3大合併症のなかでも早い段階から発症する
糖尿病性神経障害
糖尿病はその病気自体も問題だが、いわゆる3大合併症といわれる、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症も患者さんの増加に伴い、関心が高まっている。本誌でもこれまでに糖尿病性の腎症や網膜症について特集を組んできた。そこで今回は糖尿病性神経障害について、西成病院(手稲区)糖尿病センターの渥美敏也センター長に解説してもらった。
突然のけがや病気に役立つ
応急手当
応急手当とは突然のけがや病気に対して、病院に行くまで、あるいは救急隊に引き継ぐまでの手当をいう。応急の手当とはいえ、処置法を誤れば、症状を悪化させることもあり、その場での適切な行動が尊い人命を救う。応急手当の方法について札幌市防災協会防災普及課の上田芳生救命指導担当係長に解説していただいた。
何を治療するのか、その選択が重要
不整脈の治療法
不整脈にはいくつもの種類があり、動悸やめまいといった自覚症状がないものもある。こうした不整脈に対する治療法は、予後の検証が進むに従い、大きく様変わりしてきているという。むらさき内科・循環器クリニック(手稲区)の村崎俊之院長に、不整脈の種類や治療法について解説してもらった。
発作をコントロールできれば日常生活も問題なし
てんかん
てんかんという病気について、どれほど知っているだろうか。実は、百〜二百人に一人、国内では百万人ほど患者さんがいる、決して珍しくない、しかも自分自身もいつ罹るかわからない病気という。今回はてんかんの発作や機序、治療法について、中村記念病院(中央区)神経内科の溝渕雅広副部長に解説してもらった。
深刻化する前に第三者に相談を
思春期の心の悩み
「うつ」は何も大人や高齢者だけの症状ではない。家族関係、いじめ、不登校、引きこもり、リストカット等、子どもたちにとっても、「心の病」が深刻な問題となっている。とくに多感な思春期において、心的な問題が発生した場合、どんな対処法を考えることができるのか。メンタルケア札幌(東区)の鎌田稔精神科ソーシャルワーカーに話を伺った。
不毛の大地に滑走路を村民の汗の結晶「千歳飛行場」
平成20年に完成した空港公園には、村民の手による滑走路を5分の1サイズに模した両側に酒井憲次郎飛行士の像と北海1号機の碑が、さらにその横には千歳飛行場を造った村民顕彰の碑が設置されている。