北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

2月号

特集記事

スポ根番組のようなトレーニングは逆効果

成長期のスポーツ障害

将来はプロスポーツ選手か?周囲の期待を受け、一生懸命練習に励む小学生。しかし、過度のトレーニングが原因で障害を負い、選手としての道を断たれてしまう。これは珍しい例ではない。成長期の子どもの場合、大人とは違った注意点があるという。そこで今回は成長期のスポーツ障害について、札幌スポーツクリニック(中央区)の山村俊昭理事長に解説してもらった。


早期発見、早期治療が重要

前立腺がん

欧米においては男性の罹るがんのなかで最も多いのが前立腺がんだという。日本では前立腺がんの罹患率はそこまで上位とはいえないものの、食生活の影響などから、前立腺がんを発症する男性患者さんは増加する傾向にあるという。そのような点からも予防意識をもつことは今非常に重要となっている。こうした病気に気付くためのポイントや治療方法などについて、芸術の森泌尿器科(札幌市南区)の斉藤誠一院長に解説していただいた。


病態が多様化し新たな対応が必要に

軽症うつ病と新型うつ病

バブル経済崩壊後の急激な社会変動に加え、過重労働、雇用不安など、我々を取り巻く社会環境はとても厳しい。また、年間自殺者数が3万人を超えるなかで、ここ数年うつ病患者さんの増加が大きく取り上げられている。誰にでも起こり得るうつ病。今回は軽症うつ病と最近話題になっている新型うつ病に関して、さっぽろ香雪病院(清田区)の森一也理事長に解説してもらった。


患者さんの負担を軽減する治療法

日帰り手術とは何か

「日帰り手術」とは、その言葉通り、手術を受けてその日のうちに帰宅できる手術方法をいう。身体に無理のかからない低侵襲手術であり、傷が小さい、医療費が安い、仕事を休まなくてもよいなどといった点がメリットとしてあげられる。実際には、今どのような病気が日帰り手術の対象となり、具体的にはどのように行われているのか。函館共愛会病院の折原暁外科部長に解説してもらった。


女性に多くみられる

自律神経失調症

自律神経は、身体機能を自動的に調節するために交感神経と副交感神経の2つが必要に応じて働く。自律神経失調症は、何らかの原因でそれらのバランスが乱れてしまうことで身体にさまざまな症状を起こす。また女性に多くみられ、女性ホルモンが関係しているという。自律神経失調症の症状や治療法について、ウィミンズクリニック札幌(北区)の堀本正禎院長に話を聞いた。

カラーグラビア /北の礎〜語り継がれる地域の貢献者たち 

札幌のシンボルとしての半世紀

さっぽろテレビ塔と内藤多仲

札幌中心部、大通公園の東端にそびえる、さっぽろテレビ塔。1958年8月に誕生、その歴史は札幌市の発展を見守るかのように変遷し、2006年に創業50周年を迎えた。この札幌市のシンボルともいえる、さっぽろテレビ塔の建築を手がけたのは、東京タワーや大阪の通天閣などの設計で知られる内藤多仲だった。

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