必読! 中高年のための部位別疾患シリーズ
第13回
閉塞性動脈硬化症
最近、足の冷えがひどい、足が張って長く歩けなくなったということはないだろうか。加齢による筋肉の衰えなどもあるが、中には危険な動脈硬化が原因のこともあるという。近年は若い人でもみられるようになった閉塞性動脈硬化症について、札幌東徳洲会病院(東区)の山崎誠治循環器内科部長に解説してもらった。
ストレスなどに起因する現代病
過敏性腸症候群(IBS)
職場内での異動や転勤、進学や就職など、生活に大きな変化がみられる4月。このような時期には、ストレスが大きな原因となって、慢性的な腹部の不快感や便秘、下痢を繰り返す「過敏性腸症候群(IBS)」という病気がみられることがある。現代病の一つといわれるIBSについて、同交会病院(中央区)の小林壮光院長に解説してもらった。
女性なら誰でもなり得る身近な病気
子宮筋腫
子宮筋腫という病名は、ほとんどの人が聞いたことがあるだろう。女性の四人に一人がかかるといわれるほど身近な病気で、自覚症状が出ないときは気づかないこともある。多くは経過観察となる一方、様々な症状が出現し薬物療法や手術が必要なこともあるという。日帰りで治療が可能な最新のFUS治療を取り入れている札幌東豊病院(東区)の芥川典之産婦人科医師に解説して頂いた。
半月板損傷と変形性膝関節症の合併も
膝のスポーツ障害
雪がとければ再び活動的な季節がやってくる。屋外スポーツをたしなむ方にとっても、待望の時期といえるだろう。しかし、運動不足の中での激しい動作は怪我のもと。中でも気をつけたいのは膝の障害だ。膝のスポーツ障害で最も多いのが、半月板損傷と膝前十字靭帯損傷。半月板損傷は高齢の方にとっても変形性膝関節症と合併しているケースがあり、注意しておきたい病態だ。かわむら整形外科(富良野市)の川村大介副院長に解説して頂いた。
放置するとさまざまな病気のリスクに
子どもの肥満
近年、子どもの肥満が問題となっている。多くは食をはじめとする、生活環境の変化がその要因として指摘されている。大人のメタボリックシンドロームと同様、放置しておけばさまざまな病気を起こす危険があり、早期の予防、対策が重要となる。むらしたこどもクリニック(中央区)の村下眞理院長に、解説して頂いた。
第1回 倶知安町
道内各地域には、地方ならではの歴史や文化、産業、自然、食などがたくさんあります。それはまさに地域にとっての「お宝」でしょう。地域を元気づける源ともなっているお宝探しの旅、1回目は倶知安町を訪ねます。