誰にも相談できない
女性の秘密の悩み
「前から気になっているのに、恥ずかしくて誰にも聞けない」。そのような身体の悩みや疑問はないだろうか。何の症状もなければ、聞けずに放置していても問題はないが、なかには悪化したり、治療が難しくなるものもある。今回は、そういった女性の悩みに、各分野で活躍している医師に解説してもらった。
■脱毛症
札幌厚生病院
高橋 博之 主任部長
■あざ
新琴似皮膚科スキンケアクリニック
細川 一義 院長
■腋臭症と多汗症
円山公園皮膚科形成外科
伊丹 彰 総院長
■下肢静脈瘤
静脈クリニック・村木外科
村木 専一 院長
■陥入爪・爪カンジタ
西尾皮膚科医院
西尾 千恵子 院長
なかなかトイレに行けない事情も原因に
油断できない病気―膀胱炎
排尿時に痛みが生じる、残尿感が消えない、こういった症状がみられるときは、とくに女性の場合は膀胱炎が疑われる。女性なら一生に一度はかかる可能性があるとまでいわれるこの病気、甘くみていると思わぬ重症化を招くこともある。この膀胱炎について、仁楡会病院(南区)の松村欣也院長に解説してもらった。
抗炎症薬としての効果も
漢方薬
一般的に“東洋医学”といえば、漢方薬や鍼灸を想像する方が多いだろう。とくに漢方薬は持続的に時間をかけてゆっくりと病気に効くといったイメージがある。実際には、いわゆる“西洋医学”の医療機関でも漢方薬が処方されるケースがあるが、その際漢方薬はどのように処方され、どのような効き目を現わしているのだろうか。もともと外科医でありながら、漢方医学の専門医・指導医でもある、静仁会静内病院(新ひだか町)の井齋偉矢院長に伺った。
多くの女性が悩まされる
月経異常
女性の身体と心の健康のバロメータともいえる月経。月経前や月経中に不快な症状に悩まされる人も少なくないはず。月経にはさまざまなホルモンや臓器が関係しており、そのバランスが崩れると、月経不順や無月経、月経困難症などの月経異常につながることもある。そこで札幌マタニティ・ウイメンズホスピタルの高後裕匡医師にお話を伺った。
赤間炭鉱の碑と
赤平に残る炭鉱の息吹
赤間炭鉱は昭和13年に開坑し、同48年に閉山した。炭鉱の歴史を後世に語り継いでいこうと、道内外のOB約300人からの募金をもとに、閉山30周年となる平成15年に赤間炭鉱の碑を建立した。赤平市内には、この碑でけでなく、いくつもの炭鉱の遺構が存在する。炭鉱の歴史と共に紹介する。