看護職一人一人の叡智を結集し、困難な状況を乗り越える
新型コロナウイルス感染症対策に明け暮れた昨年度に引き続き、2021年度もコロナ対策を前面に置いた看護マネジメント、看護実践が余儀なくされています。変異ウイルスの拡散により第4波が襲来する中、医療・介護等の現場においても陽性者の発生は後を絶たず、各施設では懸命な対応が続けられています。公益社団法人日本看護協会の福井トシ子会長は、令和3年度通常総会に当たり、『未曽有の危機を越え、さらなる看護の飛躍へ〜いまこそのNursing Now』と題し看護の力の結集を呼び掛けています。そして、新しい道を切り拓き「看護の力で未来を創る」取り組みを進めていく考えを示しています。
公益社団法人北海道看護協会においても職能団体としてこの1年、さまざまな情報を発信するとともに、研修機会の確保などコロナ禍における看護職支援のあり方を模索してきました。本号では、同協会の上田順子会長にインタビューを行い、この1年を振り返っていただくことともに、新年度の方針、重点事業などについて伺いました。
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