北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

3月号

特集記事

脚の違和感は病気かも!?

むずむず脚症候群

 寝床に入った後、脚に違和感を感じて眠れない、そのような経験はないだろうか。そのような人は、自覚していないだけで、就寝中何度も脚を動かし、そのために熟睡できていないかもしれない。そうなれば、むずむず脚症候群という病気が疑われる。実は多くの人が悩まされているこの病気について、石金病院(北区)の香坂雅子副院長に解説してもらった。


「早期発見」が世界的潮流に

関節リウマチ

 中高年の女性に圧倒的に多い関節リウマチ。未だ原因は不明であるものの、効果的な薬剤の開発も進み、早期発見できれば治すことが可能な病気へと認識は変わりつつあるようだ。リウマチ膠原病に専門特化した医療機関として開設した、北海道内科リウマチ科病院(西区)の谷村一秀院長に、関節リウマチの病態や最近の動向について聞いた。


50代を超えたら要注意

前立腺肥大症

 前立腺の病気の中で、最もよく知られている病気の一つが前立腺肥大症。初期には頻尿や、逆に尿が出にくいといった症状もみられ、高齢化の加速と共に患者さんは増加する傾向にある。芸術の森泌尿器科(南区)の斉藤誠一院長に、具体的症状や治療法について解説して頂いた。


早期がんと進行がんでは治療負担で大きな差

早めに治療したい食道がん

 喉から腹部へと大きく貫く食道。口から入った食物や液体を胃に届ける重要な運搬路に発生するがんを食道がんという。肺がん、肝臓がん、胃がん、乳がんなどと比べると、あまり表に出てこない病気だが、悪性度が高く、進行がんとなってしまうと、治療は非常に大きな負担となる。その一方で、技術の進歩と共に治療成績は向上しているという。食道がんの病態と治療法について、勤医協中央病院(東区)の石後岡正弘外科副科長に解説してもらった。


コミュニケーションをサポートする

言語聴覚士の仕事

 言語聴覚士と聞いても、どんな仕事をしているのか想像がつかないひとが多いだろう。この仕事には、構音障害、失語症、発達の遅れ、聴覚障害などさまざまなコミュニケーションに関係する問題が関わってくる。幅広い分野で活躍している言語聴覚士の仕事について、北海道脳神経外科記念病院リハビリテーション科(中央区)の高田美樹主任に話を聞いた。


 


カラーグラビア /北の碑〜北海道歴史散歩〜

札幌の歴史を刻む

大通公園の記念碑

 札幌の中心部を東西に走る大通公園は、1871年、札幌の中心部を北側の官庁街と南の商業・住宅街に分ける巨大な火防線として作られたことにはじまる。公園内には多くの歌碑や記念碑が点在し、札幌の歴史を物語っている。

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