北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

8月号

特集記事

気になるほくろは早期受診を

皮膚がん

 ほくろと見分けのつきにくい皮膚がん。近年皮膚がんは増加傾向にあり、タイプや進行具合によっては生命を落としかねない危険のある病態でもある。一口に、皮膚がんといってもさまざまな段階、病態があり、札幌厚生病院(中央区)の高橋博之皮膚科主任部長に解説して頂いた。


こまめな水分補給がカギ

子どもがかかりやすい夏場の病気

 暑い夏、夏バテや寝不足で体調を崩したり、かぜをひいてしまう人も多いのではないだろうか。とくに小さな子どもは、自分で身体の不調を訴えることが難しく大人が注意しておく必要がある。そこで夏場に子どもがかかりやすい病気について、おひげせんせいのこどもクリニック(豊平区)の米川元晴院長に伺った。


抑うつ症状の原因になることも

男性更年期障害

 全身の疲労感やほてり、発汗など女性の更年期障害と似た症状で悩んでいる方はいないだろうか。更年期障害は女性だけの病気ではなく、男性ホルモンのバランスや加齢などの影響で男性にも起こる場合がある。最近徐々に認知され始めてきた男性更年期障害について、三樹会病院(白石区)の佐藤嘉一副院長に解説して頂いた。


今でも日本は中蔓延国!?

結核の現状と課題

 結核というと、過去の病気というイメージを持っている人も少なくない。しかし、新たに感染する人は後を絶たず、毎年、集団感染も多数発生している。そこには、結核に対する意識が大きな問題となってくるという。財団法人結核予防会北海道支部(北区)の上村友也支部長に、結核の現状と問題点について解説してもらった。


早期胃がんを内視鏡で治療

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)

 診断や治療法の進歩により、治療成績が向上してきている胃がん。とりわけ、早期の胃がんの場合は、内視鏡での治療が可能だという。内視鏡治療の中でもとくに効果的といわれる内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を中心に、KKR札幌医療センター(豊平区)の関 英幸消化器センター医長に解説してもらった。


 


カラーグラビア /探訪 北海道のお宝発見!

第5回 室蘭市


 室蘭の語源はアイヌ語の「モ・ルエラニ」で、「小さな坂道を下りたところ」の意。室蘭市は明治5年に開港し、本州と北海道を結ぶ要衝として機能。鉄鋼業を中心に、造船、石炭の積み出し、石油精製などで発展し、「鉄のまち」と称されてきた。近年は官民一体の取り組みから、観光地としても全国的に知られるようになった。

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