北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

11月号

特集記事

患者さん自身が主治医

糖尿病治療の基礎知識

 患者数が増加し続けている糖尿病は、現在完治させる方法はなく治療によって血糖コントロールの継続が重要な病気。治療は食事療法、運動療法、薬物療法に加え、患者さん自身に病気についてしっかりと知ってもらうための教育も重要な柱となる。糖尿病治療はどのようにすすめられているのか恵仁会佐々木内科病院(豊平区)の佐々木嵩院長にお話を伺った。


おしりから下肢に痛みが走る

坐骨神経痛

 おしりから下肢に痛みやしびれが走る坐骨神経痛。しかし、神経痛なのか椎間板ヘルニアなどの他の病気なのか、不明のまま様子を見ている方も決して少なくないはず。痛みを緩和するために行われる薬物療法やブロック注射などを中心に、札幌山の手整形外科(西区)の中野秀昭院長に解説してもらった。


普段の心がけが大切

急性中耳炎

 子どもの代表的な感染症のひとつである急性中耳炎。生後3歳までに7割の子どもが一度はり患するといわれている。急性中耳炎をはじめとした中耳炎の病態について、桑園・みみ・はな・のど・クリニック(中央区)の小澤貴行院長に解説して頂いた。


若年に多い原因不明の腸疾患

クローン病

 原因不明の潰瘍性疾患が消化器に起こるクローン病。10〜20代の若者に多く、主症状は腹痛や下痢、発熱など他の疾患の症状にも当てはまるため、初期段階での発見が難しい。現在解明されているクローン病の病態と治療法を、札幌東徳洲会病院(東区)の蘆田知史炎症性腸疾患センター長に解説してもらった。


早期診断を可能にする最新検査法

アレルギー性ぜんそく

 季節の変わり目になると、呼吸が苦しくなり、ぜんそくのような症状を起こすことはないだろうか。ぜんそくの原因はさまざま考えられるが、最も多いのは何らかのアレルギー反応を起こして発症するアレルギー性ぜんそく。札幌医科大学医学部内科学第三講座の田中裕士准教授にアレルギーの要因や検査方法などを中心に解説してもらった。


 


カラーグラビア /探訪 北海道のお宝発見!

第8回 富良野市


 ラベンダー畑や「北の国から」の舞台として全国的にも有名な富良野市。大雪山系と夕張山系に囲まれ、市域の7割が山林という恵まれた自然条件にある。食材も豊かでチ―ズ、ワインなど特産品も数多い富良野を訪ねよう。

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