北海道医療新聞社

▼バックナンバーはこちらから
暮らしと健康の月刊誌:ケア

1月号

特集記事

リスクファクターの理解が重要

乳がん

 今や16人に1人がり患するといわれ、年々患者数が増加している乳がん。年間の死亡者数はすでに1万人を超えている。近年は分子標的薬の登場など、治療法も大きく進化し、早期発見できれば死亡者を減らすことが可能な病気でもある。そうした状況の中で、なぜ乳がん患者は増え続けているのか。乳がんを巡る現状について、乳がん治療の第一人者である札幌ことに乳腺クリニック(西区)の浅石和昭理事長に解説して頂いた。


進行すると脳・心血管疾患のリスクに

高 血 圧 症

 高齢者の約7割にみられる高血圧症。重症化しても自覚症状がほとんどないうえ、危険な合併症へとつながる可能性もある。高血圧症の基本的な病態と、家庭でできる血圧管理などについて、ながお内科循環器クリニック(北区)の長尾和彦院長に話を聞いた。


定年後は生活のメリハリを

認知症予防に向けて

 高齢化が加速し、今後さらに増加することが予想される認知症。近年は4、50代の働き盛りに発症する若年性認知症も問題となっている。年々増加し続ける時代背景の中で、今や健康な段階から、“明日は我が身”という意識を持ち、予防に真剣に取り組む必要があるのではないかと、メンタルケア札幌(東区)の鎌田稔精神科ソーシャルワーカーは警鐘する。


生活習慣の見直しも必要

眼精疲労

 パソコンや携帯電話など日常さまざまな電子機器に触れる機会が多くなった昨今。目の疲れがとれない、目が痛いなどさまざまな症状に悩まされ、眼精疲労と診断されるケースも多い。休息をとっても目の疲れがとれない眼精疲労について、原因と日常の注意点を札幌きい眼科(南区)の母坪雅子院長に伺った。




 


カラーグラビア /探訪 北海道のお宝発見!

第10回 沼田町


 空知管内の北西部に位置する沼田町。富山県人の沼田喜三郎翁が明治27年に移住したことが始まりという。わずか18戸でスタートした町は石炭産業で隆盛し、昭和30年には約2万人弱にまで人口が拡大。閉山と共に人口は減少したが、近代農業が推進され、人と自然が調和する豊かな町の表情をみせている。

ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。