北海道医療新聞社

▼バックナンバーはこちらから
暮らしと健康の月刊誌:ケア

7月号

特集記事

普及が加速する関節エコー検査のメリット

関節リウマチ

 中高年の女性に多い関節リウマチ。未だ原因不明の疾患ではあるが、近年は生物学的製剤など治療効果の高い薬剤の登場で、医療現場では「寛解」を目指すことが世界的潮流になっているという。関節リウマチを効果的に治療するには、早期発見に努めることが何より大切。そうした状況の中で注目されているのが、より簡便に行える関節エコーを使った検査法。早期から積極的に同検査を取り入れ、日本リウマチ学会のガイドライン作りにも大きく貢献した北海道内科リウマチ科病院の谷村一秀理事長に、関節エコー検査の具体的なメリットなどについて解説して頂いた。


ピロリ菌感染に要注意

胃・十二指腸潰瘍

 胃や十二指腸の壁にできた深い傷を、それぞれ胃潰瘍・十二指腸潰瘍(消化性潰瘍)という。患者さんの多くにヘリコバクター・ピロリ菌の感染が認められる消化性潰瘍について、札幌しらかば台病院(豊平区)の遠藤高夫院長に解説してもらった。


使い過ぎに注意

声帯の機能と病気

 発声をするために必要な器官である声帯。かぜをひいたときや大声を出した翌日に声が枯れてしまったというのは誰でも経験があるだろう。一時的なものならいいが、長引く声枯れには病気が隠れていることもある。声帯のしくみと病気について医療法人耳鼻咽喉科麻生病院(東区)の石川和郎院長にお話を伺った。


レーザー治療への過信に注意

下肢静脈瘤

 足の血管が浮き出てでこぼこになる下肢静脈瘤。とくに女性にとっては、スカートがはけなくなるなど、深刻な悩みのもととなることも。治療面では、レーザー治療が注目されているが、誤解されていることも多いという。下肢静脈瘤とその治療法について、静脈クリニック・村木外科(中央区)の村木専一院長に解説してもらった。


スキンケアと生活習慣の改善が大切

汗と汗腺の病気“多汗症”

 夏になると気になるのが汗。私たちにとって発汗は必要不可欠な現象だが、量が多すぎると生活習慣や皮膚に影響を及ぼす可能性もある。そこで汗の仕組みと多量の汗をかく多汗症について緑の森皮フ科クリニック(中央区)の森尚隆院長にお話を伺った。


 


カラーグラビア /探訪 北海道のお宝発見!

第4回 南茅部


 平成16年に函館市と合併した南茅部町。開基は西暦1677年と300年以上の歴史を有し、海と山に囲まれた豊かな自然環境は昔と変わらず、そこで暮らす人々を支え続けている。近年は縄文時代の遺跡も発掘され、貴重な歴史を辿るスポットとしても注目される。

ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。