北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

10月号

特集記事

男女で違いがあるのは本当!?

脳の機能と構造

 脳は、人が生きていくうえで重要な役割を担っている。そのことは誰にでもわかることだが、脳の具体的な役割となると、わかっていないという人も多い。川沿脳神経外科クリニック(南区)の蝶野吉美院長に、基本的な脳の構造や機能に加え、男性と女性の違いについても解説してもらった。


新生児は「聴覚スクリーニング検査」を

難聴と人工内耳

 難聴は中等度以上の場合、補聴器の装用を行うことが多いが、それでも言葉が聞き取りにくければ人工内耳の活用を検討する。とくに小児の場合は、言葉を十分に習得していない段階での導入となるため、術後のリハビリが非常に重要となる。難聴の病態と、近年の人工内耳を巡る話題について、とも耳鼻科クリニック(中央区)の新谷朋子院長に聞いた。


普段の心がけが大切

乾燥肌対策

 北海道の秋から冬は外気が乾燥し、室内では暖房器具の使用によって湿度が低下するため皮膚が乾燥しがち。冬になると肌が乾燥してかゆいと、毎年悩む人も多いのではないだろうか。そこで、肌の仕組みと乾燥肌対策について加藤直子皮膚科スキンクリニック(中央区)の加藤直子院長にお話を伺った。


糖尿病で低下した腎臓機能を人工的に代行

人工透析と糖尿病性腎症

 生活習慣の変化に伴い年々増加している糖尿病。その合併症のひとつである糖尿病性腎症から人工透析を受ける患者さんの数も増加し、今や国民の400人に1人が透析を受ける時代に移行している。糖尿病性腎症はなぜ起こり、人工透析とはどのようなものか。腎臓のはたらきと糖尿病性腎症の病態なども踏まえて、篠路はまなすクリニック(北区)の工藤謙三理事長に解説してもらった。


気になる不正咬合は早期受診を

歯科矯正治療

 歯並びや噛み合わせが悪い状態を不正咬合という。不正咬合には、いわゆる受け口や出っ歯など、さまざまな症状がみられる。治療法もさまざまで一般的には保険適用外だが、土台となる骨に問題があり、顎変形症と診断される状態で手術が必要になったり、唇顎口蓋裂(顎顔面先天奇形のひとつ)など厚生労働大臣が定める疾患の場合は保険適用となる。不正咬合と手術が必要になるケースについて、それぞれ札幌歯科医師会の山田尚理事(協和歯科クリニック院長・東区)と、同会員の西方聡氏(札幌東徳洲会病院歯科口腔外科部長・東区)に解説してもらった。


 


カラーグラビア /探訪 北海道のお宝発見!

第7回 滝川市


 函館本線と根室本線が交錯する要所に位置する滝川市。何と言ってもジンギスカンが有名だが、滝川の見所はその他にも、花、化石、レジャースポットなど実に幅広い。四季の移り変わりと共に、豊かな色どりに包まれる滝川の魅力を訪ねよう。

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