北海道医療新聞社

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看護職向け月刊誌:ベストナース

7月号

特集

日本赤十字北海道看護大学 東めぐみ教授に聞く

看護リフレクション〜実践しながら考える〜

 看護の現場はいつの世も、どの場でも多忙です。そして、そうした状況にコロナ禍が拍車をかけています。忙しい看護の現場において、看護師が自らの実践を振り返り、自らの実践の意味を考え、それを仲間と語って共有し、明日の看護につなげていくことは、今の世においてことさら求められる大事な視点であると考えます。
 振り返りの手法の一つであるリフレクション(reflection)は、一般企業でも人材育成などで用いられ、個々が自分の行為を考え、次の仕事に生かすことで成長し、組織全体の底上げをもたらします。本号では、「看護リフレクション」について長年にわたり研究・実践している日本赤十字北海道看護大学教授の東めぐみ氏にインタビューし、看護リフレクションの必要性などについてお話しいただきました。



令和3年度 公益社団法人北海道看護協会通常総会

 公益社団法人北海道看護協会(上田順子会長)は6月13日、札幌市教育文化会館で令和3年度通常総会を開催。「看護の質向上と役割拡大の推進」など本年度の3つの方針ならびに重点事業を決定しました。新型コロナウイルス感染症により計画していた事業の中止や縮減が相次ぐなど、昨年は会の運営にも大きな制約が強いられた1年でしたが、看護職の職能団体として、現場で日々対応に当たる看護職の辛苦に寄り添いながら、コロナ禍における会の在り方を模索してきました。総会で上田会長は、すべての現場の看護職に対し感謝と敬意を表するとともに、「会員の皆さまの声を大切にして事業を推進していく」と述べ、引き続き各会員の理解と協力を求めました。



医療的ケア児に対応、助産師のいる訪看STオープン!

医療的ケア児から高齢者まで全世代対象、助産師のいる訪問看護ステーション
〜目指すは町のかかりつけ看護師・助産師〜
株式会社町コム 訪問看護・リハビリテーションセンター ななかまど中央
6月1日 札幌市中央区宮の森にオープン

 人工呼吸器を装着した子どもの受け入れが可能で助産師も常勤する訪問看護ステーションが、札幌市中央区宮の森に誕生しました。6月1日にオープンした株式会社町コム(小六真千子代表取締役)が運営する「訪問看護・リハビリテーションセンター ななかまど中央」は、重症心身障害児者のケアに長年携わってきた看護師2人と助産師が常勤する道内では類を見ないユニークなステーションです。産前・産後ケアも提供し、「生まれる」から「看取り」まで幅広い支援を行いながら、最終的に「町のかかりつけ看護師・助産師」を目指しています。


■市立札幌病院 看護連携プロジェクトより
コロナ禍における患者・家族支援を考える
■発信〜顔が見える身近な助産師へ
一般社団法人 北海道助産師会が第10回総会 オンライン開催
■看護管理者に聞く2021
《取材先》滝川市立病院、名寄市立総合病院


【連載】
●看護大学の窓から 第32回
札幌保健医療大学保健医療学部看護学科 准教授 中田真依氏
●回想法で楽しくやさしく〜心療回想法の理論と実際〜
-日本回想療法学会 小林幹児会長-
第202回 日本舞踊は老化防止
●誌上看護研究発表
滝川市立病院「手術室看護師の経験年数の違いによるモチベーションの現状調査-習得段階の看護師と習得後の看護師が抱える想い-」
町立中標津病院「周手術期における患者の心理的葛藤-面会制限中の看護師の関わり」
聖ヶ丘病院「尿道留置カテーテルの適正使用とケアの見直し-UTIサーベイランスを用いて-」
●ナースの暮らし応援ガイド
「ヨガでリフレッシュ(85)」
●リラックス・タイム〜日本茶トピックス
[日本茶インストラクター 玉木幸男氏(お茶の玉翠園)]
●ニュースBOX 
●ブックレビュー
【グラビア連載】
●3年目の決意−日々の成長が組織のチカラに−
第64回 羊ケ丘病院
●Pick Up トレンド(東急ハンズ札幌店)
-最新・おすすめ〔日傘・雨傘〕グッズ-
●エンタメガイド[映画・DVD・イベント・音楽情報]
●お取り寄せ[選べる 限定ビール付 飲み比べ6本セット(ノースアイランドビール)]

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