暮らしと健康の月刊誌ケア1月号

特集記事


音楽は言葉を超えたコミュニケーション 音楽療法の実際

 誰にとっても音楽は身近な存在。その音楽を利用して、さまざまな症状の改善や治療を目的として行われるのが音楽療法。医療機関で実際に行なわれる音楽療法とはどのようなものなのか、北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科の近藤里美助教授に聞いた。


一般的な外科と、どう違う? 小児外科

 手術治療を中心とする外科。外科と名の付く診療科目はいくつかあるが、その中でも小児外科は対象が子どもとなるため、どのような病気で受診するのか、また治療対象を小児に限っている理由など、読者の多くが成人のために受診することがなく、わからないことも多い。今回は小児外科について北海道大学医学部小児外科学分野の佐々木文章教授に解説してもらった。


今年は戌年! 知っておこう 人と犬とのパートナーシップ

 今年は戌年。CMなどの影響で一時的なブームがあるほか、数多くのペットのなかでも犬はとくに人気があり、愛されている。身近な存在の犬について、人とのパートナーシップをメーンに、酪農学園大学獣医学部(江別市)の内田佳子助教授に話しを聞いた。


多くは症状が無いまま進行する 大動脈瘤

 発症するととても危険な病気として知られる大動脈瘤。ところが発症した多くの人は、自分が大動脈瘤を持っていることに気が付いていなかったという。この病気を予防する方法はあるのだろうか。心臓血管センター北海道大野病院(西区)の道井洋吏院長に解説してもらった。


体質と思ってあきらめないで 女性の大敵 冷え性

 冬に限らず、冷え性で悩む女性が多い。それにもかかわらず、周囲からの理解が得られず体質だからしょうがないといった見られ方をされることもある。そこで、冷え性について、やまうち内科クリニック(白石区)の山内雅夫院長に話しを聞いた。


巻末カラーグラビア / 思い出の学舎

鵡川町
旧田浦小学校 

 鵡川IC出口手前の左手にある塔と大きな三角屋根が印象的な建物が、今回紹介する旧田浦小学校の校舎だった建物。
 「田浦地区は稲作を中心とする農業地域です。明治44年頃に寺子屋敷の教授所を開設し、1年足らずで廃止されたものの、これがきっかけとなって小学校へ通学する児童が増えるようになったようです」(鵡川町教育委員会副参事・中川さん)。
 農業地域にある旧田浦小学校は地域に根ざした教育を実践し、指導の重点には米や畑作り、鶏の飼育という項目があり、古代米の栽培にも取り組んでいた。
 全校児童で175名を数えたこともあったが、一世帯当たりの子どもの数が減り、農業へ従事する跡継ぎも減少するなどの条件が重なり、児童数が減少。平成16年3月末に閉校となった。その後、町が旧校舎を有料老人ホームに改修し、高齢者生活交流センター『ひだまりの里』として、民間に運営管理をしてもらう方法で整備された。

                                    

このほかのカラーグラビアは、道産品を使った料理にスポットをあてた「北海道うで自慢・味じまん」、年齢を問わずに大人気の「おりがみ教室」、編集記者がさまざまな習い事や競技にチャレンジする「チャレンジ体験入門」。モノクロ連載記事も豊富です。