〜注意すべき病気のシグナル〜
手足のしびれ
手足のしびれ。誰にでも経験のある症状ではないだろうか。単なるしびれといっても、長い間正座をした後のような、しびれもあれば、脳や脊髄に関わる重大な病気が隠れていることもある。札樽・すがた医院(小樽市)の菅田忠夫院長に、神経内科領域のしびれについて、解説して頂いた。
自分では気づかない場合もあるので要注意
睡眠時無呼吸症候群
日中どうしても眠くなる、熟睡感がない、イビキがうるさい、などといった症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性がある。全国で推定2百万人ともいわれるこの病態について、ねむの木クリニック(中央区)の大久保敏彦院長に解説して頂いた。
子どもの視力の発達を妨げる
斜視・弱視
子どもの目の疾患で代表的な斜視や弱視は、早い段階で発見できれば回復が見込める。しかし中には発見しにくく、治療が遅れるケースもあり、普段から子どもの仕草に注意を払っておく必要がある。現在では3歳児健診後に受診する患者さんが増えているというこの病気について、札幌きい眼科(南区)の母坪雅子院長にお話を伺った。
40〜60代の女性は要注意
シェーグレン症候群
中高年の女性に多くみられる、眼や口の乾燥が主症状のシェーグレン症候群。病状は長期間にわたり安定していることが多いというが、全身性の病変を伴うこともある。患者数が増加しているというシェーグレン症候群について、山の手通八木病院(西区)の安田泉副院長に解説してもらった。
国内の推定患者数は約810人
過活動膀胱
夜トイレの我慢ができなくなり何回も起きる、日中もトイレが近いなどという症状で悩んでいる方はいないだろうか。こうした症状の原因の一つとして「過活動膀胱」があげられる。日本での過活動膀胱の潜在患者数はおよそ810万人、40歳以上の8人に1人が悩んでいるともいわれている。過活動膀胱の具体的な症状や治療方法について江別泌尿器科(江別市)の南部明民院長に解説して頂いた。
第2回 小樽市
北海道開拓の玄関口として栄えた小樽市は道内有数の観光スポットとして知られています。市内から少し足を伸ばすだけでも、歴史的モニュメントや資料館が点在し、小樽の歴史の懐の深さに驚かされます。