北海道医療新聞社

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看護職向け月刊誌:ベストナース

6月号

特集

〜同時改定と北海道医療計画を受けて

2018年度看護部目標と重点施策を聴く

 診療報酬・介護報酬の同時改定、新たな北海道医療計画のスタートを受けて発進した2018年度。病院機能に応じた様々なマネジメントの課題が提起されています。診療報酬への対応しかり、地域包括ケアの推進、その中で医療と生活の視点を持って、多職種や地域と連携する力を備えた看護師を育成するため、「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」を活用した院内教育の再編、ワーク・ライフ・バランスの推進も依然として大きなテーマになっています。
 2018年度看護部目標と重点施策を、新看護管理者インタビューを含めて16人に聴きました。

《掲載施設》北海道勤労者医療協会、勤医協中央病院、札幌厚生病院、札幌西円山病院、名寄市立総合病院、旭川医療センター、恵佑会札幌病院、旭川三愛病院、札幌渓仁会リハビリテーション病院、旭川医科大学病院、札幌山の上病院、五稜会病院、江別市立病院、北海道がんセンター、市立札幌病院、慈啓会病院


北海道慢性期医療協会講演会

慢性期医療機関のこれから〜診療・介護報酬同時改定を振り返る〜

 2018年度北海道慢性期医療協会講演会が5月12日、札幌市北区の札幌サンプラザで行われ、診療報酬・介護報酬の同時改定を受けて、介護療養病棟、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、医療療養病棟を運営する4病院が自院の現状と今後の展望を報告。中川翼会長が座長を務め、フロアを交えて、慢性期病棟と各病棟類型の今後の運営のあり方を探りました。
 なお前段で、今次診療報酬改定の主要な役割を担った厚生労働省保険局医療課課長の迫井正深氏が「診療報酬改定を振り返る」をテーマに講演。シンポジウムにもシンポジストの1人として登壇、率直な議論を交わしながら、地域医療の未来を展望しました。


北海道緩和ケア認定看護師の会(SKY)座談会(上)

地域をつなぐ緩和ケア認定看護師

 北海道緩和ケア認定看護師の会(=SKY、代表:井野明子 斗南病院副看護部長)は今年度、組織結成6年目を迎えています。道内緩和ケアの質向上へ、これまで領域に捉われないさまざまな分野のスペシャリストと連携した研修会開催などを通し、地域における緩和ケア認定看護師の役割を追求してきました。今次診療報酬改定では、緩和ケア病棟入院料が区分されたほか、緩和ケア診療加算の対象患者に末期の心不全が加わり、非がん患者の裾野が広がるなど、緩和ケア医療の在り方も変化してきています。その中で、緩和ケアのスペシャリストである緩和ケア認定看護師の活躍に期待が寄せられているのは言うまでもありません。こうした背景のもと本誌では、同会会員の活動を8月号から連載で紹介する予定です。連載に先立ち、「つなぐ緩和ケアの普及に向けた世話人としての役割」をテーマに座談会を開催。世話人7人の方々に、会の活動や緩和ケア認定看護師に求められる役割、現状や今後の展望などについて語っていただきました。概要を2回にわたりご紹介します。



■シミュレーション教育指導者 育成セミナー
カレスサッポロ クリニカルシミュレーションセンター
■第1回北晨会TQM活動発表会恵み野病院2階病棟「患者ファーストの会」が金賞に輝く
■第12回旭川感染管理ネットワーク研修会から
■2018年度診療報酬・介護報酬改定概要 その2
〜日本看護協会改定説明会より


【連載】

●看護大学の窓から〜若手教員の視点 第14回
札幌保健医療大学保健医療学部看護学科講師 中田真依氏
●地域をつなぐ〜ベネレイトの実践より 第26回
●気軽に 楽しく コンチネンスカフェ 第26回
●回想法で楽しくやさしく〜心療回想法の理論と実際〜
-日本回想療法学会 小林幹児会長- 
第165回 宗教観を理解する キリスト教・仏教・神道 それぞれの特徴
●ナースの暮らし応援ガイド「ヨガでリフレッシュ(48)」
トータルバランスリポ主宰 池田清美さん
●リラックス・タイム〜日本茶トピックス
[日本茶インストラクター 玉木幸男氏(お茶の玉翠園)]
●ナースレーダー
●ニュースBOX
●ブックレビュー
【グラビア連載】
●3年目の決意−日々の成長が組織のチカラに−
第27回 日鋼記念病院
●Pick Up トレンド(東急ハンズ札幌店)
-最新・おすすめ〔日傘・雨傘〕グッズ-
●エンタメガイド[映画・DVD・イベント・音楽情報]
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