし看護小規模多機能型居宅介護こもれび
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